2010.12.01 地獄に片足 なにやら気づけば、今年もあとひと月。 ホント厄介ばかりだったが、厄年の終わる旧正月まで、気を引き締めていこう。 つわけで、いじったり走ったりしてきた。
明日、雨だね。 脚、痛てぇもん。 週末、スカッと晴れてくれないかな。
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2010.12.03 ふきのとうウィズユー 診療を終えて帰ってきたら、今度は書類仕事。 事務屋さんに言わせれば、『おめ、こんなんが大変て寝言か?』言われんだろう程度の書類なんだが、俺にはオオゴト。目の下にクマが出てるのは、仕事の量じゃなくて精神的ダメージだろう。『一週間ずーっと野宿』なんて話なら、クマどころかツヤツヤしてきちゃうのにね。 不思議だね。 で、野宿といえば、来週の土曜日12月11日、野外キャンプに行く。 場所はmioちゃんの地元、秩父を流れる荒川のほとり。
16時に140号沿いの、『ベルク秩父影森店』(秩父市下影森739-1)集合だ。 ヘリポートがあるから、ヘリで参加のヒトも安心。山から降りてきた山賊が、川原で寒風に吹かれながら宴会してるので、別に参加表明とかしなくていいから、気が向いたら顔を出してみればいいじゃない。ただし、防寒装備はカンペキに! これは絶対だ。 明け方、平気でマイナス2〜3度まで下がるらしいから。 ま、凍っちゃったらそのまま埋めといて、来春、ふきのとうと一緒に掘り出してあげるけど。
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2010.12.05 パズルのピース
俺の人生の、たぶん、重要なひと区切り。
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2010.12.06 ウイリーキングと盆栽 昼前ころ、仕事してるとオモテで見知った顔が笑ってる。 ウイリーキングことポンちゃんが、事故の書類を受け取りがてら、治療しにやってきたのだ。なので調子の悪いトコを治療し、最後の患者さんが帰るのを待って、さっそくバカ話をする。単車に乗り始めたころの話や、昔のこだわり、ポンちゃんがラリーやってたころの話。 相変わらずの爆笑トークに、経営者同士、ちょっと真面目な話もしたり。 すると、投げ出してあった『ビューエルマガジン』と言うムック本を見つけたポンちゃん。 「へぇ、ビューエルの本なんてあるんだ?」 「ああ、昔の本だよ。オークションで買ったんだ」 「ふーん。ビューエルって面白いよねぇ」 「面白いねぇ」 なんて話しながら、パラパラと本をめくっている。 と。 「ぎゃはははっ!」 ポンちゃんが笑い出した。 「ど、どした?」 「これ、面白いもんが書いてあるじゃん! いいねぇ」 その言葉に、俺も当該ページを見てみる。 『カスタムパーツや、細かいメカの説明』ってのはムック本として当たり前だけど…… ウイリーのやり方を解説してるムック本は、初めて見た。 アレか? ウイリーできないやつはビューエル乗っちゃいけないってコトか? ……とりあえず練習するか。
バカ話してると、一時近くなっていた。 昼飯を食いに出るポンちゃんを見送って(俺は普段、朝も昼も喰わない)、昼寝でもしようと思ってると、今度は郵便屋さんがやってくる。こないだオークションで落とした、ユリシーズのレバーが配達されたので、早速インストールしてやる。 この手のビレットレバーとしては破格に安い、二本で12000円。 そのぶん仕上げは荒いけど、俺は使えれば見てくれにうるせぇコト言わないので問題なし。 ハンドガードを外して、レバーの支点にあるボルトを抜いてやれば、交換はすぐに終わる。 クラッチ側。軽くなるかと思ったけど、ノーマルと変わらなかった。 ロングタイプなので、クラッチホルダーが写真の位置だと、握った時レバーがハンドガードに当たる。なので、クランプ位置を30mmほど内側に追い込んだ。操作感は至ってまとも。ノーマルだと調節できないレバー位置が、簡単に調節できるようになったのは嬉しい。
ブレーキ側。上が一番遠くしたところで、下が一番近くしたところ。 目視で20mmくらい違う。こっちはクラッチとデザインをそろえるために買っただけなんだが、嬉しい誤算と言うか、むしろブレーキレバーの方が効果が高かった。ブレーキング時のタッチが、ずいぶんと良くなったのだ。盆栽のつもりだったから、期待してなかったぶん驚いた。 これならパッド買わなくてもいいかも。 カーボンロレーヌ買えなくて良かったかな?
