The 51st big machine club

2008.04.27 第51回でっかいもん倶楽部 in 伊豆箱根

〜マジカルミステリーツアー〜

 

朝起きるなり、クソ雨。

もしかしたら中止になっちゃうのかなぁと不安に駆られながら、MIXIに書き込んだりrakにメールして、とにかく『俺、もう出ちゃうからね。中止とかナシだからね』とアッピールかましつつ、ハヤブサをまたぐ。するとrakからメールが来て、集合時間を少し遅らせるとのコト。

だが、俺の朋友マルは、栃木というパスポートの必要なほど遠方から来る。

当然、もうとっくに出てるだろうから、とりあえず時間通りに出かけることにした。ガソリンを入れて柏インターから高速に乗ると、雨はすっかりやんでいる。ナイス! 場所によっては道も乾き始めたので、こりゃ期待できるとワクワクしながら首都高を抜け、東名へ。

嬉しくてぶっ飛ばしてると、さすがに連休初日。アホほどバイクが走ってる。それっぽいSSを見かけると、『もしかしてあれも今日のメンバーか?』とか、気になってしょうがない。言っても全員rakの知り合いだ。みんな速いに決まってるわけで、ワクワクするなって方が無理だ。

 

9:30ころ、海老名に到着した。

集合場所は奥のバイク駐車場だつーので、連休でごった返す駐車場を奥まで進む。すると、見覚えのある赤いオンボロブラックバードを発見。『やっぱりマルゾーのヤツ、嬉しくて早く来たな』とほくそ笑みながら、同じくらいオンボロのハヤブサを、その横に停める。

クソマルは上下シンプソンのやる気満々仕様で、ニヤニヤしながら待っていた。俺も思わず顔がほころぶ。なんたって、鬼っ速の連中と、単車の聖地、伊豆箱根を攻めるんだ。楽しくないわけがない。まさに、単車の楽しみの中でも(俺的に)最高峰の喜びだ。

すると、向こうから見覚えのある顔がやってきた。

若さんだ。う〜ん、結構仲良く慣れたのに若さんつーのもナンだから、若くんだ。つーか、若くんはカケラも寝ないでそのまま直行したらしい。しかも、ついたのが9:00と来てるんだから、相当楽しみにしてるんだろう。そう思って聞いたら、なんと今日は途中でリタイアだそうだ。残念。

でも、ちょっとでも顔を出したい気持ちは痛いほどわかる。

俺も、『今日のツーリングは、何があっても外せない』って思ってたから。

 

若くんとマルはすでに挨拶を済ませてたらしい。なので、そのままダベり始める。途中、rakに連絡して、もう来てるから早くこいよ的な話をすると、『それじゃ、10:00には行きます』と言うついでに、『廃人ミサイル君がいると思うので、大声で呼んで捕まえてください』とか無理難題。

仕方ないので、ニンジャに乗った廃人ミサイル君を探しに、若くんと二人で駐車場を歩く。

んが、なにやら見つからない。若くんが『もう、叫んで探すしかないんじゃないスか? 俺は離れて歩きますけど』と、rakの薫陶よろしきヒトデナシな意見をほざくが、何で日曜の朝からそんな羞恥プレイせにゃならんのだと、速攻で却下。そのまま単車のところへ戻る。

マルと三人でしばらく駄弁っていると、GSX-R750がやってきた。

若くんが『あ、じゅんさんだ』ともらす。なるほど、彼がうわさのじゅん君か。rakにいじめられ鍛えられてる、鬼っ速のひとりだつーのは聞いてたので、思わず顔がほころんでしまう。で、ヘルメットを取ったじゅんくんは、これまた背の高いオトコマエなもんで嫉妬リルビット。

でも、話しだしたらすげぇ面白れぇ男だったので、一気に気に入ってしまう。つーかね、俺もたいがいバカだと思ってたけどね、車載工具の量で負けたのは初めてだよ。君はアレだね。事故の多い峠とか行ったら、レッカー屋なみにいい商売ができるね。

そんでまた、しばらくダベる。

なんどか俺らの後ろを往復しながら見てたヒトが、どうやら廃人ミサイル君じゃないかつー話になり、声をかけてみたらBINGOだった。話を聞いたら廃人ミサイル君も(しかし、すげぇハンドルネームだな:笑)そうじゃないかと思いながら、話しかけられなかったらしい。

お互い声かけられないない、シャイボーイな俺ら。観月ありさもびっくり(古いです)

 

やがて、次々と集まってくる変態軍団。

あっという間に、10人を越える。

今回は、スペシャルゲストが来ると聞いてた。んで、俺が給油して戻ろうとしてるときに、給油の列に並ぶ黒い単車が、こっちを見て手を振る。ん? だれだ? 誰だじゃねーよ、知ってるぞ、あの黒いR1。キャスタじゃねーか。あれ? 何であいつここにいるんだ?

