2011.03.02 原点回帰 外装は間に合わなかったが、ハンドルが来た。 事故して以来、ノーマルハンドルがなかなか手に入らなくて、色んな社外品を試してみたのだが、どれもいまひとつ。探して探してようやく落ち着いたのが、プロテーパのアルミハンドルだ。モトクロス用らしく、かなり開いたハンドルバーで、ポジションが少し前傾になる。 峠でも街乗りでも、『攻め気味のとき』はビタっとハマって気持ちいい。 ただ、ポジションがある程度限定されるので、のんびり走りたい時や、「もちっと後ろに乗りたいな」と思ったときは、わずかながら不満もあった。いや、ハナからこれが付いてれば、まるきし文句なかっただろうが、ノーマルがゴキゲンに良過ぎたのだ。 「ま、でも、これで充分だよな」 と思いながらネットを徘徊しているとき、なんとなくピンと来るハンドルを見つけたので、「どれどれ、お幾ら万円するんだい?」と値段を確認すると、も、笑っちゃうくらい爆安。次の瞬間には、うっかり買っていた。ちなみに、送料込み2000円。 そいつが今日、着荷したのだ。
今までのプロテーパを外し、新しいのと比較してみる。
20mmほど高い。重量差は、思ったほど大きくなかった。
そしてこのシボれよう。 ネットで寸法を確認したとき、「もしかしたら」と思っていたのだが、あらためて見てみれば大当たり。ほぼカンペキに、ユリシーズのノーマルハンドルと一致する。材質も同じスチールなので、買い置きしてあったノーマルバーエンドも使える(アルミバーは肉厚で内径が小さい)。 交換自体は、モノの数分で終了。 ポジションを比較してみると。
今までのプロテーパ。この顔のままなら、こっちのハンドルの方が断然カッコイイ。
んでこっちが新しいスチールハンドル。 高さはそんなに変わらないが、シボれてるのでめちゃめちゃハンドルが近くなった。
ハンドルブレスがない分、スッキリした感じはあるけど、幅は800mm近い。 取り付け終わって、早速またがってみると。 「おぉ、これだこれだ。まさにノーマルポジションじゃんか!」 それじゃあ早速、走り出そう。
上半身がかなり起き上がり、ほとんど直立する。 そのため、着座位置にものすげぇ自由度が出た。今までも左右には動きやすかったのだが、前後、特に後ろへ重心を持っていけるのがありがたい。トラクションのかかりづらい低速でも、今までよりさらに安心して開けられる。アイポイントが高くなって見通しもいい。 総じて、よりオフロード色、モタード色が強くなった感じだ。 反面、ツイストでの操作が幾分アレだが、まあ、これは慣れの問題もあるだろう。今はまだ評価する段階じゃないと思う。切り替えしながら上ってゆくツイストで、ちょっと頼りない感じもするから、もしかしたらハンドルブレスを入れるかもしれない。 今週中に外装が着荷する予定なのだが、するとフロントが重くなるはず。 その辺も含めて、ポジションに身体を慣らして行こうと思う。
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2011.03.04 その名はユリシーズ 午前中の仕事が終わっても、佐川急便はやってこない。 「こりゃ、着荷は午後だな。外装の交換は明日やろう」 諦めムードで昼寝に入ると、午後一時ころだったか。俺の昼寝をジャマしいしい、佐川急便がやってきた。ハコの中はスクリーンやブラケットを筆頭に、イロイロてんこ盛り。早速、取り付けたいところだが……午後の仕事は三時からなので、自由になるのは二時間しかない。 「時間に追われつつだけど、顔の交換だけなら間に合うかな」 つわけで、作業を開始したのだが……いやぁ、今日はホント勘が悪いつーか流れが悪かった。外装交換の前に、ブラケットの交換作業がぜんぜん進まない。焦ってるからだろう、手順を間違えて何度も同じ作業を繰り返す。 さらに、ズレがある時にも、なぜズレてるか確認せず、手間を惜しんでチカラワザに走る。 これが、よくなかった。 ようやく組みあがったと思ったら。あれ? 穴の位置がぜんぜん合わないぞ? 結局、もういちど全部ばらして確認。すると、問題ないと思ってた左側のブラケットまで、少しゆがんでた。もっとも、イキオイで落とした中にブラケットのスペアがあったので、事なきを得る。 酔っ払った俺、グッジョブ! ほうほうの体(てい)で、ブラケットの組み付けが終わった。
