2010.02.01 でっかいもん倶楽部

昨日、房総を走ってきた。

シビれたぜ。

やっぱツーリングって楽しいなぁ。

 

明日は、ちょっとしたお知らせがある。

 

2010.02.02 お知らせ

まずは今週末のキャンプ宴会。

場所は茎崎こもれび六斗の森。↓のリンク先はPOPOさんトコ。

http://popo-z3.justblog.jp/blog/2010/02/post-edef.html

いつもどおり誰でも歓迎だけど、とりあえず、何が何でも寒さ対策だけはきちんと。じゃないと、幾ら大子あたりよりは平地だといえ、調子よかったらフツーに凍死できるからね。もっとも今回はPOPOさんがクルマで参加らしいので、毛布的なものも多少はあるみたいだけど。

時間は土曜の昼過ぎ、夕方よりちょっと前くらいかな。

今回は俺んちから場所が近いんで、午前中の仕事がはねてから、のんびり向かう予定。土日休みのヒトなら、金曜日の夜ウチで呑んだくれて、俺が仕事いってる間に寝こけて、夕方、そのまま一緒にキャンプ宴会になだれ込むとかもアリだ。

防寒さえしっかりしてくれば、焚き火を囲んで宴会、たのしーぞー!

 

んで、もひとつお知らせ。

これは来月になるけど、3月の21、22日の連休で、久々のケモライド。しかも、今回はいつもと逆パターンで、21日の朝、山に集合してケモライドしたあと、夕方から火のそばで宴会。翌日の朝に解散つーステキ企画だ。立案はもちろん、千葉の鬼軍曹ことmotoくんだ。

こっちももちろん、防寒対策はカンペキでヨロシク。

二日酔いでケモるより、散々走り回ったあと、その日の走りをツマミに火を囲んで呑む方がゼッタイ美味い酒になるだろう。俺やmoto君は翌日、二日酔いで使い物にならないだろうけど。もちろん、ケモライドのみ、宴会のみの参加でも大歓迎。

集合場所はメールか、俺のアドレスしらない人ならフォームで連絡くれると吉。

そんなわけなんで、オフ好きケモ好きなダメ人間は、一緒に走って呑もうぜ!

 

2010.02.05 去る季節、来る季節

夕方、患者さんが切れたので書類仕事してっとき、ふと気づいたんだけど。

もう、夕方の五時を過ぎても明るいのな。来週からは日増しに暖かくなるみたいだし、単車に乗るのがもっと楽しくなってくるね。陽が長いで思い出すのは、やっぱり九州四国。夜の七時半までワインディング走って、暗くなったら峠の途中で野宿。んで、朝からワインディング。

アレは最高だ。

今年の夏は、また九州四国に行きたいなぁ。

 

ま、それはともかく、とりあえずは明日。

まだ寒い中、夕方から寒中キャンプをして来る。つーか極寒だから荷物が増えるはずなのに、なんかいつもより荷物が少なくて、ホームセンターボックス要らないくらいなんだけど。俺、いつの間にパッキングが上手くなったんだろう? それとも、なにか大きな忘れ物をしてるのかなぁ?

いや、常識とかじゃなくて。

それは忘れてるんじゃなくて、持ってねーだけだ。

 

2010.02.06 orz

えっとね、なんか右のスネの骨がバラバラになっちゃったっ!

あー、まてまて、わかってる。君らの言いたいことはよくわかってる。つーかそれは、俺が真っ先に吐いた言葉だから。あれだろ? 「またかよ」って言いたいんだろ? ホントだよ。俺もヤった瞬間に天を仰いで叫んだんだよ。「あーもー! またかよー!」って。

ご丁寧に、おんなじ側の足だし。

んじゃま、詳細と近況。

 

仕事がハネてGO!!!君と一緒に家に帰ってたと思いねぇ。GO!!!君はクルマ、俺はその後ろをエスエルに乗ってのんびり走ってたわけだ。んで、いつもの裏道、なんでもないただの直線で、三十キロくらいでブレーキをかけた瞬間、スパンと切れるようにフロントがすくわれた。

足をつく暇もなく、そのまま右足を挟み込んで倒れるエスエル。

激痛が走った瞬間、痛いより何より「やべっ! まさか、こないだ折ったところやっちゃったか?」と、ものすげぇ嫌な予感に苛まれつつ、脚を動かしてみれば「ゴツン、ゴツン」と音がする。うん、知ってるよ。俺、これ知ってる。折れた骨が中でぶつかってる音だ。

それでも信じたくなくて少し動かしてみると。

足首から先がぷらんぷらん。

残念ながらプロである俺は、ここでカンペキにあきらめた。プラプラってことは下腿の両骨とも逝ってるコトを意味している。つまり、この時点でキャンプどころか、またも入院&手術が決定したのだ。痛みと絶望に、ただ、足を抱えてうずくまる。

 

戻ってきたGO!!!君がエスエルを起こしてくれ、さらにクルマで病院まで運んでくれた。

こないだ世話になった礼も済んでないのに、借りばっかりが溜まっていくんだから、ホント、申し訳ないとしか言いようがない。んで、病院で痛みに耐えながらも、「前回よりはマシだなぁ」と症状を自分で確認。腫れる前だから骨片が触知できた。

