2011.10.03 呑んじゃうもん倶楽部

週末は、マン島TTのDVD見ながら呑んだくれた。

コジロウの新たな一面を発見した。

みんな、また呑もうぜ!

 

2011.10.04 琵琶湖宴会黄色信号

買ったものが色々と届いた。

まずはレインスーツ。

今まで使ってたモンベルのストームバイカーが上下とも漏水してきたので、今回はRSタイチのドライマスターレインスーツ。カラーはウッドカモにしたんだが、どうやらゴーとおそろいになったようで、日曜日遊びに来てたヤツに、「マネしないでください」ってツッコまれた。

いや、知ってたらさすがに、別のカラー買ってたってばよ。

 

お次はキャンプ用のナイフ。

今使ってる小型の電工ナイフは、安い割に丈夫で切れがいいんだけど、肉を切ったりする時に刃が小さすぎて切りづらい。で、「それなりのサイズのが欲しいな」と思ってたところへ、ろろちゃんが例の、『日本刀と同じツクリのナイフ』なんぞ買ったもんで、ナイフ欲に火がついた。

そのろろちゃんから薦められた瞬間、問答無用で買い込んだのがコレ。

ガーバーのナイフ、ベア・グリルスモデル。

 

憧れの変人、秘境のクマさんこと、ベア・グリルス監修のキャンプナイフだ。

グリップがフィットして、気持ちいい。

 

んで、今日到着したのが、EBR(エリクビューエルレーシング)のローターボルト。

レース用のロータボルトとカラー、ワッシャのセットで、41.00ドル。

ノーマルのスプリング(スプリングなんてモノがついてるのだ、XBのローターには)を外して取り付ける。「五日で来るとは、ずいぶん早いなぁ」と喜びながらパッケージを開け、説明書を見てて驚愕したのだが、ロータボルトのカラーって取り付け方向が決まってんだね。

俺、テキトーにつけてたよ。

 

とにかくこんな感じで、週末ツーリングの準備をしてたのだが。

今日の帰り際、重大な事実が判明した。リアバンクからのオイル漏れが、いよいよホンゴシ入ってきたのだ。さすがに、このまま、『琵琶湖まで高速をすっ飛ばす』のはアレなので、増し締めしてやる(ガスケットが無いから増し締めのみ) ことになる。

調べてみると、それにはエンジンを(半分くらい)下ろさなくちゃならない。

それだけ大掛かりになると、昼休みじゃ無理だ。ところが、半日使える明日は雨の予報。できれば雨の中、カッパ着てエンジン下ろすのは避けたいが、明日やれなきゃ、週末の琵琶湖には間に合わないだろう。一応、明日の午後から手を付けてみようとは思ってるけど。

てな感じでかみさん、若干、テンション下がり気味。

せっかく気合入れて、書類仕事終わらせたのになぁ。

 

2011.10.05 デンジャラスベース

「雨の中で単車いじるのはヤダなぁ」

そう思っていたら、ユウヒから「ベース(ユウヒのガレージ)使ってくださいよ」つー申し出があった。だが、エンジンをずらすハメになるかもしれないのに、ベースで作業はじめちゃうと、もし終わらなかった時、翌日の昼休みに作業できないのが困る。

なんつってたらユウヒが、

「今日終わるまでやればいいんですよ。別に日没で終わりって訳じゃないんだしw」

そこまで言ってくれるなら、ありがたく乗っかろう。つわけで半日仕事がハネるなり、ユウヒのベースへ向かう。新しく買ったカッパが早速デビューしたわけだが、これっぱかしも嬉しくない雨の中、ユウヒベースに到着したら、ユウヒとバカ話しつつ缶コーヒーを飲んで作業開始。

 

ひと通り外装を外し、冷却ファンのカプラーを外すところで引っかかる。

それでもユウヒが隣でオークションの作業してるから、しゃべりながらやれるので、煮詰まったりキレたりしないで済んだ。リアサスからファンから全部外して、ようやく漏れてるところへアクセス。やはりシリンダーヘッドカバーからだったので、ヘッドカバーのボルトを増し締め……