さて、あとは外装を取り付けるだけなのだが、ここで昼休みが終わってしまった。 だが、組みあがらなければ、家に帰れない。 「よし、それならマジックとコピー用紙の出番だ」 『ウラに居ます』と書いた紙を受付に置いて、やってきた患者さんに呼んでもらうシステムの発動。さてそれじゃあ、作業の続きだ。外装を半分組んだところで、あぁ! ウインカーの配線、つないでないじゃん! 何度も外したりつけたりしてたもんだから、すっかり忘れてた。 あわてて外装を外し、あらためてウインカーを取り付けてると。 「就業時間中に、プライベートなことしないっ!」 裏口が開いて、患者の女の子えりが、笑いながら顔を出した。今はすっかり立派なお母さんだが、学生の頃から知ってるので、俺の中では未だに『女の子』だ。「おー、悪りぃ悪りぃ」と院内に戻って治療を始める。すると、こういうときは不思議なもんで、バタバタと混んでしまった。 ようやく仕事が一段落したので、裏へ行って外装を付け、なんとか完成。
XT用のスクリーンも付いて、カンペキにツーリング仕様。
ブラケットのパーツ点数が多く、スクリーンもでかいので、やはり重くなってしまった。
帰り道に少し飛ばしてみたのだが、も、ビックリするほど風が当たらない。 ハンドリングはともかく、ウインドプロテクションは最高。 高速道路が、ちょっと楽しみになってきた。
ただし、身体に当たる風が軽減したので、より、スピードの乗りがわかりづらくなった。 「そうそう。わかりづらいから、あのイキオイでベンツに突っ込んじゃったんだよなぁ」 などと、鹿島灘の悪夢を思い出しつつ、夜のツイストへ。フロントの接地感が弱まり、そのぶん股下で操るオフ車っぽい感覚なのは、ハンドル交換の時と変わらず。切り返しでも、ライト周りの重さは思ったほど気にならなかった。ただハンドルは若干、振れるかなぁ。 やっぱブレス入れるか。
つわけで、ようやくユリシーズの顔がユリシーズになって復活。
これからネガもポジも出てくるだろうから、また、こいつと対話する日々が始まる。 楽しみだ。
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2011.03.05 ぽかぽか無残 意外と立て込んだ半日診療を終え、軽く流すかなぁと思ってると。 「挑戦してみたけど、わかりません。今からそっち行っていい?」 ナオミからメールが入った。 愛機であるXR100Mのクラッチが重いと、だいぶん前から言ってたのだが、ワイアインジェクタなんかを買ってやって、「自分でやってみれ」と放置してたのだ。ここんとこ暖かくなってきたからだろう、ヒキコモリから脱出し、初心者用バイク雑誌で勉強して、今日、トライしてみたらしい。 とりあえず、自分から動いたことは評価できるので、面倒を見ることにした。
ユリシーズのアクセルワイアの取り回しを変更してると、すとととっ! とXRがやってきた。
なので、どこを緩め、どう注油するかを教える。 半分手伝いながら、なんとかワイアの掃除と注油を終了。ワイアを元に戻し、クラッチの遊びを調整するために、「一度エンジンを掛けてクラッチを繋いでみろ」つーと、「わかったー!」と返事して、勢いよくキックペダルを蹴りおろしたナオミさん。 「ぬぉ!」 叫び声を上げて、その場にうずくまった。 思いっきりケッチン喰らって、腰部に激痛が走ったらしい。
なんだかんだ、作業も終わって。 工具を片付けながら空を見上げると、気持ちよく晴れ上がっている。 (いい陽気だなぁ。弁当でも持って、ちょろっと走りに行くか) たまにはのんびりと走るのもいいだろうと、ナオミを振り返った瞬間。
容赦なく花粉に襲われ、涙と鼻水まみれの見るも無残な姿。 「んじゃ、帰って本でも読もうか」 ポカポカ陽気の中を、おとなしく家まで帰りましたとさ。
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2011.03.06 鹿島灘リベンジ
やっぱユリシーズはこの顔だねぇ。
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2011.03.08 XRメンテと今月の予定 ユリシーズがパンクしてるので、今日はXRで通勤した。 こないだクラッチの調整をしたときに、あちこち汚れてたり緩んでるのが目に付いていたので、ちょうどいいタイミングだからメンテしてやろう。つわけで昼休み、酔っ払った大家さんの相手をしながら、ちまちまとメンドウを見てやる。
ちょっと高めにエアを入れて。
チェーンの張りを調整して、洗浄注油。 ほかの可動部分にも注油して、とりあえずメンテは終わり。明日の午後ユリシーズのパンク修理をする予定なので、もう少しだけ俺という重量物を運ばなきゃならない、かわいそうなXRなのだが、コレで少しは罪悪感が薄れた。 あと、久しぶりにやって思い出したけど、チェーンいじると手が汚れるのな? ベルトドライブ万歳!