戻って他の人と話してると、給油を終えた黒いR1がやってくる。

「あんだおめ、来たんだ?」

「スペシャルゲストです」

思わずゲタゲタ笑ってしまった。諸事情により、ヤツは本来、絶対来られないはずなのだ。なのに、ムリしてつーか、ある意味これからの人生を賭けて(わりと大げさじゃないのだ、これが)顔を出したってーんだから、この男もたいがいキチガイだ。

「今日のツーリングは、メンバー的に絶対外せませんよ」

オトコだねぇ。

 

俺も含めて初見の人同士も、屈託なく挨拶を交わす。

言ってもお互い単車乗り。それも、rakとからむようなキチガイばかりだ。エッジまで溶け出して青く変色したタイア、すり抜けのために極限まで移設されたミラー、なにより黙って立ってても立ち上る、雰囲気というかオーラ。そんな単車乗り相手に、話題に事欠くことはない。

 

俺が昔行ったマスツーリングみたいに、変なアオリあいや探りあいなんて全然ない。『晴れてよかったねー』なんて普通のツーリングライダーみたいな話や、旧知の人同士はお互いの近況なんかを話してて、傍目に見たらなんでもないツーリングのひとコマなんだが。

 

どのマシンのタイアのエッジも、限りなく様子がおかしい。

俺はもう、この段階でかなり舞い上がってて、あっちに行っちゃ話しかけ、こっちに行っちゃ話しかけと、軽く夢遊病状態を呈してくる。でもさ、そりゃそうだろう? 見知りのrak、キャスタ、GO!!!君、のりさん、ナリさん、若くん、AGLA13君(前に首都高で会ったS君)がいて。

R750を駆るボンちゃん(ちゃんついてるから敬称略ね?)、FJR1200でバカっ速のマーちゃん(同前)、R1000ぶっ潰してニンジャつー廃人ミサイル君、R750のオトコマエじゅんくん、つー初めて会ったのにそんな気がしない、そして鬼っ速の男たちがいて。

俺の半身、マルがいるのだ。

さらにこの先でまた何人か合流し、御殿場から伊豆箱根を延々、ぶっ飛ばして走るなんてゴキゲンなコースメニューがそろってるんだから、俺が舞い上がって軽くアレな人チックになったとして、世界中の誰が責められよう。いや、誰も責められまい(反語)

 

ここで、参加者の一人Caruma君からメールが入り『寝坊』という潔(いさぎよ)い報告。

なのでrakがひと声かけ、出発となる。

半分ジョークで順番の駆け引きなんかをしつつ、でも、高速に乗って走り出せば、そんなこと関係なくなる。俺もそれなりに頑張ったんだが、ばびゅん! とぶち抜かれた。rakやボンちゃん、マーちゃん、GO!!!君、じゅん君あたりで構成される先頭に、ナリさんと俺が続く。

つーかね、俺は、軽くめまいがしたよ。

なにって、先に行ってた連中が、途中で速度を落とし、順番を入れ替えて別の誰かが前に行ったりするんだけど、その横をね、ボンちゃんがね、行くんだよ。フロントをサオ立ちさせながら。あのね、ゆっくり走っててじゃないよ? 少なくとも100はオーバーしてるんだよ?

も、この段階で、軽く心を折られた

ホント、ウイリーカマしてすっ飛んでくボンちゃんの背中を見ながら思ったね。『ああ、この人たちは俺の知らないはるか山の上に住む仙人なんだ』って。『この連中は、俺とは違う組成で構成された生き物なんだ』って。つーかむしろ、『なにこの生物』って。

 

途中パトカーの後ろで数珠繋ぎになったりしながらも、あっという間に御殿場に到着。

ここで、残りのメンバーと合流する。

R1000を駆るじゅれいさん、CBR1000RRに乗る女の子うさぎRちゃん、同じくCBRの600に乗るなっこちゃんの三人と合流し、ここでまた少し歓談。本来なら、こんなに休んでばかりじゃ、ってトコロなんだが、この面子に限っては何の問題もない。

とにかく、あきれるほど移動時間が短いのだ。ワープかつーくれぇ。

 

挨拶をしたら、すぐバカ話。楽しい時間が過ぎてゆく。

普通に乗ってる人だったら、相当ベテランでも速攻で置いていかれるような連中と走る女の子、うさぎRちゃんとなっこちゃんや、『好きなギャンブルはすり抜け』とのたまう可哀想なヒトのりさんなど、ぱっと見、普通に見える人も、確実におかしな要素を持ってる。

そして、こんなハイスピードツーリングなのに、ダウンジャケットにジーンズ&スニーカーとか確実に平服で、しかもキチガイじみて速いボンちゃんとマーちゃん。あんだけすっ飛ばしといて、図々しくもツアラーを自称する変態GO!!!君。奥○○だの○志を攻め込んでて、こっちも間違いなく速いじゅれいさん。rakが『あいつは速いですよ』と太鼓判を押すじゅん君。

これに筆頭rakを加えた鬼組に関しては、今さら言うまでもない。

かろうじて普通なのかな? と思われた廃人ミサイル君も、ファイナルなのに10年落ちにしか見えないニンジャが、そのダメ人間っぷりを物語る。俺のと並べても遜色ないポンコツ小僧フレーバーだってんだから、始末におえない。

