2008.02.02 また、嬉しい出会い 明日のケモ道ツーリングのために、も少しマシなエアゲージを買いに行こうと考えていた。 んで、仕事が終わるなり、あまってたプラスティックの衣装ケースに、明日使うミニコンプレッサを入れて、ゴムバンドで固定してたら、整骨院のウラに入ってきたクルマが一台。『誰だろう?』とそっちを見ると、運転手がこっちを見てニコニコしながら、『かみさん、どーも』と来る。 ん? この男、見たことあるぞ? 誰だっけかな? 「かみさん、ショーファーです」 ラーメン屋さんキタ━━━━━━(・∀・)━━━━━━ !!!! 北海道のラーメン屋さんで、最近こっち(千葉)に帰ってきた、元「北のラーメン職人」さん、現在は「ショーファー」さんが、突然、俺を訪問してくれたのだ。書き込みやメールで、明らかにダメ人間なことはわかっていたが、整骨院急襲とか、どんだけ俺の好みを知ってるんだって話だ。
燦然と輝く、札幌ナンバー。 嬉しくなった俺は、とりあえず聞いてみる。 「ショーファーさん、この後どっか行くンですか?」 「夕方に用事があるけど、それまでは」 「んじゃ、俺ンちきません?」 「4:00までなら」 「じゃ、俺はこれからレッドバロンに行くので、ライコで時間つぶしててください」 「了解」 てな流れで、いったんショーファーさんと別れると、その足でレッドバロンへ。
柏に帰ってきたよ、マイスイートハヤブサ。
やっぱクランクケース逝ってるから、30〜50万は見ないとならないかなぁ。 あんま高かったら、買い換えるか。候補的には旧ハヤブサ、新ハヤブサ、GL1800、ST1300、GTR1400、FJR1300、GSX-R1000、あたりかな。まだクルーザには戻らないで、もうちっとはメガスポーツ、スーパースポーツ、グランドツアラーあたりを乗り倒してみたい。 や、買わねーよ。直して乗るっつの。
ビートルは割れ割れ。こりゃ、最悪外そうか。 とりあえず、正式な見積もりが出たら連絡くれるように店長に頼むと、ランツァをまたいで、あっという間に16号からライコへ。正直、ハヤブサがどうのとかより、ショーファーさんが来てくれた事がとにかく嬉しいので、さっさとライコに行きたかったのだ。
ショーファーさんと合流し、ライコでエアゲージを買いこんだら、んじゃ俺ン家まで行きますか。 ランツァの後ろが、ショーファーさん。 ホントは16号から一回曲がるだけで来られる俺の家への来方を教えたかったんだけど、あまりにも道が渋滞してるので、裏道から家へ。帰りはイヤでも真っ直ぐ行って16号にぶつかるルートだから、ま、行きはこっちでいいだろう。単車を降りてショーファーさんにその旨を告げる。 んで、ウラから俺の家に着いたら、バカ同士、バカ話でもしましょうか。
ショーファーさんはクルマで来たのでコーヒー。俺は当然、ビールを引っ掛けながら話し出す。そして話し出したら、キチガイは止まらない。単車、仕事、北海道での出来事に、千葉とその周辺にいる変態どもの話。ゲタゲタ笑いながら、バカふたりは延々と喋る。 つーかショーファーさん、俺より年上だとは思わなかった。 掲示板やメールでのやり取りでは、いいとこ俺と同い年か、むしろ下だろうと思っていたのだ。放つダメ人間オーラ的に。ところが年上ってことが判明した以上、話は変わる。poitaさんやNEKOさん、ボブさんとおなじで、甘える体勢を取らせてもらうぜ。
俺は『上にへいこらして、下には態度がでかい』ってクソが、一番嫌いだ。 だから年下は可愛がる代わりに、年上には遠慮なくわがままを言うことにしてる。それに対して、モンクだのちいせぇコトを突っ込んでくるようなヤツは、鼻で笑ってやる。そのかわり、下のわがままや無茶は、ケタケタわらってすませつつ、なんかあればフォローもする。 でも、一般的にはそういうスタンスって、受け入れてもらえづらい。ガキな年上ってのは、結構いるのだ。ま、俺も下から見ればガキだろうけど、そう言うんじゃなくて、なんつーのかな。男としてみっともないやつが多いんだよ、特に俺のいる業界は。 そこへゆくと、単車で出会った年上は、どいつもこいつも俺よりガキで節操がないキチガイが多いけど、誰もみな、一本筋が通ってる。ショーファーさんも、やっぱり例に漏れなかった。バカでガキでキチガイだけど、仕事に真摯で、こだわり屋の職人で、最高のバカ単車乗りだった。
楽しく話し続けてると、あっという間に時間が来る。 正直、あんま楽しいから時間が来たことを黙ってて、『もう、間に合わない』って状況にしちゃってから、ショーファーさんを拉致しつつダチを呼んで、ゆっくり話し込みたいって誘惑は強かった。だけど、ショーファーさんの夢とか将来の展望を聞いたら、このヒトの邪魔は出来ないと心から思った。 なので、後ろ髪ひかれながらも『ショーファーさん、もう4:00です』とタイムリミットを告げる。 クルマに乗って帰ってゆくショーファーさんに背を向けて、俺は家に引き返しながら思った。 「単車で出会えるヤツラってな、ホントに気持ちのいいバカばっかりだな」 単車に乗っててよかったって、今日も心から思ったよ。
明日は、ケモ道ライド。 よしなしは風邪で不参加っぽいけど、そのぶんK君が強引に連れ出されたらしいので、四人で、よしなしの分まで楽しんでこよう。それと、こないだ小林先生に教わったアレコレを、明日はいっぱい試してみよう。雨だけど、間違いなく楽しいライディングになるだろうね。 タイヤふたつ、自動で走るだけの乗り物に、今日も明日も振り回されながら。 それを幸せだなって思える俺は、いろんな意味で幸せモノだね。
出会ったバカを、同じようなバカに会わせる。 そんで、そいつらと最高に楽しい時間をすごす。 俺の存在価値なんて、ある意味それだけだと思うから。
さて、次は走ろうか? それとも宴会しようか?
