2011.05.09 整理体操 春ツーリングのレポート進捗状況は、現在、第一日目の前編。 まだまだ先は長いので、のんびり書くつもり。むしろ忘れたころに出来上がるから、その時に改めて、琵琶湖宴会や竜神スカイラインを振り返ってもらえれば、書き甲斐がある。全部で13ファイル(インデックス1、本編12)になり、今週末には書きあげるつもりだ。
んで、今日はツーリングの整理体操。 まずは、またもツーリング中に外れてしまったフレームカバーを、今度こそ外れないように取り付ける。左ばっかり外れるって事は、駐車して左に傾いてる時に雨が入り込んでるんじゃないかな。でも、通勤で使う以上、雨をまったく食らわないわけにはゆかない。 なので今回は、雨対策も考えて貼ってみる。 外したカバーの、雨が入りそうな『上と前』を中心に両面テープで取り付け。 さらにイチバンよく外れる場所あたりを中心に、
ビニールテープで隙間をふさいで養生し、
カーボンテープで補強する。 うん、ごめん。ウソついた。カーボンルックな100均のガムテで補強する。 やっぱり俺の単車はガムテがよく似合う。ほっとけ。
お次はサスペンション。 タンデム用にサスのセットを硬くしてたので、まずはそれを戻す。固めてたプリロードを一段づつ下げ、ノーマルと同じ姿勢にしたら、そのまま完全にノーマルセットじゃなく、大まかに「こんな風にしよう」と考えてたセットにしてみた。細かいことは竜神レポの時に書くつもりだ。 伸び側を中心に、ノーマルより若干、固める方向でセット。
最後にエンジンオイルを500mlほど足してやって。
可動部分に注油してやれば、整理体操は終了。 すっきりサッパリ、これでまた走る準備が整った。
明日はたぶん、今夏のツーリングに向けて買おうと思ってる、コットの話。 もしくは、そろそろ交換次期なタイアの話。
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2011.05.10 タイア
春ツーレポ進捗:二日目書き終わった。明日には三日目の前後編を書き上げる予定。
今日は仕事とレポ書きの合間を縫って、通販でタイアを購入した。 サスをやわらかめに低速でトラクションを掛けやすくすれば、『ビューエルの速度域で公道』なら、ハイグリップタイアは要らないんじゃないかと、前回はロードテックを履いた。で、龍神でムラタやフラ公とガシガシやり合ってみて、充分なことがわかった。 ビューエルで公道なら、ハイグリップのネガポジと、バランスでトントンじゃないかな。 であれば、冷間時の即応性やウエット性能、ライフなどのアドバンテージから、今回もスポーツツーリングを選ぶのがいいだろう。つわけで候補に上げたのは、メッツラーのロードテックZ8インタラクトと、ミシュランのパイロットロード3のふたつ。 どちらも新しく出たばかりの、スポーツツーリングタイアだ。 それぞれツーリングタイアとして評価の高い、Z6とロード2CTの後継タイアで、正直、このクラスになれば、ウエット性能だのライフだのは互角と言っていいだろう。最終的にはパターンとかプロファイルの好みで決めちゃって問題ないはずだ。
パターンといえば、実はロード3の奇妙なパターンは、非常に心惹かれた。 すべてのセンスが最低のフラ公は、「かっこ悪い」なんて言ってたが、あのヤケクソとも思えるサイプの数はヘンとかダサいとかを通り越し、一周回ってむちゃくちゃカッコイイと思う。今までだったらノータイムでロード3を選んでるだろうね。 脊髄反射で生きてるから。 ただし、今回はとにかくZ6の印象が最高で、単純な俺は一気にメッツラーファンになってしまっている。新しいZ8もぜひ履いてみたい。昨日からそんな感じで悩んでたら、久々にゴーが遊びに来たので、相談つーか話をした。んで、話してるうちに考えがまとまった。 今回はロードテックZ8インタラクト。 納期は未定だが、来週あたりには来るだろう。
22日にirohaと走りに行く予定なので、それまでには慣らしを終わらせなくちゃ。