前日から寝ないで走り倒し『今日はお見送りだけ』と言いながら、いつの間にかココまで来てる若くんも、スキモノというかキチガイだ。ならばAGLA13君だけは、と思ってみても、よく考えたらこの男も、首都高でrakに拾われてきたのだ。間違いなくキチガイ。

そして俺がなつき倒してるナリさんと、朋友マル……説明は要らないだろう。

 

ねぇ母さん、17人もいるのに、まともな人間がひとりもいないよ? 俺以外。

 

カメラを向けると、顔を隠す若くん。顔写真はギャランティが発生するらしい。

とりあえず次回のツーリングまでには、事務所に話しを通しておくとしよう。

 

さて、それじゃあ箱根を走りますか。

せまっ苦しい長尾峠をウネウネと抜けたら、まずは箱根スカイライン。

今日は周りを見る余裕なんてカケラもなかった。

しかも、アホほどワインディングを走り倒したので、どれがどのときのシーンだったか、イマイチ判然としないのだ。なので、これから先の、走行シーン、特に時間的な前後の記述は全て正確さに欠けることをご理解いただきたい(むしろ、このサイトの全てに欠けてます)

 

とりあえず俺はナリさんの後ろについて走り出す。この間、いっしょに北茨城を走った限りでは、ナリさんがマジモードにならなきゃ、なんとかついていけるはずだ。あとは基本的に、『ナリさんが行ったら俺も行く』と言う、軽くホモセクシャルなフレーバーの漂う作戦。

高速をちょっと走った段階で聞こえてきた、『ボンちゃんとマーちゃんについてゆくのは確実にムリっぽい』と言う俺の脳内小人のささやきにしたがって、仙人には近寄らないことに決定。rakはほら、ジョーカーみたいなもんだから。つーかスジで言えば俺の師匠スジだしね。

箱スカは正直、高速→低速と翻弄された後だったので、体がなれる前に終わってしまった。

ただ、天気はいいしクラッチは軽いし、速くて楽しいメンバーだし、俺より調子の出ないマルを引き離せたし、なによりカワイイ女の子たちまでいるしで、ゴキゲン中のゴキゲン。ハッスル的には300%男、メットの中でウッドペッカーみたいな笑い声が出るくらいご機嫌で走れた。

 

芦スカの料金所で、いったん休憩。

若くんを挟んで、心のオアシス、女性陣ふたり。

なっこちゃん、カメラを向けたらエアー乗りしてくれた。マルがやったら全力で足腰が立たなくなるくらいぶっ飛ばすけど、女の子がやると癒されるね。足がカワイイとか思っちゃうもんなぁ。マルがやったら、足の裏にエアハンマーで五寸クギ乱れ打ちだけど。むしろ何もしなくても打つ。

 

で、マルの足の裏は心底どうでも良くて、次のワインディングだ。

つーかね、この辺から全部の走りが混ざっちゃって、ドコがどうとか詳しく覚えてないんだよね。だから、場所は違うかもしれないけど、思い出した順に書くことにする。異論反論は受け付けない。女の子からはちょっと受け付ける。マルは口を開いたら縫いつける。

 

今日、一番多かったのはナリさんの後ろだった。

ホモ疑惑が立ち上がるくらい、俺はナリさんの背中に惚れているので、すごく走りやすかった。コーナリングでは離されるんだけど、トルクの分、立ち上がりから直線で詰められるので、そんなに離されない。ひとえにハヤブサの低速トルクの太さのおかげだ。

ただアベレージスピードが(俺にとっては)かなり高いので、だんだん身体に力が入る。

コーナリングしながら『あ、ダメだ。曲がんね』ってのが結構あって、途中でその原因がてめぇでハンドル押さえちゃってるんだって事に気づき、あわてて腕の力を抜く。でも、高速コーナーのあとの低速コーナーなんかでは、また、忘れて力が入ったり。

試行錯誤しながらも、前を行くナリさんの背中。その前をゆく人の姿。ミラーに映る後続のヘッドライト。全てが嬉しくてケッタケタ笑いながら、延々と続くワインディングを、これ以上ないほど楽しんで走る。道を譲ったり譲られたりしながら、みんなの走りを見ることもできた。

それがまた、すんげぇ楽しい。

 

置いていかれないように一生懸命走ってると、何度か立ち上がりでフロントタイアが軽くリフトする。正直、ソコまでバカ開けるのは本来の(今までの)俺の走りではない。どう考えても、速い人に引っ張ってもらってるせいで、自分の限界を軽く超え始めている。軽くっつーか結構。

だが、とにかく楽しいばかりでちっとも怖くないので、『ヤバイのが三回あったらやめよう』と決める。ま、今日の速度でヤバイ状況が三回あったら、そのどれかで確実に死んでるって話もあるんだが、荒れた路面の立ち上がりでフロントが浮き、接地して振られても怖くないのだ。