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2008.02.03 ちっちゃいもん倶楽部
moto君、K君、iroha。 おまえら、愛してるぜっ!
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2008.02.04 お知らせ三つほど ハヤブサの修理代だが、安く済めば4〜5万、最大で35万くらいかかるそうだ。 なのでおとなしく直して乗ることに決定。カウルとビートルバッグは修正してマットブラック。白だとタンクまでやらなくちゃならないから面倒なんだよね。マットブラックなら今の色と並べてもそんなにおかしくないし、傷ついたら缶スプレーでちょちょいのちょいだし(転倒前提) 軽い貧乏臭さも俺っぽいので、それで行くことにする。
あと、現段階で決まってる、今月の宴会。 来週2月11日(月)は俺の実弟と呑んだくれる。それと世話になってるレッドバロンの店長が栄転になるので、店長+スタッフのH君とKM君もその日に呼んで、お別れ会&飲んだくれ会。んで週末、2月16日(土)には、M109Rで知り合ったとも君がやってくるので、これまた宴会。 どっちでも、都合付くヒトは、顔出すといいと思う。
昨日の雪遊びで左ひざをひねったようで、今日は片足を引きずってる。 ま、まさに俺の仕事領域だから、てめぇで治療してるんだけど、もし左足が間に合えば、水曜の午後は雪の残ってるかもしれない一本杉あたりで遊んでくる予定だ。陽も、だいぶん伸びたし、午後休をぼーっと過ごすのもつまんないからね。治ってなければ、ランツァにリアボックスをつけるかな。
てな感じで、ハヤブサの復活は少しかかるけど、その間も止まらないで遊び倒すぞ〜! |
2008.02.07 寒さとクラッチ 昨日の水曜日。 仕事してたらフラ公からメールが来た。『V−MAXのノーマルサスねーすか?』つー話だったので、『ねぇ! エアサスならあるけど送るの面倒だから取りに来い』つったら、『車検用なのでエアサスでいいんですけど、足がないので行けません』的な返事がくる。 車検用につけるには、エアサスはさすがに複雑怪奇すぎて役に立たないだろうと思ったので、ウチの若い衆(Vマ乗り)に『ノーマルサスもってねー?』と聞いたら『ロケットのIKONサスが余ってるんじゃないですか?』言われて思い出した。 探してみると、確かにRocketIII用のIKONサスが出てきたので、余ってたプログレの箱に詰めて、とっととフラ公に送りつける。どうせ遊んでるサスだしね。つーか、自分のパーツ牧場の内容、把握しなさ過ぎだ俺。
それから、 仕事の終了間際にZが来たので、ちょっと話をする。ナックルガードの防寒性について、うっとうしいくらい熱く語り倒してやった。んで、ヤツもイロイロ用事がありそうだし、俺も 走りに出ようか家でまったりしようか決めかねていたので、特に誘いもせずに別れる。 整骨院を出ると、雪は思いのほか強い。 とたんに、やる気マンマンになってきた。家に帰って防寒をカンペキにしてから一本杉あたりへ出ようと画策したのだが、我慢できなくて近所でちょっと遊ぶ。地面の上の雪は、やっぱり楽しい。これで舗装路雪の怖ささえなければ、雪降るたんびに走りに行くんだけどなぁ。
んで、雪の中で遊んでると冷えてきたのか、この間ひねった脚が痛くなってきた。ステップに立つのもしんどいくらいになってきたので、仕方なく家に帰る。ハラ減って仕方なく家に帰ってたガキのころを思い出した。 帰って暖まったら、脚の痛みはずいぶんマシになった。 同時に、出かけるのがかったるくなってきたので、ウイスキー呑みながらビデオを見る。そのうち、どうにも眠くなってきたので、そのままベッドに行ったら、結局10時間以上寝てしまった。なんだかんだ、結構、疲れてたようだ。
んで、今日。 昼休みにランツァの記事を検索してたら、面白い情報を見つけたので早速チャレンジしてみる。
このノーマルのクラッチアーム、Z字型のヤツを。
のば〜す。 伸びた分だけ力点が遠くなるからクラッチが軽くなるつー理屈。そんなには変わらないだろうけど半分ネタで、なんて思っていたので、実際、体感できるくらい軽くなったのには驚いた。ついでにアームの戻りスプリングを 取っちゃうってのあったのだが、それは後の楽しみにしとく。 そこまでクラッチの重さに辟易してるわけじゃないし。
あと、昨日Zにも言われたんだけど、前に一本杉行ったとき落っことした、左側のサイドカバー。 『なくてもいいや』なんて思ってたのだが、ココって2stオイルタンクがある場所だから、何もないのはイクナイっぽい。つーか、だいぶん前からオークションで、ランツァのサイドカバー検索してるんだけど、影も形もサッパリ見当たらない。なのでココは、近いうちに何か養生を考えてやろう。 考えてやろうつーか、すでに考えてはいた。M109Rのサドルバッグサポートを流用して、それっぽいガードをつけるつもりだったのだが、昼休みにやるにはDIY度が高かった。なので、今度ヒマな時にやる。つってもヒマなときは単車乗っちゃってるから、結局やらない確率のが高いんだけどね。 オフロードは雨でも乗れるから、雨の日に作業するって今までのパターンも効かないワケで。 まったく、困ったもんである。
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2008.02.10 フロントアップ、レストアアップ ケモで倒木や谷を越える時に、的確なフロントアップが必要だ。 なので、その練習をしに、利根川の河川敷へ出かけた。 夏には草ぼうぼうだったところが、げっそりとなくなってる。 重機が入ってやたら平らに均(なら)してたから、何か作るのかも。とにかくいつもどおり車はほとんど通らないので、ここで練習することにした。もっと中に入ればデコボコの道とか楽しい場所もあるんだが、昨日の雨でどろどろになってるので、フロントアップの練習には向かなそうだと思ったのだ。
