The 69th big machine club

2008.12.21 第68回でっかいもん倶楽部 in 鴨川

〜キチガイどもの邂逅〜

 

三連休で「冬季キャンプの練習でもするか」と思ってた。

が、血のつながらない妹からmixiに「日曜日休みだから、土曜日遊びに行くぜ」と連絡が入った。よろしい、ならば宴会だ。つわけでその旨、マーマレやmixiに書いておく。当然来ると思われたGO!!!隊長は欠席だったが、同じくこういうときは皆勤賞のAGLA13は、当たり前のように顔を出す。

残念ながらほかに乱入者はなかったが、ま、気の置けないメンツとまったり呑むのも楽しい。まずは夕方、AGLA13がやってきてビールで乾杯したあとブタしゃぶを突っつきながら、単車の話や乗り方の話なんか をいつものように飽きもせずくっちゃべる。

すると夜になって、なっこが「ただいまー」とやってきた。

AGLA13はマンガ読んでるし、なっこは持参の酒を呑んでる。俺が持ってるのはカメラの電池。

もう家族みたいな連中だから、大騒ぎすると言うよりは『楽しくだらけた』時間を過ごす。こいつらと呑んでるのは、本当に気が置けなくて楽しい。それぞれに自立した上で、ひとりの人間同士、対等の付き合いができると言う、まさに俺の理想の人間関係だ。

もちろん、俺のほうが歳食ってる分だけ、ある程度チカラになれることも多いと思うし、このかわいい連中になら、『頼まれる前にできることをしてやりたい』と自然に思えるが、それでも関係は対等だ。つーか『ヒトとして』は、ふたりの方が俺より幾らか上等な人間なのは間違いないしね。

呑んだくれ、くっちゃべり、適当なところで眠りにつく。

毎度のことながら、ダウンしたのは俺が一番先だから、その後のコトは知るよしもない。

 

朝起きると、なっこは起きてマンガを読んでいた、AGLA13はまだ寝てたが、俺が起きてきた気配を感じたのだろうか、のろのろと起き上がってくる。するとそこへ、玄関の扉が盛大に開いて、表から風が吹き込んできた。その風は若と呼ばれる突風、ハッキリとした気持ちの良い男だ。

「はいはいはい、みんないつまで準備してるのー!」

「うるさいよ、若。Nさん起きちゃうだろ!」

元気な、むしろ一睡もしてないために無駄に高まったテンションの若君に、すかさずなっこが突っ込みを入れる。AGLA13はまだ、ボケーっとしていたが、それでも若君の元気に苦笑していた。みんなの準備が整う間にも、AGLA13が買ったペアスロの革ジャンやX-11の話で軽くひと騒ぎ。

そのうち、Nものこのこ起きてくる。

左からAGLA13、若君、なっこ。前でスカイフィッシュみたいに消えかけてるのがNだ。

やがて準備の整ったダメ人間一行は、出発の準備に下へ降りる。朝一番はかなり寒いが、天気は良いし風もそこまで冷たくないので、きっと昼近くなればかなり暖かくなるだろうことが予想できる。ワインディングが乾いていれば良いなぁと思いながら、俺たちはマシンに火を入れた。

若君とAGLA13は、似たようなペアスロープに、似たようなネックウォーマーな上、ふたりともやせてすらっとしてるから、まるで兄弟のようだ。rakとかキャスタ、Caruma君あたりと並んだら、まさにアーバンライダーズ、きっと壮観だろう。この辺と並ぶと、俺は確実に悪役の立ち位置だ。

せめて戦闘員じゃなく、悪の親玉くらいにはなりたいものである。

 

さて、朝の16号に乗って、軽く流しながらmoto家を目指す。

後ろで見てるなっこが、信号で停まるたびに笑いながら

「GSXが三台、気持ち悪い」

と叫んでいる。まぁ、GSX三台に三人とも黒い革ジャンで、ヘルメットはみなX-11なんだから、知らないヒトが見たら同じに見えても仕方ないだろうね。それでも後ろからの身体のラインは確実に俺が一番たくましいけどね。ほっとけ。