超ぉ楽しいんだもん。しょうがないじゃん?(ビタイチ可愛くないのでやめましょう)

 

ぶんぶんすっ飛ばすうちに、伊豆スカの入り口に到着。

ここで、寝坊で遅れたCaruma君を待つことになった。

ま、Caruma君を待つつーか、このアホみたいな霧が晴れるのを待つって寸法だ。

ここまで、マルが調子悪そうだったので、『どした?』と聞いてみると、『タイアの皮むきが、今、やっと終わった』とか言いやがる。もね、そんなもん、栃木なんて前人未到の腐海のほとりから来るんだから、海老名までの間に剥いとけって話だよ。ユパ様も怒るって話だ。

猛省を期待したいね。

 

霧の中で、キチガイ単車乗りが、バカ話に花を咲かせる。

ある程度走って、もちろんrakだのボンちゃんマーちゃんだのには及ばないにしても、みんな速いことは充分わかった。なによりこの人数でマスツーしてるはずなのに、少人数のかっ飛ばしツーリングよりハイペースだってのが驚異的だ。休憩、たっぷり取ってるのにね。

俺、人生で初めて、こんなに速いマスツーリングしたよ。

飛ばし屋がカケラもストレスのないマスツーリングって、想像つくか? いや、まぁ、ボンちゃんとかマーちゃんの普段よりは遅いかもしれないけど、そのふたりだって笑顔でいるくらいにはハイペースなのだ。男尊女卑のそしりをあえて無視して言えば、女の子もいるのに。

これ、ハンパなくすげぇコトだぜ?

 

そうこうしてるうち、Caruma君が到着する。

とたんに彼のダチのrakが『おっせーよー!』言ってたが、うん、おまえが言うな。

SB6つーマニアックバイクから、R600に乗り換えたCaruma君は、今日は慣らし。

 

Caruma君も加えて更にヒートアップした連中が、あちこちでいろんな話しをしてる。

これだけ見たら、普通のツーリング風景。普通とか言ったら、クチ、ひん曲がるけどね。

【間違い探し:上の写真に間違いがあります】【答え:この連中の存在】

ってな連中の集まりだし。

でも、とにかく楽しいことは間違いないわけで、普段、比較的冷静なrakでさえ「やべー、楽しすぎる」とかものすげぇいい笑顔で言ってたくらいだ。人生をベットしてやってきたキャスタも、「超ぉー楽しい」とガキみたいな顔で笑ってる。みんな笑ってる。俺も笑いっぱなし。

まさに、宝石のような時間だ。

 

Caruma君も来たことだし、霧も晴れそうにないから、それじゃあ出発しようか。

予定のある若くんとなっこちゃんはここでタイムオーバー、お別れとなる。楽しかった、ありがとう。また、一緒に走ろうぜっ! っと約束したら、残ったキチガイどもは、そのまま伊豆スカを走り始める。もちろん、ゴキゲンのフル加速だ。あ、そういえば約束で思い出した。

霧の中でダベってる時にキャスタ、『次はかみさんの後ろを走りますよ』と言ってた。んで、走り出したのだが、GO!!!君、俺、キャスタと並んで走ってるうちに、スタイルとライディングフォームだけは最速のふたり組に道をふさがれる。ものすげぇケツ落として、のんびりさん。

ちっとも道を譲らないのにじれてると、不意に後ろからおぉーん! といい音をさせて、黒いR1が飛び込んできた。そう、俺の後ろにつくといってたキャスタだ。ヤツはそのまま、前をふさぐゴーイングマイウエイペアをあっさりぶち抜いたGO!!!君に続いて、すっ飛んでいく。

当然、俺も続く。もう、コーナー手前なのに。

サクっと行ってしまったGO!!!君とキャスタを尻目に、俺はコーナリング中の空気読めないペアの間に入り込んでしまった。彼ら的にはフルバンクスーパーコーナリング状態なのに、その間に割り込んでしまったわけで、怖い思いをさせてしまったことだろう。悪いことしたな。

でも、万が一、億が一、兆が一ココ見てたら、KYペア。恨むのは俺じゃないぞ? むしろ、ツナギ着て思いっきりド派手なハングオフでコーナリングしながら、リーンウィズの連中に抜かれる自分を恨め。それかキャスタを。むしろキャスタを。積極的にキャスタを。

 

コーナひとつ先に消えかかる、キャスタとGO!!!君の背中を見失わないようにと、俺は懸命にアクセルを開けた。なんたって、俺は基本的にヘタなので、速いヤツに引っ張ってもらわないと遅いのだ。今だけキャスタとGO!!!君アイシテルくらいの執念で、必死に後を追う。

気づいたら、ショートカットしたのかなってくらいあっという間に、伊豆スカも終わってた。

 

亀石で昼食がてら長めの休憩となる。

休憩のあと、西伊豆に向かうロングコースに行くかどうかを決定する段取りだ。

 