「ああ、なるほど。だから、『エンジンをずらす』って話になるわけだ」

ヘッドボルトの『上にフレームが通ってて、ヘックスレンチが入らない』のだ。四本のうち、まともに締め込めるのは一本だけ。他のボルトは全てフレームの下。俺のアタッチメントでは全滅。ユウヒに借りたインチヘックスで、ほんの数度だけシメられたが、それも一本だけ。

残り二本には、まるっきし手の出しようがない。

「やっぱエンジンずらさなきゃダメかなぁ」

 

と、ここで俺の『明晰な頭脳』がフル回転する。

「エンジンずらして直らなかったら、『心の折れっぷり』がハンパない。琵琶湖なんて無理だ。だが、小細工でどうにかできれば、とりあえず琵琶湖へは行ける。んで、帰ってきてから再発するなら、その時あらためてやればいいじゃないか」

「ユウヒ、金属テープとか持ってない?」

「ありますよ」

「ぎゃはははっ! 言っといてなんだけど、なんであるんだよ。何でもあるな、ここ」

つわけで、漏れてた部分を洗浄&脱脂したら、金属テープを貼ってごまかす。「一応、1/8回転くらいは増し締めしてあるから、ま、『琵琶湖に行って来い』くらいは大丈夫だんべ」などと、てめぇをダマシながら、オイル漏れの養生を終わらせた。

 

ばらした逆に組み立ててると、ユウヒの友達が遊びに来る。

そこから三人でしばらく雑談したんだが、いや、やっぱ単車乗りが集まってバカ話するには、最適の場所だわ、ユウヒベース。あれで、もっと生活設備が整ってたら、正直、帰る気がしないね。なんぼ帰れって言われても住みつくね、ホント。

たくさんの単車に囲まれて、まさにショップでクダ巻いてるイメージだ。

バイクの話やベースの話で笑ったら、そんんじゃ、暗くなる前に帰ろう。ユウヒと友達に挨拶をして、相変わらず降り倒してる雨の中、直った(?)12Xをすっ飛ばす。漏れの方は、エンジン回してないから、今日はわからん。明日の通勤ですっ飛ばしてみて、最終結論かな。

それにしても、雨で憂鬱だったはずが、実に楽しい時間だった。

あの場所は危険だ。

 

2011.10.07 ヘッドカバ−ボルト・ブルーズ

テープ作戦は屁のつっぱりにもならなかった。

であれば当然、ヘッドカバーボルトの増し締めをするわけだが、でも、エンジンをずらすのはイヤ。ビューエルは比較的カンタンな方だとは思うが、それでも、俺にとっては作業工程が多すぎる。そこで、ミクシィに書かれたRの助言と、俺の考えをミックスして攻めてみる。

Rの助言とは、「フレームに工具用の小さな穴を開けてはどうか」と言うもの。

俺の考えは、クビの短いヘックスレンチを使うと言うもの。

『R案』の欠点はもちろん、『フレームに穴を開ける』と言う、ちょっとガッツの要る行為そのものだ。対して『かみ案』の欠点は、クビの短いヘックスを使っても、一箇所だけ、レンチのふり幅が取れない場所があるってこと。なのでふたつの折衷(せっちゅう)案でいくことにした。

ふり幅の取れない部分は穴を開け、取れる部分はクビの短いヘックスを使う。

 

まずは仕事帰り、『Factry GEAR』へ寄って、ヘックスレンチを買い込む。

ファクトリーギアは夜九時まで開いてるので、仕事帰りに寄れるのが助かる。

工具の品揃えも豊富だし、店内を見てるだけでも楽しい。そしてなにより、店員さんがものすげぇ親切なうえに融通が利くから、信頼性のある工具が必要な時は、大抵ココで購入する。ちなみに今回も、セット売りのパッケージを開けて、単品で売ってくれた。

毎度おせわになります、ホント。

さて、それじゃあ帰ろうかとキーをひねると……

はい、お約束のバッテリ端子。

ファクトリーギアの駐車場でさっさと対処。もう慣れた。

 

