The 10th big machine club

2006年11月05日
10th Crazy marmalade Like a rolling stone

 

ボブ・ディランも、ローリングストーンズも関係ない。ぐるぐるからの連想。

つわけで「第十回 クレイジーマーマレード/でっかいもん倶楽部」は、駐車場ぐるぐる大会と言う、変則的な催しとなった。poitaさんが普段良く遊んでると言う駐車場で、サスやインジェクションのセッティングをしがてら、ぐるぐるして遊ぼうという趣旨である。

午前9:00に木更津のコンビニへ集合と言う話だったのだが、つむじ風小僧のZは、早起きが得意な元気っ子なので、そんなので「よし」とする訳がない。案の定、前日、俺の家に来るなり、怪しげな錠剤を差し出す。

「睡眠導入剤です。コレ呑んで、早く寝てください」

早く寝て、明日は早起きして走るぞ、というわけだ。高滝ダムを走ることに、決定してるらしい。 言われるままに飲み干して、二三時間後。猛烈に眠くなってきて、Zと入れ違いに遊びに来たダチをほっぽらかしたまま、あっという間に寝入ってしまった。

 

あくる朝、はっと目を覚ますと、すでに朝の6:30。おまけにZからメールが入ってる。

「千葉北二輪館通過。このまま高速沿いの16号走ります。5:49」

こりゃいかんと、とっとと起きて走り出す。

千葉市あたりでガソリンを入れがてら携帯をチェックすると

「高滝、霧がひどいので木更津の方に降りていきます。7:09」

ありゃ、もう高滝ダムを走り終わってら。んじゃ、ちっと早いけど、こっちは直接、集合場所に行っちまうか、と決断し、そのまま16号をひたすら南下する。8:10くらいに、集合場所のローソンに到着。そこでメールを見ると、Zはラーメン食ってから来ると言う。

時間があったので、ビートルバッグからPCを取り出して、パワーコマンダーにマップを読み込ませたり、コンビニで牛丼買って食ったりしてるうちに、Zがやってくる。そこで約束の時間まで バカ話や単車の話をダベってると、poitaさんもやってきた。

富津の埠頭へ向かって走り出す。

途中Zが信号に引っかかって遅れるが、俺ならともかくZなら道の心配はないので、そのままpoitaさんとランデブー走行だ。poitaさんが減速したので、ひょいっと前に出る。すると、クラクションを鳴らされたので、なんだろうと思いながら、しばらくのったり走っていると……おぉ、オマワリだ。なるほど、ネズミ捕りだったのか。

おかげで店を広げてるオマワリをかわしつつ、港へ入る道を右折したところでpoitaさんが「Zさん、大丈夫ですかね?」言うので、平気だと答えて、そのまま港の駐車場へ入った。Zはレーダー持ってるから、大丈夫に決まってるのだ。

と思ったら、ここのネズミは電光管だそうで、Zはたまたま引っかからなかったから良かったけど、俺なら絶対、追いかけっこになってるところだ。つっても別に気をつける気はさらさらないけど。すぐにZも合流して、ぐるぐる大会の始まりだ。

なにやら仲良くイエローなpoitaさんとZ。

 

そして、俺とpoitaさんのRocketIII。

とても、同じ単車とは思えないのは、気のせいだろうか。

 

poitaさんは俺と会うのが三回目。Zとは二回目なはずなんだが、とてもそうは思えないような、お互いの気の使わなさ加減が心地いい。ダメ人間同士、同じ匂いがするのだ。いや、否定してもダメ。 俺に惚れてるのは知ってますよ、poitaさん。

んで、コンビニでダベってるときにZが「マフラーのインナーバッフルを確認したい」と言っていたので、ビートルバッグから工具袋を取り出す。するとそれを見たpoitaさんが、「 かみさんのロケットのバタフライバルブをはずそう」と言い出した。

今きたばっかりなのに、なにをトンチキなことを言ってるんだろうねこのヒトは。

当然、そんなステキな提案に、俺が乗らないわけがない。

インナーバッフル、さくさく取り外し。

ついでに面白いので、このまま直キャブ(キャブじゃないけど)で乗りまわしててみた。

でも、期待したほど不具合も、トラブルもなく、案外普通に走ってしまったので、拍子抜け。むしろ、このあとエアクリBOXを付け直す方が大変だった。男三人で10分くらいだろうか? 四苦八苦して取り付ける。つーか、ほとんどpoitaさんがつけてくれたようなもんだ。

俺ひとりなら確実に直キャブで走ってたね。

 

ここで俺とpoitaさんは、ぐるぐるをはじめる。Zは件のマフラーだ。

と、しばらく走ってからZのトコに行くと、なにやら不思議そうな顔で、はずしたサイレンサーやエキパイのエンドを覗き込んでいる。どうしたんだと訪ねると、

「いや、バッフルが見当たらないんですよ」

え〜と、Z君。排気の圧力で飛んだんだよ、それ。後ろで走ってたやつがいたら、さぞびっくりしただろうなと、大笑いしてから、こんどは三人でぐるぐるしたり、ダベったりする。

