2009.09.01 始動 明日から仕事を始める。 治癒期間的にはギリなので、動くとまだ患部が熱を持ったりするのだが、自営業者は有給とか無いので、さすがにそろそろ働かないわけにはいかない。つーか働いたって、まるまる一か月分は収入がないんだけどね。次の税金が少なくなるのが、まぁ、救いっちゃ救いか(救われてません)。 つわけでアサイチ、足を引きずりながら駐輪場へ。 右足がダメだから、またがらず反対に回って左足でキックスタートするのだが、その間に身体を支えるのも右足なので、これがまたなかなかシンドい。キックをミスるとビリビリっと電気が走るみたいに膝の関節が痛む。それでもハンドルにつかまりながら、何とかエンジン始動。 通勤ラッシュを避けて裏道をトコトコと走り、整骨院へ向かっていると、合流待ちでエンスト。 「うっわ、最悪っ!」 と、朝から叫びつつ、XRから降りて車体をいったん路肩によける。ソロリソロリと右側に回って、また痛みと格闘しながらエンジンを掛ける。なんとかエンジンがかかった時には、すでに全身が汗だくだ。よりによって今日は真夏日らしい。やれやれだぜ。 無事、整骨院に到着。 整骨院の貧弱な回線でパソコンのアップデートが終わるのを待ちながら、水槽の水汲みや掃除、ゴミ出しや溜まった郵便物の整理など雑用を片付ける。休み休み雑用してると、ようやくアップデートが終わったので、そこから数時間、こんだ書類仕事をやっつけなくちゃならない。 なんたって二か月分、たっぷり残ってるからね。 とりあえず六月分を終わらせたころ、膝どころか、折った患部そのものが熱を持って痛んできた。なので今日はココまでだと、終わった書類をリュックにつめて帰ってきた。帰り着いたらポンちゃんから遊びに出てこないかと電話をもらったのだが、さすがに限界。 「もちっと元気になったら遊びに行くよ」と断って、電話を切ったらノックダウン。
どうやら今週から来週にかけては、かなりシンドいコトになりそうだ。 それでも今月は12日前後にぁゃ。ちゃんが遊びに来るし、15日の土曜にはドルフィーやよしなし、moto君やオーちゃんなんかを迎えて宴会をやる予定なので、それを心の支えに、なんとか身体を慣らして 行こうと思う。遊べるヒトは是非、一緒に遊ぼう。 まだ、ツーリングはいけないけどね。
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2009.09.03 通勤快速 キックスタートエンジンに今すぐセルをつけてくれる政党に、俺は一票を投じる!<挨拶 毎朝Nにエンジン掛けてもらってる段階で、そんなこと言えた義理じゃないんだが。ま、Nも苦手なキックスタートのいい練習になるだろうということで相殺としておこう。と言うわけで、仕事終わりにXRのキックスタートしてくれるスタッフを大募集。報酬はシップね。
とまぁ、『左でやると意外とメンドーなうえ、傷に響いて痛いキックスタート』の話は置いといて。 ようやく、ただ乗っかってるだけの状態を脱し、アタマから単車へまっすぐおろした垂線の上に重心を置くよう意識して走れるようになってきた。XR100Mだけど練習なのでオフ乗りをせず、出来るだけリーンウィズでコントロール下に置きながら走るのだ。 足回りと相談しながら、コーナリングスピードを上げていく作業が実に楽しい。 朝や昼間なら、ただ乗っかってるだけで周りの景色を見ながらタラタラ走るのもいいんだけど、日が短くなってきたから帰るころには真っ暗で景色もクソもない。なので、コントロールに専念するのだ。仕事で腫れあがった足の痛みも、そうやって走ってる間だけは気にならないし。 本当なら日曜あたりにでも軽く走りに行きたいところなのだが、今週末はダチのタクの結婚式でカンパイの挨拶とかするので、リハビリツーリングはできない。来週くらいにはSLも返ってくるだろうし、そしたらちょっと走りに行こうと思ってる。 ま、SL待てなくて『ケーロクにチャレンジ』しちゃう可能性も無いではないけど。
つーか、ぎゅいーんって気持ちよく曲がりてぇなぁ。
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2009.09.05 時は動き出す
短い時間だったけど、とても幸せだった。
