2012.11.02 水曜日のプレゼント

 

水曜日、書類もやらずに帰ってぼんやりしてると、携帯に電話が入った。

 

「おう、しきじゃねぇか。どした?」

「今、俺の目の前に、ダメなビューエルが見えるんですが」

「ぎゃはははっ! 俺んちは○号室だ」

てなわけで、しきが遊びに来た。

 

単車で来たしきが呑まない代わりに、ガンガン酒盃を干しつつ。

バカ話して笑ってると、またチャイム。

こんだユウヒが、彼女と一緒にやってきた。

そこへメールが入って、ちゃそちゃんも遊びに来るという。

 

俺を知ってる人間ならわかるだろう。

こういうときのかみさんは、嬉しくて調子に乗りまくる、まさにマイトガイ。

ダイナマイトばりの爆発力を持つ、完全無欠のダメ人間なのだ。

不安げなナオミの予感は的中し、大泥酔の大暴投。

記憶は半分も残ってないが、ナオミいわく。

「しきくんに、『大変っすねぇ』って同情されたよ」

てことだから、まあ、いつもどおりのダメっぷりだったはずだ。

 

翌日は二日酔いで、丸一日、使い物にならず。

さらに翌々日の今日になって、いまさらお腹が下る始末。

体力の衰えを、如実に感じたね。

 

とは言え、明日は山賊宴会。

また懲りずに呑んだくれるんだけど。

 

そんな感じで。

 

2012.11.07 固着の哀歌

 

先週末の山賊宴会レポは、今週末か来週あたり。

みんなすっかり忘れたころに上がると思う。

 

んで、今日はフロントタイアとブレーキパッドの交換。

ま、なれた作業だから、パッド交換とあわせて一時間くらいかな?

ミシュランはゴムが柔らかいから、交換が楽でいい。

 

ピストン六個の洗浄&モミ出しもスムーズに出来た。

 

が。

ひとつだけやらかした。

キャリパーのマウントボルトが固着してて、思いっきりナメてしまったのだ。

熱を持ちやすいキャリパーだけに、常に注意すべきだったんだが、実に不覚。ひととおりトラブルをつぶしたおかげで、今までに比べて『付け外しの頻度』が低くなってたのに、いつもの調子で力をかけてしまったため、ごるりん! っと六角穴が削れてしまった。

緩んでないわけだから、緊急性のあるトラブルではないんだが。

ま、いずれ交換しなくちゃなるまい。

 

最後に各部の緩みをチェック。

今回は、指で示してるグラブバーが緩んでた。

あいかわらず、ビューエルさんは油断ならない。

 

これでツーリングへ行く準備は出来たのだが。

どうやら今週末は雨のようだ。

俺、もしかして本当に雨男なのかなぁ(´・ω・`)

 

2012.11.10 山賊レポートとボルト交換

 

先週末あった山賊宴会のレポートが書きあがった。

http://rugnarok.exblog.jp/19158144/

ちっと長いんで、酒でも呑みながらのんびりどうぞ。

 

んで、今日は仕事が終わってから単車いじり。

固着してナメちゃった、キャリパーマウントボルトが着荷したのだ。

早速、ナメたボルトに穴を開け、エキストラクタボルトで引っこ抜いて……

引っこ抜けない。

フロントフォークがジャマで、エキストラクタのハンドルを取り付けることさえできない。

となれば、マーマレードスプーン的な解決方法しかないわけで。

 

ドリルの径をドンドン大きくしていって、固着したボルトを削り飛ばす。

最終的にはこんな感じで、雌ネジに傷をつけることもなく、無事に取り出せた。

 

三本のうち、左の一本がノーマルで、黒いボルトが今回買ったアンブラコ製。

かじり防止には、カッパーコンパウンドをつかう。

カッパーつーかゴールドな色合いのコンパウンドをつけて、きちっと締めこんだら。

 

完了。黒いから、ノーマルより引き締まって見える……と思うのは欲目かな?

