the 22nd small machine club

2007.01.19-20 第22回ちっちゃいもん倶楽部 with ケモライダーズ

〜プロフェッショナルライダー〜

<前夜編>はこちら

 

<当日編>

どいつもこいつも、ガキのようにサクサク目覚めて、二日酔いながらやる気は満々。

なお、この日のことをサイトに書く旨をみなに言ってなかった。MIXIみたいな制限された場所(?)ならともかく、誰でもOK、閲覧完全無料のウチのサイトでは不具合の出る方もいるかも知れない。なので、これから先はMIXIのハンドルネームじゃなくて、基本的に車名で書く。

 

オモテに出て準備していると、まずはトモ君が『アニキ』と呼ぶ、今日の幹事さんがやってきた。挨拶をしていると、いつの間にか停まってた車から降りてきたのがサポさん。彼は今回、肋骨を折って走れないので、サポートに回ってくれるということらしい。ありがたい話だ。

左の隠れちゃってるのが、KLXさんで、その前の黄色いジャケットがアニキさん。真ん中行って手前がmoto君、奥がトモ君。さらにその奥、左手に向かって歩いているのがTMさんで、一番奥で単車乗ってるのが、小林直樹先生。右行ってサポさん、一番右がXRさん。

このほかに、セローさん、ガスガスさんの計10人が今日のメンツ。

こんなに大勢でケモを走るのは初めてだ。

さて、いったいどうなるんだろうね。

 

いつもの入り口から、さぁ、ケモライドスタートっ!

アニキさん先頭に、次々と山の中に入ってゆく、変態軍団。俺なんて、今日のメンバーの中じゃ完全に一般人。彼らの変態濃度に比べたら、薄々のスカスカだ。とにかく足を引っ張らないようにと思いながら、ひたすらケモ道を走破することに専念する。

 

寒さを物語る、ツララ。壮観だった。

 

ちょっとしたセクションを越えた後、ツララを見ながら歓談。

 

手前がガスガスさんと、彼の愛機GASGAS(ガスガス)。

奥がTMさんと、同じく彼の愛機TM。

わからないヒトの方が多いだろうけど、これ、すんげぇ単車なのだ。でも、俺の興味としては、値段だとかこれが生粋のレーサーに保安部品つけたようなマシンだってことよりも、車高が高く、高回転型のしかも2サイクルであるこれらのマシンで、ケモ道をどう走るかってコト。

正直、キツいだろうなぁなんて、思っていたのだが。

今ココで、その思いを謝っておきたいと思う。このふたり、も、超イケイケだった。後のTMさんなんて、同じセクションを何回も走っちゃったりするし、ガスガスさんなんてアクセル緩めてるところを見かけられないくらい。車高の高いこんなマシンを操りながら、楽勝でセクションをクリアしてゆく。

ふたりとも、えらいカッコいい。

 

だが、最大にして最高にカッコいいのが、トモ君だ。

いや、小林先生は、別格ね。

トモ君、とにかく走る。俺がひいこら言いながら、やっとこさ越えてホッと一息ついてる横で、一度クリアした場所を、下まで戻って挑戦してる。二度も三度もアタックし、納得行くまで走る。みんなを追い抜いて、一番前まで走ってっては、今日の幹事であるアニキさんと何事か相談。

かと思うと、途中でスタックしたり転んだ人がいれば、率先して助けに行く。

その運動量たるや、俺の軽く5倍は行ってたんじゃないだろうか。

なにこの体力。絶対ドーピングしてるね、この男。

 

やがて、スーパーV前の、俺がいつも苦労するところ。

俺の中でココってのは、一本かせいぜい二本しか通るルートがないはずなんだが、この変態どもにかかれば、そんな俺の常識など安売りのトイレットペーパーみたいなものだ。何が言いたいのかは、自分でもよくわからんけど、すごかったのだけは確か。

 