停まるたびに、あちこちで話に花が咲く。

今日初めて会った人とだって、シビれる走りをしてきた同士だから、仲良くなるのもあっという間だ。少なくとも俺は、今まで走ったツーリングの中で、一番シビレたね。速さもとんでもねーし、みんな上手い。キレイだったり、豪快だったり、それぞれの持ち味が楽しくて、見てて飽きないのだ。

そしてもちろん、単車乗りのお約束。タイア、パーツ、マシンの話にバカ話。

さて、いつまで話しても尽きることはないが、まずは飯を食おう。

 

カツカレー、うな重、それぞれの好きなものを頼んで喰う。

本来なら熱海にでも降りて旨い魚を喰うとかが普通かもしれないけど、この人数でいっぺんに入れるお店ってのも絶望的だし、だいいち、どいつもこいつも走ってりゃ幸せってなキチガイばっかりだからね。ハラがふくれればいいってなもんだ。

それでもメタボリックエンジェルズ(俺、マル、ナリさん)の三人は、往生際も悪くそばを喰う。マルは誘惑に負けて天ぷらそば。俺とナリさんは鋼鉄の意志を持ってざるそば。つっても俺はそば大好きだし、ナリさんはさらに鋼鉄の意思で、ヒトクチ喰って残りを俺にくれた。

うんそう。俺、ざるそば二枚食った。つゆが塩っからすぎたかな。

んで、塩っ辛いつゆのざるそばをすすってたら、ゴホゴホっ! っとむせ返って、そばつゆを吹き出してしまった。いや、上の写真。右っかわのじゅれいさんとか、左にいるCaruma君は、ヤロウだし、まぁカンベンしてもらえるたぁ思うが……

 

つゆ吹き出した先には、うさぎRちゃんがいたからね。

じゅれいさんにぶっ飛ばされないかってひやひやしながら、大慌て謝ってると、のりさんあたりが大笑いしながら『かみさん、早速ネタですか?』と冷やかす。あのね、狙ってやったなら大満足のガッツポーズだけど、普通にむせたとこに、このツッコミだからね。

結構マジメに、恥ずかしかったorz

 

メシ食って駐車場に戻ったら、また少し話しこむ。

言っても16人だからね。あっちで話し、こっちで話し、もう、何時間あっても足りない。あっちで見かけたフルツナギのおじいさんに感心し、こっちのケータハムスーパー7に群がり、今日の走り、昔の話、未来の話。そして何より一番は自分の、そして人の、単車の話。

ファイナルなのにそうは見えない廃人ミサイル君のニンジャなど、まさに格好の餌食だ。

 

で、みなでどうするか相談するはずの西伊豆行きも、なにやらいつの間にか、当然のことのように決定したようで、とりあえず町へ降りて給油したら、西伊豆まで走るということになった。もちろん、異議を唱える人間は、ひとりもいない。全員、ある意味酔っ払い。

がーっと走って街中へ出て、とにかく一番ガソリンが怪しいCaruma君の給油にあわせて、俺とほか数人が同じスタンドで給油する。ひとつのスタンドでみんなが入れては時間がかかるから、他の連中は道沿いの別のスタンドで給油。全車満腹したら、さぁ、今度は西伊豆だ。

県道59号、伊東西伊豆線を突っ走る。

俺はこっちを走るのは初めてだったんだが、とにかく気持ちのいい道だった。いや、今日走ったところはハヤブサ的にしんどい長尾は別にして、ドコもみんな気持ちよかったんだが、西伊豆へ向かうこのワインディングは、速度レンジといい、駆け上がった先にドーンと広がる景色といい、すばらしく気持ちよかった。

ここではrakとGO!!!君の後ろについて、とにかく力を抜くことを意識して走った。

と言うか力が入ってると、ふたりについていけないのだ。何回か離されて、ふたりが車に引っかかって減速したときに追いつき、てのを繰り返してるうち、ふいにハヤブサの曲げ方がわかった気がした。勘違いかもしれないけどね。そのあとオーバーランとかしてるし。

 

走って走ったツーリングも、ようやく折り返し地点に来た。

え? 折り返し?

だいたい11:00過ぎに御殿場にいた、しかも大人数のマスツーリングで、さらにアレだけたっぷりと休憩を取りながら、この時間に西伊豆にいるのもミステリーだが、日帰りつーかむしろ半日ツーリングに近い状況で、今ようやく折り返しとか言ってるのもマジカルだ。

さらに言えば女の子も含めたマスツーリングで、街中を含めてかったるい場面がほとんどなかったってのが、今回の最大のマジカルミステリーだ。街中で、俺が通勤とかで走ってるときのリズムと、車の抜きっぷりから速度までほとんど変わらないんだぜ?

15台以上の大人数で、ほとんど待たないとか、あり得なくね?

こんなに(リズムが)楽なマスツーリングなら、いつでも何回でも参加したいね。

 

でまあ、それはともかく。

先生、山の向こうに駿河湾が見えますっ!