午後はバカみたいに混んで、結局、3時から7時まで休憩なし。 休んだのトイレだけだ。ウンコのフリしてメールしてたけど。そんな感じでさんざん働き、すっかり元気のなくなったかみさん、「これから帰って書類仕事か」とチカラなくつぶやきながら、ユリシーズに荷物を積んでキーをオンにすると……はい、ロービームが点灯(つ)きません。 ガックリと肩を落として考えることコンマ5秒。 「時間遅いから悪いけど、タクの店に行こう。ついでに、オイル交換もしてもらおう」 と、『悪いと思ってるなら、オイル交換までさすなよ』的な突っ込みも辞さずに、ハイビームにして光軸を目いっぱい下げてから、タクの店に向かって走り出す。店に着くと工場長が出てきたので、「ホントこんな時間に来て申し訳ないんですが、かくかくしかじか」と事情を話す。 「せっかく来てもらったんだし、大丈夫ですよ」 快諾してもらってほっと胸をなでおろしたら、ユリシーズは工場長に任せてタクとダベる。 ユリシーズの話や、ケーロクを手放す話から始まって、バカ話や真面目っぽい話、「年末にでも飲もうぜ」といった話で盛り上がり、タバコをすぱすぱ吸いながら、ゲラゲラ笑って楽しい時間を過ごす。すると、「かみさん、作業終了しました」との声。やっぱしプロは仕事が早い。 タクと楽しく話してたから、体感的には30分たってない感じだ。
作業者が工場長しかいなかったのため、ドレンボルトの締め付けに立ち会う。 トルクレンチを規定にセットして、俺の目の前で締め付け、カチカチ音がしたら確認終了。 こういう姿勢だと、安心感があって信頼できるね。 工場長に遅く来たことをもう一度詫び、それから冗談を飛ばして笑いを取る。いや、もちろん時間内に来てるんだし、金払うんだからと言えばそりゃそうなんだが、俺も仕事の時ギリで来られるのは嬉しくないからね。せっかくなら、お互い気持ちよく笑えた方がいい。 「空気圧、ちょっと低めでしたね」 「ああ、昨日ワインディングを走るんで落としたんですよ」 「あ、すいません。規定で入れちゃいました」 「や、全然問題ないです」 昨日、カリカリ攻めるつもりだったので、(タイア古いから、ヒステリシス摩擦つーか接地面稼ぐのに、ちょっと落としといた方がいいかな)とシロート考えで落としてただけだしね。そんなことより、タイア交換した方がいいんだけどね。
てなわけで、ポンちゃんの嬉しい急襲があったり、ブレーキレバーの思わぬ恩恵があったり、ライトバルブが切れたり、オイル交換してもらったり、タクと久しぶりにバカ話できたりと、イロイロ忙しかったが総じて楽しい一日だった。これで書類仕事さえなければカンペキなのに。 ま、脳内会議で討議した結果、『今日はやらない』と言う結論に達したけど。 そんで明日は。 コレのインストール。
さ、寝るか(書類を仕舞いながら)。
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2010.12.07 シフトペダル 今日の昼休みは、シフトペダルのインストール。 ツアラテックの可変シフトペダル。 ま、見たまんま長さの変わるシフトペダルだ。なんでこんなもんを入れるのかつーと、ツアラテックのステップのサイズがアレで、ノーマルだとものすごくシフトしづらいからだ。中古のシフトペダルを、カットしてみたりもしたんだが、今度は短すぎていまひとつ。 なので位置の調整ができるこいつで、ベストポジションを見つける。 が、ノーマルとの長さの差が、『最短の位置でも10mmない』くらい。 「あっちゃ、これじゃほとんど変わらないなぁ」 イキナリ暗雲が立ち込めるが、まあ、この構造を見たときから、対処の方法は思いついていたので、特に気にせず作業を開始した。のだが……ここで早くも、メリケン製品の洗礼。まず、支点の部分に入れるカラーが入らない。強引に取り付けると、シフトペダルが動かなくなる。 製品そのものの精度がアラい上に、塗装の厚みを考慮してないらしい。 なのでいったん取り外し、プラスティック部分を削ったり、パーツ牧場から使えそうなワッシャーなんかを引っ張り出してきて、試行錯誤しながら何とかインストールする。取り付け終わってシフトしてみると……う〜ん、やっぱりちょっと長いか。 ノーマルよりはマシだが、「すばやいシフト操作ができる」とは言いがたい。