とにかく、アチコチ走り回る。

もちろん、小林先生にいたっては、庭先を散歩してるみたいな気軽さで、あっちから登り、こっちから降り、冗談みたいにくるくる走ってる。俺らが縦に登ってる溝を、フロントアップしながら斜めに飛び越えたりとか、次元が違うって言うかため息しかでない。

「ハデだけど、コレは簡単なんだよ

や、ホント、プロフェッショナルにして、ライダーとしても人間としても凄く魅力的な小林先生に対して、心の底から申し訳ないが、なに言ってんだあんた。いや、なにが言いたいかって言うのは、丁寧に説明していただいたし、充分わかってますが、それでもあえて言いたい。

コレが簡単だって言うなら、俺はタクシー乗って帰る。

 

人数が多いから、他の人がアタックしてる間は休憩。

もちろん、変態魔人のトモ君は、ここでもあっちこっちのルートに挑戦してた。登っちゃ降り、登っちゃ降り、もう、ハツカネズミかってくらいのイキオイで、ぐるぐるぐるぐる走り回る。こっちから行ければ、次はあっちに挑戦し、しかもその間ず〜っと、ハイテンションで冗談を言ってる。

これは彼が師匠と呼ぶ小林先生にも共通してるし、ココに集まった変態みんなに言える事なんだが、今日のケモライドの間中、ひたすら冗談とバカ話を連発してた。エロ話、単車の話、そしてケモ道の話。ハイペースでケモ道を走ってきたとは思えない元気っぷり。

しかし、その中でもトモ君の元気っぷりには、あきれを通り越して神々しささえ感じたね。

彼は間違いなく、体のどこかにスペアバッテリーを持ってる。

 

みんなの気持ちのいい笑顔につられて、俺は終始ニコニコしてた。

上手い人は軽々と、俺なんかは何とかかんとか、そして変態連中は二度も三度も。とにかくみんな登り終えたら、今度は節操なく左右にくねりながら、しかもスキーの上級者コース的な急斜面が延々と続く、V字の溝を攻略だ。ちなみにこの時点で、11:00ころだったかな?

 

「初めてきたときはココで終わって、あとは稜線走って帰ったんだよなぁ」

としみじみ思い出しながら、それがたった四ヶ月前の話だと気づいて、俺も多少は成長してるようだと、ちょっと嬉しくなる。もっとも、嬉しくなった端から、前を行く変態、後からくる変態が、そんな甘酸っぱい俺のスイートメモリーを、ガシガシ踏み潰してゆくのだが。

慢心する暇なんて、カケラもないって話だよ、ホント。

 

そしてここから、俺とmoto君は未経験のルートへ入る。

いつもならVからつるつる坂に行くところだけど、前を行く単車についていったら、いつの間にか違う場所に出てた。なんでも疂屋さんがどうとかいったルートだと思うけど、残念ながら詳しいことを叩き込むには、俺のドタマの容量は少なすぎたようだ。

ちょっと休憩して駄弁ってると

 

Dトラのエクストリーム仕様の人がやってきた。

つーか、どこの関節をどう曲げて、身体のドコのツボを押せば、ロードタイアでケモ道を越えてこられるんだろう? いろんな疑惑がアタマの中を駆け巡る。まぁ、後で聞いたらアニキさんの知り合いの知り合い、しかも有名なエクストリームチームのライダーさんだそうで、疑惑は晴れた。

俺はてっきり、このバイク、隠しボタンを押したら、タイアにスパイクが生えて来るんだと思ったよ。

 

ここでもトモ君と小林先生のテンションは、絶好調に高いまま。

今までじゃなかったことだけど、ケモはじめてからこっち、どうもテンション負けすることが多いなぁ。走り倒して休憩してるのに、休憩中もテンション上げっ放しな彼らの姿に、驚きと感動、それにちょっと悔しい気持ちが湧いてくる。体力が、とか、歳が、とか言うクソなイイワケしてるヒマに。

俺も頑張るぜっ!