さて、今月はイロイロと予定が詰まってる。
まず今週末。 3月12日の土曜日は、大郷戸ダムで野宴。 よしなしの企画に乗っかる。ろろちゃんも顔出すつーから、まあいつもどおりの山賊宴会だ。俺は半日仕事が終わってから、夕方ころ顔を出す。よしなしも夕方だろう。現地集合&現地解散で、基本的にすべて自己責任。 それでOKなヒトは一緒に呑もうか。
翌週。 3月19日の土曜日に、名古屋のともっちさんトコへ遊びに行く。 これにはムラタもやってくるので、翌日の20日はそのまま竜神スカイライン。ワインディングを堪能して夕方に帰るか、もう一泊ムラタのトコに泊めてさしてもらうか。ムラタんとこ泊まったら、たぶん翌日の春分の日も、曲がり道を走り倒すだろう。
さらに翌週。 3月27日の日曜日は、名栗のフラットダートを走りに行くつもり。 ダートつっても普通にロードバイクで走れるらしいから、ユリシーズで走ってみたいのだ。mioちゃんも行けそうな感じなので、ユリシーズ&ロケットスリーでダートランしてくる。もしかしたら前日の26日土曜日から、どっかでキャンプしてるかも知れない。 どっかつーか、あの河原で。
とりあえず三月はそんな感じなので、遊べるヒトは遊ぼう。
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2011.03.09 パンク修理 たかがチューブレスタイアのパンク修理なのだが。 自宅で空気が抜けてしまったので、ひとつの問題が持ち上がる。俺はクルマがないし、押歩きで行ける場所にガソリンスタンドもない。となると、空気を入れるハンドポンプを持ってこなくちゃならないのだが、ちとめんどくさいなぁと思っていたのだ。 と、ここでふと思い出す。 「そう言えば、ガスボンベがセットになったパンク修理セットがなかったっけ?」 つわけで、ボンベつきの修理セットを買ってきた。
パンクの場所は、すぐに見つかった。
穴の角度を知るために、ゆっくりと刺さったものを抜き出す。 どうやら銅製ネジ釘のようだ。 引っこ抜いたらセメントを塗ったリーマで穴を均(なら)して、同じくたっぷりセメントを塗った修理ゴムを差し込んでやる。しばらく置いてからガスボンベを差し込み、炭酸ガスでタイアを膨らませる。小型ガスボンベ二本でなんとか走れるくらいまで膨らんだ。 もっとも、このボンベも安いもんじゃないから、コスパはすごく悪い。 家用にコンプレッサー買っちゃおうかな。
180のタイアだと、本来はこのボンベが三本要るようだ。 二本でも走れるくらいは膨れるけど、エア圧は低めになる。 とは言え、このまま終わりってワケには行かない。せっかく高いボンベで膨らましたのだが、炭酸ガスは抜けやすいのだ。なので整骨院まで戻って、空気と入れ替えてやらなくちゃならない。メンドウだし金もかかったが、今までこの手のボンベを使ったことなかったので、いい経験だった。 人里はなれた場所を走るときは、持っててもいいかも知れない。 あ、でも温度管理とか大変だから、夏場は厳しいかな。 とにかく、次回はハンドポンプでがんばる。
整骨院へ戻ったら、コンプレッサーを引っ張り出す。
修理キットはシート下スペースにしまっておくことにした。 コンプレッサーが空気を溜めてる間に。
ムシ回しでバルブを外し、タイアの炭酸ガスを抜く。
エアを入れて終了。今回は前2.3キロ、後2.5キロにしてみた。 明日の朝チェックしてみて、抜けてなければOKだ。 あとは、今週末のキャンプ宴会に備えて、準備を進めて行こう。
そんな感じで。
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2011.03.10 ブレス 俺の通勤路は、日によって違う。 いくつかのルートの中から、その日の気分で走るのだ。朝は寝ぼけてボーっとしてるので、国道や県道をつないだ単純なルート。16号をすり抜けてるうち、だんだん楽しくなってきて目が覚めるってな寸法だ。そして帰りは、道は暗いけど空いてるから、裏道を通る。 その帰り道に一箇所、登りながら左右左と切り返す場所がある。 クルマが居ないと結構な速度で最初の左にアプローチするのだが、そこから切り替えして右、さらに左と、曲がりながら登ってゆく時、ハンドルが落ち着かない。それがしばらく気になっていたのだが、やはりハンドルブレスを入れてやることにした。
パーツ牧場に転がってるアルミハンドルのブレスを外して、ユリのハンドルにつけてやる。 作業そのものは何も難しいことはないんだけど、ハンドル周り一式を外さなきゃならないので、意外とめんどくさかった。ハンドル周りはミリサイズで統一されてたのに、ブレスの六角ネジがインチサイズだったので、これでますます、使われてるネジの規格が混迷してきた。 ビューエルじゃなきゃ許さないところだ。