昼休み、増し締め作業を始める。

これはプライマリーオイルが漏ってるんじゃなくて、上からこぼれたエンジンオイルが下まで流れて、アチコチ濡らしているところ。しばらく走ってから信号待ちで停まったりすると、オイルの焦げた香ばしい煙に包まれる。このまま症状が進めば、オイルはいずれ後輪に及ぶだろう。

琵琶湖までは5〜6時間、開けっ放しで走ることになるから、さすがにコレじゃちとキツい。

 

ファクトリーギアで買い込んだ、クビの短いヘックスレンチ、『3/16インチ』サイズ。

 

エアクリーナボックスを外して、フレームをむき出しにしたら、レッツドリル。

ボルト直上のフレームに、穴を開けてゆく。

まフレームつってもサブだし、このくらいの小さな切り欠きだから、まず大丈夫だろう。

これでヘッドカバーのボルトが回せるようになった。

 

お次は矢印のボルト。ここなら『レンチのふり幅』があるから

 

充分に回せる。

 

フレームの右側。ここもクビの短いヤツで楽勝いけた。

つわけで、なんとかエンジンを降ろすことなく、ヘッドカバーボルトの増し締めが完了。

 

んで帰り道、わざと高回転までぶん回して、オイル漏れをチェックしてみたのだが。

残念ながら今ひとつ、はっきりしない。

キレイにしておいたファン回りには、どうやら油は飛んでないみたいだから、たぶん大丈夫……だと思いたいのだが、シリンダあたりには滲んでるような気もする。明日の通勤もぶん回してみて、平気そうなら、そのまま琵琶湖へ。ダメっぽかったら、大人しくあきらめる。

ハンパな状態で行って向こうでトラブるんじゃ、何しに行ったかわかんねーし。

 

そんな感じで。

 

2011.10.11 呑んじゃうもん倶楽部

連休は、家でゴロゴロしてた。

あー、画像は無いけどクソ長いから、携帯とかスマホはやめた方がいいと思うよ。

あと、XB9Rのインプレ書いたから、興味あるひとは。

 

2011.10.12 最後の懸案

ヘッドカバーからのオイル漏れは、修復率75%といったところか。

吹き出る量は目に見えて減ったものの、カンペキには止まってない。とは言え、これ以上の対策となれば、あとはヘッドカバーを開けて手術をするしかない。『ガスケットを購入してエンジンを下ろし、新品ガスケットに液体ガスケットを併用』と言ったところか。

もちろん工賃もバカ高くなるから、自分でやることになる。

ま、エンジン開けるとしたら、『ココではないどこか』でやることになるだろうね。

とりあえず、往生際わるく増し締めだけして、また様子を見ることに。それでなくても今日はやることが多いのだ。つわけでまずは、ライコへ買い出しに行く。ライコは品揃えが悪くて見限りたいんだが、ホンダのエンジンオイルと、液体ガスケットくらいは売ってるだろう。

オイルはプライマリー用、ガスケットはいつかヘッドカバーを開けるときの備えだ。

 

ライコでホンダのG4を1リッターと、液体ガスケットを買う。

エンジンオイルはケンドルが5リッターほど残ってるのだが、プライマリーオイルの在庫がなかったのだ。前回はアッシュ(80w‐90)だったので、今回はホンダのG4(0w‐40)。粘度からは考えられないほど、高回転でも油切れしづらいオイルだ。

つーか、80w→0wだからね。

体感できるかわかんないけど、面白そうだろ?

いや、さすがにエンジンオイルには使わないよ。そりゃ、寒くなってクランキングが重くなるのはエンジンオイルだけど、コレだけ「漏れてる、漏れてる」と騒いでるのに、G4なんてシャバシャバオイルを入れたら、漏れるどころかぴゅーぴゅー吹き出しそうじゃん。

ま、それはそれで面白そうだけど(その考え方を改めましょう)。

 

モノを抱えてレジへ向かってると、向こうに見覚えのある顔が見えた。

「あー! どーも! マサリューさんじゃないですか! どうしたんです?」

「サボってグローブ買いに来たんですよ」

ニコニコ笑顔のマサリューさんと、オイルを抱えたまま店内でしばらくダベる。またも単車を買い換えたとか、『ペット散歩用の車』を買ったりといった、相変わらず豪快なマサリュー式ダダモレに大笑い。しばらくバカ話をして、店員が怪訝な顔をし始めたころ、再会を約して別れる。

マサリューさん、近いうちまた呑んだくれましょうね!

