2008.03.01 その軛(くびき)を外せ

クソ忙しいつってるのに、書類仕事を邪魔するものが到着した。

GIpro(ジーアイプロ)の『ギアインジケータ + TRE(タイミング・リターダ・エリミネーター)』

現在何速に入っているか一目でわかるギアポジションインジケータにプラスして、NIKKO RACINGのG-Packと同じように、低中速ギアでの乗りやすさを目的としたエンジンマップをよりレスポンス/加速重視のマップへと切り替える機能および、リミッターカット機能を装備した装置。

 

コレが本体。

コイツがギアポジションを表示するだけでなく、低速ギアの味付けをクイックにしたり、あまつさえリミッターまで解除してくれるって言うんだから、時代は進んだものだ。ちなみにスズキとカワサキのインジェクション車には全車設定があるらしいので、チェキラ。

M109R用のもあるぞ>>M109R乗り。

 

仕事が終わって、さて取り付けようかとオモテに出る。

シート外して、タンクあげて、準備が整ったと思ったら。

電装やろうってのに雨ですかコンチクショウ。

んでもパラパラだし、すぐ止みそうだから、気にせず作業を続ける。

 

本体を取り付けて、電源を引っ張ろうと思ったら。

コレをバッテリのボルトに共締めしろとか、絶望的にトラブル臭のする指示が書いてあった。

 

さすがにそんなオトコマエではないので、手持ちのクワ端子をカシメて取り付ける。

 

位置はこんな感じ。

ギアポジションより低速ギアのレスポンスとリミッターカットが主目的だから、見れればどこでもいい。モノはハンガリーの製品なんだけど、詳細な日本語の説明書が付いてるので、取り付け自体はものの10分もあれば終わる。カプラに割り込ませるだけだから、とってもイージーだ。

取り付けたら、設定をノーマル→TREオンにする。

コレも三つほど設定があり、ノーマルは『-』、M109Rあたりは『4』ハヤブサ(とTLだったかな?)は『5』それ以外は『6』と、それぞれに合わせた設定がある。機能としては、偽情報を送ってギアのポジションを勘違いさせ、低速ギアで働くはずの制御を働かせないと言う単純なもの。

パワコマと併用できるってのも、購入理由のひとつだ。

 

それから、ハヤブサ乗りの定番、コブの取付金具を超ネジに、そんなエクストリームなネジ、あるならむしろ欲しい。蝶ネジに変更して、コブの中にモノが入れられるようにする。カッパか、もちっと小さいツールバッグでも入れてやることにしよう。2stならスペアオイル入れるところだけど。

まぁ便利とは言いがたいが、いずれロングツーリング以外はビートルバッグを外してしまおうと目論んでるので、利用できるスペースは、なるべく利用するのだ。んで、コレもモノの数分で終わったので、サスペンションのセッティングを、前後ともノーマルに戻す。

 

俺は鈍くて忘れっぽくてバカ。その上、今はイロイロと走り方を模索してるトコなので『コレはいい』と思ったセッティングでもこだわらず、時々ノーマルに戻して感覚をニュートラルにしておくようにしてる。んで帰りがけ、白井のツイストとか、ちょろっと走ってみたんだけど。

いいかも。

低速ギアのツキ云々ってのは購入時に聞いてたので、実はココ二日ばかり一速だけで家に帰るとか、『モノが来る前に、高回転を意識して使ってみよう作戦』を実行していたのだが、その甲斐あって、確かにレスポンスの良さが体感できた。

クイックだが、ドンツキと言うほどひどくはなく、むしろちょっと乗りやすいかも。なんでだろ。

逆にもしかしたらリアホイールのハブダンパーが逝ってるかも的な、チェーンが伸びたみたいな変なタイムラグを感じるくらいだった。コレは近々チェックしてやらなくちゃ。あと、せっかくTREのテストランなのに、それより何より、ノーマルのサスセッティング、乗りやすいのが笑った。