とにかくコレにて、キャリパーマウントのトラブルは解決。

 

そんな感じで。

 

2012.11.12 メンテナンスと軽量化

 

日曜日のツーリングレポートは今週中に書く。

 

んで、今日はユリシーズのお疲れさんメンテ。

昨日のツーリング、距離は短かったけどメンツがアレだった。なので当然、ポンコツの車体にムチ撃って、いいだけシゴキ倒した。オイル漏れや致命的なトラブルこそなかったが、車体にはたくさん負担をかけたはずだ。なので、いろいろ面倒を見てやる。

 

朝イチ、いつもより早めに家を出たら、職場に着くなりオイルを抜き。

昼休みに、プライマリ&エンジンオイル交換。

 

プライマリはスズキ純正のギヤオイル。

エンジンオイルはいつものケンドル20w-50で。

 

そんで、各部の注油や緩みチェックをしてるとき、ふと思いつく。

「う〜む、よく考えたら俺、ほとんどタンデムしないんだよなぁ」

思っちゃったらもうダメ。

 

一気にリア周りをばらし始め。

グラブバーとバックレストを取っ払う。

アルミとプラスチックだが、2〜3キロくらいはあるだろうか。

 

外した穴は、クルマの内装用プラスチックファスナーでふさいだ。

写真は撮り忘れた。

 

かなり軽量化になったと、ニッコニコのかみさん今月いっぱいは42歳。

マスの集中化とか軽量化ってのは、一部の単車乗りをとりこにする魅力があるのだ。

いや、ホントに。

リア周りはスッキリしたけど、見た目のケツ上がり感は減ったかな?

あと、カウルを短いのに戻した。

『まろやか』の文字は残念ながら、オイルまみれの手で触ったらはがれてしまった。

 

そんで帰り道、いつものルートをすっ飛ばしてみると。

「ぎゃははは! なんだこれ、軽っ! あんなちょっとで、これほど違うのか!」

思わずメットの中で叫ぶ。

ブレーキリリースからカットインの時の軽さとか、アクセルオンで立ち上がるときのリア動きが激変。あんまし変わりすぎて、ちょっと乗り方を考えないと、今までどおりには走れないくらいだ。いっや、マスの集中ってホント効果があるね。

とりあえず、車載性が下がった変わりに、曲がりはより鋭くなったので大満足。

 

ま、そんなイキフンで。

 

2012.11.14 でっかいもん倶楽部

 

山賊をエンカイカテゴリにしてからは、超おひさしぶりの、でっかいもん倶楽部。

タカシとビーフライン行って以来だから、半年ぶりくらいかな? 飛ばすツーリングしてきた。

http://rugnarok.exblog.jp/19198200/

時間は短かったけど、楽しかったぜ!

 

2012.11.17 クロメタル・パニック

 

ちょっと前から、気になってたコトがある。

クラッチレバーのガタと破損だ。8000〜10000円くらいだし、そろそろ交換するかと思ってたら、ちょうどオークションで6500円の新品が出てたので購入。ショートレバーだけど、俺はクラッチもブレーキも人差し指と中指の二本がけだから問題ない。

それが昨日、着荷した。

下が今までのレバー。

ぶっ壊れてスプリングが「こんにちわ」

いや確かにアイサツは大切だけど、おまえにはされたくなかったよ。

 

プライマリケースも開けて調整しなおし、クラッチは終わり。

ブレーキ側はもっと簡単、五分でインストール完了。

 

そんで帰りに夜道を走り出したんだが。

しばらく走ってると、なんかハンドリングがおかしい。

「なんだろう? フロントがパンクでもしたk……ぬおっ!」

 

暗い道端で、いきなりバイクが<オートマチック・フルブレーキング>

 

『フロントブレーキがかかった状態のまま』になってしまった。

レバー付け根部分の、精度の悪さが原因だと思われるが、とにかく、エンジンやなんかと違って、モノがブレーキだけに、クラッチ切ろうが何しようが、その場から動かせない。

かみさん久々に、軽いパニック状態。

『コカしても起こす前に写真を撮る』俺が、写真を撮り忘れるくらいの狼狽っぷり。

 

