2009.10.03 新しい出会い

 

今回は写真なし。

最近、よく写真を撮り忘れる。記録者としての自覚が足りないようだ。

ま、文章嫌いなヒトは、ナナメに読んで雰囲気でも掴んだらいいよ。

 

半日の仕事がハネてからGO!!!君と、タクが店長になった鎌ヶ谷のバイク屋に行った。

つっても整骨院から10分も走ればたどり着く。木更津とは大違いだ。こんだ近くなったから整骨院から行きやすいので、わりと入り浸るだろう。なんかバイク屋に入り浸るとか十代二十代のころを思い出して、ちょっと甘酸っぱい気持ちになるね。ならないね。

んで、テキトーにダベってココでGO!!!君と別れ、ちょっと遠回りしながら家に帰る。

夜にはしんごが友達を連れてやって来ると言ってたので、脚を休めつつだらだらしてると、夜になってGO!!!君が帰ってきた。マーちゃんトコに修理&車検に出していたケーロクを取りに行ってくれていたのだ。転倒の衝撃でシートレールが曲がってるが、今のところそれはそのまま。

「壊れてるところがあると、なんとなく扱いが雑になりますよね」

つーGO!!!君の言葉にうなずきながら「修正できるかわからないが、ダメなら新しいシートレール入れて、も少し乗ってやろう」と決心する。俺はよくホイホイ単車を乗り換えるが、今回は乗り換えない方向で考えてる。ケーロクはホンキで気に入っているのだ。

 

風邪で寝たり起きたりしてるNを横目で見つつ、GO!!!君とくっちゃべる。

単車の話を中心に、いろいろバカ話をしてると、やがて夜九時を過ぎたころだったか、頼んでおいたガストの宅配と前後して、しんごが友達とやってきた。しんごの後ろから顔を出したのは、ちょい太目のシャレた感じの若者だ。しんごがよく顔を出す走りスポットで知り合った男らしい。

名前はゆうちゃん。

ニカっと笑った顔が人懐っこくて、俺はそれでもう気に入ってしまう。

最初はもちろん共通点の単車の話から始まった。ゆうちゃんの知らないヤツの話題も結構でたから、ちと退屈してっかな? と思って横目で確認すると、ヤツはしっかり大笑いしつつ聞いている。なるほど、このオトコはきちんと自分で楽しめるオトコなんだなと、俺はさらに満足。

お膳立てしてもらったり、水を向けてもらわないと楽しめなくて、それを「つまらない」などと平然と公言するバカが時々いるが、さすがしんごが連れて来ただけあって、ゆうちゃんはカケラもそんな様子は見せず、しっかりと自分で楽しんでいる。

面白いオトコだと気に入った俺は、こんだゆうちゃんとも話し始め……

そのまま、延々と話こんでしまうこととなった。

 

ゆうちゃんは俺と同じく職人さんだ。何の仕事かは本人の許可を取ってないので書かないが、職人としてのプライドも、そして努力とそれに伴う自信も持ち合わせた一流のオトコだ。仕事に対しての、お互いの共通する認識や、相違する立ち位置、苦労話。

いくら話しても尽きることがない。

どのくらい尽きなかったかと言えば、しんごが寝ちまうくらい。NとGO!!!君はパソコンで物件を見ながら、コレも共通の好きなことらしい、間取り図の話でもりあがってた。 それはともかく、いやぁ、仕事の話でコレだけ盛り上がった(つーかしゃべり倒した)のは久しぶりだった。

結局、単車の話さえほとんどしないで、ひたすら仕事の話ばかりだった。

 

普段、初めてのヒトと話す時は、いくらなんでももう少し気を使うのだが、ゆうちゃんと語り合いはじめると、そんな意識はあっという間にすっ飛んでってしまった。そのくらい、彼の仕事に対する姿勢と考え方が、俺の好みに合致していたのだ。

ものすげぇ楽しく有意義な(少なくとも俺にとっては)夜をすごし、夜中の二時過ぎだったか、ゆうちゃんは酔っ払って眠り込んだしんごを引きずり起こし、ニコニコと帰って行った。俺は彼の乗ってきたクルマの図太い排気音を聞きながら、もういちど、ニヤリと笑ってしまった。

いつもの連中との楽しい時間もステキだが、新しい面白いオトコとの出会いもまたステキだ。

俺は楽しくて面白い、そしてバカな男に会わせてくれたしんごに感謝しつつ、相変わらずパソコンの前で間取り図を見ながら嬌声を上げているGO!!!君とNの後ろ姿に苦笑をしてから、やけに楽しい気分でベッドにもぐりこんだのだった。

 

ホント、宴会の間だけは、痛いことと走れないことを忘れていられる。

来週もまた楽しい宴会があるから、それを楽しみにしっかり身体を治そう。

攻めないとは言え、いよいよキャンプツーリングに出られるんだしね。

 

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