ずっと峠仕様になってたからか、ノーマルに戻したらすげぇ曲がる。

旋回力が増えたつーよりは、サスが動いて仕事してる感じ。フロントがグイグイ曲がるんじゃなく、リアタイアが、すっと方向を変える感覚。TREと一緒で性能アップじゃなく、むしろ本来の性能を使いやすい状態になったわけだ。ま、高荷重のかかるトコだと、また変わってくるんだろうけど。

 

書類仕事、今月分の保険請求の方は、なんとかかんとか気合入れて終わらした。確定申告は、まだ1ミリたりとも手ぇつけてないけど。つわけで筑波に行くには時間もないし、それなら首都高でも走るかってところなんだが。

今日はこれから、こないだキャスタと一緒にお茶したR君が呑みに来るつーので、単車モードから呑みモードへ脳みそをシフト。呑んだくれて、サシでいろんな話をしようと思う。だから、宴会つーより語らいだね、今日は。

 

三月に入ったら、暖かくなってきた。

陽も、だんだん伸びてきたし、山の氷も溶けるだろう。

来週は、確定申告さえ終われば、よしなしとトライアルを見に行って、その足で一本杉走るとか、20日にはmoto君やトモ君、よしなしやK君とケモ道走る予定もある。予定だけならオフロードが多くなりそうだけど、もちろん、ハヤブサでもガンガン走る。

なんたってリミッターカットしちゃったからね。

出せる出せないはともかく、300出るマシンに乗ってるって満足感がたまらん。

はーしーるーぞー♪

 

2008.03.02 恐怖と歓喜

夜八時ころ、R君が柏に到着した。

ビールでカンパイしたあと、彼の持参してくれた日本酒を飲みながら鴨鍋をつつく。R君、あんまり酒は強くないとか言ってたのだが、ビール日本酒ワインと来て、『ちと口の中をさっぱり』言いつつ、またビールを引っ掛ける。充分、呑んだくれだつー話である。

彼自身の話もたくさん聞かせてもらったし、単車の話もいっぱいした。

俺は自分の心に正直に、単車に乗ってゆきたいと思ってる。そしてR君は、俺の思うそのまま、一切の妥協や逡巡のない、本当の単車乗りだということを、痛感させられた。彼の話は、興味深く、なにより、俺にとってものすごい刺激になる。

ともすれば安易な方へ流れていこうとする俺の弱さを、目の前に引きずり出される気分だ。それは本来、あまり楽しいことではないはずなのに、彼にそうされると、ある種の爽快感さえ感じる。それは彼が己自身でそれを具現化しているからだろう。

何度もあきらめたり、理由を付けて追わなくなっていた理想。

それが地平線の向こうからやってきて、目の前に立っているのだ。

 

速さだけが単車の楽しみではない。楽しく乗ることが一番大切。

それはもちろん正しいし、誰もうなずくことだ。

だけど、最も単純な絶対の真理として、単車乗りの心の中に、大小にかかわらず存在している、一番の共通項。単車なんてガキの乗り物に夢中になる様なガキが、必ず心の中に飼っていて、存在に気づきながら無視やイイワケをする、最古にして究極の単車乗りの合言葉。

「速いヤツが、いつも正しい」

それを追うことはものすごくエネルギーの要ることだし、それを追わなくても単車は充分に楽しいと思う。だけど、それを追わないことに対し、自分に対するイイワケをするのは、違う。怖いから、危ないから、やれないとあきらめたから。だから、人はそこを目指さないのだ。

何を言い繕(つくろ)っても、『リスクを犯すことを恐れているから』という真実はそこにある。

別に悪いことじゃないし、社会に生きるものとして当然のことだ。だけど、多大なリスクを充分に理解しつつ、速く走るということを突き詰めている者の前で、それをしていない者は語る言葉を持たない。想像で語ることは、無意味ではないにしても、心を動かすには至らないのだ。

俺は彼の前に座り、杯を傾けながら、いいわけ出来ない気持ちよさを味わった。

 

もちろんこれからも、ゆっくりと旅に出たり、ケモノ道を走ったり、いろんな方向から単車にかかわってゆく。俺はそのすべてを楽しめる自信がある。しかし、同時に、速く走ることをあきらめないと、強く心に誓った。ずっと速く走れないかもしれないけれど、それを追わないで後悔したくないのだ。

