ＳＬ２３０も無事に納車され。

さて、ここのところ『かみ家へのお泊り』が続てるので、「今日こそ帰ります」言ってた隊長。

相変わらずと言うか、むしろ神がかり的と言うか、家に入ってしばら駄弁ってたら、キッチリ雨が降ってきた。ガッカリと言うより、むしろ達観してあきらめの 苦笑いを浮かべるGO!!!君には悪いが、こっちとしては宴会が出来てありがたい限りだ。

いちおう、「カッパ貸そうか？」聞くと、力なく首を横に振るGO!!!君。その姿に爆笑しながら、なし崩しに宴会が始まる。んで、いつもどおりバカ話したり呑んだくれたり。北海道ツーリングの話から、蜜柑に電話したり（さすがに夜中で出られなかった っぽいけど）宴会は盛り上がっていく。

やがて、なっこから電話が入った。

当然、悪乗りしてる俺と隊長は「今から来い（23:00現在）」と無茶を言い出す。そしてそれが無茶にならないのが、スーパーフットワークなっこさん。スカイプに切り替えてしばらく話し、「じゃ、0:00ころ行きます」と、むしろ言い出したこっちが唖然とするくらい、あっさり言って電話を切った。

なっこのバイタリティに笑ってると、隊長が

「ね、眠い」

「ちょ、呼び出しといて、鬼か」

「それじゃさ、なっこちゃん来るまでゲームしよう」

と言い出したＮ、クロゼットから得意のボードゲームやカードゲームを出してくる。

ま、ＴＶゲームだと俺がやらないからね。

つわけで、突然の『深夜ジェンガ』が始まった。

Ｎのジェンガはサイコロで動かす色を決める、普通のよりちょっと難しいヤツ。

初めてだという隊長は、気合を入れてやり始める。

当然、俺の気合も乗ってくる。

俺たちふたりの熱に引きずられて、Ｎも真剣みが増してきた。こういうのは、一回目がイチバン、テンションが高くなってるからだろう、誰ひとり失敗せず、ついにサイコロで動かすには限界のところまで積み上げる。そこからは普通のジェンガのように、色にこだわら ないでやり続け。

『これ以上は無理』と言うところまで積み上げる。

ジェンガを見つめながら三人で、『やり遂げた感』にひたったら、 こんどは壊さないように、逆回しで元に戻してゆく。最終的に元の状態まで戻し終わった時、俺たち三人の顔には勝利者的な輝きがあったに違いない。何に勝ったのかは、カイモクわかんねーけど。

さて、ジェンガが終わったら、お次はＵＮＯだ。圧倒的な引きの弱さを見せつけるGO!!!君。さらっと二連敗して、唇を尖らせる。 が、次の立体四目並べで俺とＮを立て続けに破り、理系の強さを見せつける隊長。上機嫌でニヤリと笑ったところへ、

なっこ登場。

今度は四人でレッツ・ジェンガ！

が、すでに三人ともさっきの一回戦で精力を使い果たし、集中力がなくなっている。あっという間に隊長が倒してしまったのを見て、みんなで大笑いしたら、お次はGO!!!君の苦手なＵＮＯだ。そしてもちろん、ここでも抜群の引きの弱さを発揮する、我らが隊長。

ドロー２、ドロー４の嵐のような連打を喰らって、持ちカードが扇子みたいになってるGO!!!君の姿を見て、他の三人は夜中だってのに大爆笑だ。二回だかやって俺とＮは早々に上がってしまい、

隊長となっこの最弱決定戦にまたも大笑い。つーか先にあがっちゃうとつまんないのな、ＵＮＯ。

結局、納車の喜びよりも宴会の楽しさの勝った、すばらしくステキな週末だった。

こんだ、さらに大勢でやりたいね。