インストールした帰り道。 いつもの場所で、いつもよりキツめに突っ込んでみると、さすがにしっかりと安定感がある。長いハンドルの上に車重もそこそこ重いから、オフロードバイクなんかよりも、より顕著に感じられるね。わずかに重量は増えたわけだが、それだけの効果はあると思う。 ま、重さの方は、俺が痩せればいいだけの話だしね。ほっとけ。
そうそう、週末のキャンプ宴会の詳細だが。 よしなしのところに場所が載ってるので、来たい人は自由に顔出してくれれば吉。 楽しく呑んだくれて騒ごう。 |
2011.03.12 一夜明けて mixiの方では随時報告してたが、自宅のネット環境が復帰してない。 職場の方は繋がったので、とりあえず無事の報告まで。 こちらの被害としては軽微で、家の中が散乱した、トイレの壁にひびが入った、水が出ない、エレベータが使えない、ってくらいのものだ。実家の母親と弟の無事も確認済み。職場の被害は井戸水が汚れてしまってるコトくらいか。あと、余震がうざい。 もちろんキャンプは中止だ。 つーか、電気が停まってるよしなしは、家に居てもキャンプみたいなもんらしい。
被災者なんて一般化しちゃうと、バカの俺にはぴんとこないんで。 杏、亀くん、それとダチのご家族で北に在住の方々。 復旧までもう少し、がんばってください。
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2011.03.15 近況 ようやく、と言うのは、未だ目処の立たない方々に申し訳ないが。 こちらはほぼ、日常に戻ったと言っていいだろう。明日から仕事も再開する予定だ。もちろん状況が状況だけに、呑気にガソリンばら撒いてツーリングに行く気にもなれないから、週末および来週末の予定は白紙にするつもりだ。 ともっちさんやmioちゃんとは、日本が元気になってから、またいつでも遊べるしね。
暗いニュースが続くけど、時々、同じ民族であることを誇れるエピソードもある。 しんどいこと、きついコトだって、いつまでもは続かない。 明けない夜はない。
ひとりでも多くの方に、少しでも早く平穏が訪れますよう。 心から。
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2011.03.16 フレーム・スクリーン・デターミネーション 仕事を終えて、帰ろうと表に出ると。 なんか落っこちてる。 「そういや、こないだ帰ってきてから養生してなかったっけ」 つわけで、花びらだったらステキなのに、ちっともステキじゃない花粉の舞う午後のひと時。両面テープを二種類ほど引っ張り出してきて、フレームガードの貼りなおし。垂れる鼻水をティッシュでかみながらフレーム脱脂をしたり両面テープを張ったりと、マルチタスクをこなしつつ。 接着完了。 前回よりもテープの厚みが増してフレーム曲面への追従性が上がってる上に、接着剤の異なる二種類のテープで貼ってあるから、これでもう落っこちることはあるまい。つーか落っこちたら、今度はいよいよ、引き返せない系のケミカルで接着してやる。 むしろフレームと一体化させてやる。
んで、ガソリン無駄遣いしないように、まっすぐ帰ってきたのだが。 アホほど強風だったので、ツーリング行けなかった代わりに、スクリーンのテストをすることが出来た。その結果なんだが、XTスクリーンは長さの割りに不快な巻き込みもなく、思ったほどハンドルを取られることもなかった。風切音は強いが、コレは仕方ない。 もっと齟齬が出るかと思ったけど、さすが後期型純正品だ。 これなら200スピード(1/2時速)アタマの180巡航くらいならできそうだ。暖かくなってきたから、ダウンの代わりにレザーかライジャケ着れば、風圧による疲労もほとんど無視していいだろう。ゴールデンウィークや夏休みのロングツーリングが楽しみだ。
ロングツーリングで思い出した。 俺、もう二度とココで、『先々の予定』を書かないことにするよ。ココ最近で三回書いて、三回とも『不測の事態の発生により実現できなかった』から。少なくとも、『改まって一ヶ月先の予定』とかは書かない。せいぜい、「今週末ドコドコ」とか、「来週末あそこ」くらいかな。 この際、ジンクスを破るより、楽しく走りに行く方が先決だ。
そんな感じで。