本当に、心の底から興味がなくなったら、どうだろうとかまわないと思う。

だけど今は、速く走ることが、楽しむことと同じくらい、大切に感じるのだ。いろんなことに手を出しながらでは、もちろん、上達は遅々として進まないかもしれない。だけど、なんだかんだ理由を付けてそれをせず、もしかしたら行けたかもしれない俺の背中を見るのはイヤなのだ。

努力して今より速く走れている俺の背中に、うなされるのはごめんだ。

だからたとえ少しずつでも前に進むために、俺は速く走る努力も、怠らずに生きようと思う。R君には追いつけないどころか、背中を見ることさえ敵わないかも知れないけれど、あきらめてアクセルを緩めることだけはするまい。そう、心から思わされた夜だった。

楽しかった。

 

R君やmoto君、キャスタ、そしてマル。俺より確実に速いやつはたくさんいる。そして俺にはそれを追うことが許されているのだ。これほど恵まれた環境は、なかなかないと思う。自分より速い男がいるというのは、人によっては苦痛かもしれないが、少なくとも、俺には喜びだ。

速く、走る。

単純で、しかも最大の難関であり、究極の命題。心のどこかに必ず存在してて、しかし、正面切って向き合うことに多大なエネルギーを要する課題が、いま、目の前にある。いい加減な性格の俺には、とても高い山だけれど、登り甲斐のある山であることもまた、事実だ。

あと何年乗れるのかわからないけど、身体が動くうちは、妥協しないで乗り続けよう。

怖いけど、楽しみだ。

 

2008.03.04 カスタムモード

オークション大会の残滓が、そろそろ送られてくる。

早ければ明日には、フェンダーレスキットもブレーキも来るんじゃないかな。フェンダレスキットは、最近のSSのテールみたいな、つるっとしたリアビューになるヤツ。正直、ナンバープレートなんて付けたくないって感じの、ショーモデルチックな逸品だ。テールライトとウインカーが一体になったヤツ。

無論、車検は通らない。どうせ通らないなら、ナンバーも付けなくていいかなぁ。

んで、ブレーキってのはキャリパーだ。ブレンボの1ピストン1パッドを買った。サポートとブレーキホースつきだから、来たら即、取り付けられる。パッドが高い(フロント八枚)ってんで敬遠されることも多いみたいだけど、俺の稼ぎは基本的に単車優先なので、その辺はどうでもいい。

 

明日は走ろうかと思ってたのだが、モノが来るならいじることになるだろう。もちろん、来なかったら筑波あたりにでも走りに行く。そう、どっちにしても、明日の午後から入ってる歯医者の予約はぶっちぎることになるわけで、暇があったらキャンセルの電話入れておこうか。

つわけで少なくとも今週中には、かみブサ軽快仕様の出来上がりだ。

 

つーか、そろそろ走り行かないと体調崩しそうだな。

 

2008.03.05 筑波山

フェンダレスもブレーキも来なかったので。

ちょっと筑波走ってきた

やっぱり、峠はいい。

 

2008.03.06 昼休みとブレンボの代償

パーツが届いた。

上段が、スウェッジラインブレーキホース&サポートつきブレンボキャリパー。

下段はテールカウルトレイとウインカー兼用テールランプのキット。

正直、わりと散財した。つってもブレンボは格安だったけど。

 

まずは、かみのキャリパー掃除の基本。汚れを落とすために熱湯に漬ける。

つっても、前のオーナーが結構キレイにしてくれてたので、そんなに汚れてないんだけど。

 

んで、各部のグリスアップ。

ワンピストンワンパッドのこのキャリパー。何がすげぇって、パッド交換が素手でイケるとこ。右にあるバネを押しながらピンを抜くだけで、簡単にパッドが交換できるってんだから、嬉しいね。どうせパッドは頻繁に変えなきゃならないだろうし。

サクサクノーマルキャリパーを外し、作業を進めていると、ふと、気づく。

「ジーザス! マスター側のバンジョーボルトがねぇじゃねぇか!」

ココまでウカツだと、オノレのウカツっぷりが逆に愛しくなるね。

 

