2010.10.03 呑んじゃうもん倶楽部
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2010.10.06 popoさんをダシに 「そう言えば、こないだのキャンプで俺、popoさんのイスをぶっ壊したんだっけか」 と、思い出したので、買って返すためにキャンプ用品通販の雄、『ナチュラム』なんかを眺めてた。ついでに「自分のイスも買おう」と思っちゃうのは、ヒトとして無理ないこと。せっかくなら座りやすいものをとサイトを眺めてるうちに、ふと思いついちゃったかみさん40歳。 「ああ、コット(折りたたみベッド)買えばいいんじゃね?」 コットならオモテで使えばイス代わりにもなるし、テントの中に入れれば当然、ベッドになる。サイズはそこそこ大きいだろうが、イスとエアマットを省略できるから、それほど荷物は増えない。と、全力で自分をだましながら、コットやコンパクトベッドを探しはじめた。
うっかり、ハンモック買っちゃっいそうになったりしつつ。 探した中から良さげなヤツを見繕い、いろんなヒトのインプレ記事を読む。 「なるほど、これは安いけど、壊れやすいのか。んじゃ、これは……う〜む、ダメか」などと、たくさんの記事を読み進むうち、あるコットのインプレにぶち当たる。「ふんふん、これは良さそうだな」と読み進んでゆくと、そのブログ記事の『最後に書かれていた一文』が、 そんなおっさんの平穏な日々。 「ぎゃはははっ! あんだこれ、よしなしの記事じゃねーか」 大笑いしながら、早速、よしなしに電話。話を聞いてみると、どうやらバイクに積むには大きすぎるらしいので、コット案は却下。また振り出しに戻って、色んなイスを探していくのだが、よしなしとの電話でエンジンの掛かっちゃったかみさん。 結局、ヤツと同じ『Cotton Duck』を買ってしまった。(リンク先よしなしインプレ) デビューは16日の茨城野宴だ。
久しぶりの野外宴会、楽しみだなぁ。 つーか、それはともかく。 ユリシーズ、早く帰ってこないかなぁ。
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2010.10.07 野望の大熊猫 ここのところ、帰宅するとやけに疲れてる。 仕事量も多少は増えているが、それにしても帰ってきて『玄関でため息をつく』ほどかったるい。何でだろうと不審だったのだが、今日、相変わらず玄関でため息をついた瞬間、原因に思い当たった。どうやら、今通勤で使ってるXR100のせいっぽい。 面白くないとかじゃなく、ライトが暗いから帰り道が疲れるのだ。 いや、まぁ、パワーが足んねーとかの不満も、少しはあるかも知れないけど。
もっとも、身体の方はだいぶん良くなって来たので、来週あたりからケーロクで通勤しようかと思ってるから、XR100に灯火系の『バカみたいなカスタム』をするつもりはない。つーか、『つもりはない』もクソも、俺のじゃなくてナオミのだし。 でも、ちょっと付けたいボックスがあるんだよなぁ。
いつか、これを『ナオミの単車につける』のが、俺の野望。 あん? 俺のに? バカ言うな。
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2010.10.8-11 連休 レポにするほど長い文じゃないので、こっちに書いておこう。 金曜日に、たかしが呑みに来た。 メシ喰って呑んだくれながら、一緒に『水曜どうでしょう』の原付東日本縦断を見る。たかしが、ときどき「クスッ」と笑うのをうれしく眺めながら、気づけは俺もしっかり見てた。ちなみに東日本だけでも、ちょっとアレなくらいヘビーローテーションしてるよ俺。自分でもよく飽きないなぁって思う。 すっ飛ばすのも楽しいし、こんな旅も楽しい。 厄が明けたら早速、ロングツーリングに行こう。
土曜は本を読んだり、海外ドラマを見たりしながら、のんびりと過ごす。
んで日曜日に、GOとナリさんが遊びに来た。 俺は嬉しくて呑んだくれ泥酔。日付が変わる前には落ちてた。ナリさんはマイペースでじっくり飲みながら、結局、朝の四時まで呑んでたらしい。GOはなっこがいないのに、めずらしく梅酒に挑戦して半覚半睡。それでも、俺よりは起きてたみたいで、二時ころ寝たつってたかな。 単車の話だけじゃなく、真面目な顔で仕事に対する姿勢の話や、礼儀や距離感など『ヒトとの関わり方』みたいなカタい話もしたし、ホモセクシャルのヒトに会った体験談や、地方の暴走族の違いだのバカ話もした。真面目な話も、バカ話もえらい楽しかった。 ふたりともそのまま泊まって、翌日もダラダラしながら過ごし。 昼過ぎにはナリさん、夕方にはGOが帰って、連休も終了。 あとはナオミと、ひたすら本を読んで過ごした。
