The 43nd big machine club

2008年02月13日

43rd Crazy marmalade でっかいもん倶楽部 in 土気 〜ZZRお披露目会〜

 

久しぶりに、隼で走る。

それもmoto君、iroha、K君、そして新型ZZR1400を買ってご機嫌のpoitaさんと一緒にだ。

ホントはNEKOさんも引っ張ってきて、一緒に走りたかったのだが、残念ながら用事があるとのコトなので、キチガイ同士の邂逅は、次回に持ち越された。んで、仕事の合間にスクリーンを取り付けた俺は、仕事がハネると同時にハヤブサをまたいで走り出す。

ちょっと道が混んでたので、ハデめにすり抜けながら、なんとか約束の時間にmoto家へ到着。

poitaさんとK君は、すでに来ていたので、irohaが来るのを待ちながら、バカ話に花を咲かせる。

つーか俺、ものすげぇ二日酔いで、喋っててもゲロ吐きそうだったつーか、メットの中で一回ヒトクチゲロ吐いた。90%スポーツドリンクで構成されてたから、それほど悲惨なことにはならなかったけど(そう考えるドタマが、すでに悲惨です)

やがてirohaもやってきたので、moto君先頭に走り出す。

さすがにmoto組+変態poitaさんだけに、かなりアホなペースでグイグイ進み、あっという間にコースに到着。そのままアタックが始まる。先頭のmoto君のエンジン音が、明らかにおかしな領域に入った段階で、じりじりと離されはじめる、俺とpoitaさん。

K君とirohaは、すでにミラーの点だ。

 

moto君が速いのはともかく、乗って間もない(一回しか給油してない)ZZRのpoitaさんなら、突っつけるんじゃないかと思ってたのだが、さすがに変態オヤジ。それほど甘くはなかった。ちっとミスしたり気を抜くと、あっという間に水をあけられる。

後ろで走ってると、リアサスがよく動いて仕事をしているのが確認できた。

ZZR1400、やっぱり速いぞ。

二三周走ったところで、いったん坂を上がって休憩する。poitaさんが『ZZR乗ってみなよー』言うのをかたくなに拒否する俺とmoto君。コカすのヤだし、乗ってみてハヤブサより乗りやすかったら、ハヤブサに乗ったときのマルみたいにショックを受けるコトは間違いないからね。

 

時々ゲロ吐きながら、しばらく駄弁ったら、さて、もうちっと走ろうか。

今度はmoto君、俺、poitaさん、K君、irohaの順で走り出した。

後ろのpoitaさんも気になるが、前を行くmoto君の強烈な走りは、何回見ても圧倒される。どっちかって言うとリーンウィズのまま、俺やpoitaさんより明らかに遅いタイミングでブレーキランプがつき、次の瞬間、『ブレーキしてるの?』ってくらいの速度でコーナーに飛び込んでゆく。

コーナリングスピードで負けてるのに、立ち上がりでアクセルを開けるのがワンテンポもツーテンポも早いンだから、追いつける道理がないって話だ。直線で三味線弾いて待っててもらっても、悔しいとかカケラもないね。むしろ、コーナリング見れるからありがたいくらいだ。

二周で死んだpoitaさんを尻目に、moto君に引っ張ってもらって走る。

んで、休憩。

俺に取っちゃなかなか厳しい速度だから、時間が短いわりに結構疲れる。ただ、今までより腕が疲れなくなったのは、きちんと身体を下半身で支えて走れてる証拠だろうから、少しは進歩の跡も見えるようだ。転倒によるトラウマとかはないっぽい。ま、トリ頭だからね。

 

しばらく休んで駄弁ったあと、moto君が違う道へ行こうと言い出し、当然、俺らはそのあとに従う。

途中から先頭がpoitaさんに代わり、しばらく走っていると、なにやら様子のおかしい場所に連れて行かれた。まだ雪の残ってる林道チックな道と言う、SSやメガスポーツで来てはいけない場所を走らされた。面白かったけど、怖かった。

またmoto君が先頭になり、荒れたワインディングを結構なペースで走っていると、開けた道で急に止まる。なんだ? と思ってると、振り返ったmoto君が言うには『道がわからないので、戻ります』だそうだ。ま、俺ららしい話ではある。もときた道を引き返し、とある駐車場にて休憩。

poitaさんが缶コーヒーを買ってきて、みんなでジャンケンし、負けたヤツ払い。

一発目で俺とK君が負け、ふたりで決勝(?)戦。狙い済ましたように俺が負けた。風が強くて寒い中、大の大人が五人もそろって、ガキみたいに奇声をあげてジャンケンしたり、缶コーヒー飲みながら駄弁ってるんだから、まぁ、物好きな話だ。

そして、最高に楽しい時間だ。

 

poitaさんがZZRの練習に走り、そのあとmoto君が走ってると、管理のおじさんに怒られる。

ま、100%悪いのは俺らなんだけど、そろいもそろってガキだから、ケチくせぇなぁとブーブー文句を垂れる。んでもまぁ、おとなしく走りやめ、そのあとは寒い中首をすくめつつバカ話。寒い寒いと言いながら、それでも目ぇキラキラさせて話してる姿を見て、俺はなんだか嬉しくなる。

(へへっ、どいつもこいつも、単車が好きなんだなぁ)

駐車場が閉まるのが4:30。管理のおじさんがやってきたところで、本日のcrazy marmalade でっかいもん倶楽部は、お開きの時間。poitaさんはココでお別れだ。反対側に向かうZZRをミラーで確認したら、moto君の後ろについて勉強しながらmoto家まで帰る。

そこで、またも寒風に吹かれながら30分ほど話し。

moto君、iroha、K君に見送られながら、俺は柏を目指して走り出す。

 

半日、ちょろっと走っただけだけど、久々にシビれる走りだった。poita号やっぱ速かったし、moto君は相変わらず速ぇし。暮れていく126号、すっかり暗くなった16号をゴキゲンにすっ飛ばしながら、俺は連中の顔を思い出してニヤニヤ。同時に、二日酔いもすっかり治っていることに気づいた。

寒かろうがナンだろうが、単車ってなぁ楽しいね。

 

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