小林先生のサイトで学んだこととか、moto君を見て学んだことなんかを軸に、それを2サイクル用にアレンジして練習してみる。理屈でわかってることが、実際にはなかなか出来ないってのは、ま、予定通りだ。一回ごと、悪かったところを反省しながら、まったりと、ひとりで練習する。 ずっと一速でぶん回すので、時々冷却タイムを入れて休んでると、野良犬がやってきた。やたら駆け回って元気な犬だった。しばらくするとヤツは、近くにいた、トランポでやってきてたモトクロ乗りから、食い物をかっぱらってきてた。さすが野良、たくましい。 すげぇがっついて喰ってると思ったら。
超、喜んでる。 かなり、うまかったらしい。
やがて、理屈でわかったことができるようになり、体感的に、『あ、こういうことか』とわかったところで、10回に7〜8回くらいは、思ったところまで上げられるようになった。フロントの荷重を抜くとか、軽くアップするだけなら100%いける。 もっとも、また日をおいてやってみなくちゃ、本当のところはわからないけどね。
さて、ひととおり練習したところで、一度帰ってNに出動を要請する。 昨日の段階でレッドバロンから、ハヤブサの修理が終わったと言う連絡を貰っていたからだ。結局クランクケースのほんのわずかな欠け程度だったので、左のカバーの交換とガスケット、総額にして4万円程度で済んだ。30万覚悟してたから、26万浮いた計算になる(なりません) おかえり、ハヤブサ。 カウルも思ったほどひどくなかったので、塗るとかメンドウだからコレで行く。ビートルバッグをプラリペアかなんかで直して、割れたスクリーンを交換してやれば、あっという間に復活だ。さすが、持ち主に似て丈夫に出来てるようである。 明日は昼間っから宴会なので乗れないけど、来週の水曜日にでも、走りに行こう。
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2008.02.11 呑むぞ 今(12:51)、NEKOさんから電話があった。 今から遊びに来るそうだ。 今日は、実弟と、俺の飲み友達の姐さんも来る。確実に、面白れぇ宴会になる。 呑むぞ。
明日仕事? 俺もだ。
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2008.02.11-13 連続宴会とでっかいもん倶楽部 11日の午後になって、弟が遊びにやってきた。 ビール引っ掛けたり焼酎を飲みつつ待っていると、やがてNEKOさん登場。 いきなりジョークかまして飛ばしまくるNEKOさんに、俺は何とか対抗するも、弟は笑うばっかりでなかなか話せない。つってもまぁ、俺の弟だからね。そのうち酒が回ってくれば、『うっせーよ!』なんて言いながらゲラゲラ笑ってる。もちろん、俺もNEKOさんもゲラゲラのベロンベロンだ。 結局、昼間っから呑み続け、夜の8:00ごろには三人ともぶっつぶれた。 弟は9:00ころまで耐えたつったかな?
NEKOさんは死に。
俺も死んだ。
翌日は雨の中、俺は仕事、NEKOさんはそのまま俺んちでゆっくり。 んで、帰ってくればもちろん、そのまま宴会に突入だ。 NEKOさんは少しセーブ目だったけど、俺はまたバカ呑みしてベロベロ。単車の話、酒の話、沖縄の話、いろんな話をしながら、ウコンとか気休めにもならないくらい酔っ払う。やっぱ、このヒトはある意味、俺の目標だね。俺もこういう風に生きたいと思うし、今のところやれてる……かな? ま、変なカッコウつけないで、ガキのまま、楽しんで生きて行こうってコト。
んで、今日、13日だ。 午前中の仕事が終わったら、午後からpoitaさんやmoto君と走ろうってことになってたので、朝、出がけにNEKOさんも誘ったのだが、さすがに用事があるようで、一緒には走れなかった。それがちょっと残念だったけど、でも、すげぇ楽しい二夜連続宴会だった。 ありがとう、NEKOさん。 また、呑んだくれましょう!
仕事してると、オークションで落としたブツが届く。 PUIG(なんて読むのかは知らん)のスクリーンだ。 こないだのMRAも悪くはなかったんだけど、風切り音が強いのと250くれぇの高速域での効果がイマイチだったので、今回はレーシングタイプにしてみた。かなり分厚い素材で頑丈に作られているところは俺好み。また『隼』って文字が入ってるけどね。 装着するとこんな感じ。 スタイル的にはツーリングタイプのほうが好みなんだけど、『身体がでかくて中身がガキのヒト』が1400のキチガイバイク買っちゃったから、高速域での安定感の方を優先してみた。んで、仕事中に暇見て取りつけて、仕事が終わるやいなや整骨院を飛び出し。 やっぱ道路が凍ってないってのは良いね。
今週末は、あさって金曜日にレッドバロンの店長のお別れ会をやり、土曜日にはM109Rのとも君が遊びに来るので、当然、宴会。肝臓的にはハードな週になるけど、いろんなバカと会えるのは、本当に楽しみだ。 つわけで、今日、明日くらいは、酒、抜こうかね。
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2008.02.14 心機一転 ってほどのモンでもないんだが。 ハヤブサの修理代が安く済んだので、かみ計算では20万以上浮いたことになる。つことは何か買っちまえという話の流れに移行するわけで。当然のようにオークションと通販漬けになるわけだが、その第一弾として買ったヘルメットが、今日、やってきた。 赤いのが今までのZ−5。マットブラックのが、新しく買ったZ−5。 せっかくだからとイロイロ探したのだが、結局、同じメットになった。Z−5は値段と性能のバランスがすごく良いんだよね。なにより、ダントツに軽い。風の巻き込みと言うか処理がイマイチなのが、俺的に欠点ちゃ欠点だけど、それはエアマスクとシールドで補完できる。 さんざ悩んで、結局コレになった。