 

パーツ牧場へ戻ったら、さてオイル交換……まてよ、前回ってそう言えばいつだっけ?

よしなしがオイル交換してたから、何の疑いもなく「俺もやろう」と思っちゃってたのだが、今さらながら疑問に思ったので、近ごろエクセルでつけてる整備録を見てみた。えーと、前回のプライマリーオイル交換は……ありゃりゃ、7月22日じゃねーか。

いくらロンツー挟んでるとは言え、さすがにまだ早すぎるだろ。

ふざけんな、よしなし。

つわけでG4を牧場へ仕舞った俺は、もうひとつの懸案、ブレーキディスクロータボルトへ取り掛かることにした。低速の時だけ、『すっすっす』と出る原因不明の振動だが、色々やってみた結果、『あとはロータボルトかロータそのもの』ってトコまでは漕ぎつけた。

実際、ロータを交換した後、しばらくは出ないことが多いのだ。

ただ、時間が経つと現れるので、もしかしたらロータボルトか、そのスペーサがダメなんじゃないかと考えて、こないだEBRのボルトセットを、海外通販で買い込んだのである。コレでも出るようなら、その時は無視することに決めている。

防ぐには乗り方換えるしかないし、高速域ではビタイチ問題ないから。

ロータボルトの交換だから、当初はこのまま交換するつもりだった。

ところが、ビューエルのロータボルト裏にはスプリングが入ってるので、いったんホイールを外さないと交換することが出来ない。新品のノーマルボルトだったら、このままいけるんだが、今回のレーシングローターボルトはスプリングをキャンセルするので、外さなきゃならんのだ。

スペーサに方向があったり、ワッシャの種類が多いので、珍しくちゃんと説明書を見る。

 

左がレーシングボルト。右がノーマルボルト。

スプリングの代わりに、カッパー(銅)ワッシャーと円錐状のスプリングワッシャ(写真左、銀色の変形してるっぽいワッシャ)を入れて、車体に対して左右方向のブレをリジット化する。リジットマウントしちゃって熱でロータが変形する分を、どう逃がすのかは知らない。

ま、タテにはスペースがあるし、ぶっ壊れるってコトもなかろう。

ホイールを外して、ロータとスプリングを外し、ボルトとワッシャをインストール。

作業自体は、難易度なんぞカケラもなく、あっという間に終わる。

さて、それじゃ走ってみようか。

きゅるるる、がしゅん、ががっ…………

はいはい、バッテリ端子ね。わかったわかった。もう慣れたつーか最近さすがに頻発しすぎだ。ムダに柔らかいメス端子をねじ切りたくないからってんで、締め付けが甘くなりがちなのをイイコトに、いくらなんでもちょっと調子に乗りすぎてるだろ、こいつ。

そろそろ、バキっとイッパツかましてやらなくちゃならん。

銅のクラッシュワッシャを挟み込んで、ロックタイトを塗り。

手ルクレンチ的に、『もう限界っす、これ以上はマジでねじ山が逝きますライン』のギリギリまで締めこんでやる。コレでダメなら、セル回るからもったいないけど、バッテリを社外品に交換だ。つーかこの、鉛かなんかの端子は正直、この単車で最もよろしくない部分だと思う。

さて、ようやく試乗だ。

気持ちのいい天気のもと、田舎道のツイストをすっ飛ばしてみると。

うん、だめだ。

やっぱし低速の、『すっすっす』と言う微振動は消えない。新品のロータでも焼けるとすぐ出た上に、ロータボルト換えてもダメっつんなら、もう、このままでいいや。実用上は特に困ることも無いんだし、こういうもんだと割り切っちゃって、気にしないことにする。

てなわけで、最近のふたつの懸案は、どちらも一応の結論が出た。

 

■オイル漏れ……進行しなければ気にしない

■微振動……不具合が無いので気にしない

 

ザッツ・マーマレード・クオリティ(`▽´)

 

2011.10.14 よしなしとガーバー

「肩が痛くて腕が上がらないのと、足がしびれるんで診てください」

よしなしのヤツからそんな連絡が入ったので、水曜の夜、治療した。んでもちろん、そのついでに呑んだくれながら、ろろちゃんのDVDを見たり、アチコチ電話かけまくってカラみ倒した。まぁ、その辺の詳しい話は、よしなしのブログの方で。

手ぇ抜くなって?

