solo run

顔合わせ、あるいは釣書

2008.07.20 
GSX-R1000 納車後の顔あわせ、あるいは釣書(お見合い前の身上書)

 

祝、R1000納車っ!

てなわけで、予定よりだいぶん早く、GSX-R1000が納車された。

朝、ベッドで寝てると電話がなる。『お、ケモ日和で嬉しくなっちゃったよしなしかmoto君あたりが、電話かけてよこしてか? ったく、テンションあげやがって』と苦笑しつつ電話を取ると、バイク屋の店長からだった。途端に、どくん。心臓の鼓動が、少し速くなる。

「もしもし、かみさんですか? GSX-R1000の準備ができました。代金は総額で……」

みなまで聞いちゃいない。はいはいはい、と母親の小言を聞き流す受験生チックに『聞いてない返事』を並べ立て、そそくさと電話を切る。Nにバイク屋までXRでタンデムしてくれと頼み、やつの準備ができるやいなや、アズスーンアズ、バイク屋へ向かって走り出した。

 

金を払ってバイク屋を出ると、そのままライコランドへ。

タンクパッドつーかカバーと、フェンダレスを自作するためのパーツを買い込む。駐車場で直射日光に灼(や)かれながら、君はでぶやとか出てる系のタレントかい? ってくらいダラダラ汗を流しつつ、タンクカバーを接着する。3Mの両面テープで貼るだけだけど。

タンクカバー。タンクパッドよりも位置決めが簡単で効果が高いので、前から狙ってた。

 

さて、それじゃあ早速、走ってみようか。

とは言え、今日は夕方からプレケモライド大宴会があるので、いつものように納車して即、何百キロも走るわけにはいかない。とりあえず風景のきれいなところで写真を撮ろうと、いつもの土手沿い、利根水郷ラインへ向かったのだが、その道すがら、すでに感動。

とにかく軽い。

まだ20kmくらいしか走ってないから、サスも硬いしタイアもワックスでつるつるなので、走りもクソもわからないのだが、とにかく軽いことだけは実感できた。エンジンかける前のとり回しから軽いし、走り出したらもっと軽い。400ccくらいのイメージつっても大げさじゃない。

 

6000rpm制限で走ったのだが、街中ならこれで充分。5〜6000rpmなら、ランツァのマックスより簡単に追い越しができる。しかもその回転域なら、1〜6速のドコでも充分に使える。流すだけなら6速3000rpmでぼーっと走っててもギクシャクしないから、かなり快適だ。

ハヤブサと比べるとトルク感はないけど、それはちっとも気にならない。

パワーでゴリゴリ加速するつーよりは、もちろんパワーもあるけど、それ以上に軽さが効いてる感じで、開ければ開けただけ、ドコからでもすいすいと加速する。さらに5000rpmを越えたあたりからは、この先の怒涛の加速を予感させる力の盛り上がりがぐいぐいと来る。

や、まぁインプレっぽい話はもう少しあとにしようか。

 

水郷ラインの水戸街道入り口に到着。

 

こっちへ行っちゃうと普通にダートなので、さすがにジクサーでは行かない。

今のところは、ね。

 

今日はものすげぇツーリング日和だね。

 

クソ暑いけど、日陰に入ると風が涼しくて、こんな日なら何時間でも走れそうだ。

水郷ラインをクルマと一緒に走り出し、途中でじれてきてバンバン抜かし始める。それでも5000rpmも回ってれば充分にストレスなく抜かせるから、楽しくて仕方ない。逆に、もりもりと力のある場所を使えるので、もっともっと回したい気持ちを抑えるのが大変だった。

 

タバコを切らしてたので、水郷ラインの途中にあるコンビニで休憩。

早くも、俺の相方っぽくなってきた(載せたモノをどけないで写真を撮るからです)。

タバコを吸い、缶コーヒーを飲みながら、R1000を眺めてニヤニヤニヤニヤ。直射日光厳しい、クソ暑い夏日なのとあいまって『あぁ、可哀想に。暑さでヤラれてしまったのだな』と思われても仕方ないほど、もう、顔が緩んでどうにも止まらない。リンダ困っちゃう。

結局、1時間ほどさらっと流して、ケモライド準備のために、おとなしく家へ向かった。

 

まだまだ、こいつの力の片鱗でさえないのだが、それでも充分にワクワクしてる俺がいる。これから先、楽しく走るためにも、まずはゆっくりとお互いを知り合い、仲良くなってゆこう。とか何とか言いながら、とりあえず慣らし運転はいつもより短めの方向で。

オラ、ワクワクしてきたぞっ!

 

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