楽しい終末だったことは間違いないが。 単車に乗れない状況に慣れてきてる気がする。 成長なのか、退化なのか。
ま、乗れないモンはしょうがないんだけど。
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2010.10.12 間に合わず 治療も書類もあるってのに、好きな戦記モノに手を出しちゃって睡眠不足。 入ったお金は『税金』となり、右から左へ。 そんな中、上がってきたユリシーズの修理見積もりは、走れる状態にするのに約30万円。今年は厳しいから、ポンとは出せない金額だ。へそくりをかき集めてみたら20万あったので、見積もり書とにらめっこしながら、オークションや社外パーツ、代替品を探してネットをさまよう日々。
XBシリーズなら、『パーツなんてだいたい共通』だろうと思ってたのだが。 フォークの太さが違ったり、意外と互換性がなかった。一番オオモノがフロントフォークアッシーとステム、アンダーブラケット、トップブリッジ。ここが安く上がれば楽なんだが、さすがに『単車としてキモの部分』だからね。よっぽど程度のイイのが出ない限りは、新品を買おうと思う。 思うったって在庫がなきゃ、待つしかないんだけど。
つーわけで、ユリシーズの復活は当分、先になりそうだ。 今週末の野外宴会は、ケーロクかXRで行く予定。
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2010.10.14 景気復活 昼休み、ケーロクに乗ってみた。 街乗りくれぇなら問題なし。ツイストすると少しヒザが痛いが、これは想定内。 強いて問題と言えばテンションが上がらないくらいだが、これはケーロクのせいじゃなくてユリシーズが帰ってこないから。「もうオークションとか探すのメンドくさいから、純正で手を打っちゃおうか」なんて思いながらパーツを探してるうちに、ふと気づいた。 俺は掃除が苦手だけど、模様替えは好き。 普段ならあれほど楽しいパーツ探しがこれほどメンドくさいのも、要するに、『金はかかるのに、単に元に戻るだけ』だからだ。「まだ500キロも乗ってないから、とりあえず元通りで」なんて思ってたわけだが、そーだよ、そんなの面白くないじゃん。 つわけで部品探しはやめて情報集めに入る。
すると、ちょっと面白いことがわかった。 俺のXB12Xの後継機にXB12XTてのがあるんだが、その初期型モデルは、12Xや最新の12XTよりもハンドル切れ角が多いつーのだ。12Xから初期型12XTになるときにユーザーから文句の多かったハンドル切れ角を増し、最新型12XTはコストの関係で元に戻ったと。 どうせステム周り一式買うなら、この『切れ角の多い三叉』のが面白そうだ。 そこに最新型のフォークを組んでローダウン。リアサスはオークションで落としたのがあるけど、合うかどうかまだ未確認だから、それも含めてイロイロやってみる。最終的に『初期型12XTのハンドル切れ角と最新12XTの車高の低さ』を持った、07モデルの12Xが出来上がるわけだ。
ここまで考えて、「事故ってよかったか?」とか思っちゃってる自分が、ちょっと怖い。 でも、かなり楽しくなってきた。 とりあえず土曜日、キャンプの前にちょっとバイク屋へ寄って行こう。
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2010.10.15 ↑↓↑ 明日は夕方から野外宴会だ。詳細はここ。 キャンプ宴会でテンションが上がってるところに、バイク屋のチューソンから電話。残念と言うかやっぱりと言うか、パーツの在庫が日本になく、本国から取り寄せで最低一ヶ月以上、ヘタすりゃどれだけ待つか判らないそうだ。ガッカリしつつ、も少し詳細に調べてもらえるよう頼む。 ま、おそらく『納期は判らな』くて、結局、オークションだので探すことになるんだろうけど。 一気にテンションが下がり、しょんぼりしながら明日のキャンプの準備。もっとも、着荷したイスを組み立ててみたり、ガソリンボトルを修理したりしてるうちに、だんだん元気なってくるんだから、ドタマの作りが単純だってのは、とても幸せなことだね。 さて、むさくるしい山賊どもと、美味い酒を呑んでこようか。