ほとんど道の真ん中で途方にくれつつ、真っ暗な中で工具を取り出す。

手さぐりでボルトを抜いて、レバーを取り外し。

ボルトの代わりに六角レンチを突っ込んで、とりあえずブレーキを使えるようにする。

コレは今朝、明るくなってから撮った写真。

今朝もこの状態で通勤し、仕事の合間にレバーを交換。

 

ついでにクラッチ側も、レバーの先だけ元のヤツに戻した。

結局、『この黒い金属の塊を6500円で買った』ことになるわけで。

まさに、安もの買いの銭失い

みんなはケチらずに、日本製のきちんとしたパーツを買おうね(´・ω・`)

 

そんなしょぼくれ具合で。

 

2012.11.20 クーリングファン

 

風雨にさらされ続けた<警告灯キャンセル用の抵抗器>が、ついに死んだ。

んじゃ、新しい抵抗器を買っ……や、まてまて俺。オイル漏れでファンが固まったから、ヒューズが飛んだんだぞ? そんで、めんどくせぇからファン取っ払って抵抗入れてたんだぞ? オイル漏れ直ったんだから、そこで抵抗器を買いなおすのはおかしいだろ。

素直にファン取り付けろよ。

 

つわけで、仕舞っておいたクーリングファンの取り付け。

前後スタンドかけてから、ジャッキで腹下をささえサスを抜く。

 

カンケーないけど、グラブバー取っ払ったらリアフェンダもジャマに思えてきた。

でもリアフェンダ外したら、シートレールを短くしたくなるんだろう。

カツオとワカメの千歳アメ的に(ピンと来たらおっさんorサザエマニア)。

 

ファンの取り付け自体は慣れてっから、まあ、なんちゃないんだが。

いかんせん、『ついでに目に付く』ユルみや汚れが多いったらない。ものすげぇ狭いところにあるボルトの緩みを見つけて、ハーネスをよけながら苦労して締めたり、サスや後ろ足周りのドロと油を落としたり、そっちの方がよっぽど時間を食った。

もっとも、時々バラしを入れてやる方が、結果的に具合がいいつー事実もあったり。

キャリパーボルトかじったりしな いしね。

 

んで、仕事がハネて帰り道。

テキトーにぶん回してすっ飛ばし、家に帰り着いてドキドキしながらエンジンを切ると。

ウィッ、ぷつん……

ファンがまわり始めた瞬間にヒューズが飛んで、残念ながらファンの 死亡が確認された。

 

新品は高いから中古を買うか。

それとも、また抵抗器ぶちこもうかね。

真夏のロングでも、なくて平気だったし。

 

そんな感じで。

 

2012.11.24 ストリートダンサー

 

思いついたら、やってみなくちゃ気がすまない。

かみのかみたる由縁(ゆえん)であり、かれこれ40年以上、これでやってきたわけで。

とりあえず、『リアフェンダを取っ払って』みた。

 

ますはウインカーの移設。

写真右側の位置にあったウインカーは、暫定で写真左の位置へ。

すると残りは、ナンバー灯とリアシートをあけるキーシリンダーだけ。

なので、とりあえず取っ払ってみる。

 

取っ払ったリアフェンダ。

プラスティックだから、さほどの重さはないかと思ったら、わりと重くて嬉しい誤算。

あとは牧場(パーツ置き場)に転がってるステー類で、適当にナンバーをマウントする。シートリリース用のキーシリンダーは分解して、リリース用のワイアだけを、むき出しでナンバーそばに設置してやる。突然、思いついて作ったから、ステーはありあわせだけど、なんとか終了。

 

夕方、もひくんが自宅まで治療に来るといってたので、時間に追われながら作業しつつ。

フェンダレス化、無事に終了。

 

ビューエルXBらしからぬ、シート下のたっぷりスペースは、しっかり元のまま。

 

取っ払ったら、今度はシートレールを短くしたくなるかと思ったが。

思ったよりキレイに仕上がったので、リア周りはコレでOKかな。

 

んで、帰り道にすっ飛ばしてみたのだが。

走り出しから、まっすぐな道と街乗りまでは、ほとんど変化を感じなかった。「まあ、思ったより重かったとは言え、しょせんプラッチックだからなぁ。なんとなく軽くなった気はするし、こんなもんか」と半分あきらめながら、いつものツイストロードで、曲げ始めた瞬間。