つわけで、『思いついていた対処』を施すことにする。 調整用の可動部分を外し、牧場に転がってたシフトペダルを、本体の穴へ直接つける。 位置はコレでカンペキ。 しかし、このまま終わるわけには行かない。 このペダルはマルゾーにもらったバックステップに付いてたんだが、『やたらよくゆるむ』と言う持病があるのだ。ペダルそのものにネジが切ってあるので、どうしてもシフト操作でゆるんでしまう。なのでペダルを留めてるネジに、『ゆるみ止めボルト』を入れた。 黒いシフトレバーに取り付けられたペダルの、付け根に入ってるボルトがそれだ。最悪、ペダルが抜けてもボルトは残るから、シフトできなくなる事態だけは避けられるって寸法。ちなみにノーマルとの長さの差は、写真のとおり20mmくれぇか。 テストライドして見ると、なかなか絶妙な位置に取り付けできたようだ。 シフト操作もスムーズだし、ニュートラが出しづらいこともない。と言うことでやっと、ユリシーズ関係の懸案がほぼ解決した。あとはノーマルハンドルにしたいとか、タイアを履き替えたいとか『気になる程度』のものだけ。特に今すぐって話でもないので、おいおい、やっていくことにする。
さーて、走ろうか。
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2010.12.08 贈と荷と宴 ようやく、書類仕事を終わらせた。 そしたら今日、メリケンからプレゼントが届いた。 EBR(エリック・ビューエル・レーシング)の、Tシャツとニット帽。 プレゼントの贈り主は、もちろん俺。 円高バンザイ。 書類を整理したら、『日暮れまであと一時間ほど』つーハンパな時間に帰宅。 ご近所を軽く流して帰ったのだが、こういう気の抜けた通勤でさえ、ビューエルは楽しい。ひらひらと曲がった道を駆け抜けたり、田んぼ道をトコトコ走ったり、ただ帰宅するだけなのに、軽くツーリング気分が味わえる。 「明日、通勤用に減衰をちょっと抜いてやろう」 なんてつぶやきつつ、ニヤケながら帰ってきた。
週末は、秩父の川原で山賊宴会。 その準備をしている最中なのだが、ココに来てある事実が発覚した。リアウインカー交換するとき、「コレはいったい、なんだろうなぁ」と不思議に思ってた『変なでっぱり』があったんだが、それが荷かけフックだと判明したのだ。 な? コレが荷かけフックだとは思わないだろう? どういうことかつーと。 こういう構造なのだ。 ま、ナンにせよ、荷かけフックは大歓迎。 防寒準備でふくれあがった荷物を積んで、週末は楽しんでこようと思う。
つわけで、もっかい書いておく。 今週の土曜日、国道140号線ぞいの『ベルク影森店』に、夕方の四時集合だ。もしくは俺なり参加者に一報くれてもいい。自分の面倒は自分で見れるヒト。自分から率先して楽しめるヒト。その上で、この寒空にわざわざ野外宴会しようってヒト。 そんなキチガイは、ぜひ一緒に呑もう。 こんな美味い酒、なかなかあるもんじゃないからさ。
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2010.12.10 黙秘権を行使します ノーマルセッティングだと、リアのプリロードが強いかも(挨拶)。 朝晩の通勤が楽しくて仕方ないのだが、朝イチ到着するなり、仕事の準備しないでサスペンションいじるのはやめておいた方がいいかもね、俺。せっかく時間より早く来てるのに、結局、開けるのは朝九時をすぎてるし。朝から手がピンク石鹸の匂いに満ちてるし。 こんなに『サスいじるのが楽しい単車』が存在するとは思わなかったよ。
明日の荷物も準備し終わって、酒も呑まずに更新なんかしてるわけだが。 ここらで俺の年末年始の予定を書いておこう。 まず仕事だが、なんと31日の午前中までやる。超ぉ働き者。 年内の週末は、11日〜12日、つまり明日アサッテが言わずと知れた山賊宴会。19日は今のところ予定がないので、ソロで走りに行くつもり。26日は俺のケーロクを買ってくれる(かも知れない)と言う奇特な方と、キャスタを通じて会う予定。 元日からはまあ、いつも通りの宴会続きだろう。 ヘタしたら一週間くらいは、誰かしらが来て飲んだくれてんじゃねーかな? そのあと二日くらい体調を崩して寝込むんだろうね、きっと。んで、たっぷり寝て元気になったら、あとは冬休みの終わりまで走ってるか、だらけてるか。そんな感じだと思う。
あ? なに? 正月はいつまで休む気だって?
言いたくない。
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2010.12.13 でっかいもん倶楽部
あいかわらず、めちゃめちゃ楽しかったよ。んで、レポもいつものごとくクソ長いよ。 酒でも呑みながら、ゆっくり読んでくれればこれ幸い。 みんな、またやろうね!