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2010.10.17 野宴 山賊連中と、キャンプ宴会してきた。 宴会そのものは楽しかったが、いかんせんXR100で行ったので、思いのほか疲れが出た。 詳細は明日あたりにでも。
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2010.10.18 ちっちゃいもん倶楽部
いつも通り、いつものごとく、むちゃくちゃ楽しかったよ。
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2010.10.21 呑み呑み 今日はろろちゃんと呑んだくれる。 道路交通法違反と言う重大な犯罪容疑をかけられているろろちゃんの、苦悩と波乱の人生について存分に語り合う予定。あと、ふたりともツアラー同士、それぞれ一家言を持っている、『温泉グルメツーリング』についても語り合う予定。たぶん。 んで週末は、マル、カミナリと『昭和44年組円卓会議』を開催する。 議題は「単車」だ。 普段はあまりここに書かない、単車に乗ることの恐怖やこれからの方向性なんかを話すことになるだろう。バカ話に夢中になっちゃって、そんなこと忘れちゃう可能性もあるけど。それに週末は、ひきこもりのナオミが珍しく居ない。つまり泥酔確定。 そんな感じで。
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2010.10.22 ユリシーズの帰還 知ってるだろうが、俺は気が短い。 あんまり我慢をしてると身体を壊しかねないので、ユリシーズを見に行ってきた。昼休みXRに乗ってタクの店まで。XRのフォークオイルとか、そのほか修理してもらう場所を指定したら、仕舞ってあるユリシーズを見に行く。と、顔面は確かに逝ってるが、他は思ったほどじゃない。 フォークも曲がってないっぽいし、押し歩きも出来る。 「ホイールベース計ってみたら、カタログデータと同じでしたよ」 「じゃあ曲がってないじゃん」 「いや、厳密にチェックして……」 「ってことは乗って帰れるじゃん」 「えぇ!? そ、それはさすがに」 「大丈夫だよ、ロケットスリーの時も曲がったハンドルで走ったし」 「いやでもそれは……」 タクの抵抗も、俺のワガママには勝てない。 バロンの駐車場で二三回ほど、定常円を描いてハンドリングを確かめ、心配そうに眺めるつーか「すげぇ心配だー!」なんて叫んでるタクと、苦笑いしてるチューソンにアイサツして走り出す。とは言え1〜2速でクルマの後ろをのんびりだ。 何かあったらすぐ停めて、脇にどけられるように、左側に寄ってじわじわと走る。 「おぉ、なんか懐かしいな。ガケから落っことしたロケットもこんなだったっけ」 ケラケラ笑いながらゆっくり走って、無事、整骨院の裏に到着。
即座にタクへメールを入れて、無事を伝えたら、早速、ばらしてみようか。 目に付いたネジからバンバン外してゆくと、ユリシーズつーかビューエルの細かいこだわりがアチコチ散見できて、なかなか楽しい。 ライトステー(赤矢印)がゴキゲンにひん曲がってるので、いったん外して修正する。 もちろんチカラ任せだ。 ちなみにライトとメーターユニットを支えてる部分(赤い囲みのとこ)は、なんとマグネシウム合金。こんなトコにマグつかってる理由は、マスの集中化を図るためなんだそうだ。エリック・ビューエルのバネ下軽減とマスの集中に対する執念は、鬼気迫るものがあるね。 でも、マグだから簡単に割れちゃったんだけど。 マグネシウム合金製の残骸。 ここからさらにばらしてやろうと思ったら、 とんでもないトコにとんでもないボルトを使ってやがったので、いったん終了。 ハンドルを交換することにした……のだが。 もね、グリップラバーごときで、こんなにてこずったのは初めてだよ。 接着で充分なのに、なんで融着さしてんだって話だ。結局、最後はハサミで切り飛ばしてカッターで削り取るハメになった。ま、グリップのスペアは買ってあるから問題ないけど。それから牧場をあさって目的のものを見つけ出す。 よさ気なハンドルをセレクトしてみたのだが、かなり長さが足りない。 ひん曲がってるノーマルと同じくらいの幅じゃあ、グリップが余ってしまう。 強引につけてみたけど、これは取り回し用だね。 近いうち、800mmくらいのハンドルを買ってこなくちゃ。