こいつらはみな首○高ランナーだから、すり抜けで俺が気遣うこともない。

シャカリキに飛ばすんでもなく、かと言ってかったるい走りでもなく、俺が気持ち良いと感じるくらいの速度やすり抜けで走れば、黙っててもついてきてくれる。四台いるのに、ひとりで走る時とほとんど変わらない、実に楽しい早朝ランに、俺の顔は自然ににやけてくる。

「やべぇ、朝から超ぉ楽しい」

 

やがてmoto家の近くのコンビニに到着し、かなり時間が早かったのでココで一服。

コンビニの裏にバイクを止めてメットを取ると、店内からカエルのようにガラスに張り付いてこっちを見ている、ちょっとアレなヒトがいた。「うわぁ、こういう変なのとは、目を合わせないほうが良いな」と警戒しながら横目で確認すると、moto君がニヤニヤしながらこっちを見ていた。

「ちょ、moto君、もう起きてんじゃん! どんだけ楽しみにしてんだよ!」

大笑いしながら店内に入り、おはよーと挨拶する。後で聞いたら、どうやらmoto君は朝5時に起きて風呂に入り、R1のオイル交換まで済ませて、準備万端で待ってたようだ。俺と同じで、基本的に精神構造がガキだから、楽しいと早起きしちゃうのだ。うれしくなるほどバカだねぇ。

そこから数百メーターほどのmoto家まで行って、そこでしばらくダベる。

「雨かと思ったら、晴れて最高の天気ですね」

「まさに絶好のツーリング日和だねぇ」

みんなのナンバーを見ながら「凶悪ですねぇ」と、自分が一番凶悪だってことを失念したかのような、すっとぼけたセリフを吐くmoto君。ライジャケにオーバーパンツと言うツーリングライダーっぽい格好でフェンダーの残ったノーマル然としたR1に乗るんだから、ちょっと見には確かに一番まともそうだ。

が、レザー着こんだ俺たちよりも数段変態なのは、コレを読んでる人にはおなじみだろう。

moto君おごりの缶コーヒーを飲みながらしばらくダベり、一応今日のルート的なものを確認しようとして、このオトコにそんな一般的な話が通じないことを思い出した俺は、地図を持ってこなかったことを軽く後悔した。そしてこの後悔は、後々まで引きずることになる。

が、それはともかく、そろそろ出発しようか。

 

moto家を出てスタンドへ行くまでの軽くうねった道を、moto君はイキナリすっ飛ばす。

これで後ろの三人にも、このオトコの変態具合が伝わったようだ。せっかくだから、moto君の走りを見たがっていたAGLA13を前に出し、俺はその後ろにつく。若君はいつものように自然と、なっこと前集団をつなぐ位置に入ってくれた。なっこだって『とても遅いとは言いがたい』んだけどね。

先頭があの変態だからね。

スタンドで給油したら、国道を鴨川方面に向かって走り出す。右に左にウインカーを出しながら相変わらずのペースですり抜けるmoto君。その後ろを走るAGLA13までが、いつもよりmoto君っぽいすり抜けをするので、思わず笑ってしまった。でも、この吸収力はホント感心する。

国道を抜けて、県道に入ったところで最初のワインディングだ。

moto君、AGLA13、俺の三台は、路面がハーフウエットなのもあってある程度車間距離を開けながらも、いつもの通りアホみたいにすっ飛ばす。と、同じようなポイントでアクセルを開けたとき、ケツがいきなりズズズっときた。暖まってないってことはないだろうから、ウエット路面のせいだろう。

「こんなコンディションのときは、やっぱりパイロットパワーが良いなぁ」

とつぶやきつつ、タイヤのせいにしてても埒は明かないので、充分に気をつけてウエットのワインディングを突っ走る。それでも、時々乾いてたりするから、ちょっとでもドライ路面があるところでは、キッチリアクセルを開ける。じゃないと、あっという間に置いて行かれてしまうからだ。