なんて、ちょっと驚いてるっぽく書いてみたけど、正直、このころには変態どもの変態っぷりにも慣れてきて、ココがどこだろうと、何がどうだろうと、とにかく日がある間は、このバカでキチガイで最高に楽しい連中と、ずーっと走っていたいってのが俺の本音だった。

 

んで、またココでしばらくダベリング。

画的には、ただ集まって駄弁ってるツーリングと何の違いもない。多分、喋ってる時間もそんなに変わらない。違うのはひとえに、移動距離。これだけが絶好調におかしい。距離的にはどーってことないような気がするが、よく考えたら往復でほぼ半日だからね。

『半日で福島まで往復』が今までの記録だったけど、距離的にはともかく、車の量とか道の曲がりっぷりを考えたら、今回はアレを越えたかな。マルにいたっては、千と千尋の栃木県から来てるわけで、アレより確実に走ってるだろう。バカだなぁ、死んじゃえばいいのに。

 

道路の脇に作られた避難場所に単車を停めて、またダベリング。

と。

マーちゃんがFJのシートを外して、なにやらいじり始めた。

シート下から、怪しげなボトルを外す。

 

タンクを満タンにしたあとワインディングを走ったからどーたら言ってたが、俺の見立てではおそらくこれはNOSのボトルだ。これが今まで隠されていたFJの速さの秘密だ。いや、うるせぇ、黙ってろ。それが彼のライディング技術とカスタムの手腕だったのは、百も承知、二百も合点だ。

ただ、FJにぶっちぎられたらイイワケできねぇんだから、そんくらい言わせろよ。

 

マルゾーも疲れてるが、それ以上に楽しんだようだ。

特に、この伊東西伊豆線はヤツのリズムとあったらしく、かなり気持ちよく走れたようでゴキゲンのダイナマイツなご様子。なだめすかして福島の植民地、栃木から引きずり出した甲斐があったってもんだ。まぁ、功労者はrakとかGO!!!君、じゅん君であって、間違っても俺ではないんだけど。

 

結婚するなりゲイをカミングアウトしちゃうような無茶をする男、キャスタのポージング。

冷静に考えて、普通のヒトならこんな綱渡りはしないと思う。でも、こいつも間違いなく普通のヒトではないから、仕方ないだろう。むしろ彼にとってはこのツーリングに参加しなかったときの後悔の方が、何倍も耐え難いだろうから。俺でも同じことすると思うしね。

 

いつの間にやら、ダルダルモード。奥の方ではボンちゃんが寝てるね。

このダラけたキチガイどもを奮い立たせるには、相当の手腕が必要だ。イエスキリストなみのカリスマが必要とされるだろう。しかし、今日はそのキリスト並のカリスマを持つ男がここにいる。彼〜rakは神の御業(みわざ)を持って、我らに奇跡を見せたもうた。その御業とは……

「もどって、ソフトクリーム食いません?」

甘いものが苦手な俺はともかく、このプロトン(集団)のおよそ80%を、このヒトコトで掌握した彼の手腕には、ただただ、敬服するしかない。つーかおまえら、あんな鬼っ走りのキチガイのクセに、ソフトクリームに食いつきすぎ。親でも売りかねない顔してたぞ?

 

つわけで元来た道を戻る。

伊東西伊豆線を走っていると、後ろからマルがやってきた。しばらく前を走ったのだが、そろそろ集中力が切れてきたようで、オーバーランしてしまう。ヤバイな、と思ってマルに道を譲った。んで、マルの後ろにくっついて走ってたのだが、ヤロウ、今更調子をあげてきやがる。

だんだん離されて、そのうち後ろからナリさんがやってくる。ナリさんの前でもオーバーランしてしまい、早々に道をゆずって、引っ張ってもらおうと画策。作戦通りそれ以上は離されずに、ソフトクリームが売っている道の駅っぽいところに入る。

すばらしき単車たち。ご苦労様でした。

 

ソフトクリーム渋滞に負けて、代わりにジュースを買ったマルとナリさんとのりさん。

Caruma君と廃人ミサイル君は、ソフトクリームが冷え切ってなくて、ソフトクリームをカップに入れた上にコーンを乗っけると言う、もはやソフトクリームの意義さえ見失われているとさえ言えそうな暴挙を直撃で食らっていた。俺なら弁護士を呼ぶね。

 

陽もだいぶん傾いてきたし、そろそろ帰ろうか。

「もう、峠はお腹いっぱい」

「もう、ワインディング疲れた」

「俺、ゆっくり走る」

と、できもしない絵空事や大嘘を並べたキチガイ連中は、

アイスクリーム屋さん(俺認識)を出発する。

 

ナリさんの背中。カッコいいんんだ、これが。

 

で、ゆっくり走るとかクスリにしたくても持ち合わせのない連中は、予想通りワインディングをぶっ飛ばしてるうちに、やがて街中へ出る。もちろん、街中もおとなしく走るわけがなく、観光地を走るマスツーでは決してありえない、様子のおかしなペースで距離を稼ぐ。

伊豆スカに入って、なんとなく偶然、rak、俺の順で走り出した。と、rakの速度域が、なにやらいつもと違う。えらいイキオイでぶっ飛ばすので、俺も気合を入れてアクセルを開けた。このペースで引っ張ってもらえば、俺、もっと速く走れるんじゃないだろうか……って、うんムリ。

コーナー三つで消された。

あとで聞いたら、『これでついてこられたら、ちとヤバイ(自分の速度が落ちてる)ってペースでした』言ってたので、ま、追いつけなくても良かろう。や、俺も向上心を持たないわけじゃないが、基礎すっ飛ばしていきなりオリンピックを目指すのは、方法論としておかしいだろ?