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2010.12.14 メシ作るのは俺じゃないから いや、そりゃ昔は、『リアキャリパーを外したロケットスリー』で通勤してた。 だが、現在の俺に『リアのブレーキマスターが外れたまま走り続けるガッツ』の持ち合わせはない。と言うことは雨が降ろうがヤリが降ろうが、 外れたマスターシリンダーを取り付けなくちゃならんわけだ。いやまぁ、さすがにヤリが降ったらやらないけど。 メンドくさいなぁと哀しい気持ちになりつつ、 カッパを着込んでオモテに出る。 ユリシーズの元へしゃがみこんで、外れたマスターの脇から手を入れてみると、うんダメだこれ。指なんかビタイチ届かないじゃん。つーわけで、ステップブラケットを外す作業からはじめる。六角穴ボルトを三本緩めると……ゆるめると……なんでネジ が一本曲がってんだ? 「えぇい、この程度ゆがんでるうちに入らん! ビューエルなめんな!」 ま、ビューエルじゃなくて俺が転んだせいなんだけど、それはともかくネジを緩めて。 外れた。写真は表裏をひっくり返したところね。 当然、ココのボルトもインチ目(UNC)なので、手持ちのボルトは使えない。しかたなく、最近やたらと育ち始めたビューエル牧場(ダンボール箱)を探してみると、どうやら合いそうなネジが見つかった。 『雨の中、買い出し』と言う悪夢だけは避けられた。 一瞬、「ネジなかったらタイラップで」とか考えたのは、ココだけの秘密だ。 ロック剤を塗って締めこんだら、こんだステップブラケットの取り付け。一本だけ微妙に曲がってるネジはあるが、代わりがないので、仕方なくじんわり締めこんで終了。近いうちにインチボルトのセットかなんか、オークションで落としておこうと心に誓った。
あと、GOが見つけてくれたので、ぶっ壊れてたフロントのロアフェンダーも買った。 上下に別れたフロントフェンダーの、後ろっかわのヤツだ。 海外通販なのでいつ来るのか、そもそも来るのかどうかさえ判らんってトコだが、俺は比較的『海外通販むきの神経』をしてるので問題なし。きっと忘れたころに来るだろう。そう言えばビューエルレオのフレームカバーも買ったけど、まだ来ないなぁ。今作ってるのかな。 つわけで。 ウチを見てるビューエル乗りは少ないと思うけど、ちょっとしたお得情報。 もし面白いパーツがあったら、それとなくオススメしてみるといいよ。興味が湧いたらサクサク買うから。ヒトバシラとかそんな意識もなく、むしろ嬉々として買うから。ただし、あんまし高いもの だと、もしも俺んちに遊び来たとき、メシが出ないかも知れないけど。 てな感じで。
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2010.12.17 すべてがイベント フレームプロテクタの入荷メールが来た。 近日中に発送されて、到着は来週くれぇだろうか。こんでフレームの凹みも見えなくなり、見た目的なネガは一切消えることになる。俺のツラ以外はな。ほっとけ。となると後は性能的なネガつーわけで、年内にタイア交換をしてやることを、ついさっき脳内会議で決定した。 さらに今回は、タイアの『手組み』に挑戦。 オフではやったコトのあるタイア交換だが、こんだロード用のを自分で組むのだ。最初は「やってみようかなぁ」くらいの軽い気持ちでmixiのボイスに書き込んだら、XBの手組みをやったことがあるつーNEKOさんから、「困ったら連絡しな」と温かくも力強いお言葉をいただき、勇気百倍。 一気にテンションが上がって、やってみっかなぁ→やるぜっ! にシフトした。
そこで必要なものだが、色々調べてみると、当初はビードを落とすのに不可欠だと思ってた『ビードブレーカー』が、どうやら要らないっぽい。いや、あれば楽だろうけど、『なくてもやれるよ』ってヒトが結構いるのだ。そうと知ったら、ぜひ、一度トライしてみたくなるのが人情。 同じ後悔するなら、やってみみてから後悔しよう。 つわけで、タイアレバーと筋肉、それと最大の武器であり工具である『とんち』によって、タイア交換に挑戦してみる。つっても、ぶっつけでハマってもメンドいので、まずは整骨院ウラに転がってる、ガンボにもらった古タイアつきのニンジャホイールで練習してみよう。 なんつっても七年モノ。 ビシっと固着してることは間違いないだろうから、コイツをやれればユリシーズのタイアは楽勝だろう。ローターが特殊だとか、『XB特有の留意点』を、も少し検索しつつ、とりあえず明日の午後にでも、手組みにチャレンジしてみようと思ってる。 間違いなくめんどくさいんだろうけど、ちょっとワクワク。
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2010.12.18 案ずるより 仕事がハネた土曜の午後。 GOがケーロクのミラーをノーマルに戻してくれてる横で、手組みの練習を始める。 まずは、今回の主役。 台の代わりにするオフタイアと、ニンジャホイール。年式は知らない。 そして今回のミッションを一緒にこなす相棒たち。 タイアレバー二本と、リムガードにムシ回し。丸いケースの固形ビードワックスは使わなかった。液状ビードワックスはないので、シリコンスプレーで代用。ゴムを侵食しなきゃ問題ないだろうが、組んだあとしっかりふき取らないと、哀しい結末になるだろう。 今回は単車に組まないから、どうでもいいけど。