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2009.09.07 SL通勤仕様 こないだの転倒で、ミラーが割れてしまった。 ま、トライアル用の安いやつだから買い換えてやりゃいいだけの話なんだが、そこでふと思い出した、かみさん@もうすぐ40歳。「確か、こないだ割ったミラーの片割れが、あったんじゃなかったっけか?」つわけで、足を引きずりつつパーツ牧場(ホムセンボックス)を探してみると。 あるだけはあった。 右が。 つわけで仕方なく、左のミラーを外して今日は終了……と思ったんだけど、クソ暑い中で作業をしてたら、なんだかもちっと単車いじりをしたくなってきた。なってきちゃったら仕方ないので、どうせしばらくケモにいけないだろうからと、ドライブスプロケットを通勤用に交換してやることにする。 作業自体はイージィなんだけど、足が言うこと聞かなくて往生した。 久しぶりに上半身ハダカで汗をダラダラかきながら作業したら、なんだかやけに気持ちよかったよ。
んで帰り道をくねくね走ってみたら、やっぱロードはこっちの方が楽しい。 これなら土曜日も、もちっとヤれたんじゃないだろうか。まぁ、あれはあれで面白かったからいいけど。 つわけで、エスエル通勤快速モードのできあがり。
でも、水曜日には頑張ってケーロク乗ってみるよ。
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2009.09.09 砥ぎ出し ヤーハー! どいつもこいつもオランダも、走ってるかー? 俺の方は、ほんのちょっとだけど、ようやくケーロクに乗ってきた。 明日からはケーロクで通勤しつつ、なくしたものを取り戻してくよ。
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2009.09.10 リハビリ計画書 単車は何でも楽しい。 けど、我慢してた分だろう、今はとにかくケーロクに乗れるのが幸せ。通勤どころか昼休みさえ走りに出たいくらいだ。とは言え無理してまた乗れなくなっちゃ話にならないので、さすがに昼休みはおとなしくしてる。正確には、休んでる間に溜まった書類をやっつける作業に追われている。 で、山積する書類仕事のことはさておき。 週末あたり砥ぎ始めようと思うのだが、となればもちろん、その砥石はマルに決まってる。キャスタとの出会いから始まり、色んなヤツらに砥いでもらって、ちったぁ走れるようになった俺だが、ココに至るまでの原型を削りだしてくれたのは、やはりあのオトコなのだ。 それに、何かトラブってメーワクかけたって、マルゾーなら問題ない。
つわけで仕事の合間、手の空いたときにマルゾーへ「日曜、どっか行くんけ?」とメールした。つってもお互いメールのやり取りはメンドーで好きじゃないので、家に帰ってから電話で詳細を煮詰める。そこで、あーでもないこーでもないと行き先を考えてると、マルゾーが不意につぶやく。 「サーキットはよ?」 「悪かないけど、ちと遠いなぁ」 「ウチまでくりゃ、クルマに積んでやるよ」 「マジか? でもよ、ケーロク二台も積めるんけ?」 「楽勝だ」 マルゾーの『楽勝』なので、どこまでホントかはわからないにしても、ま、そんな話なら願ってもない。二つ返事でOKしたところで、リハビリ第一弾は、ツーリングじゃなくサーキットランに決まった。もっともマルゾーに急な仕事が入れば話は流れるから、その時は一人でビーフでも走るかね。
てなわけで天気がよければ、とりあえずサーキットで砥いで来るよ。
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2009.09.11 レポにするまでもないかなと思って 書類仕事の関係で、朝、いつもより早く家を出た。 いつもと違うタイミングの信号、いつもと違う車の流れ。朝の国道は30分早いだけで、わりと違った顔を見せる。トンネルの手前、いつもなら白バイが何台か準備運動している場所にも、今はまだ一台もいない。トンネルを抜けた先にも、いつもよりクルマが多い。 と、Z1だかゼファーだかカワサキが一台、野太い音を立てて国道に合流してきた。 信号が変わった瞬間、当然ながら追いかける。すり抜けして追いついたとたん、革ジャンの背中が加速した。ジーンズの膝はちょろっと開き気味、背中は丸めて腕を伸ばす、カワサキや V−MAXに似合う乗り方だ。よどみなくすり抜けてゆく姿は、ヤツがスキモノだということを示している。 ありがたい、実はこっちもスキモノなんだよ。
