2009.03.28〜29 キャスタ・カーニバル

 

クソ混んだ土曜日の終了間際、GO!!!君がやってきて程なく、○木さん夫妻がやってきた。

いつものパターンで治療を進めていると、さらに受付終了時間寸前に飛び込んできた男がいる。一瞬、「うわ、急患か」と思ってよく見たら、すげぇ知ってる顔だったので「あ、ウチは要りません。押し売りお断りなんで帰ってください。つーか帰れ」 と笑いながら叫ぶ。

やってきたのは茨城のガケ落ち職人こと、よしなしだった。

んで○木さん夫妻、GO!!!君、よしなしと治療して、二時過ぎにようやくお仕事終了。

俺の通勤コースを紹介しがてら自宅まで戻り、とりあえずよしなしとビールで乾杯……できずに他の連中を待つ。やがてキャスタから連絡が入り、「柏についた」とのことなので家の前でケーロクを用意して待っていると、シャンパンゴールドのRVT1000R・SP-Iにのって浜松のおじいちゃん登場。

キャスタはSS組の中じゃイチバン長い付き合いと言うか、むしろキャスタのお陰でrakに会え、そのあとみんなとも会えた恩人なのだが、年齢のわりに老成してるというか、妙に達観してる不思議な雰囲気の男だ。rakのことを不思議な人だとか言ってるけど、俺にはキャスタの方が不思議。

んで一服しながらキャスタのニューマシンRVTを検分。

スクリーンは正直、ナシだろう。いや気にすると思って黙ってたんだけど、本人が「いやーこれはないですわ」言ってたので、安心してクソミソにけなしてみた。そのあとタバコ吸ったら単車を跨いで、そのまま16号を走ってライコランドへ。キャスのブレーキパッドを交換しにいくのだ。

ライコについてキャスタがパッドや小物を買ってる間に、俺もKTCの六角レンチを買った。六角ってのはトルクがかかる場合が多いので、前からもっと精度のいい六角レンチが欲しかったのだ。んで、キャスタがブレーキパッド交換したいというので、ちょうどいいから購入したのである。

つわけで、ライコの駐車場でRVTのパッド交換。

前オーナーが付けてたデイトナ製赤パッドをとっとと外し、メタリカに交換。でパッド交換だけと思ったのだが、見てみたら結構汚くて気になったので、キャリパーも外して軽くダストを拭ってやる。 つーかKTC超ステキ。早く買えばよかった。

んで家に帰り、駐輪場でキャスに聞いてみたら

「アタリが出てない段階で、赤パッドより効くんですけど」

つって笑ってた。ま、タイアだのブレーキパッドは、多少高くてもいいやつがいいよね。

 

さて、家に入ってキャスタとGO!!!君はウーロン茶、俺とよしなしはビールを引っ掛けながらバカ話したりのんきにマンガ読んでたりすると、不意に扉が開いて、 神奈川からなっこがやってくる。さらに、ろろちゃんがやってきた。歓声を上げてろろちゃんを迎えると、あとは、ま、いつもの流れだ。

今日はひとり新顔がやってくる。

rakの友人で昔はキチガイ、今はスクータに乗ってるアンダーラインくんだ。前にバイク便もやってたことがあるらしく、住所教えたらイッパツで俺んちの前にやってきた。お土産を抱えてやってきてくれたアンダーライン君を迎え入れ、宴はさらにヒートアップ。

トドメにAGLAとCaruma君が到着して、本日のラインナップは揃った。

ちなみに左前からよしなし@オレンジダウン、AGLA、アンダーライン君、GO!!!君、ろろちゃん@カメラ目線、キャスタ、隠れちゃってるのがNで、右手前がなっこ。 そんでCaruma君はこのすぐ後に来た感じかな。寿司喰って酒呑んで、みんなご機嫌。

そしてもちろん、揃ったころにはもう、俺がすでに半分方出来上がっていたのは、ま、いつもの話だ。呑んで喰ってバカ話をし、またそれに飽きたら勝手に戦列を離れてマンガを読み、パソコンをやり、かみ家の宴会ではおなじみの混戦状態にもつれ込む。

その上、スカイプでrakがデジタル参戦してきたから、さらに混迷の度合いは深まってきた。俺とキャスタをガチガチで走らせようとするrakのアオリに、ふたりで苦笑しつつ顔を見合わせたり、rakがアンダーライン君と話してる合間にマルから電話がかかってきたりと、アチコチで大騒ぎが始まる。

写真はそのあと、少し落ち着いてからかな。 Caruma君の話をアンダーライン君とキャスタが聞き、よしなしはNと話し、なっこと隊長はマンガ。 そして、キャスの後ろのろろちゃんは仕事の疲れがたたって、寝入ってしまっている。そう、コレが何でもありのマーマレードスタイル。

 

ま、SS組が来ると書けない話の方が多いんだけど、 書けるつったらアレか。

前の晩にじゅんがきたとき、なっこに「おめ、どうせ明日も来るんだから来ちゃえよ」と送ったら「今、デート中っ!」とメールが帰ってきたので、なっこの彼氏を誰にしよう(誰だろうではない)つー話で盛り上がり、俺の一存でナリさんに決まった。なんでってそれがイチバン面白いから。