治療代の代わりだよ(`▽´)

 

明日はろろちゃんと、茨城でキャンプしようと思ってたんだけど、どうやら雨っぽいね。

せっかく、こないだ買ったガーバーBGモデルのデビュー戦だったのになぁ。

ま、午後から晴れたら行くかも知れないけど。

そんな感じで。

 

2011.10.15 ECWCS <GEN2>

本日のキャンプは雨で中止と連絡があったので、買った物の話。

ECWCS(エクワックス)パーカ、ジェネレーション2(GEN2)のコピー品。

ECWCSてのは、『Extended Cold Weather Clothing System』の略で、日本語だと、『拡張式寒冷地被服システム』と呼ばれる。ゴアテクスなど当時の新素材を使った軍用の、もういいですかそうですか。要するに、透湿防水素材で作られた、軍用パーカだ。

コピー品は、『本物の半額』と安価なので、キャンプや通勤で使い倒せる。

 

ECWCSは現在、ジェネレーション3まで出てるんだが、あえてGEN2を選んだ。

理由はGEN1(今まで使ってた初代ECWCSパーカ)と違って、フードが襟に仕舞える(@)ので、風にはためいて邪魔になったり襟から水が入ったりせず、単車に乗るとき好都合だから。もっとも、これはGEN3も同じなんだけど。

袖から脇にかけてファスナーで開口するエアダクト(A)は、GEN1からの共通ギミック。

GEN1ではナナメに口をあけてたポケットが、GEN2では上と横に(B)ふたつ重なっている。上のポケットに小物を入れて、横向きのはハンドウォーマー。これがGEN3になると、胸の下くらいの高い位置にポケットが来ちゃうので、俺の好みじゃない。

ま、軍服の話は長くなるから、この辺で。

 

んで、いつもの通勤路を帰ってきたのだが。

震災以来、段差が出来たままにされている場所がある。見通しのいい畑の中の道で、すっ飛ばすので軽くジャンプするような場所なんだが、今日、ここで飛んで着地した瞬間、カコンと小さな音が聞こえた。「シート下で工具でもぶつかったのかな?」と思ってたら。

また、ウインカーが折れてた。

どうやらウインカー折の犯人は、ビューエルの振動だけではなかったようだ。

こんだ貼り付けタイプにしてみよう。

 

2011.10.17 ウインカ

折れたウインカの代わりをどうする? って話なんだが。

今までよりさらに短いゴム製のウインカにするか、アルミ製をガッチリ取り付けるか、貼り付けタイプを選ぶか。オフ用の軽くて短いゴムウインカはまあ間違いないだろうが、ちと面白みにかける。金属性は 取り付け場所が樹脂フェンダなので、土台の方がやられそう。

つわけで今回は、貼り付けタイプにする。

場所は、サイドリフレクタのところ。

コレを外して、貼り付け式のウインカをインストールする。

 

いくらか車体中央に近づいたので、振動もフェンダの先よりはマシだろう。

元のウインカ穴には、荷かけフックでもつけようかな。

そんな感じで。

 

2011.10.18 陽はまた昇り

ひとは死ぬまでの間、生きることを繰り返す。

起きて、一日を生き、眠る。

生きることに意味を見出し、あるいは意味を見失い、それでもひとは生きることを繰り返す。「意味がある」と一生懸命に生きようが、「意味はない」と刹那的に生きようが、いずれ全ては無に帰す。どう生きても、ひとはいつか死に、すべては消える。

もしかしたら、全て消えてしまうからこそ。

生きてることは美しいのかもしれない。

 

そうしてひとは、生きることを繰り返してゆく。

 