朝っぱらから、ゴツいカワサキとのランデブー走行に、しばしのあいだ酔う。 楽しい時間を逃したくなくて、いつも曲がる交差点もまっすぐ抜ける。大丈夫、もう三つ四つ先の信号で曲がれば、充分に間に合うんだ。だからあと少しだけ、付き合ってくれよ。おっと、そこを行くのかよ。んじゃ俺はこっちから、ちと強引に行かせてもらおう。 このタイミングなら前に出られるかな? シュン! ぎゃはははっ! よう、カワサキ。今の見たか? 左右からセンターラインに寄って前をふさいでたトラック二台をかわすために、左を行ったおまえと右を逆走で抜けた俺のラインが、シンメトリーで綺麗にそろったぞ。今、すげぇ気持ちよくなかった? あ、こっちチラっと見たな? おまえも気持ちよかったんだろう? けけけ、楽しいなあ。
とは言え、このまま遠回りしたら、何のために早く出てきたのかわからん。 『 ここを曲がらないと、一気に遠回りになる』と言う最終ラインの交差点で、俺はしぶしぶとウインカーを出す。こちらがアクセルを抜いた瞬間にミラーを見たのだろう、ヤツは左手を小さく上げた。右折レーンの先頭に出ながら、俺も左手をあげ返す。見えたかな? 見えてるといいな。 治療院では大嫌いな書類仕事が待っているにも関わらず、俺はご機嫌でアクセルをひねった。
んなことしてたら朝から脚に力が入らなくて、かみさん、今日は治療院の中で二回転んだよ。 あんまり調子に乗らない方がいいのかなぁ…… でも、週末は走るけどね。
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2009.09.13 ギブ・アップ 走ってきた。今日はもう、ちょっとしんどいので詳細は明日。
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2009.09.14 でっかいもん倶楽部 いやはや、まぁ……俺らしいっちゃ、俺らしいか。
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2009.09.17 幸せと、そうじゃない何か 15日の夜、ドルフィー、よしなし、moto君、オーちゃんと呑んだ。 最高に楽しい夜だった。 のだが……そのあと、大変なことに気づいちゃって確認してみる、かみさん@39。
なんか一気に疲れて、テンション下がっちった。 ヘコむなぁ……
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2009.09.18 あるいは酒でいっぱいの日々 なんだかんだで、今日も宴会だったりする。 なっことGO!!!君だから、宴会つーかフツーに家族団らんだけどね。末っ子のAGLAあらためしんごは残念ながら、大好きなあのヒトとデートなので来られないみたいだ。それとケーロクだけど、マーちゃんのところで診てもらう事になったので、週末あたりには入院。 乗り手と一緒だね(むしろ乗り手のせいです)。
それにしても今日は天気が悪くて、バカみたいに脚が痛かった。 患者さんの気持ちが、ちょっとわかった。 きちんと養生して、早いところこの痛みとおさらばしたいもんだ。
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2009.09.19 友よ杯を取れ そして今日もまた宴会。 @姐さんとタクがやってくる。サキちゃんはまだ不明。 今日はなに呑もうかな。
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2009.09.20 酒と薔薇の日々 いい加減にしろっつー話だが、今日も宴会。 タクとサキちゃんは帰り、現在、@ねぇさんと三人でダラダラしながら、昼過ぎにやってくるmioちゃんを待っているところ。mioちゃんといえば昼酒だから、どうせ昼間っから宴会になるだろう。俺的秩父名物である、あのバカウマmio肉も大量に持ってくるようで、 割り当てはひとり700グラムだ。 喰えるかっつの。 さて、今日は長丁場になりそうだから、ちょっと休憩しておこうかな。
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2009.09.23 呑んじゃうもん倶楽部 走りにいけなくてシンドいはずが、すげぇ楽しく過ごせた。 みんなありがとう! 楽しかったぜ。