つわけで、とりあえずひと通りやってみてからテストラン。 そんでダメそうなら、オークションか通販でステムやらフォークを手に入れるつもり。そうそう、タクに頼んであったシート加工も終わってた。アンコ抜きしたシートの足つきがソコソコだったので、買ってあるリアサスが取り付けできれば、足つきの問題は解決しそうだ。 あしたはマルとカミナリが来る前に、ジャッキアップしてステムの動きを確認。 あと、も少しばらし作業を進める。 時間があれば、リアサス交換もやろうかな。
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2010.10.23 ローダウン ユリシーズのサスペンションを交換した。 2003モデルのXB9Sのサスペンション。 全長はXB9S/R、12S/Rすべて共通だそうだ。 なんとなく付きそうだなと思ったので、一万円で落札してみた。
さっそく、サスペンションの交換。シートを外すと。 も、みっちり。それでもシート下スペースがあるだけ、ユリは車載性がいい。 ジャッキアップして、リアサスを外す。あいかわらずアチコチに、わけのわからないトルクスみたいなボルトを使ってあるので、ちょっと難儀した。外したノーマルサスを、オークションで買ったサスと並べて、全長や取り付け部分を比較してみる。 長さで30mm弱ほど短いようだ。取り付け部分のツクリはほとんど同じ。 ビューエルXBシリーズには、『リアサスペンションのリンク機構』なんてこまっしゃくれたモノは付いてないので、リアサス長の違いが、そのまま車高の違いになる。ユリの方が重いので、実際の差はもう少し大きいだろう。どうやら目論見どおり、30mm前後のローダウンができそうだ。 リザーバホースの長さが違うので、取り回しが強引になったが、装着完了。 かなり低くなった。 少なくとも、片足を付くのにケツをずらす必要はなくなった。 ストロークが違うので、実際に走ったらどこか当たる場所が出てくるかもしれないが、とりあえず足のつかない恐怖とはおさらば出来そうだ。明日あたりマグネシウムカバーのオークションが終わるので、あれが落札できればガンメン周りが一気に修理できる。 そのあとは、ハンドルをもちっと長いのに交換して、ウインカーをつけて出来上がり。 来週末ころには、走り出せるかな。
つわけで、このあとは宴会。
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2010.10.25 呑んじゃうもん倶楽部
気持ちのいい週末だった。
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2010.10.26 傾注せよ、勇者なり 「世の中には自分と同じコトを考える人間が三人いる」なんつーことをよく言うが。 確かにいたよ。 それも、俺よりずっとエグくて行動的なのが。
そうは見えないけどユリシーズ。 1125CRの顔+本気オフロードタイア。フォグランプもシブい。 そしてもちろん。 逝く。
シビレるぜ。 俺もいつかやりたい。 ドライブベルト切れそうだけど。
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2010.10.27 修理とハーレィ XB12Xのパーツは少ないし、在庫がないことが多い。 なのでイロイロ調べながら、XB12XTやS、R、Scg、STT、Ss、場合によってはXB9系のパーツまでウォッチしつつ、「これはイケるんじゃね?」と思ったパーツを勘で落としてみたりする。ある程度、失敗することは想定済みで、バクチを打つわけだ。 んでリアサスは上手くいったんだが、今回のライトステーは失敗。 ちょっと加工すればいけるかと思ってたのだが、横幅がぜんぜん足りなかった。なのでこれは、残念ながらパーツ牧場行き。いづれ『何かに使う日』が来るかもしれないけど、とりあえず今のところは、マグネシウム合金のゴミとなる。 んで、残ってたバラバラのステーを引っ張り出だしてきて、レクターシールのバッタもんみたいなパテで整形しつつ補修した。明日、乾いてたら強度が出てるかチェックしてみよう。んで、ダメなら仕方ないから、オークションで出てくるのを気長に…… 待たないで、余計なことしちゃうんだろうなぁ。
そう言えば今日、ポンちゃんの友人でバイクショップに勤めるS君が来た。 頼まれてた書類を渡しながらも、オモテが気になってしょうがない。S君の乗ってきたハーレィが見たくて仕方ないのだ。なので書類もソコソコにオモテへ出て、整骨院の前で一服しながらバイクを見つつダベリング。バイクの話やポンちゃんの話で笑いあった。 激細っ! カッコいいよねぇ。
