solo run

東方見聞録
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2007.08.16 かみ、南を向く

 

明けて、翌朝の4:00。

俺がのっそりと起き出すと、すでに起きていた若者ふたりは、出発の準備を終えていた。ボサボサの頭で『おはよー』言いつつ、歯ブラシをくわえながら、俺も銀マットを丸め はじめ、荷物をまとめて出発の準備をする。

 

彼らは西へ、俺は北へ。

再会を約束して、俺たちはそれぞれ走り出した。

 

国道45号線を北へ走り出すと、美しい朝焼けが見えた。

 

走り出してものの数分なんだが、あまりの美しさに停まって写真を撮る。

 

写真では伝わりづらいが、あの瞬間、あの心境で、この風景。

本当に、泣けるくらい胸に沁みる。景色って言うのは、基本的にタイミングが全てなんだとつくづく思った。もちろん名勝と言われる元々美しい場所もそうだろうけど、美しい場所、美しく見える時間、美しく感じる心、この三つのタイミングがぴったり合った瞬間。

美しい景色ってのは、そんな絶妙のタイミングで生まれるんだと思う。

同じ場所、同じ時間に見たとしても、こっちの精神状態ひとつで景色の見え方は変るんだし、極端な話『あ、綺麗だな』と思ったままやり過ごし、やっぱり写真に撮ろうと思って 一時間後に引き返しても、その時の風景はもう、失われている

だから、その時その時、『美しいと感じた瞬間』を逃さず写真に撮っていけたら、心に刻んでいけたらいいなァと、ガラにもなく、でも、真面目に考えたりするわけで。照れくさいけど、結構ホンキで、そんな風に思ってるのだ。

 

さぁ、国道45号を5kmほど走ったら、県道41号重茂半島線の入り口。

 

例の『まるで別世界』の入り口である。

ワクワクしながら入り込むと、待っているのはリアス式海岸特有の、俺の根性よりも捻じ曲がったタイトでツイスティなワインディング。風返しよりちょっとタイトで、林道っぽい感じの峠道には、落ち葉と砂が浮いている。

 

朝一番の景色ってのは、やっぱ綺麗だ。

 

途中の道は、普通に関東でもおなじみの峠っぽい。

んで、ついに別世界ポイントまで来たんだが……

 

何が別世界やらちっともわからん

 

しばらく単車を停めて考える。やがて、そのうちふと、ひらめいた。なるほど、海岸線を海を見ながら走ってきて、いきなり山岳地帯のようなワインディングだったら、 まぁ確かに別世界に見えないこともない……かなぁ……いや、どうなんだそれ?

すげぇ脱力。

 

脱力しつつ重茂半島線を抜け、国道45号に戻るとそのまま宮古へ。

道の駅宮「みやこ」でトイレ休憩だ。

このクソ暑いさなかに、ヒドい祭りをやってやがる。

そのまま45号線を50kmほど北上したら、県道44号「岩泉平井賀普代線」に入って。

本日のセカンドリアスにチャレンジだ。つーか、この段階でかなりリアスに飽きてきている。結局、リアスのしんどさってのは、関東にもありそうな走りにくくて狭い峠を、げっぷが出るほど延々と走るということに集約されるわけで、個人の好みにえらく左右されることがわかった。

少なくとも俺には、死ぬほどしんどいってことはないようだ。

ま、天候なんかにもよるだろうしね。

 

44号線を走っていると、北山崎展望台という看板が見えた。

せっかくなので、ちょっと寄り道して景色を見ようと、M109Rの鼻先を向ける。

駐車場には、俺のほかにR1が一台。あと、車がちらほら。

 

入りっぱなから、綺麗な芝生。

Zにこの写真を見せたら、『おぉ、テント張りてぇ』と騒いでた。確かに。

 

空は相変わらず、憎らしいくらい良い天気。

くらいつーか、むしろホンキで憎い

 

歩いてゆくと、眼下に妙な岩が見える。

 