つっても、たとえ自分に惚れ直したところで、ブレーキ外したハヤブサは走れないわけで。

かと言ってノーマルキャリパー付け直して、エア抜きして、買い出しに行き、戻って作業しなおすなんてのは、かなり心が晴れない企画書だ。と、そこで『あれ? 前にスウェッジラインのバンジョーボルト買ったんじゃね?』とかすばらしいことを思い出した。

なので、パーツ牧場(コンテナ)をのぞいてみるのだが、その強烈な乱雑さは、俺にバンジョーボルトなんて小さなものを見つけさせることを、全力で拒んでいる。別に酔っ払ってたわけじゃないんだけど(これ書いてる今はゴキゲンに酔っ払ってるけど)来ちゃったね、カチンと。

「あーも、なんだこの樹海っ! バンジョーなんか見つかるかっつーンだボケっ!」

かみ@38歳、キレて牧場の整理を始めた。

 

貴重な昼休みを、単車いじりならまだしも牧場整理に費やした結果、大山鳴動ネズミはなし。バンジョーボルト、見つからなかった。代わりに、忘れてたパーツをイロイロ見つけ出す。大掃除でアルバム見ちゃったようなもんだ。その中に、RocketIIIのノーマルホースがあった。

「お、これイケんじゃね?」

早速、装着してみたが、明らかに長いわキャリパー側のバンジョーは90度曲がってるわ、どうやら使い物になりそうもない。しばらくあきらめ悪くいじってたんだけど、どうやら無理だとようやく認める。となれば、ライコまでバンジョーを買いに行かなくてはならない。

最初から、さっさと買いに行けばよかった。つーか、ノーマル外す前に確認しろって話だ。

 

仕方なく、整骨院のウラで死んでるハズのSDRを起こして、買い出しに行くことに決定する。

こないだマルにやるために、バンジョー部分にキャップだけしてニッシンのラジアルマスターを外したまま放っておいてあるので、とりあえずブレーキをつけなくちゃならない。さっき牧場整理で見つけたノーマルマスターを取り付けて、エア抜きしたら、キーオン。当然、バッテリは死んでる。

が、SDRにはバッテリと並列してコンデンサ(バッテリーレスキットみたいなヤツ)が組んであるので、チョークを引いてキック5回くらいしたら、あっさりと息を吹き返した。つーかこのSDRって、絶対当たりだよなぁ。それともあんま関係ねーのかな、そーゆーの。

 

ケム、モクモク。どんなに放っておいても、文句ひとつ言わない素直な子。

 

ライコでバンジョーとクラッシュワッシャを買い込んで、とんぼ返り。

この段階で昼休みが終わってしまった

このあとは仕事しながら隙を見て作業しなくてはならない。つまり、かみ語で言う『ロスタイム』に入ったのだ。ちょうどダチのガンボがやってきたので、俺が最近、とっても気になってるハンターカブの話をした。んで、合間合間にちょっとずつ作業を進め。

無事、ブレンボキャリパー取り付け完了。

だが、そんな間延びした調子でやってるだけに、キッチリ報(むく)いを受けた。

 

ブレンボの代償。

せっかくのマットブラック、こぼれて気づかなかったブレーキフルードでデロデロになっちまった。もちろん、塗りなおし用のスプレーは売るほどあるけど、さすがにメンドウなのでスグにはやらない。それともステッカーかなんか貼ってごまかそうかね。それはないね。

 

んで、帰りに乗ってみたんだけど、160くらいまでのブレーキングは、問題なし。

ホース換えたおかげで、タッチもカチッと頼もしくなった。ま、俺はもう少しやっこくてもいいんだけど。でも、これで課題のブレーキングが、もう少しマシになるかもしれない。つっても結局、ブレーキってのは使い手の問題だから、ブレンボ関係なくダメかもしれない(情緒不安定)

コントロール性とかは、筑波でも走ってみなくちゃわからんけど、今のところの印象としては、かなりいい感じ。しばらく乗ってから、サスペンションのセッティングだ。つーかエア抜きのときブレーキオイルちょっと呑んじゃったり、塗ったばっかりの塗装デロらせた甲斐があったってものだ。