いっや、くっそ笑った。も、笑うしかない。

変化の度合いで言えば、ノーマル状態からグラブバー外した時ほどではない。だけど、ケツの動きがバカみてぇに神経質。いままで安定して曲がれてたところで、ギャップを拾いながらぴょこたんぴょこたんケツが踊りまくる。ケツに感じるインフォメーションが、体感的に2倍以上。

「こらぁ、サスセッティング一からやりなおしだなぁ」

つぶやきながらも、顔がにやけてしょうがない。

 

とりあえず、リアの軽量化はまたも大成功。

めちゃくちゃ楽しい、ダンサブルなバイクに仕上がった。

ただ、悪いことつーか、困ったことがひとつ。

 

俺、このバイクに荷物積みたくないよ(´・ω・`)

 

2012.11.26 フェンダレスの養生と、山賊宴会のお知らせ

 

フェンダを外したあとに穴が開いてる。

そのすぐそばにはシガーソケットがあり、ETCの電源を刺しっぱなしにしてある。

そして今日は、昼過ぎから雨になる模様。

雨の中ソケットむき出しとか、精神衛生上とてもよろしくないので、養生してやることにした。

 

まずはナンバー灯。

つっても電球をケースから外して、タイラップで留めただけ。

 

それから、ステーの全貌と、フェンダを外した後の穴の処理だ。

ステーはホムセンで売ってる例のヤツと、ハヤブサ用ノーマルナンバーステー。

穴の処理は、100均で売ってた接着剤つきアルミ板を、はさみで切って整形。穴のサイズにあわせて一枚切り、それより大きめにもう一枚切り出す。その二枚を接着面どうし張り合わせ、はみ出た部分を利用して車体に接着。ちと弱そうなので、上から得意のブチルテープ(矢印)。

どう見てもガムテに見えるが、決してガムテではないので、そこんとこシクヨロ。

 

んで、今週末はこりもせず、また山賊宴会。

12月1日(土)の夕方から、場所は秩父、いつもの川原。

メンツもまあ、いつもどおりだろう。

気になったヒトは、カンペキな防寒準備を整えた上で、焚き火魂を胸に参加してくれるといいと思う。

マジで寒いから、<死なない装備>はゼッタイ必須だよ。

 

そんな感じで。

 

2012.11.27 死には至らない病

 

雨こそ食らわなかったものの、昨日は道がぬれていた。

「フェンダレスの具合はどーかなぁ」

職場に着いてからチェックしてみると。

うむ、やっぱりドロが跳ね上がってるか、なんて眺めてたのだが。

ふと、大事なことに思い当たる。

「このウインカー位置じゃ、荷物積みづらいんじゃね?」

つーか積んだらたぶん、ウインカー見えねぇ。

 

つわけで昼休み、ウインカーの交換をする。

牧場(パーツ置き場)で遊んでたウインカーに、L字金具でステーを取り付け。

「さて、車体のどこに取り付けようか」と、しばし考え込むマイトガイ。

片側で計6ヶ所、どこでも取り付けホーダイなのだ。

 

仮留めしちゃバラし、仮留めしちゃバラしを繰り返し。

結局、無難な位置に収めて、気づいたら二時間。

荷物が積めるようになったが、昼寝の時間はなくなった。

 

つーか最近ナニが怖いって、ユリシーズを見るたびに。

「あれ? ココってもしかして外せんじゃね?」

とか思っちゃう、すっかり<軽量化病>に取り付かれた自分のドタマが怖い。

これ、カンペキじゅんから罹患したんだろうなぁ。

 

もしやるとしたら、次の犠牲者はおそらく、タンデムステップ。

いや、やんないけどね……たぶん。

そんな感じで。

 

2012.11.28 牧場のチカラ

 

昔からのダチとか、マーマレを長いこと読んでるヒトは、きっと知ってるだろう。

俺が、「そのうちやる」とか、「たぶんやんない」つったら、大抵の場合、すぐにやるか一生やらないかだ。んで、こと単車に関して言えば、前者の場合が多い。何の話かって、昨日の日記で言ってた、タンデムステップをどうこうって話。