「GO!!!君、GO!!!君、ここだここ。ここが折れてんだ」

「いや、見たくないです」

やがてレントゲンを撮り、またしばらく待って診察室へ。

写されたレントゲンを見て、先生は苦笑、GO!!!君&Nは絶句。俺は思わずニヤリ。

ホント、珍しいくらい派手にバラけた写真だったので、自分の脚だってのも忘れて思わず見入ってしまった。こないだ繋いだプレートの中がボッキリ折れて、さらにプレートの下の骨が五つほどの骨片にばらけてるのだ。も、見せてあげたいくらいカンペキな、いわゆる、粉砕骨折。

ヒトゴトながら、オペ、大変だろうなぁ。

 

病院側もやたら混んでるらしく、とりあえず入院しないで済んだ。

月曜にまた行って、そこで手術の日程とかイロイロ決まるみたいだ。手術も立て込んでて、けっこう待つことになりそう。ちなみにここの骨を自然につくまで待ってると、最低8週間、今回は粉砕だから12週間くらいかかるんで、オペは必須。

てなわけで、ま〜たしばらくは転がって生きる日々だ。

そんでも、年末年始の地獄に比べたら、こんなの全然楽勝だ。

慣れてるしね。慣れたくないけどね。

 

2010.02.12 今後の見通し?

単純に、病院に入って出てくるだけで、三月半ばになっちゃうわけで。

「とりあえず、さっさと確定申告やっちゃわねぇとなぁ」なんてつぶやいてみるわけだが、そのとたん、余計なことをいろいろ考え始めるのは、いつもどおりの現実逃避。ま、いろいろつーか、もちろん単車のことばっかりなんだけど。それと、ちょっと仕事のことも、か。

今回は正直、めちゃめちゃハデに逝ってるので、復帰には時間がかかる。

ま、ヘタすりゃ『復帰そのものが』って話もあるんだがそれはさておき、当面、単車に乗ってすっ飛ばすなんて出来ないわけで、まして、ケモライドなんて持ってのほか。つまり、現在かみ家では、単車三台が遊んでる状態になるわけだ。

おまけに去年の夏からこっち幾らも仕事してないのに、今回のことでまたしばらく働けない。

平たく言うと、乗れなくて金がないから単車を手放す。

 

手放すのはエスエルだ。

ガンジョーだし、燃費はいいし、ランニングコストも安い、本来なら残すべき単車なんだが、いかんせん、俺の右足を二回も持って行きやがった。もちろんエスエルはイッコも悪くないんだが、なんか気持ち悪いのも事実。つわけで、エスエルはさようなら。

ちなみに、フューリィはまだ1000キロくらいしか乗ってないので、少なく見積もっても60〜70万くらいにはなるだろうから、最悪、生活費として手放す可能性もある。それほど乗ってないから、思い入れが少ないのも、この際は逆にありがたい。

あ? ケーロク?

さすがにケーロクは手放さないよ。俺は16からこっち……いや、しばらく持ってなかったときがあるから二十歳からか。とにかく二十歳から今まで、手元に単車なかったことなんて一度もないんだ。や、ぶっ壊して次のが納車されるまでとかは抜きにして。

とにかく、そういう経緯でエスエルは手放す。

幾らにもなんないことはわかってるが、ま、素どっかえでスクーター買えればいいかなと。当分の間はまたがって乗る単車がきついだろうから、125くれぇのスクータを買って、脚がまともに動かない間の通勤快速にしようかなと思ってるのだ。

 

で、そう決めてしまうと、それはそれでまた、いろいろと妄想が始まるんだよね。

この踏んだり蹴ったりな状況がひと段落して、またケモライド行こうと思ったときはどうしようなんて考えると、当然、次は125ccになるわけなんだが、KLX125なんて面白そうだよなぁなんて思いつつWEBを探索していると、なにやらシビれることが書いてあった。

KTMの125(レーサー)って、125の分際で40馬力くらいあるらしいじゃん。

100キロ切る軽さで40馬力つったら、ランツァどころか、KDXやCRMあたりと比べても、十分な戦闘力じゃん。いや、2ストはないよ。もう2ストは買わないって決めてるんだから、買うことはないんだけど……でも、125で40馬力はなぁ……とか。

それから俺は、もちろんすっ飛ばすのが大好きだけど、でも、旅の要素はゼッタイにはずせない。すると金がなくてフューリィを手放した場合、残るスクータで出るか、ケーロクで出ることになる。ロングは高速使いたいから、ケーロクでロングできるようにしたくなる。

脚がいうこと聞かない場合も考えると、エフェックスあたりのローダウンステップに、アップハンドルを入れちゃうって選択肢もアリだろう。サーキットならともかく公道であれば、ポジションによるネガは、見通しのよさや疲労の少なさで相殺できるだろうし……とか。

そんな妄想をして無聊を慰めつつ、かみさんは今、伏して充電中。

 

走りてぇなぁ……

 

