エンカイレポート

呑んじゃうもん倶楽部

2011.10.01 マン島TT鑑賞会

 

「マン島TTのDVDを買ったので、かみさん一緒に見ましょう!」

タカシがそう言ってくれたので、土曜の午後から、俺んちで鑑賞会をやることになった。

すると神奈川のオフ乗り、コジロウがミクシィで宴会参戦を表明してくれる。「かみさんに、CBRもお披露目したいんで、バイクで行きます」そう言えばコジロウ、いつの間にかCBR250を買ってたんだっけ。そりゃあ楽しみだ。

仕事がハネたらまっすぐ帰宅し、ベア・グリルスのサバイバルを見てると。

R750に乗ってタカシが登場。

ほとんど同時くらいに、コジロウから「下につきました」と電話が入ったので、三人で降りてゆく。

コジロウ&CBR250。

モリワキのスペシャルだかで、モリワキ管が入ってるのと、カラーが若干違う。

つーかメットがオフ用なのはどうだろう。早くロード用買ったほうがいいぞ、コジロウ。

これはモリワキ関係ないけど、俺が一番気になったカスタムポイント。

 

それからみんなで家に入り、ビールでカンパイしたら、まずはバカ話だ。

つーかコジロウが久しぶりだったので、彼の近況を聞き、その流れで大地震の時の話をした。コジロウの仕事の話はなかなか興味深く、俺とタカシとナオミは三人で目を丸くしながら、感心することしきり。しかし、仕事話は単なる前哨戦でしかなかった。

「いずれ、今の彼女と結婚云々」

というセリフから、コジロウの彼女の話になったのだが、とたんに輝くヤツの瞳

「すっげーカワイイんですよー! こないだも……」

手放しで彼女を褒めるコジロウに、俺とナオミ、タカシの三人は思わず笑ってしまう。そう言えばウチに来る連中で、この手のキャラクタは居なかった。コジロウはとにかく、「カワイイ」を連呼するんだが、彼女への大好きっぷりが全身から伝わってくるんで、嫌味がない。

「ねぇコジロウくん、キミは今、めちゃめちゃ彼女のハードル上げちゃってるのわかってる?」

「そーなんですよ。こないだもそれで、彼女に怒られちゃって」

ナオミのセリフに、ニコニコと答えるコジロウ。こちらも思わず嬉しくなってしまうような、も、手放しの惚れっぷりだ。「コジロウ、そのうち彼女連れて来いよ」つー俺の言葉に、「えぇ? いいんですか? かみさんこの間、彼女なんか連れてくるなって言ってましたよ」

ビタイチ覚えて無いから、たぶん泥酔して『オトコとはっ!』みてぇな話してたんだろ、きっと。

 

「つーかよ、これで、『コジロウって男』がだいたい判るな」

「なにがですか?」

「これで彼女に会ってみて、『彼女がホンワカ系なら』お前の言うとおり、ただただカワイイ子なんだろうし、もしそうじゃなくて『彼女がシャキシャキ系』なら、要するにコジロウの方が天然なんだってことが判るだろ。俺は彼女が一般人で、コジロウが天然だって方に賭けてもいいがな」

「天然じゃないですよ」

「天然は、みんなそう言うんだ」

バカ話して、大笑い。「今度は彼女を連れてきます」と嬉しそうに笑うコジロウにアテられて、こちらもだいぶ酔っ払ってきた(ただの呑みすぎです)。最終的にはコジロウが電話をかけて、件(くだん)の彼女とも話をすることが出来た。やっぱし俺が正しかった

コジロウは天然決定。

 

天然コジロウが、突然、トイレの中で吠える。

「あんだ、おめ。トイレでなにやってんだ?」

「あんな蛇口、初めて見ました」

ウチのトイレはめちゃめちゃ古い、例のチューリップタイプの手洗いなんで

確かに、若者には珍しいだろうなぁ。

と、次にトイレに入ったとき、またナニやら騒いでる。

「あの蛇口、逆ネジですよ!」

機械屋だから細かいことが気になるのかなぁと思ってると、あとからトイレに入ったタカシが、「逆ネジじゃないっすよ。上下が反対だから勘違いしたんじゃないっすか?」と笑ってる。そして、さらに三回目のトイレ(ビール呑んでるから近いのだ)に行ったコジロウ。

「逆ネジじゃありませんでした!」

と満面の笑み。

おまえは何を持って、自分が天然じゃないと言い張る気なんだ?

 

と、コジロウ騒ぎがひと段落し、みんなでタカシの持ってきたDVDを見る。

ここでもコジロウは、モノすげぇイキオイでサイドカーレースに食いついてた。「おめ、サイドカーなんか好きだったんけ?」「カッコいいじゃないですか。こんな形の市販車ないかなぁ」「古いけどあるぞ。ドマーニとか」「あるんですか?」「うん、でも乗れないぞ。クソ高いから」

残念そうなコジロウに、みんな大笑い。

いいだけ酔っ払って、単車の話で盛り上がってると、携帯にメールが入った。

「あれ? なっこだ。あいつも来るのかな?」

と思いながら読んでみると、どうやらRや、やつの妹分Kちゃんと一緒にいるようだ。今から行ってもいいかつーんで、もちろん快諾。メールを返してから、タカシやコジロウに「なっことRと、もうひとり来るってさ」と伝える。

やがて、三人が現れた。

左から、なっこ、Kちゃん、俺、コジロウ。ナオミとタカシは写真の左。んで、撮影はRだ。

そして、この写真から判るように、俺はもちろん泥酔している。

てなわけで、あとはいつものグダグダ(主に俺が)。

みんな好き勝手に話し込んだり、呑んだくれたり、DVD見たりしてる。

これはたぶんナオミが、3DSの顔写真を使うゲームで、タカシを打ち落としてるところ。

俺は酔っ払って何か色々演説してたらしい。

相変わらず、鬱陶しいオッサンである。

てな感じで、楽しい夜は更けていったのだった。

みんなありがとう!

また楽しく呑んだくれようね!

 

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