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2011.05.13 雨具の感想 春レポ進捗:あと4ファイルほどなので、土日にガンバレば終わる。
んで、雨の日乗らない人には、あんま興味ないだろう雨具の話だ。 三月に買ったゴルドウィンのワイパー。 ツーリングや今回の大雨で、ようやく本格的に試すことが出来た。 んで、その感想だが……う〜ん、惜しい! ちょっと欲張っちゃって、肝心の機能がスポイルされてる。親指のハラの部分に柔らかいスポンジ状の部分があって、それでふき取ることも出来れば、親指横のエッジ部分で雨をこそぎ落とすことも出来るってのが売りだったのに、肝心のエッジ部分が軟弱。 前に使ってた、 コレに比べると、エッジの部分が弱すぎて、シッカリ雨をこそぎ落とせない。 たぶん、あんまり硬くするとシールドを痛めるだろうという配慮だったんだろうが、その配慮が完全に裏目った。これだったら布で拭くのと変わらないし、それならどっかにウエスを挟んでおけば事足りる。そうじゃなくてワイパーのゴムエッジでこそいだ、クリアな視界こそが大事だったのに。 つわけでコレはお蔵入り。 あとでまた、前のやつを買い込んでおくことにする。
雨具もうひとつ。
軍用の防水サロペット。 一見、ただの布ズボンっぽいし、水をかけて濡らしてみると、
フツーに濡れる。 だが、実はコレ裏面がゴム引きなので、
ウラにはまったく染みてこないのだ。 今回使ってみて、さすがにド大雨の時はアレだが、普通規模の雨ならまったく濡れることなかった。なんと言ってもカッパと違って、これなら雨が上がってから履いてても違和感がない。朝は降ってるけど帰りは大丈夫そうとか、帰りだけ雨の予報だなんて時は、活躍してくれるだろう。 以上、通勤ライダーと雨でもライダーに送る、かみさんの雨具レポートでした。 さて、ツーレポ書こうかね。
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2011.05.14 タイア交換 春ツーレポは、早ければ今晩アップ。遅くても明日の夜には上がる。
午後からタイア交換だぞーと思ってると、昼ころ、珍しいオトコが顔を出した。 「かみさん、仕事中にタイア交換しないんですかー?」 いきなりむちゃくちゃ言いながら入ってきたのはR。治療に来たのかと思ったら、ただ遊びに来たみたいで、俺が仕事してる間、ウラで自分の単車をいじってた。んで、手が開いたときにウラへ行って話をしてたら、音もなくすーっとやってきた単車が一台。 GSX−R1000<K9>に乗った、ゴーだった。 「は? なに? どうしたのそれ?」 「買ったんですよ」 ニヤニヤ笑ってるから、きっとウソだ。後ろに回って見ると、ナンバーがゴーの住所と違う。 「あんだ、やっぱ違うじゃん。誰のだこれ?」 「マーちゃんのです。フェザー預けた代車なんですよ。慣らし中ですけど」 ゴーはとにかく乗り方が丁寧で、あんな速いのに、タイアもチェーンもスプロケもあんまし減らない。そんなゴーが慣らししてくれるとか、実にうらやましい話だ。俺も次に新車買ったら、慣らしやってよつったら、コンマ五秒で「ヤです」って言われた。 イジワルゴー。
それからゴーを治療してると、ウラからかちゃかちゃ音がする。 「Rがウラでナンか、かちゃかちゃやってますね」 「なはは、いいことじゃないの」 「でも、アレかみさんのビューエルをイジってますよ。さっきイジりたそうだったから」 「な、なにをう! ちょ、なにしてんだアイツ!」 そのあと別の患者さんを治療して、仕事は終わり。カルテ書きを終わらせたら、さて、それじゃあタイア交換をはじめようか。張り切ってオモテにでると、なにやらすでにフロントのキャリパーが外されてるじゃないか。もちろん犯人はRだ。 「これ、ホイール外さないでキャリパー外せます?」 「なはは、俺には無理だね。知恵の輪みたいだし。