さて、まずはビード落としだ。 レバー二本をぶっちがいに突っ込んで、上下に開く。 なんて書くと簡単っぽいが、曲がりを下向きに入れたレバー、写真で言うと左のレバーが、なかなかタイアに引っかからなくて難儀した。シリコンスプレーをよく浸透させることと、曲がりが上を向いてるほうのレバー(写真右側)の使い方がキモだぞ、未来の俺。 ちょっとづつ位置をずらしながら、じんわりとビードを落としてゆく。 全周おちたら、こんだ反対側だ。 同じようにして反対側も落ちたので、今度はホールから外す。 そんなに難しくはないが、レバーは三本あった方が楽だろう。今回は、レバーの代わりに鉄製の工具を差し込んで、タイアがホイールの内側に戻らないよう、養生した。あとはレバーを使って半分ほど外してやると、のこりは手で簡単に外せる。 はずれた。 ここで一本タバコを吸って、こんどは組みつけの練習だ。 はい、完了。 いや、簡単だったワケじゃないが、ここまでの段階で『写真が恐ろしく地味』だと言うことに気づいたので省略。基本的にそれほど難しいことはなかったが、多少、チカラが必要なところはあったかな。もっとも、このタイアは古いから、余計に伸びなかったのかもしれないけど。 てなわけで、タイア交換の練習は案外あっさりと終わってしまった。 作業時間は一時間。次回は前後だから、ホイールの付け外しも入れて三時間もあれば終わるだろうか。ちなみに、期待してくれたヒトには悪いが、ホイールのキズもほとんどない。何も敷かなかったので、下のコンクリで擦った傷がついたくらいか。 実際にユリシーズのをやるときは、ブルーシートを敷いてやればカンペキだろう。 多少メンドいけど、「年に一二回くらいならやれっかな」ってカンジ。
さーて、タイアは何を買おうかな。
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2010.12.20 でっかいもん倶楽部
めちゃめちゃ楽しかったし、ユリシーズがやれる子だとわかった。 明日はフレームカバーの取り付けの話。
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2010.12.21 モノトーンブルース ビューエルレオのフレームカバーが着荷した。 なので昼休み、とっとと取り付けにかかる。まずはノーマルの左スライダーと、『かみ特製アルミ板』をとっぱらってやる。パーツクリーナーを軽く吹いて、プラッチックの100均ヘラを突っ込んでやると、どちらも割合かんたんに外れた。 100均ヘラ、意外とやれる子。
はずした跡をパーツクリーナで脱脂して、カバーを仮付けしてみる。 黒ゲルなので妙につやつやと安っぽいが、タンクカバーも白ゲルなので、逆にバランスは悪くない。何より、その安っぽさと仕上げの荒さが、『俺のらしい 』つーか気を使わなくて済むのでいい。塗装にたくさん金をかけても、どうせキズだらけになるしね。 マニュアルどおりに両面テープを貼る。 ちなみに俺が使ったのは、100均の分厚いタイプ『屋外用(荒地用)』ってやつ。 コンクリの肌とかにも貼れるのかな。知らないけど。
はい、取り付け完了。
見てわかるように、作業時間はものの数分だ。 フルカバードなので当然、
右側のフレームの凹みもまったくわからない。 つーか外装が綺麗になって嬉しいはずなのに、俺の心は晴れなかった。 「こ、この配色は……う〜む」 なにか考えなくちゃ。 もちろんパトライト以外で。
ちなみに。
納品時には、すでにキズがついていた。 ま、黒ゲルは 『基本的に塗装ベース』ってコトなんだろう。 俺は傷とか気にしないから、正直どうでもいい。
つわけで明日は。
コレのテスト。
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2010.12.22 ばんばんばん オーちゃん、もとい、オーのバカが、思いっきりやらかしやがった朝。 「ったく、しょうがねぇなぁ。まあ俺もあんまヒトのこたぁ言えねぇけど、さすがにアレはひでぇ」 ブツクサ言いながら仕事にゆく。するってーと、今日はまたアホほど混んで、まるっきり休憩する暇がない。てんてこ舞いしながら、「ああそうか、明日が休日だからか」と 原因に気づいたが、気づいたからって状況が変わるわけじゃない。ヘロヘロになって半日の診療を終える。 ところが、ドッカリとイスに身体を沈めて一服つけ。 「さーて、コンプレッサは使えるかな? ビード上がるといいなぁ」 なんて引っ張り出すころには、すでに上機嫌のかみさん。 さすがの8ビット脳。
説明書を読んで、ひととおり操作を覚えたら、さっそく空気を充填してやる。 ぶぶぶぶぶぶぶぶぶ…… 小さいとは言え、モータの音はさすがにやかましい。満充填の7キロまで5分くらいかかった。タンクがいっぱいになり、モータの作動音が止まったら、こないだタイアを履かせたニンジャのホイールに充填してみる。全開で空気を送り込んでやると……いっぱいになる前にモータが作動。 容量が足りないのだ。 まあ、この辺はわかってたんで、いったん作業の手を止め。 また充填されたところで、二回目の充填を始めると…… ばん! ビードの上がる音がした。