 

んで、rakに離されるのと前後して、ナリさんがやってきた。

しばらく先行し、ちっとキツくなったので、おとなしく道を譲る。その後ろにベタ付けしてたマーちゃんも、同時に先行してもらう。んで、俺はその後ろへついて走り出した。マーちゃんはFJ1200を軽やかに曲げてゆく。ブレーキランプも一瞬しかつかないし、とにかく速えぇ。

俺はとにかく、ハヤブサでついてゆくのが精一杯だ。

そのうちボンちゃんも、ムラっ気の彼らしく突然追いついてきた。ナリさん、マーちゃん、俺、ボンちゃんの順で、しばらくのランデブー。とにかく力を入れすぎずに、行きに発見したハヤブサの曲げ方を思い出しながら、頑張って走る。

しばらくしてナリさんがギブアップ、マーちゃんに道を譲る。

と、伊豆スカは終わってしまった。

 

休憩所につくと、rakの『俺、バイク乗ってるときの今迄で一番、おしっこガマンしましたよ』と言う『え〜と、どんな回答を期待してるのかな、君は』的な告白に爆笑し、そのまま伊豆スカの出口で少し歓談。キャスタはココからターンパイクを下るので、ここでお別れだ。

俺はとにかく、キャスタ、rak、マル、ナリさんに『速くなった』とほめられ、ボンちゃんとマーちゃんに『ハヤブサ、曲がるねー』と言われ、わりと天にも昇る夢心地で、ニッコニコの大ゴキゲン。もっと頑張れば、もっと速くなれるかなぁと、今これを書いてる最中も考えてるくらいだ。

これほど速い連中ばかりと走るツーリングはきっと初めてだろうマルは、すっかり枯れ果ててヘロヘロになってたが、『また走ろうぜ』つー俺のセリフに、『おうよ』と強くうなずいてた。もっとも、『しょっちゅうはムリだ』ってな泣き言のオマケつきだったが。

 

キャスタと別れ、芦スカに入ってからは、途中でスネークライドのような走りもあったり、ものすげぇ気持ちいい。だが、残念ながらちょろっとだけ、俺の前の間隔が他より広がってしまう。つってもこの面子相手にどう頑張っても、ついた差が埋まるものではない。

「超ぉ楽しい。でも、きっついなぁ」

なんてつぶやきながら、前の単車をにらみつつ走っていると、突然、ズバっとイかれた。

じゅれいさんだ。

俺は前を追うのに必死で、後ろから来たじゅれいさんに気づかなかったのだ。やっべ、このヒトも速いなぁと思いながら、とにかくコーナリングマシンとなって、ひたすら攻めてると、短い芦スカはすぐ終わり、今度は箱スカ。もうこのあたりから記憶はあいまいだ。

や、正確にはこの日の走りの記憶、時間的な前後は全てあいまいだ。

ワインディング走りすぎた。

 

箱スカを越えて、長尾峠。

せまっ苦しいクネクネ道は、俺とハヤブサにとってはひたすら忍の一字である。

じゅん君の後ろを走りながら『そういえば今日は、ちょっとしかじゅん君とからめなかったなぁ』と思い、次の瞬間には、『いやいや、ナニ言ってんだ。GO!!!君とじゅん君が先導したり、マメに動いてくれたから、今日は快適なツーリングだったんじゃないか』と思い直す。

俺的に今日はお客様ツーリング。ふたりには心底、お世話になった。本当にありがとう。

 

狭い峠をようやく抜けたら、あとは御殿場までイッキだ。

御殿場から東名に乗り、すぐに足柄に入って給油&最後のダベリング。渋滞の情報にガッカリしながらも、今日の走りを思い返し、いつまでも話は尽きない。もちろん、俺とナリさんとボンちゃんは、その脳裏に鮮明な酒の姿を描きながらだったことは言うまでもない。

やがて、じゅれいさんとうさぎRちゃんが帰る宣言。

するとはるかイスカンダルからやって来た、栃木県民のマルも立ち上がる。ヤツの場合、これから更にもうひとツーリングくらいの距離があるから、渋滞でも何でも、とにかく前に進んでおきたいのだろう。ヤツはトリ目の上に、すり抜けが苦手だからね。

で、それじゃ俺も、とみんな帰り支度を始めたところで、本日のCrazy Marmalade でっかいもん倶楽部は、ここに後ろ髪引かれながらも解散となった。俺の人生の中で最大人数にして、最速、そして最高に面白いツーリングだった。これなら毎週マスツーでも平気だ俺。