んで、見えづらいけどエアマスクをつけ、シールドを交換したら終了。 もちろんまったく同じモデルの同じサイズだから、内装が固いくらいでほとんど変化がない分、新鮮味には欠けるけど、安心感があるつーか、不満や不具合は一切ない。夏は暑いんだろうけど、俺、夏は気合入れる必要があるとき意外は、ジェットか半ヘルだから関係ないしね。 あまった赤い方は、単車の色が赤の、マルゾーにやることにする。 あと、昨日poitaさんたちと走ったとき、少し気になったことがあった。 ひざを痛めて気づいたんだけど、シートあんこ抜きしてるせいで、ステップとの位置関係が少しキツいのだ。マルあたりならもう少しバックステップにしたいくらいだろうけど、俺はもっと足の曲がりがゆるい方が、体重移動しやすいので具合が良い。 なので、購入してから遊ばしてた、コージーシートを取り付けてみる。 本来このシートは、シート高がノーマルから15mmほどダウンするらしい。 だが、俺のシートはあんこ抜きまくってるので、コレを取り付けると、むしろ車高が上がる。なので、カカトべったりになるように、少しだけリアサスさげた。光軸調整いらない程度しか下げてないから、サーキットでも行かない限りコレでいいだろう。バンクさせない乗り方、だいぶん出来てきたし。
んで、近所を乗ってみた。 第一印象は、硬い。 とはいえ悪い感じではなく、ケツが沈み込み過ぎないから、シートの上で動きやすい。長く走ったらどうなるかわからないけど、スポーツライディングするには都合が良いかも。左右だけでなく前後にも動きやすいのは、好みにもよるだろうけど、俺には好印象。 足の曲がりが楽になった分、体重移動楽だし、硬くなった分、ケツで感じるリアサスの動きもわかりやすくなった。ただサスが硬く感じるので、ロングのときには向かないかも。もっとも硬い方が疲れづらいかもしれないから、コレは実際にロングで使ってみないと、なんとも言えない。
明日は寒くなければ、昼休みにビートルバッグのリペアでもしようかな。
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2008.02.15-16 更なる酒宴、俺の役目 -2月15日- 世話になったレッドバロン店長のお別れ会。 なのに、まだ仕事してる当人を尻目に、早くも宴会は始まった。 店長が到着したころは、すでに絶好調。 左から時計回りに、N、メカニックのKM、Zの彼女Pちゃん、Z、店長、背中を見せてるのがH君とその彼女のSちゃん。この段階で俺とかNとかPちゃんとかKMとか、呑んだくれ組はかなり酔っ払ってる。H君とSちゃんは若いのに(若いから?)酒の呑み方が綺麗だし、店長とZは下戸だ。
店長とH君。ZがTZRの下取り値段を聞いても、頑として教えない2st保存委員会。
酒宴は進み、おや、そろそろPちゃんが沈没気味だね。
KMはすでにつぶれてる。 俺やPちゃんならいつものことだけど、Nまで記憶飛ばしてるくらいだから、ま、俺らのいろんな粗相はともかく、全体的に盛り上がった楽しい宴会だったんじゃないかと。強いて言えば、主賓であるはずの店長の影が一番薄かったってのが問題か。 でも、店長の次の店にも急襲かけることにしたから、そのときにでもゆっくり話そう。
-2月16日- んで、次の日。 今週何度目かの『もう、酒やめた』宣言をしながら仕事をし、家に帰ると、もう、よしなしが来ていた。なんか腰を痛めたつーので、酔っ払う前に治療をする。やがてショーファーさんもやってきた。そのあと、ともくんからメールがあり、『あと一時間半くらいで行きます』つーので、俺も速攻で返事。 「ショーファーさんとよしなしが、すでに来てるよ」 すると、『用事すっ飛ばして一時間で行きます』とのこと。ぎゃはは、バカだねーと笑いながら待っていると、一時間後にメールが入った。柏駅へ迎えにゆくと、背の高い甘いマスクのオトコマエが荷物を抱えてやってくる。ゆっちょむのサイトで見てはいたけど、実物、脚長げぇなぁ。 軽く話しながら俺の家に入り、それじゃ、宴会スタートだ。 左から、ショーファーさん、ともくんつーかとも、んで、よしなし。 なんでもう、空き缶が並んでるんだって話だ。 とも、ものすげぇ面白い男だった。 仕事の研修かなんかで東京に出てきてて、久しぶりにヒトと話すってのもあったんだろうが、テンション高く、いろんな話を聞かせてくれる。仕事の話とか爆笑で、久々に宴会で主導権を握られた気がする。もっと話せば、もっと引き出しがあるだろう。次に会うのが楽しみな男だ。 早いところ、山口に行く算段、しなくちゃな。
今回は、ともの一人舞台で、俺はまぁおしゃべりだから結構話したが、よしなしとショーファーさんは聞き役の方が多かったかな。ショーファーさん、話さないから大丈夫かと思って顔を見ると、めちゃめちゃ大爆笑してた。それ見て安心して、また、ともの話を聞く。 よしなしは、基本的に聞き上手なんだけど、今回はヤツの穏やかな雰囲気と聞き上手さに、改めて感心したし、勉強させてもらったね。もっとも、勉強したからって、俺がそれを出来るかどうかは、また別の話なんだが。や、ムリなのはわかってるから突っ込まなくていいっつの。
いい加減肝臓も限界なくらい今週は呑み続けなんだけど、楽しくて仕方ない俺。
テンションあげたともと、聞き上手のよしなしは名コンビ。 よしなしが爆笑しながら的確に突っ込むので、ともも気持ちよく喋りまくる。俺だと、てめぇが話したくてしょうがないから、ヒトの話さえぎっちゃったりするしね。やっぱ、ちょっとは見習おう。
ショーファーさん、基本的にはニコニコしながらみんなの話を聞いてるが、ポイントポイントでいろんな引き出しを見せてくるから、油断出来ない。つーか日本中ドコでも住んでるな、このヒト。
も、楽しくて楽しくて、絶好調に飲んだくれてると、やがてバカがやってくる。 彼女を連れて栃木からやってきたバカは、俺らのテンションに追いつこうとしたんだか、白ワインをグイグイと呑み倒し、けらけらと馬鹿笑い。かと思ったら…… 便所にこもる。 そう、便所にこもると言えば、この男。 銀星だ。 俺も酔っ払ってクセが悪くなってるから、来るなり銀星に説教大会。説教の内容は『金を貯めるより、今は人脈を作れ』てな話だったかな。いや、俺だってやつの夢は応援してるし、ぜひ成功して欲しいと思ってる。だから、酒が入るとついつい、言わなくて良いようなことまで言っちまうつーか。 うん、イイワケだ。 でもさ、せっかく山口のともが来るなんて珍しい宴会だってのに……
来て一時間でつぶれちゃイカンだろ、や、ホント。 途中で得意の悪癖、電話攻撃で、山口のゆっちょむを捕まえ、受話器を回しまくる。いつも呑んだくれちゃ電話して、すまんね、ホント。反省するよ。でも、ヤツもバカどもと話せてちった楽しかっただろうし、ま、良いか(反省の色が見えません)
