エンカイレポート

呑んじゃうもん倶楽部

2011.07.30 尻切れトンボ

 

ミクシィというツールは、とても便利だ。

ツイッターのような『つぶやき機能』があるのだが、そこでろろちゃんが、「今日から3連休さグッド(上向き矢印) うん全部雨さバッド(下向き矢印) いんだよキスマーク 一日会社行ったらまた4連休だヽ(`Д´)ノ。。。いつ働いてんだか(・e・)」とつぶやいていたので、「んで、いつ来るの?(`▽´)」とコメントしてみた。そこから、

「明日行っても大丈夫?w」

「全然まったくカンペキに問題ないよん(`▽´)b」

「ヽ(´▽`)/ レポ邪魔しにいくぅ〜ぴかぴか(新しい) ジンギスカン買って行くねハート

はい、釣れた。

 

ろろちゃんが来るまでの間、夏のツーリングレポートを書き進める。

途中で休憩しながら、またもミクシィを見てると、今度はマスターあらためユウヒがつぶやいている。

「お、俺今夜一人だ! 家族誰もいないぞ。どうしよう何やろう。寂しいぞwww」

「来りゃいいじゃん。ろろちゃん来るよ」

「あ、いく。行っちゃうんだから。俺柏に行く」

はい、宴会決定。

 

レポートがひと段落したところに、ろろちゃんがお土産をぶら下げてやってきた。

ビールでカンパイ。買ってきてくれたジンギスカンは、ユウヒが来てから食べよう。

「かみさんは、eisukeさんのキャンプ来ないの?」

「水上(みなかみ)だっけ。どうしようかなぁ。次の夏休みは西に行きたいんだよなぁ」

「そこからスタートすればいいじゃん」

「そうだねぇ……う〜ん、どうしようかなぁ」

群馬県水上をスタート地点に、西へ向かって走り出すこと自体は、別になんの問題もない。だが、eisukeさんいわく、「標高1400mの山間いなので、夜間は10℃台まで冷え込む可能性あり」とのことなので、当然、それなりの装備が必要=荷物になるのだ。

それ以降、山間部で寝る予定が無い以上、装備がジャマになることは目に見えてる。

ビューエルでのツーリングの良い点は、気ままに訪れた土地のワインディングを、ひらひら舞えるってところにある。だとしたら、水上で山賊宴会したあと、いちど帰って荷物をおろしてから、改めて出発ということになるわけで。ありていに言っちゃえば、それが少々面倒なのだ。

ま、水上での山賊宴会は8月13日(土)だから、も少し悩もうかね。

 

やがてナオミもビールを開けて、本格的に三人で宴会。

「まあ、どっちにしろナオミはもう、キャンプには行かないんだよな?」

「えぇ? どーして? ナオミちゃんキャンプに来ないの?」

「だってさぁ……アタシはここ(かみ家)に居れば、みんなには会えるわけだし……」

ナオミとしては、『だとしたら、男同士で呑んでるところに行くのはジャマになるんじゃないか?』と続けようとしたのだが、こんな失言をろろちゃんが見逃すはずは無い。思いっきり目を見開き、大きく開けた口を両手で押さえながら、『驚愕の表情』を作ると。

「まぁ! 『アタシに会いたければ、アンタ達がこの家に来りゃいいだけじゃん!』ですって!?」

「おぉ、さすがナオミ。ものすげぇ高飛車な発言だな」

「ちょ、やめてよー! あんた達はもう、そうやってすぐに妄想を……」

「いやぁ、かみさん。ボクは久々に、背中にビリビリと戦慄が走ったよ。怖いねぇ」

「やーめーてー!」

 

ユウヒの到着が遅いので、どうしたんだろうと電話してみる。

「もしもし、ユウヒ。何時ころ来るん?」

「何時ころ行けばいいですか?」

「おなか空いた。メシ喰わねぇで待ってるから、今すぐおいで」

「ははは、わかりましたー! そんじゃ、今から出ます」

 

それから、ろろちゃんの作ってきてくれた、野宴DVDの鑑賞会になる。

前回のDVDを見たヒトもいるだろうが、あのDVDに、実は普通版とかみ家版が存在することを知ってるヒトは少ないだろう。本編の内容は変わらないのだが、かみ家版にはDVDのスポンサーCMが入っている。このCMが傑作で、めちゃめちゃ笑えるのだ。

もちろん、ろろちゃんが作ったDVDだから、スポンサーなんて居ない。

架空の企業のCMなんだが、ものすげぇよく出来ててビックリしつつ爆笑できる。今回のDVDもそのCMから始まっていて、いきなり大笑いしてしまった。細かいところが実に凝ってて、単体でも笑えるのだが、前回のCMを見てるとさらに笑える。