ごめん、毎週はいい過ぎた。

 

うさぎRちゃんとじゅれいさん。

じゅれいさん。後ろ見てなくて道ふさいじゃってゴメン。穏やかな物言いとキレた走りのコントラストは、いっそ芸術的でした。どうにも引き出しが多そうなヒトに思えるから、次に会うときはそれを引っ張り出す予定。今度は奥○○、○志も走ろうっ! つーか、引っ張ってくださいお願いします。

うさぎRちゃん。こんなキチガイじみた面子についてくるあなたは、はっきりイカれてる、変態の仲間だよ? その自覚を持って、奥○○最速のフレグランスプリンセスになってね。それなに? って言われても俺も知らないけど。今日はホントにびっくりさせられた。次はもっとたくさん話そう。

 

廃人ミサイル君のニンジャ。

いっぱいいじめられてたけど、マルって実はバカみたいなニンジャ好きなんだ。こんだ、マルゾーも巻き込んで、ニンジャ軍団を作るといいよ。俺んちで結成式という名の宴会やろう。あと、間違ってもrakの言うこと聞いて鬼カスタムなんてしちゃだめだ。ニンジャだもの。

 

マルバード。ポンコツ。壊れろ。

 

のりさん&R1。まさか首都高手前で追いつかれるとは思わなかった。さすが『好きなギャンブルはすり抜け』だなぁ。次に会えるのはツーリングか……その前に某所? 宴会の席ってのも、なかなかいいと思うんだけど、どうでしょう? 柏に一軒、無料の宴会場があるんですが。

 

AGLA13君のR1000と、マーちゃんのFJ1200鬼カスタム。

AGLA13君は、今日の濃い面子の中じゃ、ちと不利だったかな? でも、単車に乗ってるのはrakみたいなキチガイばっかじゃなくて、俺のような常識人も居るってことを知ってもらえたと思う。また某所なりツーリングで会おう。もちろん、俺んちで宴会ってな素敵プランもある。

マーちゃん、そしてボンちゃん。あなた方はホントにすごかった。ホンキでシビれた。俺は自分よりすげぇ人が大好きだから、ふたりにはめちゃめちゃ感動してます。家も遠くないし、タイミング合ったら、一杯やろう! 俺んちでも店でもドコでもOKだ。でも合コンはごめん、期待しないで。

じゅんくん、今日はご苦労様でした。道々案内してくれたおかげで、本当に楽しく走れたよ。しかもさすがrakが鍛えてるだけあって、速かったー。でも、ムラっ気があるのは俺と同じだ。ということで君は近いうちに、俺と呑まなければならないことに決まった。絶好調の宴会やろうぜ。

 

Caruma君。俺、実は君の話し方やヒトを掴む力に、ちょっと感心してる。こっちがいつの間にか、前から知ってたように話ちゃってる雰囲気とか会話、すげぇなと思うよ。R600の慣らしが終わったら、某所かツーリングでまた会って走ろう。あとrakの悪口言いながら、そのうち一杯やろう。

若くん&なっこちゃん。調子良かったら親子になりかねないようなおっさんと、楽しく話してくれてありがとう。今回途中までだったけど、次の機会にはもっといっぱい走りたいね。や、もちろん某所でもいいけど。酒が好きなら一番いいんだけどね。俺んちで宴会やろうぜ。

ナリさん、愛してます。抱いてください。や、抱かなくていいです。近いうちに、ガッチリ呑みましょう。呑んで話したいことがヤマモリあるんですよ。ナリさん来るときは、rakやキャスタ、マルも、タイミングさえ合えば顔出すと思うので、キチガイみたいに弾けましょう!

 

GO!!!君、今日は本当にお疲れ様でした。なんだかんだ貧乏くじ引いちゃった感はあるだろうけど、でも、おかげですごく楽しかった。この借りは、治療で返すぜ。つっても連休中だから、直で俺んちおいでな? そのまま宴会に突入するけど。あ、もちろん飲まなくていいよ、俺が飲むから。

キャスタ、今日は楽しかったなー。すげぇ楽しいっ! って叫んでた笑顔が、めちゃめちゃ印象的だった。宣言どおり、ちった速くなったろ? テント担いでそっちに行くから、暇ができたら遊ぼうぜ。オンでもオフでも歓迎だし、マンガもアホほどそろえとく。また呑んで喋ってまったりしよう。

rak、俺は君に出会えたコトを、心から幸福だと思っている。これほど速く、これほど熱く、これほどヒトをひきつける人間が居るんだなって、感心することしきりだ。rakに会えたおかげで、こうしてすげぇ人たちと知り合えたし。そのうちまた、単車以外のところでも突っ込んだ話をしてみたいね。もちろん、呑みながら。

 

そして、マル。

おめぇの背中が見えてきたぜ。

 

 

今日一緒に走ってくれたみんなへ、俺は心からの感謝をささげる。

いっやー! マジで楽しかったねー! 最高の一日だったよ。ホントにありがとう!

また、走ろう!

 

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