月曜のNEKOさんから始まった、嵐の一週間。 弟と飲むのはもちろん楽しいし、NEKOさんは相変わらず呑んだくれのガキで面白れぇ。poitaさん、moto君は速ぇし、面白れぇ。irohaとK君はかわいい。レッドバロンのスタッフは、みんな気の良いやつだし、店長は腹黒いし(笑)、Z&Pはいつも楽しい時間をくれる。 ショーファーさんはまだまだ隠してる引き出しが多そうだし、よしなしはいつも飄々としてるけど実はすげぇ気ぃ使いつーか場のバランスを取る男だし、ともに至ってはこれほど面白い男とは思わなかった。完全に予想のはるか上を行く、でたらめに引き出しの多い男だ。 んで、銀は相変わらずバカ。それが良いんだけどね。
酔っ払って何度か言ったと思うけど、俺の役目ってのは、人見知りしない性格とムダにアクティブな行動力で、こういうすげぇヤツラ、面白いヤツラを繋いでゆく事だと思ってる。みんな家庭もあれば仕事もあり、思うように出ることもままならない場合が多いだろう。 そんな時、たぶん知り合い連中の中では一番出かけやすい俺が、アホ丸出しで走り回ることで、あるいは集会所のごとく家に集めることで、少しでもヤツラが出会える機会を作れれば、こんなに嬉しいことはない。 最終的には、全然関係ないヤツラが、たまたま俺を介して知り合ったことで意気投合し、俺なんかいなくても仲良く走ったり呑んだり遊んだりするような、そんな風にみんなを繋いでいけたら最高だなと思う。あ、いや、待て。俺を仲間はずれにしたらダメだやっぱ。
40年近く生きてきて、それでも世の中には、まだまだすげぇ男がいっぱいいる。 単純に、俺はそんなヤツラが集まったときのエネルギー感てのが大好きなんだ。 常時群れる必要なんて、カケラもない。むしろごめんだ。けど、たまに同じようなバカと出会って、走ったりバカ話したりする喜びってのが、確かに存在する。独りで走るのと同じように、似たようなバカと走るのも楽しい。全然似てないヤツと走るのも、また楽しい。 群れてくだらない仲間意識を振りかざすなんてのじゃなく、ひとりひとり独立し、オノレを持った上で、走ったり宴会したり。長い人生の中ですれ違ったこの一瞬を、愛(いつく)しみながら。
また、話をしよう。 |
2008.02.18 スタンドとタイア 昨日の夜、Zが遊びに来てて、『今年の夏はランツァでも走ろうかと思ってる』てな話をした。 そうなってくるとやっぱり、オフタイヤのパンク修理とか交換も出来なくちゃまずいよなーなんて話してた。んで、明日はランツァで仕事に行って、こないだ購入したサイドスタンドを交換するなんて話をして、今朝、その通りにランツァで仕事に向かった。 フロントアップして遊んだりしながら仕事に向かっていると、あと少しで整骨院というところにきて、急にハンドリングがおかしくなる。そう、パンクだ。リアタイアがふにゃふにゃと逃げ始めたのだ。昨日の話が呼び水になったわけでもないだろうが、またえらいタイミングもあったもンである。 修理するにしても、方法をまだ知らない。しかもこないだ遊んできたまんまだから、ドロだらけだ。なので、とりあえずスタンドだけやっつけて、洗車場で洗ってから、ライコでパンク修理の道具を買って来て、ネットで調べて修理しようなんて思いながら、作業を開始した。
オークションで落とした、ブロンコのスタンド。 ネットで調べたらTWとかブロンコのがポン付けだつーので、どうせ500円くらいだし、ダメモトで買ってみた。比べてみたら、確かにネジ穴からスプリングをつける突起の位置までジャストフィット。これでシャコタンランツァも人並みにスタンドに寄りかかれるようになる。 今までは、ほぼ直立だったからね。 整骨院ウラの階段に立てかけて、作業開始。オフ車ってのはこういうことが出来るから良いね。
モノの数分で、作業終了。 これでケモ道ライディングの時も、スタンドを掛ける場所に悩まなくて済む。 お次は、洗車だ。朝の段階で、パンクしたタイアに一度空気を入れて、午後までにどのくらい抜けるか確認してたのだが、それほど急激に抜ける風はなかったので、多めに空気を入れたあと、携帯ハンドポンプをキャリアにつけて、洗車場へ向かう。 綺麗に付いた。これなら、このままケモ道いけるかな。
洗車場に着いたら高圧洗浄気でガシガシ洗うのだが、多少陽が出てるとはいえ、水遊びは明らかに早すぎた。洗ってるうちに、身体の芯から冷えてくる。早々に洗車を終わらせて、またハンドポンプでタイアに空気を足すと、震えながらライコランドに向かう。 んで、1:00過ぎにライコについたころには、すっかり心が折れてた。 「これからレバー買って、なれないタイヤの修理なんかできるかっつーの」 全力で自分にイイワケしながら、ライコに入ると、予定よりちょっと早いがタイアを交換してやることにする。実はここのところ、タイヤをも少しオフ寄り(現在はD605)のものにしてやろうと画策してたので、ある意味、良いタイミングだったのだ。 外したD605は持って帰って、夏のツーリングの時にでも使おう。 タイア交換の練習は、その時でいいや。めんどくさいし。
タイアを換えるにあたって、ネットで結構調べたのだが、正直、どれにするかはずいぶん迷っていた。カタチ的にはミシュランのAC10に惹かれてたのだが、調べてみるとT63が良いとかMT21がいいとか、最終的にはS12だとか、いろんな意見が飛び交ってるのだ。 だけど、こないだmoto君とこに遊びに行ったとき、TT-Rのタイアの銘柄を確認したらD603だったので、それに決定。ものすげ単純。ネットの評判では、クソタイアだなんて意見も多かったけど、今のD605よりちょっとだけオフ指向ってのは、交換した時の違和感が少ないだろうから良さ気。 ま、あと付け理由だけどね。はじめにmoto君ありき。
てなわけで、交換してきた。もちろん、前後とも。 新品タイアだとアホほど慎重なのは、最近のかみのデフォルト。 んで、まだ山の残ってるD605は、後ろには積めないので身体に通して帰ってきた。 浮き輪つけて走ってるみたいで、ちっと恥ずかしかったけど、前を走ってる軽自動車からこっちを見た子供が目を丸くしてたから、ちょっと勝った気がした(勝ち負けの意味が不明です) さて、早いトコひと皮むかなくちゃ。