2010.02.15 卒業

こうやって怪我をするたびに、同業の友人や先輩、患者さんから言われる。

「もう、単車は卒業したら?」

だが、「単車はやめたら?」はまだしも、「卒業」てのが引っかかるんだよなぁ。卒業ってのは、業を成して卒することなわけで、俺で言うなら、自分の走りに完全に満足して、「もうこれ以上、向上する必要がない」と思えた時が「卒業」なんじゃねーだろうか。

さらに向上とヒトクチに言ったって、俺には「初めての公道でも、速く気持ちよく走る」「日本中の色んな場所を走って景色や文化を知る」「日本中の面白いヤツと出会い、走り、呑んで騒ぐ」などなど、ひとつひとつでさえ、一生かかっても成せなそうな目標が、いくつもある。

少なくとも俺が単車を「卒業」することは、一生ないだろう。

 

身体を壊したり、あるいは衰えることで、物理的に乗れなくなるかもしれない。

それは俺にとって卒業ではなく退学だ。それがいい悪いじゃなく、成せなかったという意味で、きっと俺の最後は「退学」「中途」で終わるだろう。そのときまで、ずっと向上する気持ちを持ち続けていられたなら、それは満足できる退学であり、中途だ。

だから俺は、死ぬ、あるいは乗れなくなる寸前まで、目標を目指して走る。それはもう、ずっと前からそう思って生きてきてるのだが、しかし、なかなか理解を得ることが難しい。昔は「理解してもらう必要なんてない」「俺は俺の人生を生きる」と思っていたし、今も思ってる。

ただ、昔ほど頑(かたく)なに突っぱねたり、ムキになってぶつかったりせず、「ははぁ、そうですねぇ」と、笑って流せるようになっただけだ。年老いて老獪になったってことなのだろうが、これも案外、悪くない。そんな言葉を聞いたら、若いころの俺には我慢ならないだろうけど。

 

もっとも、若いころの俺を黙らせることは出来る。

今の方が速いし、余裕がある。なにより、「めんどくせぇしがらみなんてクソ喰らえ。俺はひとりが自由でいいんだ」なんて言いつつも、『マルに出会えたときうれしくて眠れなかった、あのころの俺』が見たらよだれを流しかねない、最高にバカで楽しい連中とたくさん知り合いになれたから。

速いのがいて、上手いのがいて、面白いのがいて、カッコいいのがいる。

へへへっ。

俺は今、人生でイチバン幸せだ。

いやまぁ、もちろん「今」ったって「骨がくっつくのを待ってる今」って意味じゃねーけんども。とにかく、これからも「今がイチバン幸せ」な人生を歩いて、いや、走っていこうと思う。死ぬ寸前まで「今がイチバン幸せ」だったら、たぶん、成功した人生だと言っていいんじゃねーかな?

あ、そういう意味では、そんな人生の終わり方ができたら、「卒業」なのかも知れない。

 

今さっき、マルと電話で話してて、ふとそんな風に思ったんだ。

 

2010.02.20 保存療法

ドクターと何度か話し合った結果、手術はしない方向で行くことに決まった。

足の骨が折れた場合、手術で補強材(プレートや骨内釘など)で固めてしまい、骨がくっつくのを待ちながら徐々に体重をかけていくのが、一般的な治し方だ。しかし、今回の場合、骨がばらばらになってるので、中心に骨内釘を通すことも出来ないし、プレートで留めるのも難しい。

手術してもしなくても体重をかけるまでに三ヶ月くらいかかるのは同じで、手術で開いた場合の方が骨そのものの『つき』は悪いことが多い。手術のいい点は『折れた場所がずれづらい』のと、周りの関節、今回で言えば膝などの『関節を固定しなくてすむ』というところだ。

ところが今回は骨片がバラけてるので、骨と骨をつなぐのが難しい。

それでもバラけた骨片があちこち転移していれば手術した方がいいのだが、自宅療養中にヒマ見て自分で引っ張っちゃ整えていたので、今回は、ほとんど転移がなかった。レントゲンを見たドクターと相談して、「これなら保存の方が早くきれいにつくだろう」と結論した。

 

問題はプレートの中で折れてる方だが、これを手術するとなると、せっかくきれいに揃ってるバラバラの方の骨片を動かさなくちゃならない。しかも、プレート内の骨折は、手術しても必ずつくとは限らない。なので今回はまず、バラバラの骨がくっつくのを優先しようとなったのだ。

つわけで結局、キプス固定して自宅療養。通院しつつ三ヶ月、とあいなったわけだ。

要するに、「あと二カ月は転がってっから、お前らヒマなら遊びに来いよ」って話。

 

2010.02.26 ケーロクインプレ

ようやく、多少は座ってられるようになったので、ケーロクのインプレを書いてみた。

途中からインプレじゃなくなってるっぽいけど。

つーか、アレだね。インプレは降りてから書く方が、冷静で客観的になるね。もっとも、それは俺に求められてるものじゃないから、視点が客観性に 欠けようが、情報に信頼性がなかろうが、俺は俺のスタイルで書き続けるけどね。でも一人称は面倒だから、しばらく書かないかな。

つわけでとりあえず、かみさんは生きてます。

 

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