だから俺も、そうしようと思うのだ。

クランクケースから、またオイルが漏れてたけど。

ボルトの増し締めを繰り返しながら、生きてゆこうと思うのだ。

 

2011.10.19 天気と同じくピリっとしない

フトコロが暖かいわけでもないのに、イキオイでバッテリを買ってしまった。

買ったのは、SHORAIのバッテリ。金2万円也。

前から欲しいと思ってたバッテリで、リンク先に書いてあることが本当なら、かなり期待できる。俺は毎日乗るから放電はあんま気にしないけど、とにかく軽いのが素晴らしい。クランキングで負担のかかるエンジンだけに、ハイパワーってのも魅力。

モノが来たら、追々レポしてく予定だ。

 

仕事してると、通販で買ったものが着荷する。

スマートフォン用の変換プラグ。

俺の携帯にはヘッドフォンジャックが付いてないので、これでヘッドフォンを繋ぐのだ。

こんな感じ。左のは今まで使ってたMP3プレイヤ。

と、ココで思いついたかみさん、

ありあわせの物でホルダを作ってみる。

 

とりあえずは留まったけど、振動が多いだけに不安が残る。

「やっぱやめた。しばらくはポケットに入れて走ろう」

このホルダは、残念ながらお蔵入り。

 

んで、半日の今日は特に予定もなく。

「筑波あたりにでも、ちっと走りに行くかな」と思った瞬間、昨日、オイルが漏れてたのを思い出す。そのために今朝の通勤でわざわざ、レッド付近までぶん回したんじゃねーか。すっかり忘れてたよ。走り出す前に、まずはプライマリケースの継ぎ目を確認してみよう。

どうやら、今んトコは大丈夫そうだ。

 

つわけで走り出すと、今日は風が冷たい。

「もう、すっかり秋なんだなぁ。そろそろユリシーズ顔に戻そうかなぁ」

などと牧歌的につぶやきながら、ほとんど無意識にライコへ。狙ってたモノはなかったので、ライコを後にして県道を北へ向かう。16号を越えて道の駅しょうなんのわきを抜け、県道から国道へ入ってほどなく、赤灯をまわされる。

「あーも、めんどくさいなぁ」

すり抜けつつウラへ入ったところで、もう、やる気がなくなって柏方面へ。

 

家に帰ってケース回りを確認して見ると。

ありゃ、まだ若干もれるか。

 

昨日はエクステンションバーを繋いでた分、シメが甘かったのかも知れない。

なので今日はエクステンションを外し、ハンドルとビットを直結して締めこんでみた。1/16くらい動いたから、やっぱりまだ締め込みが甘かったようだ。コレでダメなら、一度バラして液体ガスケット。そんでもダメなら、純正ガスケットを(買えれば)買う。

そんな雰囲気で。

 

2011.10.20 流れ流れてはるか彼方

「それにしても均一に漏れてるなぁ」

そう思いながらパーツクリーナを吹くと、クリーナ液がプライマリケースの合わせ目に沿って流れる。こりゃあもしかしてケースからのモレじゃなく、落ち着いたと思った『ヘッドカバーからのモレ』がココまで流れてるのかも知れん。冷却ファンへのハネが減ったから安心してたけど。

それじゃあ、ちと確認してみようと思い立ち、ガムテで堤防を作る(赤矢印)。

上から青い矢印のあたりにタレて来るはずなので、それを左へ行かせない。

昼休みと帰り道にぶん回して走ってみると。

やはりクランクケースじゃなくて、ヘッドカバーからの漏れのようだ。

となれば話は簡単。こないだ、『気にしない』方向で結論が出てるんだから。

つーか、エンジン下ろすなんてメンドーな作業はヤだから、もっかい冷却ファンが固まるとか、なにかしら具体的な不具合が出ない限り、当分このままで行こう。じゃばじゃば漏れてきたら諦めて、ユウヒベースとか、どっかに場所を借りてエンジン下ろす。

そんな感じで。

 

2011.10.21 超力SHORAI

朝、XR100のキャブレタから、ガソリンホースが引っこ抜かれていた。

鍵穴をこじったりシートをカッターで切るようなイタズラとは違って、コレは確実に単車を『解ってる』ヤツのやりクチだ。刹那的じゃないだけに、悪意や不気味さを感じるが、当然、このままにはしておけない。現在、対策を検討している。