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2008.02.20 キャスタとちっちゃいもん倶楽部 つっても、別にキャスと走ってきたわけじゃない。 おととい、18日(月)の夜、キャスタから『肩、診てください』つーメールが来たので、ウチに呼んでおいた。昨日、仕事がはねて家に帰ると、キャスタが珍しく電車で来てたので、そのまま治療。ある程度落ち着かせたところで、メールしといたZがやってくる。 キャスは怪我してるから呑ませられないしZは下戸だから、結局、俺だけ呑んだくれながらいろんな話をする。Zが帰ってからも、キャスの友人で、俺も一度あったことがあるヒトの話で盛り上がり、なんだかんだ寝たのが3時過ぎだったかな? キャスは相変わらず、繊細で豪快な、面白れぇ男だ。
明けて今日、仕事が終わる少し前に、予定通りZがきて、そのまま走りに行ってきた。 めちゃめちゃ、楽しかった。
でも、帰ってきてから、ものすげぇ歯が痛くなった。 つーかたぶん、走ってるときは忘れてんだ、俺。 とりあえず、明日は歯医者に行こう。
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2008.02.22 週末の予定 明日あさって、雨だとか言ってたのに、ものすげぇ晴れ模様じゃねーかYahoo天気。 雨だと思って、歯医者の予約入れちゃったし、確定申告もやろうと思ってたのに。と、ぼやいてても仕方ないので明日は、晴れだと走りに行っちゃってやらないし、雨だとメンドウでやらない、結局やらないでいたビートルバッグの補修でもやることにする。 『おめ、雨でも走りに行っちゃうじゃん』とかのツッコミは要らないよ。 どっちかで補修してやるだけだから、歯医者の予約5:30までの時間つぶしにはなるだろう。 日曜日はランツァで一本杉でも行ってこようかな。
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2008.02.23 強風歯漏注意報 昼くらいから、アホほど歯が痛くなってきた。 仕事がハネるのと同時に、予約してた歯医者に電話を入れて、とりあえず予約の時間まで耐えられるように、痛み止めをもらう。帰ってきて、痛み止めが効いてきたのでほっと胸をなでおろし、さて、ビートルバッグでも補修すんべと準備を始めたら、いきなし雨が降り出した。 こないだまで降る言ってて、やっぱ降らない言ってたくせに、結局ホントに降りやがった。 Yahoo天気の負け。俺の勝ち。これっぱかしも嬉しくないけど。
んじゃ時間まで昼寝でもしようかなと思いつつ、なんとなく携帯を見ると、キャスタからメール。 「8時に東名のPAに集合」 こないだキャスタと話題にしたヒトも来ると言うので、俺のテンションは一気にヒートアップ。ただ、歯の痛みが不安要素だ。治療して痛みが引けばいいけど、さっきの医者のあきれ具合と、派手な治療になりそうな話から考えれば、痛みを抱えたまま走ることになる可能性大。 タダでさえ俺の最高速度が、彼らの巡航速度みたいな連中と走るってのに、なんで一番遅い俺がハンデを背負わなくちゃならんのだ。こりゃ、歯の治療してスグに走るってのは、さすがに無理かなぁと、軽くどよーんとした気持ちのまま、キャスタに 「行く。けど痛かったら行かない」 みたいなヌルい返事を返す。返してから、雨降ってるのに行くのか? と思った俺は 「こっち雨降ってるけど、そっちは平気?」 と続けて送ると、キャスタからヒトコト。 「明日の朝8:00ですよ?」 あわててメールを読み返すと、題名が“明日”だった……orz
「でもまぁ、明日ならきっと痛みもないだろうし、コレなら悪魔のラリーに参加できるぜっ!」 気を取り直してウキウキしてると、面白いもんで太陽が顔を出してくる。 おっと、それならバッグの補修をするか。 パテを出して、硬化剤と混ぜて、ぬりぬりぬりぬりぬりぬり…………飽きた。 『つーかこんなもん、雨さえ侵入しなきゃ、汚くても何でもいいんだよ。どうせそこらじゅうボロボロなんだから』とかイイワケしてると、なにやら風が急に強くなってきた。これ幸いと強風のせいにして、適当なところで切り上げる。 超、てきとー。
びょうびょう言い始めた空に向かって 「明日こんな風吹いたら、確実に臨死体験できるな」 つぶやいてみたり。縁起でもないことを口走っとけは、よもや縁起でもないことは起こらないだろうという、いわゆる逆言霊、言霊返しってヤツだ。ま、いま俺が作ったんだけどね、そんなの。 そうこうする間に、歯医者の時間となったんだが、それはこっちで。
んで、歯医者を出た俺は、隼にまたがってヘルメットをかぶる。 帰ってきて携帯を見ると、またもキャスからメール。明日はアホほど寒い上に、激烈に強風らしいので、もう一人のヒトとどうするか考えてるところだそうだ。まぁ、確かに、歯医者から帰ってくるとき、畑の土が風に巻き上げられて、霧のごとく前が見えないって状況だったしなぁ。 つーか俺、ハヤブサに乗って初めて、バンクの最中に風に煽られて怖かった。 重心が低いから今まで振られても怖くなかったんだけど、今日のはさすがに効いたね。この風が続くんじゃ、さすがに明日の悪魔のラリーは中止だろう。ま、それならそれで、オフロード走り行っちゃうから問題ないけどね。山の中なら、風、あんま関係ないし。
その前に、今晩、痛くて寝れない可能性もあるってことを忘れるな俺。
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2008.02.24 改めて、単車が好きだ 久しぶりに都内を走ってきた。 つってもキャスタとその友人Rさんに会いに行っただけで、どっか攻めたりしたわけじゃない。つーか攻めるもクソも高速乗った瞬間からバカっ風で、怖くてアクセル開けられない。首都高乗って堀切ジャンクションあたりの渋滞で速度を落としたら、も、冗談みたいに車体がゆすられるのだ。 完全に停止して、両足をべったり踏ん張ってるのにグラグラ揺れるとあっては、も、お手上げ。 すっ飛ばすのはあきらめて、のんびりと走るしかない。高速の降り口で、隣に停まったトラックのおじさんが、半笑いであきれてた。お昼ちょっと前、都内某所、Rさんご指定のお店に到着したのが、約束の5分前。30分余裕見てたのに、ギリだった。 や、もちろん高速降りてから道に迷ったってのも大きいんだけど。