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2009.09.25 サプライズ 午前の診察の終わりぎわ。 「このおばあちゃんが終わったら、ちょうど十二時だ。お昼ぴったりで終われるな」 と思っていると、ガラガラっと整骨院の扉が開く。やっぱりそんなに甘くなかったかと、若干ウラメシい気持ちのまま、扉を開けて入ってきたヤケにガタイのデカい患者さんをちらっと見た瞬間、俺はあんぐりとクチをあけたまま、固まってしまった。
なぜキサマがここにいる? 誰が来ないって、こいつほど来るはずのない人間もいないだろう。ほんの一週間ほど前に呑んだばかりの山口のマッカチンことドルフィーが、突然、ウチの整骨院に顔を出したのだ。しばらくやつのニヤニヤ顔を眺めてから、ようやく事態を飲み込んだ。まったく、やってくれるよ(^0^) 要するに、二週連続で東京にくる用事があったわけだ。 そしてもちろん、よしなしやNもこの計画を知っていたわけで。速攻でNに「てめぇ、また黙ってやがったな?」とメールしたら、「でも、嬉しかったでしょう?」と返しやがる。もちろん、怒り心頭に達していた俺は、間髪入れずに「うん」と返したのだが。 そりゃ嬉しいさ。
おばあちゃんの治療を終わらせて、整骨院を閉めたら、とりあえずドルの治療。 治療しながら、この企画の話や単車の話をする。治療を終えてから缶コーヒーを飲みつつ、さらにバカ話。ドルが新橋に宿をとってると聞いて、せっかくだからナリさんの店に行ってみたら? とか、相変わらずエグいドルの仕事話を聞いたりするうちに、時間はあっという間に過ぎる。 一時間ほどだったか話して、船橋に用事があるというドルを送り出した。
ドルの背中を眺めながら、俺の気分はこの青空のように晴れ渡っていた。
さて、それじゃあ今度は。 よしなし&Nをやっつける作戦でも練るとしよう。 とりあえず、房総の悪魔にメールするか。
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2009.09.26 腐臭漂う前に 某所で行われるハイスピードツーリングの『お見送り』にもココロを引かれたのだが。 ETCもないSL230で、バカっ速い連中のツーリングを見送りに行き、楽しく話をしたあと、みんなに走り去られたら……小さくなってゆく背中をみつめながら、俺はきっと泣くだろう。大の男がサービスエリアにたたずんで静かに涙を流してる、てのも絵的にアレなのでやめた。 つわけで明日は、体調が許せば、トコトコと適当に走ってくる。 ホントは家でじっと休養してるのがいいんだろうけど、このままじゃさすがに腐っちゃうからね。 明日、脚、痛くないといいなぁ……
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2009.09.27 引きしぼる時 理屈としては静養するべきだ。 だが、俺の正直な気持ち+『かみと言う生き物』的には、走りに出てしかるべき。むしろ、『お見送り』に行くべき。そんな二律背反に苛(さいな)まれつつ眠りにつき、起きたら普通に午前十時ってなわけで、イキナリお見送り企画は終了。んじゃ、テキトーに走りに出るべか。 と、ベッドを降りた瞬間、膝と足首に激痛。 「なるほどなるほど、そうくるか。ならば逆に無理してでも出動だな」 などと芸人ばりの覚悟を決めながらトイレを済まし、ツーリングに行ってるGO!!!君たちがどうにも気になって仕方なかったので、「写メ送ってくれ」つーメールをしたら、律儀なGO!!!君は間髪入れずに大観山でのスナップを送ってきてくれた。 くっそ、超、楽しそう。 てめぇで「送れ」つっといて、送られた来た写メを見たとたんに軽く手首を切りかけながら、痛みに耐えかねてベッドに倒れこむ。んで気づいたら、あっという間に11時すぎ。朝昼兼用で飯を食いながら、教育テレビの将棋対局を眺めていると、携帯が鳴る。 ハイスピードツーリングに行ってるじゅんからだ。 「いやー天気はいいし、すげー楽しいですよー」 世界中が滅びたらいいのに。