 

宅配便がきて、オークションで落としたものを置いていった。

XB用のステーやボルト一式。

イチバン右にある金色のステーが欲しかっただけなんだが、新品単体で買うのもアレなんで、長いこと出物をまっていたブツだ。知らないヒトにはガラクタに見えるだろうが、俺にとっては宝の山。ボルトはばら売りしてくれる店を見つけてたけど、その他のステー類が、とってもありがたい。

早速、クラッチケーブルのガイドを取り付けたり。

 

と。

昨日の夜、思い出したネタがフラッシュバック。

「昔、手当たり次第に落札かけて、100円とかで落ちたパーツの中に、あれがあるはずだ」

エリック牧場を探してみると、あんがい簡単に見つかった。

XB12R用のステッププレート。

見つけたのは、エリック牧場<院内支部>。

整骨院のウラには、ホームセンターボックスが五つ積んであり、その箱を総称して、<パーツ牧場>と呼んでいる。誰がって俺が。その中のひとつが、ビューエルパーツだけを入れてる<エリック牧場>なんだが、これは<屋外支部>と呼ばれる。誰にって俺に。

んで、それとは別に、院内にもパーツがしこたま置いてある。

それが、エリック牧場<院内支部>。

暇ができたらパーツ牧場を整理して、院内支部のパーツも屋外へ出さないとなぁ。

 

てなわけで、モノが手元にあるなら、やってみたくなるのが人情。

半日仕事がハネるなり、まずはユリシーズのステッププレートをばらしてみる。

写真はすでにステップを付け替えてある。

見りゃわかるように、ごっそり大物が外せたので、またも軽量化が進んだ。

俺自身の軽量化の話は、キミの胸の奥に仕舞っておけ。

 

そしたらプレートを本体へ取り付ける。

左は余計なものがないので、あっという間に取り付け完了。

とは言え、このままではシフト操作ができない。このままシフトできるのは、猪木か馬場だ。

しかし、心配は無用。ビューエルXBてのは、年式や車種で多少の差はあれど、基本的に共通部品がアホほど多い。それこそ80年代のヤマハなんかより、ずっと互換性が高いのだ。その上、エリック牧場には細かいパーツがたくさん。

 

つわけで、とっととシフトレバーのマウントを変える。

ごらんのように、レバー位置を下げてたパーツを取り外し、クランクケースに直接マウントしてやったら、あとは牧場に転がってた、短いシフトロッドに交換するだけ。あっという間に、XB12Sとほとんど変わらないポジションを手に入れた。

これがRだと、ステップがオフセットされないから、もう数センチ高くなる。

 

さて、お次は右のステップ。

ブレーキマスターシリンダーの移設があるから、左より手間はかかった。

んで、この写真の赤いテンショナの上にある、黒いベルトカバーなんだが。

これが、ステッププレートに押されてベルトにちょこっと干渉してた。試しにスタンドに乗せてエンジンかけてギアを入れると、ぶ〜っとベルトの擦れる音がする。なので牧場を探してみると、同じパーツがもひとつあったので、こいつは遠慮なく、干渉してる部分をぶった切る。

こうして無事、タンデムステップの取り外しと、バックステップ化が同時にできた。

 

またがってみると、さすがにステップが高い。

感覚的には正座してる気分だが、これは仕方ないだろう。二年以上も同じポジションだったんだから、いきなり違和感ない方がおかしい。つわけで、帰り支度をしたら走り出す。今日は荷物を積んでたし、路面も濡れてたので、ポジションに慣れる意味でのんびり走った。

その範囲で、わかったことなんだが。

 

こ れ は 面 白 れ ぇ !

 

今までより速く走れるのか、ダートも走れるのか、まだちっともわからないけど。

それでも、やたら面白いバイクに仕上がったことだけはわかった。

春に出るらしいKTMの新型に、一瞬、心惹かれたりもしたけど。

かみさん、まだまだビューエルに乗るよっ!

 

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