2011.01.01-05 年末年始
年末年始の流れをざっと。 まず30日、仕事から帰ってくると、
クマが二頭、晩酌してた。 なので俺も速攻で風呂に入り、一緒に呑んだくれ。近況やバカ話、ちょっとマジメな話。ふたりともオトコ一匹『きちんとてめぇで立って生きてるヒト』たちだから、言葉に見栄や虚勢ってなつまらない飾りがなく、話を聞いてるだけで心地いい。 いや、もちろん俺が、『聞いてるだけ』なわけねぇんだけど。
ショーファーさんのお土産『五郎八』に、写ってないけどeisukeさんが『谷川岳』、俺が患者さんにいただいた『どぶろく』と、期せずして日本酒大会。ショーファーさんのキムチに、eisukeさんのモツ煮、こないだゴウが土産にくれた秋刀魚の干物と、ツマミもまさに日本酒モード。 そりゃ、呑んだくれるつー話だよ。
俺とeisukeさんがしゃべり倒し、ナオミがそれにからみ、ショーファーさんは仕事の疲れもあってか、ニコニコしながら聞いてることが多かった。ときどきカクンとオチたりして。ヒトとしての幅、度量、視野の広さみたいな話をしてるあたりだったかな? いつもより更におとなしいなぁと思ってたショーファーさん、気づいたら撃沈。 そのままだと風邪引きそうなので、ナオミが起こして寝床へ連れてゆく。
そら、あんだけ日本中を飛び回ってればね。 そっからは、俺とeisukeさん、ナオミの三人で、呑んだくれつつ話しこむ。
俺の赤さと前においてあるウーロン茶が、呑んだくれ具合を物語ってる。 今年の目標は、『泥酔してつぶれない』だから、酔いの周りを自覚したところで、ちょいちょいお茶や水を補充しアルコールを薄めていた。そのおかげでアホほど泥酔することもなく、eisukeさんとオトコ同士、暑苦しくも熱い話ができた。 おふたりとも、またいつでも遊び来てください。 暑苦しい話して、呑んだくれましょう!
大晦日は静かに流れ、穏やかに迎えた新年。 まずは昼ころ、マーマレードスプーン公式アイドル、ろろちゃんがやってくる。
いつものように、単車や本、映画の話をしながら呑んだくれてると。
俺の実弟、TOMもやってきた。
ハマチとマグロ。マグロはホンマグロの大トロ。 わりと目ン玉飛び出す系の値段だが、もちろん、もらいものだ。 呑んで喰ってバカ話して、楽しい正月を過ごしていると。
土産を抱えて、うわばんもやってくる。 うわも加えて、しかし、アホテンションと言うよりは、まったりとした穏やかな飲み会。話したり、不意にマンガ読み始めたり、俺と弟のバカ兄弟は、三国志グッズサイトで延々二時間も買い物したり。とりあえず、三国志グッズサイトの全商品チェックしたった。 やがて、いいだけ呑んだくれたヤロウどもは、ひとり、またひとりとオチてゆく。 あいかわらず酒精にまみれた年明けだ。
あけて二日。 初夢なんて見もせずぐっすり眠り、起きてみると、うわばんはすでに仕事へ。 ろろちゃん、実弟、俺とナオミの四人で、昼間っからぐだぐだ呑んだくれる。あ、ナオミは飲んでなかったかな? もしかしたら洗濯してたかも知れん。泥酔してたわけじゃなく、あまりにも変化なくダラダラ呑んでたから、いつがいつやら判然としないや。 そのうちゴウもやってきて、そのままグダグダ。 呑んでしゃべって、腹が減ったらテキトーに喰って、動画見たり、マンガ読んだり、小説読んだり。三十オトコと四十オトコが、これ以上ないほどのダラケっぷり。かみ家というキャンバスに、絵に描いたようなダメ人間模様を描き出す。 やがて夜になり、実弟は帰っていった。 ろろちゃんとゴウは、そのままお泊り。
三日の朝。
起きてろろちゃんとグダグダやってると、ゴウも起きだしてくる。 呑んで喰ってしゃべって読んで動画見て。こうして書いてても呆れるくらい、ホンキでだらだら。まさに正しい正月の過ごし方。夜になってゴウが帰り、俺とろろちゃん、ナオミの三人はビール引っ掛けながら、宅配でサルバトーレのピザ食ってグダグダ。 いい加減、グダグダってタイプするの飽きた。
四日。 さすがに今日は、朝からは呑まず。 お昼過ぎくらいに、ろろちゃんが着替えて立ち上がる。
楽しい正月をありがとう! またいつでも遊びおいでねー! そのあとは、ひたすら小説を読んでた。
あけて五日。 なんだかんだ朝まで小説を読み、昼まで寝てから、ようやく服を着替える41歳。 ユリシーズを引っ張り出し、トリプルテールを立ててバックレスト化したら、ナオミとタンデムで近所の神社へお参りにゆく。いつもの通勤のカッコで寒くなかったから、今日は比較的暖かかったんだろう。ナオミは寒い寒い言ってたけど。
もう五日だから、そんなに混んでないかと思ったら、まだまだ参拝客がいた。
珍しく出店も出てたが、俺は神域近くのこういうのが嫌いなので、来年はもっと遅く来よう。
神様の通り道で写真を撮ってるバカがいて、ちょっと気分が悪くなる。
オッサンと嫁と、その母親らしい老人の三人だったが、鳥居をくぐる時は、神様の通り道である真ん中を避けて通るつー最低限の礼儀も守れんオッサンが、偉そうにイロイロ講釈たれてるのがむなしい。などと、偉そうに言ってる俺もどうかと思うけど。 気を取り直して、美しい参道を通り抜け。
去年お受け(購入)したお札を、お返しする。 それからお参りして、厄除け、交通安全のお守りをお受けし、神社をあとにする。 天気がよくて、そのまま帰るのももったいない気がしちゃったので、裏を回ってライコランドへ。
ユリシーズで初めてのタンデム。 ちょっとツイストしてるところだと、ソロの時との『ハンドリングの違い』がよくわかって面白い。ヒトひとりを乗っけてるわけだから、もちろん、最大の良さであるクイックさはスポイルされるんだが、そのわりにバンキングがやたら軽く、低速でのコーナリングも安定している。 (それなりに気持ちよく曲がれちゃうのは、重心が後ろに下がったせいで、速度が乗ってなくてもトラクションがかかるからかなぁ。バンキングが軽いのは、重心が上がってるからか。安定したのは、単純にリアが沈んでキャスターが寝たからからかな?) そんなことを考えながら、タンデムなりのコーナリングを楽しんでると、あっという間にライコ到着。 ライコやブックオフを冷やかして、陽が斜めになってきたのを機に、のんびり帰宅。 そんな感じの、年末年始だった。
早い人はとっくに、遅いヒトも今日あたりからそろそろ仕事だろうけど、俺はまだまだお休み。 週末は走り初めだ。 そのために大晦日まで働いたんだもん(可愛くないです)。
さあ、今年もまた、呑んで騒いで、走ろうか。
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