爽快とは言いがたいが、コレもまた楽しい。

 

低い山越えになり、道はますますツイストしてくる。

低速コーナーを抜け、乾いたところではガバっと開け、グリップの怪しい道と格闘しながら山を登る。やがて頂を越え、道は完全にUターンチックな極低速コーナーになりながら下り始めた。ウエットでタイトコーナーで下りと言う三重苦に、前をゆくAGLA13が音を上げた。

左によって、右手で「前に行け」と促す。

なので前に出てmoto君を追うのだが、さすがに変態番長はこんな道でもガンガン先をゆく。後ろ姿を見失わないように走るのが精一杯と言う状況で、俺はぬれた路面に四苦八苦しながら、「ああ、本当にR1000に乗り換えておいてよかった。ハヤブサなら確実に消されてる」と安堵のため息。

moto君が三味線弾いてたってのを差し引いても、R1000じゃなきゃこうは行かなかっただろう。

 

道が二股になったところで、若君となっこを待つために、いったん止まる。

ふたりとも程なくやってきて、ここで少しダベった。

「濡れたところと、乾いたところが交互に出てくるから走りづらいねぇ」

「ココから少し先にコンビニがあるんで、そこで休憩しましょう」

「バイク乗りの『少し先』は信用ならないんだよなぁ」

若君のセリフに「もっともだ」と笑いながら休憩してると、雨がぱらぱらと降ってきて、一瞬、いやーな気持ちになる。まさに、暗雲立ち込めるってヤツだ。『雨女のなっこのせいだ』と、みなでなっこを責めたりしながら出発。5台そろって、この間irohaと走ったときに寄ったコンビニへ向かう。

moto君がいったん予定の海鮮屋に行き、時間を見て戻ってきたが、なんと11時半からだと言う。現在の時刻は10時ちょっとすぎ。変態ペース過ぎなのが原因だが、コンビニで一時間ダベってると言うのも芸がない。さて、どうしようかと悩んでいると、若君が面白い提案をした。

「あそこ(休憩した二股)に書いてあった誕生寺に行きませんか?」

寺好きの若君の提案に「行ってみよう」となる。それでも彼は

「純粋に俺の趣味なんで、無理に付き合ってもらわなくても良いですよ?」

と気遣いの断りを入れていた。こういうところが非常に気持ちの良い男だ。そして、それが逆に俺やみんなの好奇心と言うか気持ちを刺激し、こちらも行って見てみたいという気になる。結果的に、満場一致で寺の見学をすることになった。

 

コンビニからすぐ近くの小湊港付近にある駐車場に単車を入れると、駐車場係のおばあちゃんが「一台300円だよ。でも、むこうならタダだよ」と港の方を指差した。なので、そこから2〜300メータほどの港に単車を乗り入れて、並べて停める。

小湊港、鯛の浦。

 

風は強いが、あまり冷たくない。

そこから5人でてくてく歩いてゆくと、

誕生寺。

 

広いが華美ではなく、落ち着いた感じのお寺だ。ド派手な寺より俺は好きかな。

 

見事な松。

三春の滝桜を見たときも思ったんだが、大きな木を支えるサポートってのは、どうしてこう色気がないんだろうね。まぁ、強度が必要なわけだし、仕方ないのかもしれないけど、せめてもう少し色気のある木製のサポートとか作れないものだろうか。

景観的にも、その方がずっと気分が良いと思うのだが。

 

と、寺の前で煙が出ているのを見つけるなり、いそいそと走り出すmoto君。

 

も、生きザマが罰当たりだよ、ホント。煙かぶって、少しアタマ良くしたらいいのに。

 

寺の中を見学し、帰りがけに見つけた↓を見るなり。

「かみさん、ほら、すげぇデカいラーメン鉢っ!」

ま、確かにそんな模様に見えるけれども。

つーか君と一緒にいると、こっちにも仏罰が当たりそうで怖いよ。

 