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2011.03.25 通勤セット 週末おとなしくしてるもんだから、通勤くらいしか乗ってない。 そんでもまあ、ソコソコ走ったり曲げたりしてみたので、そろそろいいだろう。 なにがってサスペンションいじりが。 ユリシーズに乗り始めてからこっち、サスペンションをいじるのが楽しくて仕方ない。それでも、こないだハンドルを換えたり、ライト周りをノーマルに戻したり(ライト周りの重量が増える)したので、しばらくノーマルセットのまま走っていた。すると、気になるところが出てきた。 で、こないだから、ちょこっとづついじってたのだ。 単車はなんでもそうだが、ビューエルはハンドリングが敏感なぶん特に、体重や乗り方で大きくセットが変わる単車だから、ネットの情報も参考程度にしかならない。ただ、前回の経験があるから、今回はそれほど迷わずにいじることが出来た。
つわけで、通勤セットの設定。 1.リアサス 開け気味に走ると少し落ち着かない。左右へのフレはないけれど、前後(上下)の追従性が今ひとつな印象だ。立ち上がりでトラクションをかけると、リアがお釣りをもらって開けきれない場合がある。なのでリアの伸びを1/4締めた。 2.フロントフォーク リアが安定すると、フォロントフォークの動きが気になる。こちらもコーナリング後半が気になったので、伸び側を同じく1/4締め込んだ。サスペンションの構造的に、伸び側を締めると圧側もある程度は締まるということなので、圧側はそのまま。 ちなみにプリは、リア一段下げのフロントノーマル。
全体的に、俺の好みで柔らかめにしつつ、若干しっとりさせた感じ。 これで通勤はOKかな。峠に行ったりでもう少しスピードレンジが上がる時は、圧側を締めてやればいいだろう。逆にダートランするときは、ノーマルに戻すか。もしかしたら、ノーマルより抜き目でもいいかもしれないな。プリロードはよっぽど必要を感じない限りこのまま。 そんな感じでかみさんは、遠出しないなりに単車ライフを満喫中。
でも、そろそろ走りに行きたい蟲が騒ぎ出してきたねぇ。
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2011.03.29 姿勢 ビューエルの振動は、俺にとって決して不快じゃない。 車体がアイドリングでぶるんぶるんと揺れている様子は、まるで生きてるように感じられて微笑ましいくらいだ。しかも、その振動は回転が上がればスっと消えて、トルクフルなパワーだけを取り出せると言うのだから、本当に魅力的なエンジンだと思う。 ただし、もちろんネガティブな面もある。
朝、職場について単車から離れ、何気なく全体を見た。 瞬間、違和感を感じて二度見する。 「なんだかヘンだな。ゆがんでるな」と感じたので、改めて正面からよく見てみる。すると、フェンダーとフロントタイアのアライメントがおかしい。センターがずれてる。「ハンドリングは特におかしくなかったけどなぁ」首をかしげながら改めて確認すると。 油断したぜ。 久しぶりにネジが飛びやがった。 もちろんこのままってワケには行かないので、昼休み、パーツ牧場から代わりのボルトを取り出して、ロックタイトを塗って締める。それからもう一度、離れて全体を眺めると、今度はスッと姿勢よく立ってるように見えた。人間の感覚ってのは面白いもんだ。 その時、ふと。 「ああ、眺めた瞬間、『なにか変だ』と判るくらいには、俺の単車になってるんだな」 そんな風に感じて、なんだか少し嬉しかった。 |
2011.03.31 雨天通勤自由自在 雨でも乗るヤツ以外には、どうでもいい話なんだが。 俺はかれこれ20年以上、通勤で単車に乗り続けてるので、雨対策にはかなり積極的だ。いろいろ試してみた結果、雨具には俺なりの結論ってのもある。そして、その中で最もガチなのが、グローブにつけるワイパーだったりする。
親指に巻いて使うんだが、こんなちいさいゴムのヘラが、バカみたいに利く。 一度使うと、『レインなんとか』みたいな、塗る系のケミカルを使う気になれない。ピンロックシールドとコレがあれば、かなりの雨でも曇り知らずで走れる。ただ、コイツにも弱点があって、『とにかく失くしやすい』のだ。2個セットで売ってるのに、それでも失くす。 んで、考えた末に、別のを買ってみた。
今度のはデカい。コレならいくら俺でも失くさないだろう。
手首に巻いて装着する。 今までのゴム製と違って、ネオプレンみたいな新素材で出来てるので、水滴をエッジでこそげ落とすだけじゃなく、吸い取ることもできるそうだ。
まだ使ってないので、インプレはまた後日。 なんとなく、良さそうな感じはするけどね。
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