普段聞くほど音が大きくないのは、ちいさいコンプレッサでジワジワ入れたからか。 まあ、何にせよコレで、『自力でタイア交換が出来る』ことが確認できた。コンプレッサとしては非力だろうが、『ビード上げ装置』として一万円以下なら、俺としては文句ない。 でもま、クルマがあるヒトなら要らないやね。 俺の場合クルマがないんで、スタンドで入れるにしても運ぶのが大変なのだ。それに、これなら音がウルサいから鬱陶しいので、普段はハンドポンプを使うことになるだろうから、手持ちのデジタルメータつきハンドポンプも存在意義を失わない。 トータルすれば、酔っ払って買った割には正解かな。
てなわけで早速、通販でタイアを購入した。 今回はメッツラーの、『ロードテックZ6インタラクト』。着荷は来週以降かな。 いろいろ調べて二択まで絞り込み、最後はトレッドパターンで決めた。通勤やツーリング、峠で使い倒してみて、もしも峠で不満が出るようなら、次はハイグリップ寄りのタイアを履いてみようと思う。 もっとも、次の話はまだ早いか。なんとなく、コイツは良さそうな気がする。 俺の勘なんてアテにならないけど。
「道がまだ濡れてそうだから、セッティングを街乗りに戻そう」
ユリシーズのシート下には、体重ごとの詳細なノーマルデータを入れてある。 右側の『ふでいれ』みたいな青くて小さいバッグが、車載工具入れ。この中にサスセッティングを全て変えられる工具が納まっている。エアゲージはあとから足した。俺の通勤セットは、前が全部ノーマルで後ろがプリだけマイナス1の圧伸ノーマル。 そんで家に帰ろうと走ってると、途中の狭いツイストで、どうも前下がりな気がする。 こないだの日曜日、気合入れて走ってるときは気にならなかったんだけど、通勤ペースでひらひら踊りながら走るには、ちょっとつんのめる感じ。なので道端にユリシーズを停め、またシート下から工具を出して、フロントのプリロードをケガキ一本分ちぢめてやる。 走り出してみると、今度はいいみたいだ。 姿勢が安定して、その代わりに曲がりが若干、穏やかになったかな。
さて、明日はおやすみ。 どこかへ走りに出ようか。 それとものんびり休もうか。
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2010.12.24 マッドでエクストリームでエンデューロ 風邪を喰らって、水曜半日、木曜 全日とせっかくの休みを寝て過ごした。 水曜の午後、ショーファーさんが顔を出してくれた。その顔を見た瞬間、俺のドタマに考えがひらめいたので、「革ジャンいります?」言いながら、家で遊んでたカドヤのダブルの革ジャンを進呈。俺にはでかすぎるが、ショーファーさんには合うんじゃねーかなと思ったら。 ジャストフィット。 アフターハルマゲドン系の映画(マッドマックスやウォーターワールド等)に出てくるキャラか、つーくれぇピッタリ。ヒトのひとりやふたりは殺してそうな勢いだ。 でもこのヒトのことだから、おそらく首に白いスカーフを巻くはず。ウエストが若干きついので、春までに痩せるそうだ。 んで、俺が弱ってるのを見越したショーファーさんは、早々に引き上げてくださった。 こんだ、のんびり呑みましょう。
あけて本日も、未だ完治ならず。 風邪薬と鼻炎薬を飲んで、年末のクソ忙しい診察をナントカ乗り切った。日曜日にはキャスタが友人を連れて遊びに来るので、それまでにはシッカリ治しておこう。そんな風に思いながら、ヘロヘロで家に帰りつくと、トモゾー経由でクリスマスプレゼントが届いてた。 もちろん、俺から。 とたんに元気になるんだから、風邪ってのは不思議だ。 まずはパンツ。 ICONのInsulated Canvas Pant。125ドル。 ブラックジーンズみたいな、キャンバス地のエクストリームパンツだ。赤い「あんだこれ、パジャマじゃねーの?」的な着脱式のインナーが入ってて、けっこう暖かそう。あした早速、通勤に使って防寒性能を試してみよう。つーか俺、なんだかんだICON好きだなぁ。 んで、もひとつの方が本命。 FlyのMaverick ATV Boots。99ドル95セント。 ATV(四輪バギー)用のブーツなんだが、このハンパな長さがステキ。ソールもブロックでエンデューロブーツの短いヤツって感じだ。今までメインで使ってた、ICONのフィールドアーマーブーツも好きなんだけど、いかんせんエクストリームブーツは通気性が良すぎて、この時期は厳しい。 これから暖かくなるまでの間は、このマーベリックブーツに頑張ってもらおう。
つわけで明日は、普通に半日仕事して、そのあとのんびり。 明後日はキャスタが来るので、おそらく呑んだくれ。 あ、でも、もしかしたら明日、タイアが来るかもしれないので、そしたら交換する。 そんな感じで。