今日は間に合わなかったので、フェンダーは明日の昼休みにやる。

 

2008.03.07 フェンダレス・ブルー

昼休みのちょっと前に、Zがやってきた。

んで、ヤツが若い衆としゃべってる間に、俺は隼のリアフェンダー取り付け作業に入る。

シートカウル一式を外して。

 

グラインダで容赦なくぶった切る。

あとは配線してテールランプ兼ウインカーをつけたら完成。めちゃめちゃすっきりはしたが、ケツ下がりがものすげぇ目立つようになったので、やむなく、リアサスのリンクを短くしてケツをあげてやる。

すると。

うん、コレはなかなか。

ホント、心の底からナンバーつけたくないが、白バイと出会うたびにイイワケするって人生もどうかと思うし、かと言ってぶっちぎるのも俺の腕じゃぁ無理だ。ナンバーは付けなきゃならんだろう。でも、やっぱ付けたくないなぁと思いながら、ふと横から見てみたら。

 

なんか前側がデカくていただけない感じ。とたんに、どうでもよくなってきた。

人が乗ればそれほどおかしくないらしいんだけど(Z談)、単独で置いとくなら、やっぱビートルバッグつけたくらいケツがデカい方がカッコいいような気もする。でまぁ、バランス的にイマイチだから、もうどうでもいいやと、ナンバーをつけることにする。Zの意見も聞きながら、マウント位置を決めたら。

 

穴を開けて、付属のステーでナンバーを留める。

 

ついたけど……

もんすげぇ普通のテールになった。これなら日本製のまともなフェンダーレスキットでよかったね。

こうなりゃ意地だからゼッタイ買わないけどね、普通のフェンダーレスキット。

 

さて、問題のテールランプ兼ウインカー。

離れてブレーキは握れないので、ハザードたいてみた。

 

左ウインカー出してるところ。

思ったほど面白くないので、テールランプは近いうち元に戻すかも。もちろん、そのときはウインカーも何か考えなくちゃならないね。ブレンボはよかったけど、こっちはちょっと失敗したかなぁ。でも、軽くなったからいいか。保安部品系は、のんびり何か考えていくとしよう。

 

明日は確定申告やる予定なので、走りには行かない。

たぶん。

 

2008.03.09 ちっちゃいもん倶楽部

よしなしと一緒に、トライアル見たあと林道走ってきた。

ゴキゲンに濃い一日だったよ。

 
2008.03.11 企画

今年は、長めのソロツーリングを三回ほど企画してる。

ゴールデンウイークと、夏の二回の、計三回ってところだ。

ところで、かみ@38歳、最近、ダチのうわばんから借りた『水曜どうでしょう』のビデオ何ぞに、今更ながらハマっている。そう、もうだいたいの人がわかってると思うが、今年のツーリングは、ひとりでビデオ撮りながら、TV番組形式でやってみようかと思うのだ。

俺はソロツーで走り出しちゃうと、食い物とかわりとどうでも良くなるので、能登の魚が旨いと言われても、なかなかピンと来ない。去年もおととしも、走るだけ走って、地元の名物なんぞロクに食ってない。旨い食い物とに、それほど興味が湧かないのだ。イチバン旨いの、肉だと思うし。

だが、動画でバカをやるとなれば話は別だ。

何より、帰ってから何時間もかけてレポあげなくて済む。いや、その分動画の編集ってなメンドウ作業はあるにしても、一回二回ならむしろ楽しんでやれそう。なので、まだホントにやれるかはわからないけど、とりあえずそう言う方向で考えてみようかなと、今のところ思ってる。

 

ま、確定申告がほとんど終わったから、舞い上がってそんなこと言ってるだけかもしれないけど。

 

2008.03.13 テール加工

メリケン製フェンダーレスキットの、テールランプ兼ウインカーが、どうも気に入らない。

このホンダっぽいケツがヤ。

気に入らないまま乗ってても、あまりイイコトがない。コケたりとか。なので花粉飛び交う昼休み、フェンダーの加工をして、テールランプとウインカーを取り付けることにした。ノーマルのテールランプは、シートカウルに取り付けられるので、フェンダーの一部を切るだけで、取り付けできる。

