2008.06.28 快気祝い兼壮行会
俺の快気祝いとrakの壮行会をかねた宴会をやった。 つっても集まって楽しく飲むだけだから、いつもの宴会と同じなんだけどね。
その前、午前中にダチのノックがたずねてくる。弟のバンド関係で知り合った、カッティングに命をかけるリズミックギタリストだ。酒好きの音楽好きで、そろそろ一児の父になろうってんだが、相変わらずバカで楽しい男である。やつがお土産に買ってきてくれたアロハを着て、早速一枚。 どう見てもダメなおっさんなんだが、メロディアスな良い曲を作るメロディメイカー。
せっかくアロハを着たので、ハブ酒飲んでみた。 クルマで来てて、夕方には仕事があるというノックはコーヒー。俺は今夜のことも考えて、いったんウーロン茶を飲もうとしたんだが、『ウーロン茶にしとくか』と口に出した瞬間、負けた気がしたので、『なにがー! やっぱ呑むつーの!』と一人で勝手にエンジンかけて焼酎を飲んだ。
ノックとさんざんバカ話をして、送り出したのと入れ違いくらいに、GO!!!君から電話。 「もうすぐ着きますけど、なに買って行ったら良いですか?」 「あ、んじゃ氷だけ」 程なくチャイムがなったのでGO!!!君かと思ったら、キャスタのクルマでやってきた、rak、Caruma君、Caruma君の彼女のMちゃんだった。おー! いらっしゃいと喜んでいるうちに、やがてGO!!!君もやってくる。とりあえず呑まないGO!!!君とキャスタ以外にビールを出して。 宴のスタートだ。俺はフライングしちゃってるけど。 俺の身体だの、rakの渡航の話がゼンゼンでない、ホントにいつもどおりの宴会。
やがて、俺の大好きな高速の野獣、ナリさんがやってくる。 つーかなつきすぎだ、俺。
バカ話をしながら呑んだくれていると、次々に集まってくるキチガイたち。 AGLA13は、もはや常連の感があるね。moto君の弟子にして俺の後輩、イチローとちょっと似た感じはあるかな。素直だから、コレからすげぇ伸びると思う。いや、単車の話だけじゃなく。俺がこのくらいの歳のときには、もっとゼンゼン、バカなガキだった。 早く復帰して、一緒に走りたいね。
tomohiro君は、AGLA13と同い年なのだが、良い意味でも悪い意味でもガキ。もっとも、ある程度意図してそうしてるところもあるようだし、表に出てる印象よりは大人かも。またゆっくり呑む機会があったら、色々話したい。
なんつってると、あっという間に状況はカオスだ。 ブロックに分かれて別々に話し込んだり、みんなで同じ話題を話したり、ホント、こういうときはいくら時間があっても足りない。tomohiro君とrakが単車の話で熱くなり、俺とrakが格闘技の話で熱くなる。ナリさんはその場のバランスを考えて、それをいさめたり。 俺なんかはもう少し冷静じゃなくちゃいけなかったんだろうが、もうベロベロ。 ただ、それでケンカになるとかってんじゃないし、コレだけ熱く話せるって言うのは、すばらしいことだ。俺は『仕事などで嫌々呑まなくちゃいけない酒』と言うものをほとんど経験したことがないのだが、こういう楽しい酒ばかりなのは、本当に幸せなことだと思う。感謝しきれないよ。 ってヒトが感謝してるハシから、Caruma君、rak、キャスタ。何をしてるんだおまえら。
ウコンを用意するNと、チュウしようとするMちゃん。俺にしてくれりゃ良いのに。
やがて、なっこちゃんも登場し、本日のメンバーは全員集合。 首都高ビデオ見たり、話し込んだり、
ウチの自慢の本棚からマンガを読み出すヤツ、すでに寝に入ってるヤツもいたり。 みんなリラックスして、好き勝手にやってくれているのが、俺はすごく嬉しい。 なんつーんだろう。こういう瞬間に、俺は自分の存在意義みたいなものを感じるのだよ。rakみたいなカリスマもなく、何がすごいわけでもないけど『かみのトコならいつでもリラックスして楽しい宴会ができる』つーのが、俺の唯一の矜持と言っても良いかもしれない。 そして毎回、イチバン楽しんじゃってるのが、間違いなく俺なんだよね。 もう目が半分ふさがってるけど。
夜もふけてきたころ、キャスタのクルマで、rak、Caruma君、Mちゃんが帰って行った。とても渡航前のお別れって感じじゃなく、普通に「またな」って別れたのだけど、そんなのも『ぽく』ていいんじゃねーかな? 変な縛りや干渉のない、淡いようで気持ち良い、ステキな距離感だと思う。 この辺で俺はもう、バッチリガッチリ泥酔の大沈没。 記憶もいっそ華麗にフェードアウトだ。 何人かは起きて喋ったりしてたようだが、やがてぽつぽつと沈没(したらしい。俺は知らない) tomohiro君が早朝に帰り(もちろん俺は知らない)、ナリさん、GO!!!君、AGLA13、なっこちゃんはそのまま雑魚寝。ベッドや布団が三人分しかなかったので、AGLA13は床で寝てるね。まぁ、若者だから大丈夫だろう。俺だったら確実に、次の日フシブシ痛めるけど。 ものすご楽しかった=調子に乗って飲みすぎたのと、やはり身体の回復に体力的なものを多少は持っていかれているのだろう。次の日はアホみたいな二日酔いで、ほとんど夕方まで動けなかった。他のみんなは夕方くらいまで駄弁ったり昼寝したり、そんなのもまた嬉しい。 来た人間全員が自分の家みたいにリラックスして過ごしくれたら、俺は一番幸せなのだ。
夕方、みなが帰るのを見送り、二日酔いにやられた身体を引きずって家の中へ戻りながら。 「また、みんなと宴会やりたいなぁ」 俺は性懲りもなくそうつぶやいて、もう一度ベッドにもぐりこんだ。
ありがとう! すんげぇ楽しかったよ!
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