やがて、展望台に出た。

確かに景観は美しいが、こっちの精神状態がすでに『氏ね太陽』的な状態だったので、景色より何より、吹いてくる風の方が愛せた。そしてもちろん、時間的に早すぎて、レストハウスなんかの施設もまだ営業してない=冷房の効いてる場所がない。

それでも、せっかくきたんだし、もう少し見て回ろうか。

 

遊歩道を下ってゆく、かみ37歳虚弱体質。

 

写真ではわかりづらいが、かなり傾斜してる。

少なくとも『ああ、いったん下ったあと、またココを登ってくるのは心が折れるなァ』と先読みして萎えてしまうくらいのイキオイで下ってるので、遊歩道のはずが、俺の中ではカンペキにアタッキングロードになってた。それでも景色を堪能 し、県道44号から国道45号に戻って北へ。

 

道の駅「のだ」に到着。

塩ベコの起点だそうで、シルクロードならぬソルトロードの起点らしい。

この段階で俺には、ヒトツやりたいことがあった。何かと言えば、風呂だ。全身ウォッシングだ。昨日おとといと風呂に入ってないので、実際問題、そろそろあちこち が痒いのである。なので、とりあえず地図を見て風呂を探す。

いやもちろん、風呂はあちこちにある。

だが、時間がまだ早いので、開いてるとは思えないのだ。そういった経緯でルート的に楽しそうな県道29号を西行するプランは捨てて、さらに45号を登り、久慈から九戸街道で、道の駅「おおの」にある健康の湯を目指す。

と聞くと、国道ばかりでつまらないイメージがあるだろうが、心配ご無用。このあたりの国道は、も、アホかってくらいステキなワインディング続きで、関東のワインディングより楽しめるくらいだ。もっとも、道路自体の本数が少ないから、選択肢がないって言う面も、あるにはある。

 

道の駅「おおの」に到着。

が、気持ちのいいワインディングなので、アベレージが高すぎたようだ。計算を大幅に外し、早く着きすぎてしまった。しかも、10:00には入れると思ったら、11:00まで待たなきゃならないということで、さすがに一時間も、こんなところでぼけっとしてるわけにはいかない。

サクサク次の風呂を検索する。

すると30kmほど先に風呂があった。ココならあと30〜40分でいけるし、11:00だとしても20分くらい待つだけで済みそうだ。水筒からジュースを出してヒトクチ飲むと、さらに西へ向って走り出す。

 

日帰り風呂、『ゆうゆうゆ〜らく』に到着。

 

金田一温泉つー、確実に殺人事件が起きそうな温泉街の一角だ。

金田一なのに、探偵は船越栄一郎か、片平なぎさっぽいけど。あと、火野正平とポロリ要員のお姉ちゃんがいれば、キャスティング的にはパーフェクツ。クライマックスは崖の上で『マドンナたちの子守唄(ララバイ)』。

 

ま、普通のスーパー銭湯とか健康ランドっぽい感じ。

 

冷房の効いた喫煙所。コレはすばらしく嬉しかった。

 

さて、全身くまなく綺麗に磨き上げたら、気分一新して、走り出そう。

んで、暑いから涼しいところを目指したいなァと地図を眺めれば、おお、十和田湖まですぐじゃないか。国道4号から同じく国道104号に乗り、十和田湖を目指して走り出した。 少なくとも、この段階ではそのまま104号を走るつもりだった。

だが、いざ現場に行ってみると、なにやら看板が出てる。

『十和田湖→』と書いてあれば、そりゃ『こっちが近道だな』と曲がるのは当たり前だろう?

