solo run

in 印旛周辺

2011.02.23 GPSロガーテスト

 

水曜の半日仕事も終わり。

帰ろうと単車をまたいで走り出したら、あらまあ、いい天気。こりゃ、このまま帰っちゃもったいない。思っちゃったら仕方ないので、ちょこっと寄り道して帰ることにしよう。ウラ道を抜けて国道464に乗ったあたりで、フト思い立っちゃったかみさん41歳。

「そだ、ロガーのテストしよう」

つわけでロガーのスイッチを入れる

これが、今日走ってきた全貌。

実際の地図はもっとずっと大きいし、もちろん縮尺の変更も可能だ。

 

軽くすり抜けしながら走ってると、途中からクルマが多くなってきた。

ずっとすり抜けんのもかったるいなぁと、千葉ニュータウンのあたりで、なんとなく右へ曲がる。

すると、この県道81号(赤い線の道)が、空いてて気持ちよくすっ飛ばせた。

トップエンド180スピードくらいかな。

 

道が16号に出たので、南へ折れてすり抜け開始。

適当にすっ飛ばし、

国道296との交差点(黒い矢印)の陸橋が混んでたので、左へ逃げる。

そのまま296を東行し、ごちゃごちゃした街中を抜ける。途中のT字路(緑の矢印)で印旛沼の方へ行こうと思ったら、ちょうどオマワリが通ったので反対へ曲がる。クルマと一緒にのんびり走ったり、時々すっ飛ばしたりして、 国道51号にぶつかって信号待ち。

と、V‐MAXが走っていくのが見えた。

「せっかくだから追いつこう」

何がせっかくなのかはわからんが、とにかく国道51号を左折して、V‐MAXを追う。

 

信号待ちで追いついたので、横に並んでスタンバイ。

ところが、待ってる間によく観察すると、この旧型の後期型V‐MAX、なんとフォワードコントロールになってる。クルーザほど極端なスタイルではないけど、ノーマル位置よりいくらか前に出た削り出しのステップがカッコイイ。

「うぉー! 俺が乗ってる頃にこれが出てたら、ゼッタイ買ってたなぁ」

とは言え、フォワコンにしてるってコトは、そんなすっ飛ばさないんだろう。ガリガリやれると思ったから、ちょっと残念な気持ちになりつつも、「そら、キチガイが多い車種だけど、誰も彼もがすっ飛ばすわけじゃねーよなぁ」とため息をついて あきらめ、じわっと走り出す。

思ったとおりV‐MAXが行かないので、こちらもタンタンとシフトをかき上げて、のんびり……

ばしゅっ!

120〜30スピードで流してるところを、左からぶち抜かれ、かみさん思わず笑顔

「おぉ! 行くのか! 行ってくれるのかっ!」

シフトを叩き落して、ユリシーズに活を入れる。

 

こちらが加速したのを確認したV‐MAXは、さらにアクセルを開けた。

「かぁ、やっぱ加速は速ぇな。こら、フラと遊ぶ時も気合入れないとなぁ」

とは言え軽さの分、ブレーキングはこちらに分がある。ほどなく少し開けた高速コーナーで追いつき、そのままロックオン。ハイビームでベタづけ、追いかけながら160 スピードくらいでクルマを縫う。楽しい追いかけっこに、俄然、テンションが上がってきた。

「おっしゃ、ここを抜けたところで、一気にぶち抜こう」

そう思いつつクルマの列を抜け、今、まさにアクセルを全開くれようとした矢先……

V‐MAXは左に寄って、道を譲ってくれる。

「えぇー! もうちょっと遊ぼうよー!」

ヘルメットの中で、ガキみたいに唇を尖らせた41歳。もしかしたら、後ろに付かれるのがイヤなのかもと思い直し、前に出てからも速度を緩めてすり抜けながら、 追いついてくるのを待つ。信号待ちで停まったので、「お、これでもっかいヤレるじゃん」と思ってたのだが。

V‐MAXは、そのまま姿を見せなかった。

赤い部分が、V‐MAXと走ったところ。

 

しばらくまっすぐ走りながら、未練がましくV‐MAXを待つ。

しかし、追いつく気がないのか、他の道を行ったのか、彼はすっかりさっぱり居なくなってしまった。ガッカリしながら、ちょうど見えてきた国道408号を左に折れ、目に付いたコンビニで休憩を取る。一服つけて煙を吐き出したところで、一枚も写真を撮ってないことに気づいた。

ロガーが道を記録してくれてると思うと、ついつい、停まらないで走っちゃうね。

レポが楽になると買ったんだけど、思いもかけない弊害があった。「あとで確認すりゃいいや」つー感じで、とにかく空いてる方とか面白そうな方へ走って行っちゃう。普段なら、「道の確認しながら、ついでに写真を撮ろう」つってマメに停まるんだけど。

 

紅茶を飲んでタバコを吸ったら思い出した。

「ああ、俺は今、家に帰ってる途中だっけ」

ロンツーのときの、『気まぐれ走り』に近い感じで走ってたもんだから、思わずこのまま延々と走り続けるところだった。ま、仕方ない。408号を走って家に帰ろう。つわけで走り出すと、すぐに『房総のむら』と言う看板が見えてくる。

「確か、こないだ動画で見たところだ」

千葉県立『房総のむら』は地図の右上、水色の矢印のあたり。

ここは、『江戸時代の街並みが再現された、体験型施設』だってな動画を、こないだYouTubeで見たので、名前を覚えてた。それじゃあ、試しに寄ってみよう。なんたって俺はツアラーなんだから。観光施設に寄らずして、ツアラーとは言えないだろう?

つわけで、カンバンの案内どおりに進み、駐車場に入った段階で、

すっかりやる気がなくなった。

よく考えたら(考えなくても)、この手の施設はいっぱい歩くんだよね。ところがどっこい、みなさん御存知のとおり、『かみは歩かない』わけだ。必然的に、『この施設に用はない 』つー答えが導き出されるのも、いわば当然の帰結。

駐車場で写真を撮って、そのまま出発した。

滞在時間、30秒。

 

房総のむらを脱出したら、後はおうちに帰るだけ。

県道18号をすらすらっと北上して、いつもの土手沿い、『利根水郷ライン』へ。

二月にしてはずいぶんと温かい日差しの下、利根川を眺めながらのんびり帰ってきた。

ほんの少しだけど、楽しく走れたよ。

 

つわけで、ここまでの走りをロガー付属のソフトで追った動画。

ポインタの速度が ちゃんと変わるから、けっこう面白い。

 

とりあえず、ロガーのテストとしては大満足。

コレでますます、走りに行くのが楽しくなってきた。

そのぶん、編集にとられる時間も多くなるんだけど(TーT)

 

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