エンカイレポート
呑んじゃうもん倶楽部
2011.06.25 マスターとパンダちゃん
土曜の午後、ケーブルTVでスーパーバイク選手権を見てると、携帯にメール。 「あ、マスターだ。ナオミさん、マスターが来るってさ。じゃがいもって書いてあるけど何?」 「うん、じゃがいもくれるんだよ。かみ、好きでしょう?」 なにやら、ナオミとマスターの間では、すでに話がついてるらしい。「やった、ジャガイモ大好き!」などと思いつつ、TV画面のマルコ・メランドリと言うライダーの顔を見て、「マルコメじゃないじゃん」と意味不明の 怒りを発してるナオミさんに、テキトーな相槌を打ちながら、マスターを待つ。
すると、ゴーからメールが来た。遊びに来るのかな? と思いながら見てみると。 「明日、林道行きません?」とツーリングの誘い。 今日の午前中、治療に来たゴーと 「ゴー、明日どっか行くの?」 「仕事が入らなかったら、伊豆の林道に行こうと思ってます」 つー話をしてたので、きっと仕事が入らなかったのだろうと合点し、もちろんすぐにOKメール。そしてゴーツーリングらしく集合が、『朝7時半に海老名』となる。朝7時半に海老名つーコトは、6時半には家を出なくちゃならない。マスターが来るから、これから呑もうってのに。 「こりゃ大変だ。今日はゼッタイ酔っ払うし、目覚ましをかけておこう」 携帯の目覚ましを朝6時にセットして、明日の準備を整える。
やがて、マスターが彼女のパンダちゃんを連れてやってきた。
マスターは野菜ジュース、パンダちゃんにはビールを渡して、まずはカンパイ! すでに食事してきたと言うふたり。 「死んだ牛とかブタ、鳥の肉を焼いて、食ってきたんですけどね」 「ぎゃはははっ! 焼肉だろそれ。死んだ牛とか言うな」 「ぼんじりが凄いんスよ。魚のにおいがするの。超、マズかった」 「ぎゃははははっ!」 マスターの話に爆笑しながら、ゴキゲンで酒杯(さかずき)を傾ける。
とにかく、女の子が来たのが嬉しくて仕方ないナオミさん(ま、俺もだけど)。 「なっこがあっち行っちゃってから、寂しくて」 ニコニコしながら、色んなものを用意する。「もうおなかいっぱいだ」つってる二人の言葉にはまったく耳を貸さない、田舎のばあちゃん状態だ。つぎつぎとツマミを出し、さらには甘い酒やワインなど、女の子の好きそうな酒を出してくる始末。 パンダちゃんも、俺やナオミと一緒で、あんま甘いの好きじゃないらしいけど。 ま、かみ家の平穏のためにも、ナオミさんの機嫌がいいのはイイコトだ。
やがてシラフのマスターを差し置いて、酔っ払ってくる三人。 もちろん真っ先に、かつ、イチバン酔っ払ってるのは俺だ。 「ナオミさんの泥酔動画を見よう」
パンダちゃん、それは正座して見る動画じゃないよ。
普段、家では禁酒中のパンダちゃんも、かみ家では甘やかされ放題。
手前にウルフブラスのビンがあるから、ワインに移行してる=だいぶん酔っ払ってる。
ナオミさんはちょっと控えめ。マスターはもちろんシラフ。 そして、パンダちゃんと俺は、先を争うように呑んだくれる。
そして泥酔。 水を飲まされてるところから察するに、たぶん、酔っぱらってシャックリし始めたんだろう。
超ぉ弱そう(特にアタマが)なポーズ。 これは、空いたワインとジャックダニエルが作り出すハーモニー。 まさに、かみさんの基本形。
すると、カメラを向けられたパンダちゃんも、同じポーズ。
酔っ払い仲間の存在は、かみさんにはとても嬉しい。 隣のマスターは、全てをあきらめ気味にネット。
なんか、ものすげぇ彩度の高い写真だな、と思ったら、カメラの特殊効果だった。 たぶん、ナオミさんがカメラをテキトーにイジって撮ったんだと思う。俺はこの段階でヒャクパー泥酔してゴキゲンなので、『カメラの設定をいじる』なんて繊細な作業が出来るわけない。 いよいよ酔っ払って、ここらから先の記憶は定かじゃない。 が、楽しかったことは覚えてる。 俺とナオミは、久しぶりに笑い倒した。 やがて調子に乗って呑んだくれてたかみさん、完全にノックダウン。 マスターとパンダちゃんにお休みを言うと、幸せな気持で布団にもぐりこんだ。
頭の回転が速くて、切り返しと突っ込みの名手であるマスター。 可愛らしくも天然の、華麗なるボケを見せるパンダちゃん。 ふたりとも、すんげぇ楽しいステキな時間をありがとう! 俺もナオミも、ふたりが大好きだ。
また、いつでも遊びに来てくれよな!
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