県道21号を右折し、十和田に向って快走する。

ほどなく、気温が下がってきた。こりゃいいやとしばらく涼しくて快適な林の中を走っていると、急に目の前が開けた。ワインディングロードは、牧場地帯を走っていたのだ。突然、目の前にだだっ広い光景が広がるのは 、けっこう阿蘇の風景に似ている。

気温もだんだん低くなり、景色も美しく、抜群に気持ちがいい。

 

あとで調べたら、小国牧場と言う牧場だった。

 

ものすごく冷たい風が吹いてきて、心地いい。

と思ったのも数分で、今度は寒くなってくる。あわてて単車を停め、革ジャンを引っ張り出して着込む。すると、それを待っていたかのように雨が降り出した。勘弁してくれよーとわめきながら、それほど酷い雨ではないので、そのまま走り出す。

 

小国牧場の牛さんたち。

 

県道21号「田子十和田湖線」から国道454号に出れば、十和田は程近く。

青森に入って10分もしないうちに、十和田湖に到着。タバコを一本吸って走り出し、おっといけねぇ、湖を回る時は左回りが鉄則だ ったっけとあわててUターン。がらがらの国道103号「十和田道」を、のんびりとクルージング。しかし、雨はやんだものの、天気は悪い。

ついさっき温泉殺人事件を解決したあとだけに、なにやらキナ臭い風景に見えるのは、まぁ致し方ないところだろう。今晩にも発生予定の『十和田湖殺人事件 』に備ええて、英気を養わなくてはならない(殺人事件も、解決も、キナ臭くも、十和田湖殺人事件もありません)。

 

とにかく、涼しいのはありがたい。

 

こんな風に緑のトンネルになっている道を、気持ちよく流して走る。

ツイスティな峠道だが、気分がいいので飛ばす気になれないから、ホントに気持ち良いくらいの速度でのんびり流す。つーか、そのうちだんだん登りになってきて、両脇が崖、しかもガードレールなしつー、俺的にかなり切ない状態に陥 ってきたので、それどころじゃない風味。

 

十和田湖北面、山の上からの眺望。

 

スノートンネルをくぐって、上がってくるわけだ。

 

曇天でも綺麗なんだから、天気がよかったら、感動的に美しいんだろうね。

 

そのまま十和田湖を周遊していると、滝ノ沢峠に出る。

ココはちょうど、周遊道路と北上する道路の分かれ道になる。

 

ここで十和田の北を国道454(北)から394を経て、直径10kmから15kmの円周状の道をぐるりと回るルートをゆくか、このまま十和田を(ほぼ)一周して南へ抜けるか、一服しながらちと悩む。

んで、タバコの煙が南の方へ流れたので、南に行こうと決めた。

454(南)を走って十和田湖畔を眺めながら走る。しばらく国道103号を南下していると、途中の信号で、面白い看板を発見した。『←環状列石(ストーンサークル)』と書いてある 。お、こりゃぁ面白そうだと、M109Rの鼻先をそちらへ向け、一路、ストーンサークルへ。

県道66号を「おー! ルート66じゃん!」などとわめきながら2,3km行くと。

 

迷うことなく環状列石に到着。ま、一直線なんだから、むしろ迷う方が難しいんだが。

 

こんな風に資料館があったので、現物を見る前に予習をしようと入る。

 

庭先のコレは、もちろん作り物。

 

中はこんな感じ。

 

なにやら石の重さを体感するコーナーがあった。

今こうして冷静に見れば一目瞭然なんだが、石を持ち上げるのに、落っことしたりしないようにガイドがついている。体感したいのは子供が多いだろうし、 博物館としては足の上に落っことしたりしないための、当然の養生だろう。

そしてもちろん俺は、迷うことなく金属のバーをつかみ、力いっぱい上に持ち上げようとした。あまつさえ「おぉ、激重っ!」と感嘆までしてみせると言う徹底的なヌケサクっぷり。 んで、己のウカツっぷりに気づいた瞬間、まさに大赤面のorz状態。

改めて片手で持ち上げてみた。

んで、この写真を撮ってる姿を、子供らが不思議そうに眺めてた。ふん、今はそうやって嘲り笑うがいいさ。いずれ俺の偉大さがわかるだろうよ。オマエが単車に乗り、RocketIIIとかM109Rを買い、パソコンで情報を検索しようとした時にな。

確率的に皆無に等しいのはわかってるから突っ込まなくていい。

 