俺はエアサスが思ったより使えるのがうれしくて、非常にご機嫌だった。

が、poita号の機嫌が今ひとつ。アイドリングが異常に低いし、すぐにパスンとストールしてしまう。みんなで、つーか主にpoitaさんとZが、原因を考えながら、あーでもないこーでもないと意見を交換する。俺はそれを横で見てて、思わす顔が緩んでくる 。

スキモノ同士、こんな時間が、俺は大好きなのだ。

歳も仕事も何もかも違うけど、すべて関係なく、単車がすき。

俺たちは多分、コレだけで充分なんだ。

結局、6時間。ぐるぐる遊んだりダベったりした。

で、それじゃあ帰ろうかと、なるわけがないのがZ。当然のごとく、これから走りに行こうという話になる。サスが使えることはわかったので、ツイスティな道で試してみたい俺は、二つ返事でOK。調子が悪いはずのpoitaさんも、当たり前の顔で準備を始めてる。

やっぱ、バカはいいねぇ。

 

連休の渋滞を避けて、国道127から県道92-93-32と抜け、万田野林道→音信山林道→丹原林道を走って市原へ抜ける、「おい、RIIIもFZもオフ車じゃねーんだぞ?」的、林道三昧コースに決定。むしろここを走り倒したいなぁ、ってな気持ちのいい県道を抜け 。

いざ林道へ入るってーと、案の定、Zがいいペースで飛ばし始める。となればこっちもガンガン開けなくてはならない。ひととして当然の心づかいだ。さきほど駐車場でぐるぐるやったのが、いいウォーミングアップになっていたようで、気持ちよく走れる。

正直、車一台くらいの狭い道を、いいペースで走り倒してゆく三台。

もっとも、俺はZの後ろだから気持ちよく走れたが、俺の後ろのpoitaさんは、なかなか走りづらかったようだ。俺はコーナリング手前で先に減速し、立ち上がりでトルクの差を生かしてZに追いつくという走りなので、ストレスがない。

しかしpoitaさんは、同じ単車なので、先に開けられると追いつきづらいのだ。

そのうえ俺のRIIIはスペシャルチューンが施してあるので、余計に俺が有利だった。そりゃあそうだ。なんったってフロントブレーキを握っても、ブレーキランプが付かないんだから、後ろは走りづらいに決まってる。

 

丹原林道が閉鎖になってたので、途中のひらけた……いや、ひらけてはいないが、対向車が来ても、かろうじてすれ違える程度の場所で、ルートの確認をするために、Zがとまる。そこでタバコを一服つけながら、上記のような話をしていた。

と、poitaさんが大変な事実を指摘する。

「ここ、ちょっと道はずしたらヤバいでしょ? ほら、有刺鉄線

おぉ、気付かなかった。超ぉ怖ぇ! こりゃ、気をつけないとなぁと、全体の90%近くを走り終わってから改めて思ったり。さんざんぶっ飛ばしといて、すげえいまさら。

ここで俺とpoitaさんが順番を入れ替え、市原の道の駅まで。

と、poitaさん。「いやー、Zさんの後ろは走りやすい。かみさんの後ろは……」もちろん、交代して彼の後ろを走った俺も、まったくおなじ意見だった。RocketIII同士で走るときは、先頭の取り合いになるだろうということで、俺たちは意見の一致を見る。

う〜ん、有意義。

 

道の駅でZとpoitaさんは晩飯がわりのパンを食べ、俺はソフトクリームを食った。んで、そのまま表のベンチで、単車の話、仕事の話、バカ話、まじめな話、えんえん話し込むこと2時間くらいだろうか?  あたりはすっかり日が落ち、気が付けば道の駅の売店も、店じまいをしている。こりゃいかんと、ようやく腰を上げ、家が近いというpoitaさんとは、ここでお別れ。

いつものツーリングと違い、ちょっと変則的だったけど、刺激的で面白い時間をすごせた。poitaさんとZに、大感謝だ。バカみたいに遠くまで走るのも楽しいが、こんなのもまた 最高に楽しい。ふたりの笑顔から、俺と同じ気持ちなのがわかって、また楽しい。

走ったり、しゃべったり。

単車ってのは、何でこんなに楽しいんだろうな。

 

家に帰ってからZと一緒に、今日撮った動画を確認した。

poitaさんの後ろについてぐるぐる走ったとき、その姿をフレームに入れるために内側を走ってたら、「きたねー!」と笑われたが、見てみてびっくり。ちょっと普通では見られない、面白い動画に仕上がってた。というわけで、俺は悪くないのだ(笑)>poitaさん

動画は上げられそうなやつを、そのうちアップする予定。フルバンクしてる内側からの映像ってのは、すげえ新鮮だし、面白いと思う。こんどはお互いにこうやって撮影しあおうと、Zとふたり、かたく誓い合ったくらいだ。

てなわけで10THマーマレードも、あいかわらず面白く終了。

次は、あなたも参加するといいよ。

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