痛みをおして出かけるか、それともおとなしく静養するか。 12時、13時とキリのいい時間が来るたびに、そんな煩悶(はんもん)を抱えながら、Nの冷たい視線に耐えつつ、何度も何度も立っては座る。合間にマップルを眺め、2ちゃんねるの千葉県ライダースレッドを見ては「お、こんなコースもあるのか」とムダに体温を上げる。 そのたびに、朋友(と呼ばせてもらう)ろろちゃんの「我慢しろ」という言葉が頭をよぎる。 今回、ギリギリで我慢できたのは、ほぼ100%ろろちゃんのおかげだ。結局、なんとか出かけるのを我慢した俺に、ここでようやく神様からのご褒美が訪れる。玄関のチャイムが鳴り、インターホンに出たNが、たぶん内心ニヤつきながらひとこと。 「ショーファーさんだよ」 あわてて玄関を開け、どう見てもカタギには見えないスキンヘッドのおっさんを、俺は満面の笑みで向かえた。1400GTRでやってきたショーファーさんとNはコーヒー、俺はキッチリとビール〜黒霧島の流れで呑んだくれつつ、色んな話をくっちゃべる。 バイク、ツーリング、北海道、商売、銀星と繋がりながら話は流れて。 酒が美味くて仕方ない。
日が落ちてショーファーさんが帰るころには、出かけられなかったストレスなんぞ羊蹄山の彼方に吹っ飛んでいった。日本中を走り回る男と話して、北海道、東北、関東、甲信越、中部、東海、近畿、四国、中国、そして九州に思いを馳せる。 今夏はロングを走ってないぶん、日本中に誘惑されながら。 「あせらず完全に治して、日本中を走り回ろう」 今日、我慢した自分を褒めながら、改めて心に誓った。
今は、弓を引きしぼる時だ。 くっそ、まってろよ! 日本中の景色と曲がった道めっ!
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2009.09.29 最終的には 26、27日の日記について、掲示板でpoitaさんの指摘があったように、気持ちが迷走してる。 そんな時は、かみの判断基準のひとつ、「カッコいい」を指標に考えてみよう。ちなみにもうひとつの判断基準は「めんどくさい」だ。ま、それはともかく、どうするのが「カッコいい」かと言えば、走りたいなら走ればいい。我慢をするならすればいい。でも、我慢を口に出すのはいかがなものか。 ここ数日、焦ったりイラついたりがあったとは言え、ちょっと情けなかったなぁと反省。 骨はくっついているんだから、あとは衰えた筋肉をつければいい。そして俺にイチバン必要な筋肉は単車に乗る筋肉。ならば単車に乗るべきだろう。冷静に考えて、筋肉がないうちはそれをしっかり意識して、スポーツライドさえ控えれば問題ないはずだ。 通勤は出来てるんだし。
そんな風に考えてるところへ、よしなしからキャンプの誘いがあった。 10日か24日の土曜にビーフラインの北側、那珂川沿いにある『辰ノ口親水公園』でキャンプ。翌日の午前中に北茨城を走るつープランだ。24日ならともかく10日だと微妙っちゃ微妙だが、今から10日あるから、まぁ、大丈夫だろうつことで、よしなしのプランに乗っかろうと思う。 他にも乗っかるヒトがいたら、遠慮なく顔を出して欲しい。 ただ、さすがにもう寒いだろうと思うので、その辺のケアだけは自己責任で。一応、念のために俺も使い捨てカイロを多めに持っていくつもりだが、自宅にある人は持ってきた方がいいよ。アレのあるなしで耐えられる温度がまるっきし違ってくるから。 ま、まだ10日あるから、本決まりってんでもないけどね。
それとケーロクの方は、車検も含めて来週以降には帰ってくる予定。 こっちは帰って来たらずぐ、一度ソロで走って様子を見てみる。誰かと走ると張り切っちゃって、またこないだのサーキットみたいになっちゃうから。そんで、大丈夫そうなら10月の後半には走りに出ようと思う。ま、どのくらい走れるかわからないけど、とりあえず楽しみだ。 でも、レイザーズエッジな走りが出来るのは……正直、11月くらいになっちゃうかなぁ。
てなわけで。 勢いづいてみたり、慎重になってみたり、なにやら気持ちがフラフラしてたけど。 かみさん、ようやく動き出すよ。 だいたい普段、「ゆっくり休むのは死んでから」とか言ってるようなバカが、いまさら慎重になりすぎたってストレス溜めるだけなんだよね。もちろん、俺を心配してくれたろろちゃんの言葉は、なにより重くとらえてるから、無理は絶対にしない。できる養生は全てしていくつもりだ。
キャンプに来られる人はその時。 来られない人はいずれ。 また一緒に楽しく走ろうぜっ!
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