で、普段から俺とGO!!!君は「俺たちはナリさん組だから」と冗談を言ってるのだが、なっこがその組長であるナリさんの情婦になったと言うことは、必然的に俺たちの姐さんになる。 当然、それを是としない実力ナンバー2のGO!!!君が、組を割る。

AGLAと俺の下っ端ふたりは、「どちらにつけばいいのだろう」と悩む羽目になり、現在、組長ナリさん派とGO!!!君派はにらみ合ったまま、お互い手詰まりで小康状態を保っているのであった。的なバカ話をして大笑いしたり。

ガッチリ呑んだくれ、眠くなったところで適当に雑魚寝してもらって、いつものように宴は終わった。

 

あけて翌日の朝。 キャスタ、GO!!!君、Caruma君、AGLA、なっこ、俺の六人は筑波山にショートツーリングへ出る。キャスタとAGLAは午後から用事があるというので、とりあえず筑波を攻め、それから気が向いたら残りのメンバーで走りに行こうかと言う話になっていたのだ。

キャスタのニーシンガード。あの細い革パンの中に、なんでこんなに色んなものがはけるんだろう。

 

走るヤツはみんな準備してるのに、ひとりだけ明らかに準備の遅れてる女がいるね。

 

ろろちゃんとよしなし、Nのお留守番組に見送られ、柏を出発。

ツーリングってほどの距離じゃないけど、走ってきた。

 

ツーリング中。

 

高速でキャスタ、AGLAと別れ、午後イチくらいに帰ってきた俺たちは、そのままダルダルモードに突入。なぜならすでにろろちゃんがビールを開けて呑んだくれ、よしなしは呑んでこそ居ないものの半分寝ながらマンガを読んでいたからだ。

朝、あんまり喰ってなかったので、俺がハラ減ったとわめく。

するとNがコメを炊いているから、おにぎりとそばでいいかと聞くので了承。ご飯が炊けてNが

「なっこちゃん、おにぎり手伝って」

言うと隊長がすっくと立ち上がり「僕も手伝います」それを見てCaruma君がニヤっと笑いながら「おぉ、GO!!!さんカッケー!」すかさず俺が「GO!!!君の作ったおにぎりが食べたい」つってひとしきり笑う。やがてN、なっこ、隊長の合作おにぎりがやってきた瞬間、俺たちは吹きだしてしまった。

「やっべ、確実にどれかわかるよ、俺。これがGO!!!君の作ったヤツでしょ!」

そう、隊長のおにぎりだけが、ひどく独創的な形をしていたのだ。

「僕の作ったのは僕が食べます」

軽く口を尖らせながら(もちろん冗談でだ)GO!!!君が言うのを聞いて、また笑いが起きる。

結局、おにぎりとそばを喰いながらしゃべり、マンガを読み、ダルダル時間が流れてゆく。そのうちよしなしが『鋼の錬金術師』を読み終えて、帰り支度を始めた。マンガを読みながらそれを横目で眺め、準備の整ったよしなしが「じゃぁ、また」「おー! またなー!」マーマレードスタイル。

程なく隊長も立ち上がり、「洗濯しなくちゃ」とつぶやきながら帰っていった。

つってもそのあとメールが来たら、隊長、わざわざR1に乗り換えてライコまで行ったみたいだから、やっぱりちょっと走り足りなかったのかもね。今回は俺が完全にお疲れモードだったので、隊長には申し訳ないことをしたなぁ。

 

さて、残ったろろちゃん、Caruma君、なっこは、そのまま猛烈漫画喫茶モードに突入。

ろろちゃんはニコ動やYou Tubeで動画鑑賞に入り、Caruma君はキリンを全巻読破して、さらに次を物色してる。なっこはワンピース二周目に入り、俺はこないだ買ったスプリンターと、Nが買った動物のお医者さん。読みながらふと顔を上げると、黙々とマンガを読むダメな大人の画。

おもわずクスっと笑ってから、またマンガに戻る。

物足りない人もいたかもしれないが、俺としては疲れた身体を癒すちょうどいい流れだった。夕方になったらココイチの宅配でカレーを食い、ちょこっと話してはまたマンガや読書。学生時代の溜まり場のような雰囲気で、そのまま夜10時ころまですごす。

「おぉ、いつの間にか、すげぇバカな時間になってるよ」

と今さらのように苦笑するCaruma君となっこが帰り支度をし、いつものうちの基本で、さらっと帰ってゆく。そしたらてっきり泊まるもんだと思っていたろろちゃんも、「そろそろ帰る わー!」と笑いながら帰っていった。みなが帰ってちょっとさびしくなったところで、今回の宴もようやく幕を閉じた。

 

いつまでやれるのかわからないし、もしかしたら一生やれるかもしれない。

とにかく、やれるうちは、みんなとこんな風に呑んだり騒いだり、走ったりまったりしたりしながら、楽しい思い出と時間を積み重ねてゆきたいものだ。俺は、風呂に入りながらそんな風にニヤニヤと笑いつつ 、ゆっくりと湯船に浸かった。

みんなありがとう! すげぇ楽しかった! また呑もうね!

 

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