列石の説明が、模型つきでされている。

 

んで、ああ面白かったと表に出ると。

 

またも、雨。(M109Rの下部参照)

 

仕方ないので、戻って雨宿りする。

ただぼけっと待ってるのも何なので、目に付いた歴史の資料やマンガを読んでみたのだが、コレがなかなか面白かった。人類史の最初の方なんて、俺が教わった頃とずいぶん変わってるんだね。

 

雨が上がったので、ようやく環状列石のホンモノを見学。

景色的には、どうと言うこともない。

 

資料館で予習してなかったら、ものの数分で立ち去っただろう。

 

ルート66(普通はそう呼びません)を南下して、道の駅「かづの」へ。

俺は走ってると楽しくて、タバコ以外の休憩をほとんどしない。

だが、考えてみたら朝から何も喰ってなかった。それでもココ2.3日は暑くて食欲がなかったのだが、十和田で充分身体を冷やし、天気自体も曇りでそこまで暑くなかったので、少し腹が減ってきた気がしてきた。

馬肉みそ焼き丼と中華つけ麺のセットを食う。

 

腹ごしらえを済ませながら地図を見ると、ここからなら田沢湖か八幡平が近い。

しばらく考えて、八幡平の方へゆくことにした。鯨統一郎のデビュー作『邪馬台国はどこですか?』を読んだことがあるヒトなら、俺の気持ちはわかってもらえることと思う。鯨ファンにとって、八幡平は特別の場所なのだ。

国道341号を南下し、八幡平の入り口アスピーテラインへ着くと、ポツリ。

雨が降ってきやがった。

だが、今回は自分の晴れ男っぷりを信じて出たので、カッパを持ってきてない。カッパがないと雨のときは厳しい。三段論法で、コレは雨ではない。 「ただの霧だから、多少濡れてもカッパは要らないぜ」と、己の心を全力でだましながら、アスピーテラインを登る。

 

八幡平の頂上、見返峠に到着。

ツーリングマップルでは「眺望抜群」と書いてあるが、さすがにこの激烈に濃い霧の中では、そうも行かないようだ。うんそうだ、コレは雨じゃなくて霧なのだ。道路 は全開で濡れてるけど。明らかに車体に水滴がバシバシ当たるけど。

 

駐車場には、俺とこのビッグスクータ以外、単車はいない。

 

八幡平ビジターセンター。

 

中には八幡平の模型や。

 

たぬきの剥製。

 

こんなのまでいた。

 

ここで八幡平のことを勉強するも、現物がよく見えないんじゃ話にならない。

アスピーテラインを東に向って走り出す。

走り出すつーか、徐行しだす

 

この後、霧はだんだん濃くなりアベレージスピードもガンガン落ちる。

軽く苦行つーか、リアスよりよっぽどしんどい思いをしながら最終的には50km/hくらいまで速度を落とし、たらたらと山を下ってゆく。そのうちだんだん霧が晴れて、明るくなってきた。

やがて太陽が顔を出すと。

絶景。

 

単車を停めて、一服しながら写真を撮った。

 

最後の最後で、すばらしく綺麗な風景が姿を見せる。

スノードームに包まれた道を快適に下るうち、濡れた服も乾く。

 

やがて、ふもとのビジターセンターに着いた。

ココでまた一服きめ、西根八幡平線を東へ。

 

途中のコンビニでタバコを買ってたら、妙な軽トラが隣に停まった。

あきらかに、どう見ても、キャンピングカー。

思わず助手席にいたおばさんに向かって、「写真を撮ってもいいですか?」と聞くと、運転席側にいたおじさんが、ひょいと顔を覗かせて満面の笑みを浮かべる。そのまま軽トラを降りてきたので、 これ幸いと色々質問してみた。