つーか今回はリアから交換するんだ」 リアの方がちょっとメンドウなので、先に終わらせた方が楽だと、前回学んだのだ。 Rとゴーがダベってるのを聞きながら作業してるので、ちっとも退屈じゃないのがありがたい。Rなんかは時々手を貸してくれたりするので助かる。ただし、その合間にふたりで、「いやー、この作業するんなら、俺は何千円か払って、やってもらった方がいいですね」とかイジワル言うけど。 夏日のような上天気の中、大汗かきながら前後のタイアを交換する。 「うっわ、このコンプレッサーうるせぇ! なんでこんなウルサイんですか?」 「安物だからだよ。布団、掛けちゃえば静かになるよ」 ふたりそろって、言いたい放題。 なんだかんだ言いながら、前後で一時間半くらいかな。だいぶん慣れた。 もっとも、ふたりのおかげで退屈しないでやれたから、体感時間はもっと短かったけど。 タイアについたビードワックスをクリーナで落としてると、「そんなの走っちゃえば落ちますよ」と突っ込まれたが、「ヤだよ怖いじゃん」怖がりのかみさんは聞く耳持たない。あと、これは自分用の覚え書き。次回のタイア交換時には、一緒にホイールベアリングも交換する。 「東京へ飯を喰いに行く」と言うふたりを送り出し、後片付け&空気圧チェック。 今回は、前後とも規定値マイナスコンマ2くらい。
片づけが全部終わって、三時すぎくらいだったか。 ネタ作らないように、ゆっくりと走り出すと……ウホッ! やっぱ新しいタイアは気持ちいい! 街乗りで、ちょこっと切れ込むように感じてたハンドリングが一新された。思ったように思ったところまで寝かすことも、あんま寝かさずくるりと曲がることも出来る。 「これこれ、この気持ちいいハンドリングが、ビューエルの真骨頂だよな!」 嬉しくなって、帰りはちょっと遠まわり。新しく出来た道路をいくつか繋いで遊ぶ。 生活使用範囲は皮を剥き終わったので、残りは峠にでも行って削ってこよう。
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2011.05.15 ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験) 春のツーリング&宴会レポート、『ゴールド・エクスペリエンス』を書きあげた。 ハナから読むなら、第〇話から。 全体を把握するなら、インデックスから。 ムダに長いので、酒でも引っ掛けながら、暇つぶしに読んでもらえれば幸い。
結局、朝になっちゃったので、俺は今から寝る。 |
2011.05.16 タカシとハンドル
日曜の夕方ごろ、タカシが遊びに来た。 宅配でモスバーガーを食いながら、タカシはコーラ、俺とナオミはビールでカンパイ。琵琶湖の話や乗り方の話をして、それからタカシはマンガ。で、俺がYou Tubeでライディング講座を見てたらタカシも食いつき、そう言えばってんで、ろろちゃんが作ってくれたDVDを一緒に見る。 これでエンジンがかかったかみさん。 パイクスピークのヒルクライムだの、氷上エクストリームだの、色んなバイク動画を見始める。さらに音楽の動画を見だしちゃったところで、泥酔エンジン全開。AC/DC、モーターヘッド、ヴァンヘイレン、デイビッド・リー・ロス、ニルヴァーナ、クイーン……止まらなくなる。 ナオミが寝ちゃっても、かみさん絶好調。タカシ涙目(推定)。 結局、日付が変わるまでつき合わせてしまった。反省。
んで、今日の昼休みは、ハンドル交換。 『やるぜ仕様』のモトクロスハンドルを外し、ノーマルポジションのハンドルに付け替え。ついでに、エアクリボックスを外して、スロットルボディのクリーニングと、アクセルワイヤーのチェック。ボックスを戻してETCを固定しなおし、ブローバイまわりのオイルも掃除。 最後に各部ボルトのゆるみチェックをして、通勤仕様の復活だ。 んで帰り道にテストライド。 ケツ乗りになって、ひらひら楽しいはずなのに、今ひとつエキサイティングさに欠ける。「なんでだろ。タイア換えたからかな?」なんて考えながら走ってたら、ああそうだ、思い出した。伸び側をちょっと締めてたんだっけ。 明日、ノーマルセットに戻してやろう。
