2009.05.11、13 タク呑みでかみさん、また寝る。よし呑みでかみさん、またやられる。
新しいオフロードバイクを買おう。 そう考えると 同時にタクに連絡を取り、何日かしてタクから連絡。「希望条件で、SL230が見つかりました」「んじゃ、それくれ」「ははは、マ〜ジっすか? んじゃ、いくつかリストもって、月曜日に行きます。月曜日って家に居ます?」「いるよー! んじゃ待ってるぜ」てな流れで月曜。 家に帰ると、すでにタクと彼女のSちゃんが来ていた。
早速カンパイし、SLの話だの単車の話、バカ話に花を咲かせる。
タク、世話になってる単車屋さんだ。俺はこいつが大好きで、こいつの仕事のときの態度や姿勢も大好きなので、同じレッドバロンでも近くの柏店には行かず、わざわざ70kmはなれた木更津店で買うのである。納車の時、ちょっとめんどくさいけど。
んで、タクやSちゃんとくっちゃべってると、ふたりが俺の目論見どおり、この間貸した「水曜どうでしょう」のDVDにハマったという話を聞いて、カブの話になる。するとNが 「カブがめちゃめちゃにぶっ壊されるビデオを見よう」と提案し、みんなでそれを見ながら呑んだり話したり。 そのあとも、BGM代わりにオフロード遊びのDVD流したり、「水どう」のビデオを見てると。
Sちゃん、轟沈。若い女の子の寝姿は、癒されるね(黙れジジイです)。 そんで、タク、Nと三人で話してるうちに、調子に乗って呑みすぎた俺も、眠くなってきた。
なので、そのままベッドに入ってつぶれた。短い時間であっという間だったけど、楽しい宴会だった。 てな感じの、月曜宴会だった。
あけてあけて、水曜日。
「かみさん、水曜日の夜、遊びに行っていいですか?」 よしなしからのメールに、いつものように「おう、いつでも来い」と返事をする。 んで、水曜の午後、UKちゃん親子とケモを走って帰ってきてから、風呂に入って写真の編集をしていると、よしなしがやってきた。なので今日のケモがいかに楽しかったかを力説する。よしなしはあいまいに笑ってるので、「ふっふっふ、悔しいんだな」と思いながら、とっとと風呂に行かせた。
んで「ここの家の風呂は、相変わらず居心地が悪いなぁ」とかほざきながら出てきたところで。 まずは、ビールで乾杯だ。 ちなみによしなしのセリフは、俺んちの風呂のポンコツさに文句言ってるんじゃなくて、ウチは宴会してることが多いから、風呂に入ってると話題に乗り遅れるので、おちおちのんびりと浸かってられないつー意味だ。 ま、一回来てくれたヒトなら、なんとなく判ってもらえると思う。
ところで、そのよしなし。きたときに 「今日、シティボーイって言う俺の友達も来るんですよ」 と言った。それを聞いて、 俺は「おや?」と思う。 いや、ダチ連れてくるのは全然構わないが、気ぃつかいのよしなしが、俺はともかくNにも言わずにイキナリ友達を連れてくるってのが、ちょっと珍しい気がしたのだ。このときは、「ま、それだけウチに気を使ってない証拠だろう。OK、OK」と納得してしまったのだが。
今日走ったコースが面白かったので、よしなしがNと話してる隙にmoto君に電話を入れた。そこで今月末にせまった、久々の『D山宴会&ケモ』の話や、XR230の話、SL230の話、 UKちゃんやirohaと走ってきたケモ道の話なんかで盛り上がり、月末の再会を約して電話を切る。 やがてよしなしの友達が、「船橋あたりから乗り換えた」という連絡が入る。 柏まではもうすぐだなぁと思いながら、よしなしと単車の話、ケモの話なんかで盛り上がっていると、またメール。「あんだ、友達、柏に着いたって?」