 

時間はココで、お昼近く。

待ち合わせの場所では、サポートのサポさんがすでにスタンバっててくれて、この寒空に温かい弁当と熱々のスープ、それにお茶まで用意していてくれた。これで昼食代1000円とか、安すぎだよ。近所のソバ屋のオヤジなら、ココまで出前を頼んだ瞬間、電話の向こうで包丁握り締めるね。

 

飲料水をタンクに用意してもらって、お湯を沸かして待っててくれて、弁当運んでもらって、カップのスープにお湯入れて回ってもらって。サポートのサポさんと段取りしてくださった幹事さんには、ただただ、感謝の念しかない。最後にはごみの分別やら片づけまでしてくださった。甘やかしすぎ。

 

昼食を取った場所の近く。

源水に近い清水と

 

切り立った山。

毎度毎度、自然の中にいる喜びを、素直に感じられる瞬間だ。

 

飯を食って、バカ話をしてたら、寒くなってきた。

ここでサポートのサポさんが帰るというので、みんなで大きな声でお礼を言う。自分も走りたいだろうに、ニコニコしながらココまでサポートしてもらったから、心の底から、素直に『ありがとうございました』って言える。みんなの素直な『ありがとう』に、俺はなんだか嬉しくなった。

帰ってゆくサポさんに背を向けて、変態一同は走り出す。

しばらく走りやすいフラットな道が続き、そのあとどこからかまた、山の中へ戻ってゆく。

昼飯食って休憩したら、ちょっとまったりモードになってしまって、この辺の道をよく覚えてないのだが、なにやら気づいたら、見慣れた道に来ていた。あれ? もしかしてこの道って、アレじゃねーの? とか 思いつつ走っていると、ほら、やっぱりそうだ。

前半最大の難関、つるつる坂が、いつの間にか眼前に口をあけていた。

ところが、神様の機嫌がよかったんだか、トモ君的に言えば『つるつる坂じゃなくて、今日はスルスル坂ッスね』つー状態で、それほどの苦労もなく、みんなわりあい簡単に登ることが出来たようだ。俺も、二三回ケツ振った程度で、コケずに走破することが出来た。

 

いつもの、休憩ポイント。

かつてmoto君が『ココで終了です』とフカし、気を抜いたK君を、『ウソだよ〜ん』と満面の笑みで奈落の底へ突き落とした場所であり、あの名台詞『ココが入り口です』を吐いた場所。前回のpoitaさん&iroha、オフロード初心者特訓コースの終了地点である。

そしてもちろん、彼ら変態に言わせればココまでがウォーミングアップなのだ。

アタマのネジ、インパクトドライバでねじ切れるまでねじ込んでやらないとダメだねこいつら。

 

ココで休憩中に小林先生が仕事関係のいろんな話を聞かせてくれて、みんなで大笑いしたんだが、残念ながら都合が悪く、ココで書くことは出来ない。その代わりに言わせてもらえれば、この人はライダーってだけじゃなくて、プロフェッショナルのエンターテイナーだってコトだ。

ご自分でもおっしゃってたが、ライダーと言う職業に、日本で初めてエンターテイナーとしての要素を持ち込んだ、人を掴んで放さない魅力のあるトークの出来る、本当にすげぇ人だ。トモ君が師匠と仰ぎ、なついている理由も、300%よくわかる。俺も惚れたよ、この先生には。

 

やがて、入り口と言われても『キマり過ぎ。クスリ、やめたほうがいいよ?』としか答えられない入り口から、地獄のカマに向かって、嬉々としながら一直線に入り込んでゆく変態ケモライダーたち。その背中を見ながら、身体はけっこう疲れてるのに、俺の顔はニヤけてた。

勾配のキツさ、伝わらないだろうなぁ。

 

そのうち、夏のオールコースの時に来た、清水と素彫りのトンネルのある場所へ。

幹事のアニキさんと、TMさんの背中。

TMさん、めちゃめちゃ面白い人だ。ノリはいいし、ボケもツッコミもこなす。小林先生から『ここにも変態が居た』言われて、『影響されちゃった』と切り返す。するとうしろからトモ君が、誰も君のせいとか言ってないのに、素っ頓狂な声で『なんか俺のせいになってるっ!』と、自ら変態っぷりをアピール。