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2011.05.17 ウエットセッティング 昼休みになるや否や、サスペンションをいじる。 ノーマルセッティングにしようとして、ちょっといたずら心が出た。「確か天気予報は、雨だって言ってたな。帰りはウエットか。どうせアクセル開けらんねぇなら、思い切って柔っこくしてしてみっか」つわけで、ウエット通勤セッティングにしてみる。 まず、前後のプリロードを抜く。足つきを確保しつつ、低速で初期の動きを出すのが狙い。 それから伸びと圧側の両方のダンピングをそれぞれ弱める。低荷重での追従性を狙った。 正しいかどうかはわからないが、理屈ではこれで雨の日に走りやすいはず。 で、帰りにテストライドしてみると……やりすぎた。動きすぎ。体重59キロだかのセッティングとほぼ同じだから、まるっきり落ちつかない。追従性とかの前に、気持ちよく走れない。雨がほとんど上がっちゃってて、一部の路面が乾いてたから、余計にそう感じたのかも。 つわけで、明日はノーマルセットに戻し、ろろちゃんとラーメン食ってDVD鑑賞会。
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2011.05.20 呑んじゃうもん倶楽部と、サスとお知らせ
相変わらず、ウルトラ楽しかったよ。
んで、今日はサスペンションいじり。 ミクシィでRに教わったので、早速、圧側の減衰を全ヌキしてみた。それからフロントのプリロードをケガキ線ひとつ強め、リアのプリを逆にひとつ抜く。近めのハンドルに合わせて、思いっきりリア寄りのセッティングだ。とりあえず、伸び側はノーマルセットのまま走り出してみる。 「ぎゃはははっ! 動く、動く! すんげぇ踊る!」 圧側の減衰を全部抜いてるんだから、そらそうなんだが…… いやぁこれがオモシロイの何のって。 絶対性能とかどうでもよくなるくらい、もんすげ楽しく暴れまくる。アクセルオフで沈み始め、ブレーキと同時にぐぐんっとフロントが縮み。つーっと曲がったらアクセルオンで、思いっきりケツを沈めながら立ち上がるユリシーズ。フロントがリフトしづらいから、開けやすいのかも。 もちろん、全体の速度は遅くなってる。 だけど、通勤くらいだともう、これが楽しいったらない。 こらぁ、しばらくはこれで遊ぼう。
んで、今週の日曜日は、irohaと房総を走ってくる。 いちおう雨っぽいから、当日の朝、ヤフー天気で降水確率40%以上だったら行かない。もちろん、模範的ツアラーなふたりなので、牧歌的なツーリングになることは間違いない。irohaと走るのは久しぶりだから、のんびり景色を眺めながら、たくさん話してこよう。 そんな感じで。
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2011.05.22 掲示板 かつて、本家サイトである【神々】でも、同じことがあったのだが。 正直、鬱陶しいので掲示板を外すことにした。 俺のバカな話を晒してるのは、同じような考えだったり、違ってても理解しあえる、あるいは尊敬できる連中と、出会ったり、一緒に走ったり、呑んだりしたいからだ。少なくとも、一緒に走る気や呑む気の起きない人間のために、俺の時間を削るつもりはない。
意見やお叱りであれば、もちろん聞く用意はある。 それは反省や発奮の材料となるし、俺の知らない、あるいは気づかなかった観点から、目を開かせてくれることも多いからだ。ただ、俺や俺の周りの人間を不快にするためだけの言葉に、場所を与えてやる必要性を、俺は感じない。