そしてロング。患者のおばあちゃんもビックリしてたくらいロング。
ショベルヘッドだったかな? 最近、OHVのよさを見直してる俺にとっては、わりと魅力的なモーター。 晴れ上がった晴天の下、気もち良さそうに帰ってゆくS君とハーレィを見ながら、仕事に戻らなくちゃならない理不尽さに憤りつつ、午前中の仕事を終わらせてみれば。先に書いたごとく、ユリシーズの修理は一歩も進まないという体たらく。
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2010.10.28 フューリィ 忘れてた。フューリィのインプレ書いたんだった。 ホントよく出来た単車だったね。 次に買うなら、VT1300CSかな。 |
2010.10.29 ナローで小顔でプルプル 昼休みになるや否や、アズスーンアズ単車いじり。 まずは牧場に転がってる、他のハンドルバーを物色。 一番上がハリケーンのナローIIだかIII。どっちだか忘れちゃった。真ん中のがハリケーンコンドルで、一番下がランツァの純正。22mmはこの三本しかなかった。家に行けば、もう一二本はあるか知れんが、クルーザ用のバカハンドルだと思うので、きっと戦力外通告だろう。 ああ、まてまて。 わかってるから皆まで言うな。かみさん、ちゃーんとわかってるから。アレだろう? とりあえずオモシロそうだからハリケーンコンドル付けろって言うんだろう? 大丈夫、そのあたりはバッチリ心得てる。ビシっとやるから、まあ待ってなさいよ。
つわけで、まずはイチバン絶望的な、ランツァのハンドルから。俺のユリシーズは誰がなんと言おうとオフ車なので、本来ならランツァのハンドルで行きたいところなんだが、残念ながら高さがイッコも足りない。無理だろうなぁと思いながら装着してみると、案の定ダメだった。 オフ車のハンドルつけたはずなのに、低すぎてムダにレーシー。 ま、XB12SとかSsがこのくらい低いハンドルつけてるんだから、オフっぽいポジションにするのは無理に決まってるわけで。仕方なく外して、今度は本命の出番だ。ロケットスリーの時に買い込んだ、ハリケーンコンドル。見ての通り、角度の調整が出来る優れものなんだが…… う〜ん、やっぱダメだ。何をどう調整しても、しっくりこない。 簡単に言うと、超ぉカッコ悪い。 なので最後の砦、ナローを取り付けてみた。すると、さすがにナローと言うだけあって、手元への絞りがきつい。「いや、ビックスクーターじゃねーんだから」的なポジションで、楽と言えば楽だろうが、ダートでコントロールとか絶望的。 このポジションでダートを走ると、『耕耘機に乗ってる気分』が味わえるだろう。 仕方ないから、ハンドルはよさそうなのを通販で買うことにする。 つーかもう買った。
さて、お次は顔の形成手術だ。 ちなみに、変えるのが整形で、治すのが形成ね。 こないだの日記の通り、ぶっ壊れたステーをレクターシールのバッタモンで直したのだが。 とりあえず、強度はソコソコ出てる。 「いけそうじゃないか」 とホクホク顔で取り付ける……まえに、ネジ穴を開けなきゃならない。 8.5mmのドリルで穴を開けてやる。 正直、強度的にココには穴を開けたくないのだが仕方ない。用意が出来たので、早速取り付けを開始すると、「う〜む、さすがにひん曲がってるなぁ。ここがもう少しこっちに……あっ!」まあ、大方の予想通り、ポッキリと折れた。しばらく天を仰いだ、かみさん40歳ボーズ頭。 「やるしかないな」 あきらめて、整形手術にとりかかる。 こないだ落としたXB12Sのステーを使うのだ。 アレは、「幅が合わない」言ってたじゃないかって? それはつまり、『ユリシーズとして取り付けるには』合わないってことなのだよ。シガーソケットつきのユリシーズのコクピットに出来ないだけで、シガソケあきらめて外装の 代わりを見つけてくれば、XB12Sの顔としてならカンペキに再生できるのだ。 外装を見つけて来なくちゃならない段階で、カンペキもクソもねーンだけど。 XBシリーズは基本的に共通部品が多いので、ステーの取り付けも問題なく終了。
今度はウインカーの取り付け。 純正のウインカーは俺の骨より折れやすく、振動で簡単にぽきぽき逝く。なので、オークションで代わりのウインカーを買っておいた。『四個で2000円以下』の激安ウインカーは、正直、安っぽい。だが、こいつはステー部分がゴム製なので、振動の多いXBにはもってこいなのだ。 配線も超簡単なので、ギボシ端子の交換だけで済んだ。 小顔になって、ウインカーもブルブルとハデに震える純正から、プルプルに小型化。 あとはハンドルが来たら完成かな。 違った。 12SかSsの顔を、オークションで落としてこなくちゃ。 |