見たい人は、今度かみ家に遊び来た時、「DVD見せれ」と言うのを忘れないように。

 

やがてユウヒがやってくる。

カメラを向けると、『激写される芸能人』するユウヒ。

しかも、手には自分の家から持ってきた茶碗に、ご飯が盛ってある。

「ぎゃはははっ! なんでご飯もってきてんだよ!」

「やっぱ肉食うならごはんが欲しいじゃないですか」

「コメならウチにもあるっつの、がははは!」

大笑いしたら、ろろちゃんの買ってきてくれたジンギスカンを喰おう。

ジンギスカンを食いながら、四人でバカ話をして笑う。

俺はビール一杯で焼酎に切り替え、黒霧の前割り(前日から水で割っておいて、味をなじませてある呑み方)をカパカパあけながら、ゲラッゲラ笑って楽しんだ。そこへ電話がかかってくる。新旧二台のV−MAXに乗る愛知の義弟、フラナガンからだ。

「もしもし、かみさん! 楽しくやってますねぇ」

「おうよ、マスター(ユウヒ)と、ろろちゃんが来て、ガッチリ盛り上がってるぜ」

「九州、走ってきましたよ。やまなみは、やっぱりいいですねぇ」

「あぁ、やまなみかぁ。いいなぁ。気持ちいいよなぁ。次は九州行こうかなぁ」

「それでですね……」

単車の話や走りの話で盛り上がり、さらにろろちゃんやナオミとも話した。そういや、ユウヒには替わってないなと思ったが、よく考えたら琵琶湖宴会で会っては居るものの、それほど話したわけじゃないんだっけ。どうも俺は、自分のダチ全部が、お互いに知ってると勘違いしやすい。

最終的には、そうなってくれっとすげぇ嬉しいけどね。

 

ここでユウヒの携帯が鳴り、パンダちゃんから連絡が入った。

「もしもし、ああ……ああ……えぇ? なに? 帰ってきちゃったの?」

パンダちゃん、キャンプに行った先から帰ってきちゃって、自宅に居るという。そしておそらくミクシィでユウヒの居場所を知ったのだろう。「あたしも柏へ行く」と言い出したらしいのだ。「どうせ俺が迎えに行かなくちゃならないんですよ」とユウヒはすっかり困っている。

が、こっちはもちろん、大歓迎だ。

ナオミが電話を代わり、「電車でおいでよ」と言ってる。やがてパンダちゃんが電車で来ると決まり、電話を切ったのだが、すぐにユウヒが「しまった!」という顔で、脱力しながら電話をとり上げる。どうしたんだと問う我々に苦笑しながら、

「やっぱり迎えに行きます。あいつ、ヘタしたらココまでタクシーで来かねないから」

パンダちゃんに電話して、「迎え行くから、そこで待ってろ」と言うと電話を切り、ニヤリと笑って

「このまま放っておけば、ずっと待ってるかな。いや、さすがにわかるか」

なはは、そら可哀想だろよ。

 

やがて、「迎えに行ってきます」とユウヒが席を立つ。

そこで、ナオミとろろちゃんは、今ハマってるアプリ(ゲーム)をはじめ、俺は足マッサージ機にかかりながら、ちょっくら休憩。そしてそのままオチた。今週は気候の変化が激しかったせいか、患者さんが多くて疲れ気味の上に、ツーレポ書きや読書で睡眠不足だったからかな。

とにかく、ユウヒとパンダちゃんが到着した時には、すでに夢の中だった。

俺がベッドで爆睡してる光景を写そうとして、フラッシュの焚き方がわからず、カメラと格闘中のナオミさん。そして、それを見守るユウヒ。この写真の撮影はろろちゃん。じゃあ、ユウヒに連れられてやってきたパンダちゃんはドコに居るかといえば……

 

 

 

 

 

ちょ、さすがに恥ずかしいです。

 

てなわけで、俺の記憶はココまで。

ユウヒとパンダちゃんは、日付が変わったころ、帰って行ったそうだ。

翌朝は雨が降っていたせいもあってか、三人ともダルダル。朝寝、昼寝、午後寝を決め込み、それぞれ勝手に起きて本を読んだり、パソコンやったり、また寝たり。何回目かの午睡(夕睡?)から目を覚ますと、ろろちゃんも帰宅していた。

そんな感じで、呑んじゃうもん倶楽部は終了。

せっかくきてくれたパンダちゃんに会えなかったのは残念だったが、実にステキな楽しい時間だった。ろろちゃん、ユウヒ、パンダちゃん。また、いつでも遊びに来てくれよな。こんだ体調万全で待ち構え、深夜どころか早朝まで付き合うぜっ!(みんなにも周りにもメイワクです)

 

コレ読んでるキミも、次は一緒に呑んだくれよう!

 

 

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