メールは残しておくから、俺を不快にしたいなら、俺だけに送ってくればいい。 そうでなく、『他の誰かが見てるところ』で、俺をコキおろさなければ気がすまないなら、それは自由だと思うから、自分でそういう場所を作ればいい。『俺が用意した場所』でいくら俺をコキおろしても、それは俺の心には響かないし、鬱陶しいと思うだけだ。
つわけで本ウェブサイト、marmalade spoonは。 交流の要素が弱まり、俺が一方的に発信するスタイルになる。もっとも、それは本来の立ち位置である『【神々】の作品』として正しい姿なのかもしれない。俺はそれで構わないし、それでも俺と走りたい、呑んだくれたり、バカ話してみたいと思ってくれる人がいるなら。 いつかきっと出会えるだろう。
もうひとつ大事なことがある。 かつて【神々】の掲示板で暴れまわり閉鎖させた女が、ある場所で誇らしげに、「アタシがあそこの掲示板を閉鎖に追い込んだ」と書き込んだことがある。その書き込みを見て、ある人物が興味を持ち、【神々】を読むようになった。そこから、その人物との交流が始まった。 のちにその人物は、ナオミさんと呼ばれるようになる。 今度のことでも、もしかしたら、誰か面白いヤツと会えるかもしれない。
そう考えて俺は、ちょっとワクワクしてたりもするのだ。
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2011.05.24 F (エフ) 仕事を終えて、帰る途中。 気持ちよく裏道を走っていると、アクセルオンの瞬間、ライトが消えた。 「うわ、またバルブ切れかよ!」 と、クチを尖らせながらハイビームにして走る。んで、曲がる時にウインカーを出したら、点灯しない。どうやらヒューズが飛んだようだ。「なはは、いろいろと用意してるなぁ、ビューエルさんは」と笑いつつ走る。つっても夜間、ハイビームのまま走るというのは、前のクルマにすごく迷惑だ。 かと言ってライトなしのまま走るんじゃ、こんだ俺が危ない。 となれば選択肢はひとつしかないわけで。
何人(なんぴと)たりとも、俺の前は走らせねぇ!(迷惑かけるから) 久々、ケーロク並に気合を入れてすっ飛ばした。 ハンドル、下げたくなった。
つわけで明日はヒューズ交換と原因究明、それにマフラーのサビ対策。 あと、もしかしたらサス交換。 今の中古サスが、前のオーナーで12000〜14000キロ。俺が乗ってさらに8000キロ使ってる。そろそろオーバーホール次期だ。ノーマル新品は10万くらいしちゃうので、貧乏ほねつぎには、ちとキビシイ。オーリンズなんてその三倍もするから、すっぱいに違いない。 俺のフトコロはしょっぱいけどな。ほっとけ。
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2011.05.25 バカとマフラー 仕事がクソ忙しかったので、わりとヘロヘロになりつつも。 着替えてウラに出れば元気は回復する。 まずは昨日、いきなし飛んだヒューズの交換と原因の究明。
飛んだのは、10AのACC(アクセサリ)ヒューズだった。 昨日の夜中、ネットで情報を調べたのだが、共通項の多いビュエルでも、さすがにここらは年式や型式でずいぶん変わってるようだ。同じACCヒューズ切れなのに、症状がだいぶん違っているので、結局は自分で探すしかない 。 クソ暑い中、『ビューエル定番の弱点』をチェックしたところで……飽きた。 つーか昨晩、ネットで調べてっとき思ったんだけど、ビュエラー(ビューエル乗り)って、やっぱちょっとイカれてるわ。電気系って確かにメンドウだし難しいけど、かなりのビュエラーが、『スペアヒューズをたくさん持つ』つー、俺並にアタマの悪い方法で対処(?)してるんだもん。 イッコも事態の解決にはなってないけど、思考のベクトルは好きだ。 ロケットもマルキューもそうだけど、バカな単車ってバカなやつが乗るんだねぇ、やっぱ。嬉しくなっちゃうよ(バカはごく一部です)。つわけで原因究明は、『そのうち気が向くか、もう一回ヒューズが切れてから改めて』という、とっても俺好みの方向でいったん終了。