いい時間になったので土産物屋の誘惑を振り切って単車まで戻り、moto君オススメの海鮮屋に向かう。街中をちょこちょこっと走ると、すぐに目的の海鮮屋についたのだが、どうやらすでにかなり濃い目の先客がいらっしゃるようだ。

数台の単車が停まっているが、乗っていた人々は見えない。

 

ま、見えてもあまり会いたくない部類の人たちであることは、一目瞭然だけど。

「motoさん、ここで待ち合わせしてたんですか?」

「そうそう、今日は集会なんだ」

旧車會と同席になるのかと、軽く苦笑しながら店に入ってゆくと、彼らは座敷の方に通されていて、顔を合わせなくてすんだ。やれやれと一安心したら、海鮮丼(おらが丼だったかな?)が来るまでのあいだ、バカ話をしながら待つことにする。タバコの吸える店で助かった。

主にmoto君のバカ話を聞きながら、ヤツの悪辣ぶり、ダメ人間っぷりに大笑いしていると、ようやく海鮮丼がやってきた。早速、喰おうとして、みながカメラを取り出すのを見て、俺もあわててカメラを出す。ま、結局全員、人としてかなり残念な部類であること は間違いないようだ。

写真を撮る若君を取ってみた。後ろに隠れてるのはなっこ。

 

コレが海鮮丼。美味かった。

 

さて、飯を食ったら、また走り出そう。

しばらく混んでる国道をすり抜け、県道に入ったところで、またもmoto君がすっ飛ばし始めた。俺とAGLA13もその後に続いて、懸命にアクセルを開ける。フルドライとハーフウエットが混在していたワインディングも、午後になってずいぶん乾いたようで、基本的には走りやすい。

時々、ブラインドコーナーに濡れ落ち葉があったりして肝を冷やすが、みなその分のマージンは充分に取って走っているので、誰もコケることはない。かなりのペースでぶっ飛ばしながら、時々現れるクルマを抜き、ひたすらワインディングを駆け抜ける。

と、moto君が急に速度を落とし、Uターンして停まった。

「どうやら道が違いますよね?」

「う〜ん、そんな気もするような、走ったことある気もするような」

なんとも頼りない、道案内コンビである。

そのあとも二、三度Uターンをかまし、なんとか覚えてた道を見つけて走り出す。大きな左コーナーで、「ああ、そうだ。irohaと走ってるとき、ココでハヤブサのステップ擦ったっけ」と思い出して力を得るが、やがて工事現場を抜けたあたりで、その自信にも影がさす。

要するに俺もmoto君も、カケラも道がわかってないのだ。

 

抜けるような青空の下、まっすぐの道を走っていたら、moto君が道の駅に入った。

「コレはですね、道を間違えたんじゃなくて、トイレに行きたい人も居るだろうという配慮……」

適当な大嘘をついたmoto君に笑ってると、

「もう、かみさん! なんでちゃんと地図持ってこないんですか!」

俺もとばっちりをうける。

そんなバカを言いながら、道の駅に入り、地図っぽいものを探してみるが、さすがに見当たらない。するとmoto君がみなにソフトクリームを買い込んでいた。本人曰く、『これで買収して、道を間違えたことを勘弁してもら う』という作戦らしい。

もちろん、そんな事を怒ってるヤツはいないが、ソフトクリームはありがたくいただいた。

ソフトクリームを食いながら、道の駅にいる色んな単車を見て、ダベる。

キックスタートのショベルヘッドがスタートに四苦八苦してるのを見ながら、みなで笑いをこらえ、無事に彼が行ってしまうと「俺なら頼まれても乗らないなぁ」「セル万歳だねぇ」「あのヒト、帰ったらショップに持ってって『セルつけてくれ』言うんじゃねーかなぁ」と、またバカ話。

晴天の下、こんな時間は本当に楽しい。

 

やがて、俺とmoto君の『頼りない案内人』ふたりは「とりあえず戻って適当に走りながら、間違えたら間違えたで」と言うおよそ企画や予定とは言いがたい、行き当たりばったりの結論を出した。ま、こんなのも『らしいといえばらし』くて、俺らにはいいんじゃないかな?