「いや、その友達じゃなくて、デコからです」つったきり、フルシカトでメールを返さない。なので酔っ払った俺の定番、電話魔となることにする。 携帯を取り出して、デコに電話。 「はい、もしもし」 「あんだ寂しいのか? デコ。よしなしはメールを返す気、イチミリもねーっぽいぞ?」 「ははは、いや〜盛り上がってるみたいですね」 てな感じでしゃべり、 電話を替わったNが「チビちゃん、大変だったね」と話し、そのあとよしなしも、「大変だったなぁ」といっているのを聞いて、思いついたかみさん。また電話を替わった時に「大変だったなぁ。髪の毛」なんてバカ話をしながら大笑いしていた、 次の瞬間。 ウチの玄関が開いて、缶ビールを片手に男が入ってきた。 その顔を見た瞬間、俺は携帯を耳に当てたまま、一瞬固まる。 そして。 「くっそー! やられたぁ! またやられたぁ!」 電話口のデコの鼓膜を破るくらいの勢いで、大声で叫んでしまった。
俺の目の前にはニヤニヤとうれしそうに笑う、山口在住の弟分、ゆっちょむが立っていたのだった。
そう、前回の『房総の嵐作戦』に続いて、今回もまた、俺を引っ掛ける作戦が敢行されたのだ。
俺は電話口のデコに「てめぇも知ってたな?」と文句を言うと、もんすげ嬉しそうな声で、「はい、もちろん」と答えが返ってくる。そのあとしばらく、デコに罵詈雑言を浴びせてから 、大笑いして電話を切ると、ゆっちょむとよしなしを見ながら「てめぇらぁ……」と声にならない呪詛を浴びせる。
当然、ふたりとも笑いっぱなしで、俺の呪詛なんざフルシカト。さらにNに振り向いて「キサマ、また俺を裏切ったな」つーと、「騙してないもん。黙ってただけだもん」 とニヤついてやがる。それから しばらくの間、「くっそー!」とか「覚えてやがれ」とか文句を言ったあと、恒例の種明かし大会。
ゆっちょむが実は一ヶ月も前から仕事で関東にきてたことや、そのあと長野や新潟に行かされて作戦を決行するチャンスがなかったこと、今週末には山口に帰るので、 よしなしと相談し、今回、平日なのに強引作戦を実行したことなどを、酒と笑いに包まれながら聞いた。 そのあとは飲んだくれながら、電話参加も含めて、みんなでバカ話をして楽しい時間をすごす。
まずはラブホV-MAXの話から、フラに電話をして。
ゆ「今から来てくださいよ。赤いV-MAX売っちゃえば、新幹線代、出るじゃないですか」 か「そーだそーだ、名古屋からなら400kmくれぇしかねーんだから」 よ「フラちゃん、かみさんもああ言ってるんだから、来ちゃいなよ」 三人でフラをからかう。その間にも、嬉しくなっちゃった俺は焼酎を継ぎ足す。
ゆっちょの攻撃は、よしなしにも及ぶ。
よしの嫁さんが勤務時間の関係で、一緒に家に居ることが少ないと言う事情を散々聞いた後、 ゆ「なるほどー、よしなしさんちって、家庭不和だったんですね」 よ「だーかーらー! 違うって!」 か「ゆっちょ、おめ、家庭不和って言いたいだけだろ」 とにかくもう、爆笑が絶えない。
そのうち、ふたりともこんな感じになってきて、まさに俺んちの宴会模様だ。
三バカ、記念写真。
全員、泥酔状態。 なんだかんだ大騒ぎした後、ゆっちょむはタクシーに乗って帰って行った。 そしてよしなしは
いつもどおり、お泊りでマンガ大会。
ビックリしたし、やられたとは思うが、しかし、こんなサプライズはやっぱりうれしい。 よしなし、ゆっちょむ、ホント楽しかったよ。 でも、頼むから流行らせないでくれ。
俺ダマシなんて。
ココを読んでるよい子は、まねしちゃダメだからな?(ココを読んでるよい子はいません)。
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