The 22nd small machine club

2007.01.19-20 第22回ちっちゃいもん倶楽部 with ケモライダーズ

〜プロフェッショナルライダー〜

<当日編>はこちら

 

<前夜編>

今回のちっちゃいもん倶楽部も、試乗会だった前回に引き続き、ちょっと変則気味。

いや、ケモ道を走るのはいつものことなんだけど、なんたって今回は、プロのトライアルライダーにして多分、すべてのプロライダーの中で一番トークが上手くて面白いだろう小林直樹先生に、一緒に走っていただいて、ワンポイントレッスンを受けたり、プロの走りを直に見られるのだ。

一緒に走るのは、MIXIで知り合ったケモ達人(=変態)の人々。

そして、その前日には、現地駐車場でmoto君とキャンピングカー宴会。

俺がちょっと可哀想な人チックにテンション上げすぎちゃっても、無理ないと言えるだろう。

 

午前中半日の仕事を終えると、ランツァをまたいで16号をすっ飛ばし126号へ。

途中、オイルランプが点滅しだした。

どっこい、すでにドラスタも南海部品も通り過ぎてるので、仕方なく目に付いたカー用品やで、ファミリーバイク用の2サイクルオイルを買う。まぁ、基本的にゲロ道ばっかりだから、そんなに高性能オイルじゃなくてもいいだろう。カストロ10%配合の、ファミリーオイルモードで、moto君とこ を目指す。

 

予定より30分ほど早くついてしまったので、motoくんち近くのコンビニで、メールを入れる。

 

moto君は、出かけてる奥さん、Tちゃんの代わりにチビのメンドウを見なくちゃならないので、彼女が帰ってくるのと入れ違いに、出発することになる。 んで、Tちゃんを待つ間にチビと遊んだり、ワンコと遊んだりして、まったりと時間を過ごした。

やがて、Tちゃんが帰ってきたので、テンション上がりまくってガキみたいにはしゃいでるいい大人ふたりは、まず、今晩の食料と酒を買い出しに、ジャスコへ向かった。山の中腹の駐車場にあるのはトイレだけだから、ここで仕入れる量を誤ると死活問題になる。

特に酒は、切れた段階で俺らふたりもキレるってな話になりかねないので、慎重に。

 

レジで待ってる間、ふと目の前を見るてーと。

なんだプチ断食。

プチならむしろやるなって話だ(そんなこと言ってるから、メタボリックが進行するんです)

 

シボレートラックにバイクを積んで、おなじみキャンピングをつないだら、さぁ、行こうぜ相棒!

 

二時間ちょっと走って、無事、目的地の駐車場に到着。

言っても俺とmoto君の宴会である。

ナゲットのソースにマスタード選ぶくらいの確率で、明日は二日酔いに決まってる。なので、シラフのうちに、とっとと単車をおろしてしまおう。サクサクと 単車を下ろし、意気揚々とキャンピングに入る、身体はオトナ頭脳はコドモの、名探偵かみ&moto@アルコール切れ寸前。

 

moto君はとにかくキッチリしてるので、宴会とか楽しいことをやる前に、とりあえず全ての準備を整え、メンドウなことを終わらせておかないと気がすまない。なので、テーブル拭いたり、イロイロ準備したりと忙しい。俺はもちろん、 それを見ながら、タバコ吸ってた。

 

さて、準備が整った。

宴(うたげ)の時間だ。

ガマンした分、一気に爆発 する名探偵ふたりは、ガブガブ酒を飲み、K君に『今から来い』とか無茶なオーダーしながら、刺身やカルパッチョ、にんにくの芽炒めや揚げ物をつまんでいると、moto君の携帯が鳴った。いや、さすがにK君じゃない。ヤツは明日も仕事なのだ。

んで、誰だ? 思いながら聞いてると、ジーザス! ブラボー! むしろラリホー!

トモ君が来るって話になる。

なお、トモ君のハンドルは本来tomo君なのだが、moto君と紛らわしいのでココではあえてトモ君と表記させていただく。んで、このトモ君つーのが誰かつーと、簡単に言えばmoto君をケモ道に引っ張りこんだ男だ。 一行で、バカ具合から変態加減まで、全て表記できたな。やるじゃん俺。

 

ここに到着する前に、実はトモ君とmoto君が(こいつら、歳まで一緒なんだよなぁ)電話で話してたのだが、そのときにmoto君が『トモさん、今晩中にこっちに来ちゃって、一緒に呑みません?』と誘ってて、そのときは『行ければ』的な感じで、あまり色よい返事が来なかった。

や、家庭持ちなんだから、それが当たり前だ。

ところが、宴会の最中にかかってきた電話で、『今から行く』という嬉しいサプライズ・ボイス。俺とmoto君は電話を切った瞬間、踊りだしそうなイキオイで歓声をあげた。『いやー、うれしいねぇ』『やっぱり、あの男はヤルね』などと、来る前から大騒ぎ。

と、騒いでいるうちに、キャンピングのドアが、コンコンとノックされる。

「イェー!」「カモォ〜ン!」

洋モノのAVみたいな返事をすると、いいテンションとさわやかな笑顔で、トモ君が現れる。

 

こういうフットワークの軽さ、俺、大好き。

こうなってくれば、宴はもちろん絶好調。 トモ君がくると聞いた瞬間から、俺とmoto君はビールを自粛して、焼酎の水割りにスイッチしてたのだが、その水割りがビール的ペースで干されてゆく。トモ君の話を聞き、moto君の話を聞き、俺が話をし。誰かの話の間に、残ったふたりが突っ込み 。

さんざ呑んだくれたあと、トモ君が今さら『明日ケモだから、少し抑えます』と言う。ビール片手に。

そのうちベロベロになった俺らは、誰からともなく、歌を歌い始めた。

「ホントの幸せ教えてよ〜♪ 壊れかけのRadioっ! ぎゃ〜っはっはっはっはっ!」

手がつけられない。

 

午前2:30過ぎ、ようやくバッテリ残量のなくなったmoto君とトモ君が眠りに付く。

moto

 

tomo

 

んで、俺はひとりで焼酎をチビチビやりながら、MIXIに二人の様子を書き込んで、それから寝た。

この宴会だけだって相当に楽しかったのに、さらに明日は朝起きた瞬間からケモノ道。

玄関開けたら二分でケモノ道。

も、こんなに幸せでいいんだろうか?

 

<当日編>へ続く

 

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