店の前にハヤブサを停めてると、ほどなくキャスタも到着。 中に入ってダベってると、Rさんもやってきた。んで、メシ喰いながらイロイロ話したのだが、残念ながらココでは書けない事が多い。単車の話だけでも、走り方、関わり方、自分の中での位置、この間首都高で会ったときには話せなかった事まで話せたので、えらい楽しかった。 速いヒトの話ってのは、同レヴェルじゃないと伝わりづらいことが多い。でも、遅いながらも俺なりに、Rさんの話でいくつか試してみたいことが出てきたので、それはやってみようと思う。つわけで、俺、近いうちにもう一二回、すっ転ぶかもね(転ばないように走りましょう)
速いヒトってのは、ストイックな面があるように感じる。 たとえ本人が否定したとしても、それは自覚が少ないだけなんじゃないだろうか。moto君にしてもZにしても、納得行くまで延々とトレーニングするけど、本人はそれをストイックだとは思ってないしね。言い換えれば、集中力の問題なのかもしれない。気づいたら何時間もやってた、みたいに。 とにかくRさんとは、酒でも呑みながら、もっと突っ込んだ話もしてみたいなと思った。
夕方、これから仕事だと言うRさんに合わせて、店の前で別れる。 帰りは高速を使わないでゆっくり帰ろうと思ってたのだが、久しぶりに都内のバカ渋滞の中を走りながら、キャスタやRさんと走りに行く日を思ううち、なんだかヤケに楽しくなってくる。サンデードライバーで読みにくい渋滞の中を、強風に煽られながら、結局、すっ飛ばして帰った。 ケタケタ笑いながら。
俺は欲張りだ。 いろんな場所に、速いヒト、上手いヒト、面白いヒトがいる。その全てに勝ちたいわけじゃないが、その全てと楽しく話せるくらいは、上手くなりたい。アチコチ手を出して、結局ひとつも身にならないなんて話はよくあるけど、もしかしたら俺のやってるのは、そう言うことなのかもしれない。 それでも、オンロード、オフロード。サーキット、峠、ケモノ道、そして首都高。全ての単車乗りと、もっともっと、楽しくいろんなことを話せるように。出せる限り八方に手を広げながら、その全てのレヴェルを上げていけたら良いなぁ、と思う。 たとえ、ほんのちょっとづつでも、ね。
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2008.02.26 ランツァメンテ 来月、ケモ道に行くので、今日はランツァのお手入れ。 オークションで探して見つからなかったため、新品を注文した左サイドカバーが昨日届いた。なので、早速、取り付ける。リアフェンダー裏からボルトを二本外して、シートを外し、カバーを取り付けてシートをもとに戻す。所要時間数分。あっという間に終了だ。 「おー! 戻ったっ!」 と、喜んでたら、左カバーつけちゃったらオイルを入れられないことに気づいて、しばし愕然。舞い上がってカバーつける前に、オイル入れとけって話だ。作業の順番ってのを、きちんと考えてやらないと、こういう苦境に立たされることがあるのだ。みんな気をつけようね。 仕方なく、もう一度シートを外して、サイドカバーも外す。 んで、雪の日以来入れてなかった2stオイルを足してやると、ほぼ1リッター飲み込む。だったらキッチリ全部飲みゃいいのに、中途半端に50ccくらい残しやがって、俺のチャレンジ魂に火をつけるランツァ。もちろん、チャレンジは失敗して、外しといた新しいカバーの上にたっぷりとこぼした。 むしろ想定内だ(想定できてるなら、やめましょう)
お次は、100均で買ってきたバンド型ロープ。 耐荷重70kgくらいのショボいバンドだが、コレをキャリアに巻きつける。
すると、あっという間にスタックベルトの完成。
名前の通り、スタックしたときにリアを力任せに持ち上げるためのベルトだ。 ヘタクソな俺には一番効果的なカスタムだろう。総額100円だし。
んで、春か夏にはランツァでツーリングに行こうと思ってるので、それ用の装備としてコンパスを取り付ける。こないだまでハンドルにつけてたコンパスは、あまりにすっ転び過ぎて壊れてしまったのだ。 これも転んだらなくしそうだが、もともと余ってたコンパスなので、無問題。
最後に、だいぶん前から割れてたフェンダーを修理。 こないだハヤブサのビートルバッグ修理用に買ったゴム系の接着剤が余ってたので、それを使う。ゴム系なら、振動にも強いだろうし。 んで、修理してみたんだけど。
うん、やらなきゃよかった。 ま、ランツァに関しては見た目より実用と決めてる(ハヤブサもそうなってきてる感はあるけど)ので、とにかく割れて尖った部分さえなくなれば、見た目はどうでもい。それからチェーンの張りをチェックして、メンテナンスは終了。 あとは帰るついでに洗車だ。 このまえZとの北茨城ツーリングでたっぷり塗布されてしまった塩カル(塩化カルシウム:融雪剤)を、高圧洗浄機で洗い流せば、来月のケモ準備はばっちり。今回は、tomoくん(山口のトモじゃなくて、千葉の変態ケモ魔人)も参加するそうなので、ゼッタイ楽しいケモライドになるだろう。 そんなときに、メンテナンス不足でマシントラブルなんか起こしたくないからね。
ま、起こしたら起こしたで、それもネタとしては美味しいんだけど(考え方要反省)
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2008.02.27 急襲 今日の仕事は午前中半日。 だが、中途半端な時間に歯医者の予約が入ってるので、走りに行くのはちと難しい。なので時間までハヤブサのブレーキフルード交換をすることにした。別にタッチが変わったとかそういうのはないんだけど、ちょっと色が変わってきてたので、気持ち悪いから換えちまおうと思ったのだ。 つーかヒマだし(書類仕事が山積してます) 上から足して下から抜くだけだから、作業はあっという間に終わる。むしろ早く終わりすぎて時間をもてあますほどだ。だが、走りに行くほどはあまってない。走れないと思ったら、何やろうと思っても気合が入らない。んで、どうせ気合が入らないなら、おとなしく書類やっつけるかとPCに向かった。 とたん、携帯が鳴る。発信者はショーファーさんだ。