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2010.12.25 アホほど長いタイア交換レポート 午前中の仕事が終わったのが、午後一時半。 陽が落ちるのは、おそらく四時半ころだろう。ってことは、作業に使えるのが三時間しかない。いや、別に電灯つけてやったっていいんだけど、細かいものをなくしそうだから、できれば太陽のあるうちに作業を済ませたい。つわけで、先週と同じく横でGOが作業してるのを尻目に。 タイア交換、スタート! まずはフロントホイールを外して、ブルーシートの上に置いてみる。 「おぉ、ディスク下に置いても、地面と当たらないじゃん! コレならやりやすい!」 喜びの声とともに、レバーを入れてビードを落とす。 四年モノのわりには、思ったより固着してなかった。サクサクビードを落としたらホールをひっくり返し、反対側も落としてやろう……ってああっ! なんだこれ! 思いっきりホイールをこじった痕があるじゃないか! 冗談じゃないよ、前のオーナーか? 「GO! 見てくれよコレ、誰かがこじった痕がある!」
冷静なGO、騒いでる俺に一瞥くれたあと、淡白な声で。 「コケた時の傷じゃないですか?」 なるほど言われてみれば、コレは『ディーラ試乗車』で、俺のところに来たときはまだ、『500キロしか走ってない機体』だったっけ。コケた右側にある傷だし、どう考えても俺が犯人。う〜む、なかなかスルドイ洞察力じゃないかGOめ。
でまあ、キズだらけのホイールだとわかった瞬間から、作業の難易度が一気に低下する。 養生に気を配らなくても、傷つけ放題だからね(心構えが間違ってます)。
無事に外れたので、今度は新しいタイアの組み付け。 メッツラーのロードテックZ6インタラクト。 ちなみに製造年月日は、
10年の40週目。 ビードクリームを塗って強く押し当て、気合で押し込んでいくと、ほとんど手だけでハマる。
レバー使ったのは、最後の数センチくらいかな。新しいタイアは柔らかいから作業しやすいね。 コンプレッサーでエアを入れると、今回はワンタンクでビードが上がった。 車体に組み付け、問題なく終了。
組み終わったら、今度はリアタイアなのだが…… ココで問題が発生。 リアのアクスル横に入ってる回り止めらしいボルトのアタマが、バカでかいインチサイズのヘキサだったのだ。おおよそ『8ミリのボルトのアタマ』くらいの六角穴。俺の持ってる一番大きい六角だとはまらなくて、次のサイズだとゆるゆる。 コレは、XBのステムに使われてるヤツと同じサイズだ。 「こないだ、買わなくちゃなぁと思ってのになぁ」 と後悔しながら、一瞬、ここで終了だなと諦めかける。 しかし、気合の乗ってるかみさん41歳を哀れんだのだろう、天から啓示が降りてきた。弱いおつむに閃光のごとくひらめいたのは、パーツ牧場に眠ってる六角長ボルトの存在。アレをちょっと削ってやれば、六角の代用になるんじゃないだろうか? 思いついた次の瞬間には、グラインダーを引っ張り出してきていた。 「焦ると失敗するから、心を落ち着けて作業するんだぞ」 ブツブツつぶやきながら、試行錯誤しつつ長ボルトを削る。一回失敗して、二回目で何とかできあがった『自作ヘックスレンチ』をボルトの穴に差し込んでみると、これがミラクルフィット。フリーハンドで削った割には、かなり精確に削れたようだ。
自作レンチで無事、周り止めボルトが外れた。 このレンチはアクスル締めるときにも使えるから取っておこう。 自作工具まで作ったからには、もう、引き返すことは出来ない。この段階で、「最悪、陽が落ちても電灯をつけて続けよう」と心に誓った。もっとも普段なら、『あとは意外に楽勝で、あれよあれよと言う間に終わってしまった』なんて話になるんだけど。 どっこいビューエルは、そんなに甘くなかった。
リアのアクスルを緩めて引っこ抜き、ホイールをずらしてドライブベルトを緩め……られない。スペースにはまだ余裕があるはずなのに、ホイールがビタイチ動かないのだ。地べたにはいつくばって中をのぞいて見ると、どうやらスイングアームに取り付けられたベルトガイドが邪魔っぽい。 ならば、外すしかあるまい。
イキオイで、余計なところまで外してしまった。まあ、コレも勉強だ。 邪魔者ベルトガイドを外して、ホイールを前にずらすと、
ベルトがゆるんでホイールが外れた。 いろんなものが狭いスペースに、三次元パズル的に組み込まれているので、何かひとつやろうとすると、それに関わる他のモノまで影響が出てきて、めんどくさいったらない。普段は「よく出来てるな」と感心してるんだけど。 って書いてて、気づいた。 『兼用が多くてよく出来てるんだけど、いざ修理となると兼用してるぶん周りへの影響が多くて、イロイロ考えて直さなきゃいけないから、とってもメンドウ』ってのは、俺が学生のころ人体の勉強をした時に思ったことや、普段、治療する時に思うことと同じだ。 なるほど、だからビューエルは俺向きなのか(まるっきり中二病です)。
このころになるとタイア交換自体は、さほど大変な作業ではなくなっている。 ビューエルの厄介な構造と格闘する方が、よっぽど大変な作業なのだ。
ちゃっちゃか外して、サクサク……とは言いがたいが、まあなんとか新しいタイアをはめ込んで。 外した行程を逆にたどるメンドウな作業を行いながら、各部のボルトがゆるまないように何度も確認しつつ、組み付け作業を行う。すべて付け終えたらパーツクリーナーで、ビードクリームやシリコンオイルにまみれたタイアを脱脂して、スタンドを外したところで、ようやく終了。 なんだかんだで時刻は四時半、開始から三時間ほどかかった。
