2008.09.21 反省会という名の連日宴会

 

前日のツーリングの反省会。

帰ってきてからGO!!!君に、「いまナリさんから預かった動画見てるよ。面白いよ」と水を向けたら「後で行きます」と簡単に釣れたのが始まり。AGLA13にメールすると、「さすがGO!!!さん、元気ですねー」みたいなメールが帰ってきたので、「あんだ来ねぇんだな」と思ってたら

ぴんぽーん!

「誰だー? 開いてるぞー!」

玄関から入ってきたのは、もちろんAGLA13。

「いやぁ、行きますって言っちゃったら面白くないじゃないですか」

こいつも段々、可哀想なヒトになっていくなぁ……

てなわけで宴会やってたのはツーレポのほうに詳しいが、このとき、酔っ払った俺の『直す気がまったくない悪い癖』で、一緒に走ったナリさんのりさん、用事のあったmioちゃんやよしなし、イチローになっこちゃんと 、思いつくままアチコチに電話しまくり。

ナリさんのりさんには「反省会楽しいですよー」。

mioちゃんやよしなしとは、来月のデコ歓迎プログラムの打ち合わせ。

んで、イチローとなっこには「ツーリング楽しかったぞー」。

 

特に、なっこの悔しがりは尋常じゃなく、「いいなぁ」「行きたいなぁ」を連発するので、「明日休みだろ? 仕事終わったら来ちゃえばいいじゃねーか」と水を向けると、「あ、そうか」と納得しちまいやがる。この子も『かなり残念なヒト』なんだってことは、わかっていただけるだろう。

んで、仕事がハネてからアキと顔を出す言うので、次の日も前日と同じ、もはや『家族的な頻度で顔を見てる』GO!!!君と待っていると、10時ころだったか、玄関の呼び鈴がなる。いつものごとく「開いてるぞー!」と叫ぶと、入ってきたなこがイキナリ

「かみさ〜ん」

と泣き声を上げている。あんだ? と思ってると続けて

「コケちゃいましたー」

「えぇ!?」

俺、GO!!!君、Nが三人同時に声をあげる中、ヨタヨタと入ってきたなっこのジーンズの膝には、大穴が開いて血がにじんでる。にじんでるって言うか、流れ出して黒いシミを作ってる。すると、後ろから入ってきたアキが「消毒薬とか買ってきました」とビニール袋を掲げた。

「おー、アキくん! よくきたな」

「半分俺のせいなんで、へこんでますよ」

「あ、なっこちゃん髪の毛似合うー!」

「ありがとー、Nさーん」

と、『出血した派手な絵のわりには牧歌的な挨拶』もソコソコに、なこの膝の治療にかかる。

受傷後5時間以内の外傷なら、手当次第であとあとの痛みや治りに大差がつくので、治療と言うよりもしっかりしたファーストエイドをしてやればいいだろう。平たく言うと、患部の感覚がなくなるまで、ひたすら冷やす。受傷した周囲の細胞を眠らせて、被害を最小にするのだ。

着替えさせ、風呂で膝を洗わせてから、骨と靭帯のチェック。

大丈夫そうなので、止血して氷で冷却。

感覚がなくなってきたところで、誘導マッサージしてから、また冷却。

 

「つーか俺、血は苦手なんだよねー」

なんつってると、なこ。

「今日、AGLA13も来るんですか?」

「来るって言ってたな」

「あー、やだなー。またバカにされるー! かみさん、AGLA13には黙っててくださいね」

それは構わんけど、『氷を抱えたその格好』でいたら確実にばれると思うんだが?

 

治療も終わり、とりあえず宴会スタート。

「なっこちゃん、飲まない方がいいんじゃないの?」

「やですよーNさん! 飲みますよぉ」

「も、めんどくせぇから、飲ませちまえ。ガンガン冷やしときゃ大丈夫だろ」

もちろんNが正しくて俺となこがバカなんだが、『呑みたいのに呑めないつらさ』は尋常じゃないからね。俺みたいにアホほど飲むわけじゃないし、ま、大丈夫でしょってなモンで、ようやく凹みから立ち直ってきたアキ、大笑いしてるGO!!!君たちと、楽しく呑んでくっちゃべる。

やがてAGLA13がやってきた。

一応、約束どおり何も言わないのだが、俺とかGO!!!君の様子が明らかにおかしいので、AGLA13も軽く不審に思ったようだ。呑み始めてしばらくするうちに、結局、たしか本人のなこだったと思うけど、あっという間にAGLA13にばらしてしまう。 すると、

「またコケたん? バッカでー!」

見事に予想通りなこをバカにしながら、大笑いするAGLA13。鬼か。

rakやポンちゃんの強烈な走り、こないだの耳掻き宴会の話から始まって、とにかくひたすら呑んで喰ってしゃべる。患者の20代の子達とは何しゃべって良いかわからないけど、こいつらなら話は別だ。まるで十年来のダチのように、話の尽きることがない。ま、十年前だと彼らは小、中学生 か。

28の男が友達とか言ってたら、軽く逮捕されっけどな。

 

翌日、出かけるなこ、アキ、AGLA13の前で、俺とGO!!!君はツーリングの計画を立てる。立てるもクソも、行き先は決まってたのだが、楽しく計画を立てるフリをして『あわよくば連中も引き込んでやろう』的な計画があったのだ。計画つーか単純にイジワルか。

ところが彼らの意思は固く、ちっとも乗ってこないので、結局、翌日のツーリングは俺とGO!!!君のふたりで行くことになった。この瞬間に、明日のツーリングも 『鬼ペース決定』となる。「いやいや、明日はR1じゃなくてフェザーで行きますよ」「いいや、信用できないね」とみんなで大笑い。

 

今までの話、今の話、これからの話。

話は尽きることなく、俺の酒もガンガン進む。スタートが遅かったので、気づけばすっかりいい時間。明日のタメにとGO!!!君が腰を上げたのを潮に、みなそれぞれの寝床へつく。俺は沈没寸前でそのままベッドで潰れてしまったが、アキなんかはマンガ読んでたのかな?

上は38から下は22まで、歳も経験もナンもカンも関係なく、今日も楽しい宴会が出来た。

GO!!!君、AGLA13、アキ、なっこ、みんなありがとう。

また、呑んでしゃべって走ろうぜ。

 

翌朝の光景。

アタマまで綿毛布に包まってるアキ、脚が痛いのでイスで寝てるなこ。

AGLA13はこの奥のマットで、すっかり爆睡中。

 

なはは。

みんな可愛いなぁ。

またいつでも、遊びに来いよ?

 

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