「これ、キャンピングカーにしてるんですね? 前の運転席の上にある部分って、強度的に問題ないんですか? あそこ、寝台になるんですよね?」

「ああ、大丈夫だよ。全然問題ない」

「へぇ。これって電気も使えるようにしてるんですか?」

「もちろん。バッテリー一個だけど、エンジンかけてればなんでもつかえるよ。蛍光灯くらいなら、エンジンかけてなくても大丈夫」

「おぉ、そりゃすげぇ。え? つーかこれって車検は?」

「ははは。通らないね。だから、車検の時には全部外すんだ。それように、全てボルト止めになってるんだよ。すぐに外せるように出来てるんだ」

「おぉ! ボルトオン! そりゃすげぇなぁ」

俺が手放しで褒めるので、気をよくしたおじさん、延々と車の解説をしてくれた。俺も興味があったし、面白かったのでしばらく話に付き合う。が、さすがに話が20分近くなってきたので、キリのいいところでお別れを告げた。

 

県道23号から国道282号を南へ折れたところで、渋滞に捕まる。

この辺まで来ると、また暑さがぶり返してきているところへ持ってきて、関東なら渋滞とは言えないような詰まりでも、ずっと流れのいい道を走ってきた身には、けっこうこたえるつーかめんどくさい。つーか暑い。

ココで今回初めて、高速を使おうという気になった。滝沢インターから東北道に乗って、一気に走り出す。と、追い越し車線からウインカーを出した時、妙な黄色い光が俺の視界に入ってきた。光源の方を何気なく見て、愕然とするかみ37歳メタボリックビーナス。

あわてて紫波SAへ入る。

 

あんでウインカー上向いてるんだよ。

ガッカリしながら、構造がよくわかってないので、とりあえずジャマなヘッドライトを外してみる。

なにやら派手な話になってきた。

しかもよく構造を見てみれば、ライト外す必要なんて全然なかったてのがまた悲しい。ウインカーの固定ボルトが振動で抜け落ちたようなので、とりあえずガムテで補修して、走り出す。

高速使った罰かなぁ(整備不良です)。

 

で、高速を走ってたのだが、ナンだろう、この違和感。

どうもいつものようにぶっ飛ばす気になれない。そう言えば今回は、ずっと下道でのんびり走ってた。そのせいで、ぶっ飛ばしモードに入らなくなったのだろうか。カウルも付いてないし。

たらたら120km/hで走るうち、ふと気づく。

「このスピードだったら、高速乗らなくていいじゃん」

しかも、こんな速度だと、高速は退屈でどうしようもない。

 

なので、仙台の泉でサクサク高速を降りる。

 

それでも時刻が悪かったのか、アホほど蟲がへばりついてた。

 

だが、淡々と高速を走るうち、俺の修行モードに火が付いたようだ。

「このまま一気に、柏まで帰ってみるかな」

明らかに、相当シンドイ言うことはわかっているのに、俺はそう自分に課してしまった。もちろん、すれ違う単車には全てハンズアップの課題も、家に帰るまでは持続だ。

泉から国道4号を南下し、岩沼あたりで6号線にでる。

 

軽く一服入れて、メールが来てたフラ公に電話を入れたら、さあ、一気に下ろう。

途中、夢を見るようなヘンな体験もしながら、俺は柏への道をご機嫌で走り続けた。 二泊三日、時間的には短いツーリングだったが、内容的にはすごぶるつきに面白く、楽しい出会いも満載の、とても濃い東北ツーリングだった。

総走行距離3000kmは先月の3500kmより短いものの、そのほとんどが下道だったことを考えると、そして、疲れは先月より全然感じないことを考えると、相当楽しかったことは間違いない。身体的には、あとで体調を崩したくらいなので、やっぱり疲れてたんだろうけど。

 

そして、コレを書きながら、今、俺は。

宮古の手前で知り合ったあの日本一周組の若者二人がやってくるのを、ワクワクしながら待っているのである。へへへ、今日もうまい酒が飲めそうだ。 楽しい夜になりそうだぞ。

 

さあ、次はどこへ行こう。

誰と行こう。

そして。

 

どんなやつに会えるんだろう。

あとちょっとだけ続く

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