素なのかボケなのか判断に迷ったので、放置しておいた。

 

左がガスガスさんで、右がmoto君。

さすがのmoto君も、ちょっと疲れてきたか。

距離的には、いつものオールコースとそれほど変わらないのだが、人数が多いからペースがぶつ切りだし、前の人が転倒すればヘルプに駆け寄るしで、moto君だけでなく、俺も知らないうちに疲れがたまってたようだ。スポーツドリンクが、アホほどうまかった。

 

軽く一服し、それでも変態たちはまだまだ走る。

滑りやすいドロだらけの急勾配、しかも途中から90曲がってるような下りですっ転び、イノシシのドロ浴び場を越え、夏は生い茂る草で前どころかまわりさえ見えなかった、ちょっとした高台を駆け上ったところで、ふと後ろを見ると 。

おや、誰もいない。

後は確か、KLXさんとセローさん、それから前に後に、みんなの様子を見るために駆け回ってる、体力の泉、トモ君のはず。どうしたんだろうと思うが、前にはちょうどこの先で、ひとりづつアタックになるセクションがあり、そっちに気を取られる。

みなが単車を並べてエンジンを切った。

しん、とあたりに静寂が走る。

アニキさんが越えて、次のアタッカー、XRさんが難所を越えたあとに気を抜いて坂から転げ落ち、その坂にXR坂の名が付いたところで、あまりにもやってこない後が心配になる。なので、みんなそこに単車をおいて、歩いて戻ってみることにした。

小林先生に、今までのケモスクールの話を聞きながら、けっこうな距離を戻ってゆくと。

なにやら1Mくらいのガケ下(水も流れてる)から、三人が単車にロープをかけて、引っ張り上げようとしている。上げてる単車から、どうやら落っこちたのはKLXさんのようだ。ちょうど歩きながら小林先生に今までのKLXさんの、ガケ落ちキングっぷりを聞いてた俺は、ちょっとニヤけてしまった。

落っこちた単車に先生が乗り、引っ張るロープをフルシカトで、さくっと登ってしまう。先生はそのまま目の前を走り抜けてゆき、やるせなくたるんだロープは、やがて逆に俺を引っ張り、『の゛ぁ゛』とか、常用日本語外の声を上げながら、慌てて手を離す。

先生の走りに気を取られ、危うく昔のリンチみたいになるところだった。

 

それじゃ行こうかとなった途端、倒しておいたらしいTMさんのTMが、ガソリンの逆流でスネはじめる。

沢村忠ばりにキックの鬼と化したTMさんだが、スネたTMは知らんぷり。

先生が変わってキックするも、うんともすんとも言わず。すると後ろからやってきたトモ君が、片手を挙げて『はーい、はーい! キックなら任せて』と大騒ぎしつつやってくる。この男は疲労中枢が破壊されてるんじゃないだろうかと、感心するより軽く怖くなってきた俺を尻目に、トモキックの嵐。

が、TMの2サイクルエンジンはかかる気配もない。

で、他の人がキックしてる間、TMさんは神妙にして……なんてわけもなく。先生やトモ君、みんなの突っ込みやいじりに、すばやく的確な、ハイテンションのボケを披露してる。そこにいるのは、待ってるヒトと待たせてるヒトのはずなんだが、どっちにもそんなくだらない感情はない。

そこには、たまらなく気持ちいい、ステキな空間が出来ていた。

ガスガスさんが予備のプラグを取り出し、TMさんがプラグ交換をしている間も、小林先生やトモ君を中心に、バカ話や冗談が続く。疲れているのに、楽しくて楽しくて。みんな、すげぇいい顔で笑ってた。こういう時間ってのは、絶対に金じゃ買えない宝物だ。