「もしもし? かみさん、まだ治療中?」 「や、治療は終わりましたけど、書類仕事やってるとこです」 「今、整骨院の前にいるんですが」
ショーファーさん得意の、急襲だ。 さっさと仕事用のソフトを閉じて、ショーファーさんを迎え入れる。んで、新しい仕事の話とか、単車の話、北海道の話、食い物の話。コーヒー飲みながらバカ話をする。ショーファーさん、これから用事があるって言うのに、わざわざ報告に寄ってくれたってんだから、ありがたい話だ。 楽しくくっちゃべってるうちに、あっという間に一時間くらいたってしまった。 ショーファーさんを見送ると、なんだかやけに走りに行きたくなってる自分に気づく。よっぽど『歯医者をすっ飛ばしてハヤブサに乗っちゃおうか』とも思ったが、俺は疲れが歯と歯茎に来る体質なので、ロングツーリングに向けて歯を完璧にしておかなくちゃと我慢し、のっそりとPCに向かう。 もちろん、仕事なんかもうやる気はない。 次に行こうと思ってる能登の情報を求めて、ブラウザを開くのだ。
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2008.02.28 病、再発 俺はどうも、忙しくなればなるほど余計なことをする習性がある。 んで、一年で一番忙しいこの時期に、やっぱりつーか、いつもどおりつーか、ハヤブサをいじることに決めた。軽快仕様ってのに挑戦してみようと思うのだ。ビートルバッグを外し、すっきりフェンダレスにして、峠やサーキット、首都高なんかで軽快に走れるようにするのである。 もちろん、ロングツーリング用にバッグもスグ付けられるよう、マウントはそのままにするけど。 こないだキャスタやR君と話してるうちに、どうにもやりたくなってきたので、かみの信条『心の声に従う』に基づき、とりあえずやってみる。つーかもう、オークションでサクサク落とし始めてるので、来週には出来上がってるだろう。ついでにカウルもマットブラックに塗ってやろうかな。
うん。 忙しくて走れない分の、代替行為だってコトは否定しない。 見た目軽快になったからって、速くなるわけじゃないんだけど、やっぱこういうのは楽しいよね。
さて、オークションに張り付くぞっ!
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2008.02.29 Darker than black マットブラックで塗ろう。 そう決めると、もう塗りたくて仕方なくなるのは、俺的にいつものこと。なので、as soon as昼休み、近所のホームセンターまで買いだしに行く。さくさく必要なものを買い込んで、とっとと帰ってきたら、昼飯も食わずに、さて、はじめようか。
カンスプレー五本は、買いすぎた。それと80〜400番くらいまでのスポンジヤスリ。
コケまくって傷だらけのカウル。南無。
とりあえず、80番で凹凸の派手なところを均して、120番で全体を削る。ホントは400番まで順番にやろうと思ってたんだけど、80番の段階でかなり飽きてきたので、120番だけ申し訳程度にかけて、早速塗ることにした。ま、こうなると思ったから、マットブラックにしたんだけどね。 マットならシボシボでもあんまおかしくないでしょ?(おかしいです)
ついでに、ぶっ壊れてたインナーカウルのピンを修理する。
ゴム系接着剤だと振動に強いから、こういう場所にはイチバンいいと思う。プラリペアとかで綺麗に直しても、取り付けるマウントがゆがんでたら、それまでだからね。 まぁ、壊さないのがイチバンいいってのは、間違いないんだけどさ。
さて、塗るぞ。
と思ってたら、整骨院の大家さんがやってきた。
「先生、はい」 キサマ、なぜビールを持ってくる。 ま、ありがたくビールをいただき、カンパイしたら作業の続き。反対側のカウルにペーパーかけながら、防衛庁の体質から始まって、船の塗装の話や、マツダの塗装はとても丈夫だとか 、なんかいろんな話を聞く。んで、大家さんが家に引っ込んだら、そのまま塗装開始。
天気がよくて風が弱いからちょうどいいなと思ってたら、大家さんと一緒にビール引っ掛けてくっちゃべってるうちに、けっこう風が出てきた。つってもそこはマットブラックの強いところ。ちっとくらいタレようがゴミが くっつこうが、気にせずガンガン塗ってゆく(マットブラック関係ありません)
目立つところがあまりひどかったら、あとでペーパーかけて塗りなおせば済むから、缶スプレーは楽でいいね。V-MAXの時は20回くらいいろんな色に塗ったけど、マットブラックか 、塗装削ってむき出しの鉄板にクリアーが一番楽で綺麗に仕上がったんだよなぁ。 なんて昔を思い出しながら、スプレースプレー。 三回重ねた。
塗装が乾くまでの間に、軽く汚れをふき取ってやる。
できた。 近くで見ると、やっぱシボシボ。
正直、3M以上近づいて見たらいけません的な仕上がりだけど、マットブラックの貧乏くささとか、塗装のいい加減具合は、俺っぽくていいんじゃないかと。 つーか汚いのは置いといても、マットブラックとメタルのシルバーって合うよね。
最初はステッカー貼ったり、クイックファスナーを無意味につけてたりとかしてやろうと思ってたんだけど、なんだかコレでもいいかなと思うので、直し直し、しばらくこのまま行こうと思う。頑張って綺麗に仕上げても、どうせ転んで傷だらけにしちゃうだろうし。 これで今狙ってるフェンダレスキットが落とせたら、ビートルバッグを外して軽快なケツ周りに。外装がひととおり終わったら、サスペンションを一度ノーマルセッティングに戻して、また、筑波で練習の毎日になる 予定。サーキットもそろそろ行かなくちゃ。
ま、その前に保険請求と確定申告やらなくちゃならないんだけど。
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