結局、狙ってたワインディングの入り口は見つけられず、それでも結構オモシロいワインディングを走れたので、そんなに悪くはなかったと思う。それから海沿いのトンネルの多い国道を、ガシガシすり抜けて、入ったセルフスタンドは『おつりが出ない』ってんで、別のスタンドまで行ったりしながら。

そのスタンドで「この先、コンビニがあったらそこで最後の休憩。なければ流れ解散」となる。

俺の念願だったmoto君とSS組を会わせるという目的も叶った、本日のCrazy Marmalade でっかいもん倶楽部。全線の半分くらいはウエット路面だったが、暖かい太陽に恵まれた、気持ちの良い房総ツーリングになった。是非また、キチガイをそろえてココを走りたいものだ。

そのときは、今度こそちゃんと道を調べて、ね。

 

結局、ちょっと走ったらすぐに高速の入り口が見えたので、下道で帰るmoto君に別れを告げ、残りの四人は高速に乗った。ジャンクションを抜け、京葉道に入ったところでAGLA13に先頭を代わる。すると、高速大好きキチガイAGLA13は、強風の中すっ飛ばし始めた。

途中、旧車會の連中が集団で走ってるところに出くわす。

が、もちろんAGLA13は、速度を緩めるようなタマじゃない。集団の中に飛び込んで、ものすごい速度差で一気に抜き去る。俺もその後ろに張り付いて、同じラインでヤツらをぶち抜く。結構な台数の長い列を、ひらひらとかわしながら抜いてゆくのは、コレはこれでなかなか楽しい。

が、やがてその列も途切れ、前がクリアになる。

とたん、AGLA13の二本出しヨシムラが吼えた。ギアを一段上げてた俺は、クラッチを握ってシフトを蹴りこむ分、出足が遅れる。そしてAGLA13にとっては、それで充分だった。 追いかけるためにぐいぐいと加速し始めると、横から吹き付ける強風に車体が思いっきり持っていかれる。

危うく、クルマに突っ込みそうになった。

それでもアクセルを緩めると、緩めた分だけAGLA13との距離が離れる。

この間までならあきらめてしまうところだが、ケイロクに乗り換えて以降、どうもノリがいいので、充分にマージンを取って無理しすぎないようにしながらも、がんばってAGLA13を追ってみた。するとAGLA13がクルマを抜くのにアクセルを緩めるとき、わずかに差が詰まる。

もっとも、同じように俺もアクセルを抜かなくてはならないから、結局、その差はまた開くのだが、それでも『あきらめなければ、完全に消されるには至らない』ことに手ごたえを感じて、 俺はなんだかうれしくなってくる。まるで少年ジャンプだが、根が暑苦しい俺にはちょうどいい。

 

千葉市に入って高速が渋滞し始め、そろそろ出口だぞと思ってると。

ばびゅん!

AGLA13は穴川で降りずに、そのまま飛んでってしまった。「千葉北で降りるのか?」と思ったが時すでに遅く、俺は穴川の出口のレーンに入ってしまっていた。なので素直にそこで降り、16号を走って帰ることにした。すり抜けを頑張れば、AGLA13に追いつけるかもしれないし。

結局、ひとりで16号を走りきり、家に着いたらAGLA13はまだ帰ってなかった。

どうしたんだろうと思って家に入ると、すぐにAGLA13からメールが来た。「お疲れ様でした」とのセリフに「あんだ、おめ、帰っちゃったのか?」と返すと、「今晩上がるんで、さすがに少し寝ます」と驚愕の返事が返ってくる。なにその鬼の体力。

俺はAGLA13の底抜けのバカさに、思わずにやりと笑いながら、PCに向かって今日の写真の整理を始める。整理つーかレポ用にリサイズしたり加工をはじめたのだ。なぜって、せめて写真だけでも準備をしておかないと、どうせ今日もレポ書いてる暇はないのだ。

 

すぐにやって来るだろう、若君となっこを迎えて、バカ話しながら美味い酒を呑むんだから。

 

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