やがてプラグ交換も終わり、何度かキックすると、ようやくエンジンが息を吹き返す。その瞬間、みなにまるで自分のことのような安堵の空気が流れた。TMさんが『お待たせしました』だか、言ったような気もするが、たぶん、誰一人そんなこと気にしてなかったんじゃないかと思う。

 

さて、出発だ。

moto君がセクションの前で停まり、俺を振り返ってアイコンタクトを送ってくる。何が言いたいかは、考えるまでもない。XR坂の左に分かれ道があり、その先にも少し急で厳しい坂がある。moto君は先生が簡単だと言ったXR坂じゃなくて、そっちのコースを進みたいのだ。

俺が無言でうなずくと、moto君はそっちに向かって走り出した。

moto君が急坂を軽々と越え、俺も何とか乗り越えて進むと、楽しかったケモ道ライドも、そろそろ終わりが近づいてくる。この先はそれほど苦労するところもなく、やがて稜線上の道に出ると、だんだんとペースが上がり始めた。みんないいペースでぶっ飛ばすので、だれるヒマもない。

だが、ダラダラ走るよりは気合も入るし、何より楽しい。

途中で一度停まったとき、小林先生が後ろのヒトに『俺がケツ流して走ってるの見た?』つってたときは、俺も後ろ走りたいなぁと思った。が、先生の後ろから見たいのは誰も同じなのであきらめ、この隙にKLXさんの前に出て、俺にとっては先生と同じくらい勉強になる、moto君の後ろを走る。

暗い山道を、ライトの明かりで探りながらぶっ飛ばせば、あっという間に駐車場だ。

 

クルマで来たヒトはクルマに単車を積み、自走のヒトは自走のヒトで準備をしたら。

楽しかったケモ道ライドも、終わりの時間だ。

お互いに再会を約束しつつアイサツして、それぞれの帰路に着く。と、moto君が『小林プロ、キャンピングでコーヒー飲んでってくれないスかね? お話聞きたいですよね?』言うので、そう言うのは得意な俺が、小林先生やアニキさん、何人かが集まってるところまで行って、その旨を伝える。

残念ながらみんな帰らなくてはならないとのことだったが、なんと小林先生は少しお付き合いくださるというので、みなと別れた後、小林先生とキャンピングへ行く。転びまくったKLXさんは、ドロだらけなので中には入らず『コーヒーください』つって、キャンピングの外から話に参加。

俺もドロだらけだったので、オモテで着替えてから、その輪に参加した。

小林先生の話は、例によって書けない事が多いけど、とにかく、ただバイクに乗って上手いってだけじゃなくて、トライアルやオフバイク業界全体のことを考え、そのために何が効果的かってことをきちんと見極めたうえで、真っ直ぐにその道を進むヒトだということだけは言える。

初めて会った俺やmoto君にも気さくに接してくださり、偉ぶったところが微塵もない。

話の中で『幸運に恵まれた』ということをおっしゃっていたが、その人柄と真っ直ぐな姿勢がヒトをひきつけ、それが輪となり、いろんなヒトに認められ、今の姿があるのだと思う。それは、俺に言わせれば幸運ではなく、小林先生自身の力だと思うのだ。

 

お話は面白く、何時間でも話してたかったが、先生は泊まりでスキーに行った帰りに(むろん、トレーニングも兼ねている)そのままココへ直行してくれたので、きっとかなり疲れてる。ニコニコと笑顔を見せてくれてはいるが、やはり疲労気味のようだ。

なので、適当なところで話を切り上げ解散。

ココで第22回 Crazy Marmalade ちっちゃいもん倶楽部は後ろ髪引かれながらも、おひらきとなった。ものすげぇ濃い一日は、ひとりで甘ったれながら練習するのの一年分くらいの成果があるんじゃないかと思うほど、勉強になった。

そして、勉強もさることながらそれ以上に、楽しい男たちと走れたことが、たまらなく嬉しかった。

 

世の中ってなぁ、広いもんだ。

すげぇ男がゴロゴロしてる。

次にまた会える誰かを目指して、俺は走り続けるよ。

 

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