 

そんなわけで、不愉快なまま仕事に向かおうとすると、更にイラっとさせられる。

セルを回した瞬間、インジケータがシャットダウン。いつもの端子の接触不良だ。「あーも、メンドくせなぁ!」とカリカリしながらシートを外し、メガネレンチでナットを回すと……くそ、『手応えが異常に柔らかい』ぞ! なんだろうと端子をよく見てみると。

こんな状態。数知れぬ増し締めで、孔の開いてる方の端子が負けたようだ。

仕方ないのでシートを外したまま、端子を手で押さえてセルを回す。

イチバン電気を喰い、接触がシビアに影響するのがクランキングの時だ。逆に言えば、とりあえずエンジンさえかかれば、この状態でも走れる。なんとかエンジンがかかったので、ヤレヤレと肩をすくめて走りだす。当然、ドコにも寄り道できないので、まっすぐ職場へ。

「新しいバッテリ、買っといてよかった。つーか、今日あたり着荷のはずだよな」

思ってると、昼前にSHORAIバッテリが着荷した。

 

ちょうど患者さんが切れてたので、その場で梱包を解く。

箱に入ってるのは、両面テープのついたスポンジ。

純正より小型なので、その分のスペースを詰めるために、最初から同梱されているのだ。

小さなことだが、こういう心遣いは嬉しい。

「それにしても小さいなぁ」と思いながら持ち上げた瞬間。

「ぎゃははははっ! なんだこれ! ホントに中身入ってんのか?」と思わず大笑いしてしまうほど、バカみてぇに軽い。バッテリのカタチしてるから、無意識にそのつもりで持ち上げると、冗談みたいにふわっと持ち上がるので、すんげぇビックリする。

軽量化を愛するビューエルファンとしては、この一点だけでも購入に値するね、ホント。

 

つわけで昼休み、早速バッテリの交換だ。

まずは電圧を計ってみる。

どうやら大丈夫そうだ。

ま、例え足りなくても、専用充電器がまだ発売されてないから、どうしようもねーんだけど。

 

ノーマルバッテリを外して、SHORAIと比べてみる。

幅は同じで、高さが30%、奥行きが20%くれぇ小さい。

 

スペーサスポンジをテキトーに貼り付けて、バッテリスペースに置いてみる。

 

いっそ気持ちいいくらいにスッカスカ。なんならもうイッコ置きたいくれぇだ。

ただ、このままポン付けとはゆかない。

端子とバッテリ本体がツライチじゃないと留まらないのだ。

なので、ワッシャを入れて底上げする。

 

無事に取り付けが済んだので、早速セルを回してみると。

んがっ、どろろろろっ!

ハイコンプに一瞬苦しんだものの、問題なくエンジン始動。どうやらこれで、『クランキングのたびに感じてた微妙な緊張感』とは縁を切れそうだ。つーか、久しぶりに、『あきらめる』とか『気にしない』じゃない、まともなエンディングで、かみさんちょっぴり胸をなでおろしたよ。

 

明日は秩父でカラオケ。

NEKOさんと会えそうだから、色々と教わってこよう。

そんな感じで。

 

2011.10.24 呑んじゃうもん倶楽部

土曜日は、秩父で呑んだくれてきた。

楽しかったぜ。

んで今週末も、コジローと宴会の予定。

 

2011.10.26 惚れた弱み

ちょっと寒いが晴天の半日休み。

仕事用の買出しついでに、そのまま松戸のドライバーズスタンドへ。よさ気なスマートフォンホルダやらハンドガードやら、細々したものを見に行ったんだが、こちらもあまり品揃えは良くなく。ま、つーより通販の大量ラインナップに慣れちゃってるんだろうね、こっちの感覚が。

結局、何も買わずにそのまま国道を北上。

気持ちがいいので、「どっか流し行こうかな」なんて思いながら国道をすり抜けてると、貧乏ランプが点灯。スタンドに入って給油をし、それじゃあ行くかと走り出した瞬間、こんだ赤ランプが点灯した。もっとも、さすがにコレだけしょっちゅう色々おきてれば、いちいち動揺も無い。