んじゃ、まとめつーかやってみた感想。 タイア交換そのものは、慣れれば楽勝。 バランス云々その他にこだわるヒトはともかく、特にこだわらないヒトなら、挑戦してみる価値ありだ。やってみて『これなら金払ってでも、やってもらった方がいい』だの、『これなら自分でやった方が安くて済むからいい』だの、それぞれの感想はあるだろうけど、達成感はなかなか心地よい。 俺に関して言えば、たぶん、これからは自分でヤルと思う。 ビューエルの場合ホイールを外す作業の方がメンドウだから、やると決めたらリアから外し始めれば、タイア交換作業に移るころには、「この作業がイチバン楽だ」とか思っちゃってる、『心理マジック』が使えるだろうから。とにかく次回は、リアからやるよ俺は。
ああ、そうそう。 もちろん帰りは、万全の心構えで慎重に帰ってきたから、コケてないよ。 つーかもう、俺は一生転ばないし。
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2010.12.26 呑んじゃうもん倶楽部 お初のジューダスさん、久しぶりのキャスタ、いつものGO&しんご。 とにかく、すげぇ楽しい時間だった。
さて、年末だけどつーか年末だからこそ、『単車乗り限定』出会い系サイトマーマレードスプーンは、コレからが本番。今のところ30日(木)にeisukeさんの登場が決まってる。一応、31日までは仕事するけど、宴会と聞けば平日でもカンケーない、『やれる子』かみさん。 年末年始、暇が出来た人は、ガンガン遊びに来てくれると嬉しい。 バカ話して、呑んだくれよう!
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2010.12.28 近況徒然 ようやくつーか、いまさらつーか、インチ工具を買った。
ヘックスビットと、トルクスビット。どっちも『すごくイイモノ』ではないけど、今まで使ってた簡易なものよりはずっと丈夫だ。なんたって今までのは、ブレーキローター外したり、ちょっと固着したところに使っただけで、『ねじれ折れた』という伝説の持ち主だからね。 もっとも、工具を揃えたはいいけど、もはや特別いじるところのないユリシーズ。 海外製品の着荷までは、細かいメンテナンスくらいしか出番はないだろう。ま、保険と同じ『安心料』みたいなもんだ。いつ何が起こるかわからない、ある意味エンターテインに満ちた車種だけに。いや、トラブルと言う名のエンターテインなんて、心底、要らないけど。 純正工具も入札中だったりするのは、ココだけの秘密。
そうそう、こないだ買ったブーツの話。 そりゃオフロードブーツだから、ある程度は覚悟してたんだけど。 もんのすげぇカタい。シフトアップさえ苦労するくらいカタい。とは言え、ハンマーブーツからこっち、カタいブーツばかり履いてるので、諦めだけは早くなった。ICONの時も、なんだかんだ二三ヶ月かかったし、こうなりゃハラをくくって、まともに乗れるようになるまで、ひたすら履き続ける。 ブーツと根競べだ。
いろいろやった末、実は純正部品がイチバン良かったなんて話がある。 これがまた、非常に良くある。 特に俺のような、考えなしのイキオイオンリーでパーツ交換するバカは、この手の失敗をしやすい。その上、ムダに意地っ張りで、「こうなった以上、後には引けない」とか言い出して自縄自縛。傷口を広げてアリ地獄に陥(おちい)ったりするのだ。 今回で言えば、ハンドルとステップ。 これはもう、確実にノーマルの方がいい。ユリシーズ乗りでステップ交換やハンドル交換を考えてるヒトは、是非、もう一回良く調べてみることを勧めたいね。特にステップは、珍しく他のXBと共通しないパーツなので、ノーマルは取って置いた方がいい。つーか要らないなら俺にくれ。 ま、それでも性格つーのは、特にこの歳になってしまうと、なかなか変えようもない。 きっとこれからも、色々やらかすんだろうなぁ。
とまあ、最近のかみさんはこんなかんじ。
明日はちょっと走りに出るかも。出ないかも。
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2010.12.28 バカ企画(同日追記) ま、新年あけてからの話なんだが。 年明け早々の1月8〜10日のあたりで、寒中キャンプツーリングに行こうと思ってる。 場所は西伊豆あたりのキャンプ場だ。温泉の近くがいいかなぁと思ってる。予定日近くなったら天気予報とにらめっこして、あまりにも寒かったらテント泊じゃなく、ライダーズハウスにするかもしれない。それはそれで荷物が少ない分、走りを楽しめるから良さそうだしね。 ま、フレキシブルに対応していこう。行き当たりばったりとも言う。
今んとこ、メンツは俺とGOのふたり。 西伊豆を走って、温泉入って、キャンプして、次の日また伊豆を走って帰ってくるってだけっつーバカ企画だけど、参加しようかなって思っちゃったアタマの悪いヒトは、連絡くれるといいと思うよ。やれそうなら焚き火もするから、火を囲んでしこたま呑んだくれよう。 期日が近づいたらまた書くと思うけど、とりあえずお知らせまで。
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