2010.10.30 歴史の必然 台風の真っ只中、ツーリングに行ったGOみたいな変態はともかく。 常識的な一般ライダーである俺の方は、仕事と睡眠以外の時間を、パーツ探しに費やしてる。ところがどっこい、ちょうど一年前にこの道を通った夜、ビューエルはハーレー資本が撤退しちゃって、新型の製造を中止。事実上の倒産といっていいのかな? つまり、パーツを買いあさるヒトがたくさんいる。 なので、オークションで探し当てても、かなりの高値がついてしまう。 だったら高くても通販で買うべ。プラッチックのカバーに、三万も四万も出すってのは業腹なんだが、モノがないんだから仕方ない。なんつって問い合わせてみれば、ショップに在庫がない。んで、在庫があるっぽい某有名ウェビックで購入したら、ごめんなさいメール。 相変わらずだよな、ここ。 ねーならリストに載せとくなって話だろ。 とは言え生産中止の車種だけに、仕方ないといえば仕方ない。一応、他のショップにも探りを入れてるのだが、たぶんこっちもダメだろう。ヤフー経由ではリストにあっても、本家のサイトに載ってなかったりするし。するってーと、残された選択肢はふたつくらいしかない。 海外通販か……自作だ。
海外通販は、ロケットスリーとM109Rで世話になったから、苦手意識や恐怖感は、これっぽっちもないのだが、来るまで時間がかかることが多いので、その間は走れないのが、とにかく困る。走ってる間にパーツを待つぶんには、これっぽっちも気にならないんだけど。 となれば、やるしかないのだ。 自作を。 旧ブサからこっち、ケ−ナナ、新ブサ、ケーロクと、『山ほどアフターパーツがあるのが当たり前』という貴族のようにゼータクな生活を送ってきたが、どうやらそれもココまでのようだ。歴史は常に血を欲している。君たちは常に、俺の暴走を欲している。 よろしい、ならば俺は戦おう。
とまあ、最近また読んでる、歴史モノや銀英伝の影響はさておき。 海外通販でメリケン人とつたない英語のメールをやり取りするよりは、いっそ気合と根性でパーツを自作しちゃった方が面白そうなので、声をかけてる通販サイトが全滅したら、粛々と自作パーツの製造に取り掛かる。最初のパーツはもちろん、愛機の顔だ。 なお、失敗したらそれはそれ。 いよいよ、『汎用パーツでバカカスタム』やる理由ができるってもんだ。 なはは、なんか楽しくなってきたぞ(呑みすぎです)。 |
2010.10.31 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ いや、そこまで大げさな話じゃなく、むしろマーフィの法則みたいなもんだが。 昨日、スクリーンの自作を決心したとたんに、あっけなくスクリーンが落ちた。キズモノ一万円。高いと言えなくもないが、欲しがってる人は多いし、まあ、こんなもんだろう。昔のマックみたいな、青い半透明のスクリーンなので、これはもちろん塗装する。フレームにあわせてブラックかな。 ブルーのスクリーンに黄色のタンクじゃ、ちょっとアレなヒトっぽいからね。 月初のクソ忙しい時期だからどうなるか判らないけど、水曜の休みあたりにリアウインカーとか細かいトコを終わらす予定。あとはハンドルとかパーツが来しだい、昼休みにでも組んでやって、なんとか11月半ばまでには走れるようになるかな。
ケーロクで走りゃいいじゃんって? それがさぁ、なんかダメなんだよね。いや、ケーロクは好きだし、今、通勤で乗ってるんだけど、路面さえ乾いてれば相変わらずむちゃくちゃ楽しい。だけどビューエルの走りを知っちゃってからこっち、どうもあの『言葉にしづらい多幸感』が忘れられないのだ。 ユリシーズをいいだけ乗り倒しちゃえば、飽きっぽい俺のこと。 そこからはケーロクとユリシーズを平行して楽しんでいけるんだろうけど、如何せん、まだ500キロも乗らないうちに乗れなくなったもんだから、ユリシーズに乗りたい気持ちが膨らむばっかりで、今のところ手がつけられないのだ。どるるるっ! って音がアタマから離れない。 気分が乗らないときに無理して走っても、ロクなことにならないだろう。 なので。 ちょうど書類が忙しい時期だし、じっくり修理しながら、しばらく雌伏するつもりだ。
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