続いて、マフラーのサビ止め養生。
後ろっかわ。まだ深くはないけれど、かなりサビが浮いてる。
前っかわ。溶接部分はすこし濃い目にサビてる。 当初は、マフラーを外してから、磨きと塗装をする予定だったのだが、いかんせん上写真のマフラーとエキパイの連結部分にあるネジが外れない。高トルクなのかサビと熱でカジってるのか、まるっきし動く気配がない。しかもサイズ的に使える工具がモンキーレンチじゃ、間違いなくナメる。 インチソケットを買ってなかったのが致命傷だった。
マフラー外しは断念し、マスキングして塗る方向で。 通販で買った耐熱スプレーと養生テープの出番だ。 まずは幼女テープで、なにその手が後ろに回りそうなテープ。養生テープで慎重にマスキング。何度も塗装に失敗してる俺が言うのもナンだが、塗装のカギは事前の作業、養生とか下地作りでまるっきし違ってくる。 今回はマフラー、しかもこの位置なので、仕上げ面の綺麗さは要らない。 代わりに、サビ取りをしっかりやる。サビ取り剤ぶっかけて金ブラシでごしごし。それからスポンジ状のヤスリで磨いて最後にパーツクリーナーで脱脂。そのあとマスキングを念入りにやる。下のほうは寝っ転がりつつ、奥の方は指がツリそうになりながら。 なんとかかんとか、マスキングも完了。
んで、塗る。 かみさん得意のつや消しブラックなので、細かいことは気にせずガンガン吹き付ける。ちなみに使ったのは、耐熱温度600度のエンジン、マフラー、ストーブ用ってやつだ。ひと缶710円で、注文した翌日に届いた。モノタロウ最強伝説。 そう言えば、今年モデルのモノタロウTシャツ買わなくちゃな。
下っ腹、前にヘコました部分のケズレ傷も含めて、全部、塗り終わった。 液ダレもなく使いやすかった。
こんでしばらく、サビの心配はないだろう。
養生の時、寝っ転がったりとかエラいアクロバティックな姿勢で作業してたので、だいぶんお疲れになっちゃったかみさん。この段階でサスペンションの交換なんぞ、まるっきしやる気ナッシング。代わりに足回り可動部分の清掃と注油をして、メンテナンス終了。 初夏の日差しに汗かきながら、ライコランドでヒューズとプレクサスを買って。 ちょこっと遠回りしながら帰りましたとさ。
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2011.05.26 スペアとプラモ 昨日、買ってきたヒューズを、単車に積んでおく。
この三種類が、ユリシーズに使われているヒューズ。 ミニブレードタイプってヤツだ。 シート下のスペースに小袋が入れてあるので、パッケージをバラしてしまいこむ。
左上が買ったヒューズ。 右の袋とオレンジのがパンク修理セットで、その下が、応急用アクセル&クラッチワイアと、それぞれを留める応急タイコ。んで青いのが、ワイアカット用のニッパ。こうなってくると、バルブだのプラグだの、消耗品関係はすべて持ち歩きたくなるね。 メリケンを信用しちゃねんねーのだ。
すべてを布の小袋に入れて、シート下に仕舞う。
赤いのがその小袋。白いのはウエス。
ところで、シートレールを俯瞰してて気づいたのだが。 このレールの形って、どうやら他のビューエルと同じっぽい。デカいテールセクションがボルト止めしてあるだけで、基本形は変わらないみたいだ。ってことは、飽きたら顔だけじゃなく、テール周りまで交換できるってことか。 さすがプラモデルバイク、ビューエルXBシリーズ。 面白いなぁ。
でも、そんな互換より。
国産車との互換性の方が、先生、欲しかったな。
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2011.05.30 ユルベルト 日曜日はeisukeさん、ろろちゃん、よしなしと、ユルベルトで呑んだくれた。 楽しかったー! みんな、また行こうねー!
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