とりあえず帰ってシートを開けて見ると。

ヒューズが飛んでた。

予想したFANじゃなく、ブレーキ/ホーンのヒューズだ。スペアに差し替えて、いったん落ち着かせてから再起動。前後ブレーキランプも正常だし、ホーンボタン押してもヒューズは飛ばなかった。なのでこの事態の原因を、国産ならめったに無い、『なんかの拍子』と定める。

イチイチ気にしてたら、こっちの身が持たない。

正直、メンドーだなぁと思わないでもないが、まあ、惚れた弱みだ。

やれるところまでは、付き合ってやろうと思う。

 

んで、修理ついでに前から気になってたベルトの修理をする。

フチをステッチしたレースが切れてるのだ。

こんなもん、やり始めればモノの数分なんだが、それだけに腰を上げるまでは時間がかかる。

はい、終わり。

あとは、最近の半日休みの定番、主夫業だ。洗濯物を取り込み、風呂掃除をして沸かし、洗いものを済ませたら、もう、陽が傾いている。そのまま文庫本を片手にタバコをくわえ、残りの時間は明治浪漫の世界と、ノーマンズランドの物語を楽しんだ。

 

つわけで、ちょろっと予定的なものを。

今週末は、コジローと宴会。

来月アタマの3日は柏ユルベルト。

その週末6日は、マル、カミナリと一緒に、ちょこっと走ってくる。

 

2011.10.27 メンテとポンちゃん

来月アタマ6日、マルやカミナリと走りにいくので、迷惑かけないよう、ちとメンテ。

アイドリングが若干バラついてたので、スロットルボディを掃除してやる。

意外と汚れてた。

ついでに、ヘッドカバーからの漏れをチェックしてみる。

「う〜ん、けっこう汚れてるなぁ。でも、やるとなると少々大掛かりになるし、どうしようかなぁ……ま、いいや。やっちまえ」

つわけで、スタンドをかけてジャッキアップし、リア周りをバラす。

サスを外したら、お次は冷却ファン。

結構な量のオイルが飛び散ってる。

 

もれてるのは、おそらくココから。

ひととおり掃除して、ついでにちょっとだけマシ締め。んで、元通りに組もうとして、ふと目に付いたのがECU。どうにもジャマくさい場所にボルト止めしてあり、リア回りをいじる時、いつも往生してたんだが、そう言えばこないだ小さいバッテリにしたから、スペースが余ってるじゃん。

そんじゃ、バッテリの上に移動しちゃおう。

SHORAIバッテリに同梱されてた、テープつき防振スポンジが、さっそく役に立った。

 

バッテリのゴムバンドで一緒に固定してやると、ファン周りがスッキリした。

あとはバラした順に組んで終了。

 

今回、唯一の失敗は、

仕事用の白い服で作業したことかな。

午後は素肌に白いパーカーを着て診察するハメになった。

 

んで、書類仕事してたら、ポンちゃんが顔を出してくれる。

書類系の用事を済ませたら、一服しながら話をした。

もちろんバイクの話やバカ話もしたが、今日は久しぶりに真面目な話もした。ポンちゃんの経営に対する考え方や、これからのビジョンと覚悟は、実に興味深くて考えさせられた。普段はバカ話とかエロ話ばっかしてゲラッゲラ笑ってるけど、この男の本性は実に聡明だ。

つっても、ベースはやっぱダメ人間なんだけどね。

帰りぎわ、いきなりエアクリーナ開けて、フィルタを付け始めるポンちゃん。

 

「俺はほら、ハーレー乗りだから」

突っ込もうと思ったら、ホントに似合いそうで困った。

ポンちゃんがスポスタあたり乗ったらバカっ速だろーね。

んで、ウイリーしまくってぶっ壊しそう(`▽´)

 

ま、そんな感じで。

 

2011.10.31 呑んじゃうもん倶楽部

週末はいつものメンツのほかに、コジロー&リタローちゃん、カズくんが参戦してくれた。

みんなありがとう! ホントに楽しい宴会だったよ!

 

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