問題はウインカーだ。

貼り付けタイプの小ぶりのやつってのが定番っぽいが、俺はノーマルのカタチが好きなので、なんとかノーマルを使ってやりたい。しばらく考えて、目処がついたので作業を開始する。

とりあえずフェンダーを取っ払い、テールランプを仮止めして、どこを切ればいいか確認。

 

確認したらマジックで線を引いて、ドリルとはさみでザクザク切る。

 

おっと、電装もノーマルに戻してやらなくちゃ。

割り込み式のカプラーを外し、傷ついている被膜をテープやゴムボンドで養生してやる。

そのままだと、切れたりリークしたり大変なのだ(経験談)

 

お次は、テールランプの加工に移る。テールランプそのものはノーマルだから当然ボルトオン、加工の必要なんてないのだが、その下に一体式で存在するナンバー灯の入った小さなボックスが、俺に目をつけられた哀れなイケニエ。 下写真はシートカウルを裏返したところ。

ナンバー灯ケースの横っ腹に10mm強の穴を開け(青丸)、後ろっ側にも配線用の穴(黄丸)を6mmくれぇかな? 開ける。ナンバー灯 ケースのクリヤカバーを固定するネジを止める場所(赤丸)も、遠慮なくドリルで揉んでやる。 カバーはあとでボンドで貼る。

 

左上のプラスティック製ワッシャを、左下のように容赦なくぶったふぎる。

切らないと、狭いナンバー灯ケースの中に入らないからだ。

 

こんな感じでウインカーが装着できたら。

 

配線を後ろへ逃がし、

 

ネジ止めできなくなったナンバー灯カバーを、ゴムボンドでつけてやる。

 

最後にウインカー分の逃げを、反射板を加工して作る。

加工つーか、青く囲った部分、赤い点線のところにあったカバーみたいなのを、ぶった切るだけ。

 

でけた。

 

ノーマルだって言われても気づかないくらい、違和感なく付いたんじゃねーだろーか。

この辺の造詣の好みは人それぞれだろうけど、俺はこっちの方が好きかな。

 

仕事終わってメールを見たら、R君から首都高のお誘いがあったのだが、今日は予定していた確定申告終わったぜ記念パーティなので、残念ながら断りを入れた。昨日のマルやZといい、今日のR君といい、こうやって声かけてもらうのは、すげぇうれしい。

だんだん良い季節になってきたし、花粉でしんどい時もあるけど、タイミングが合ったら走ろう。

 

週末は、大病を患って生還した、中学時代の同級生に会いに行く。

ついでに、たまには実家に顔だそうか。

 

2008.13.17 いろいろと

白煙上げた(らしい)ハヤブサのオイルとエアクリーナのチェックを、土曜日にやった。

吹き返したオイルでベッタベタなんだろうなぁと思いながらエアクリーナを開けてみると。

全然さらさら。手で触っても、オイルの一滴さえない。

ブローバイじゃなくて、オイル上がりか下がりなのかなぁと思いながら、一応エアクリーナを取り出す。

左が新品。右が10000km走ったエアクリーナ。

前のオーナが取り替えてたとも思えないから、まぁ、換え時と言えば換え時だったんだろう。

んで、次にオイルを見てみると。

まるきし足りてない。

真っ直ぐ立ててこの状態。右に傾けてやると、何とか少し見えた。

コレもタイミング的にちょうどいいから、オイル交換してやる。

オドメータがちょうど9999kmだった。

 

症状としては、ぶん回したときだけ、なにやら香ばしい。

マルゾーが白煙を見たと言ってるが、俺とZは未確認。

オイルは少なくなってたが、それ以外の不具合はナシ。

結局、原因とかはさっぱりわからない。でまぁ、オイル下がりだとしてもヘッド開けなきゃならないし、万が一上がりだったら腰下までやらなくちゃならなくなる。だったら、とりあえず様子見ながら、もう少し走ってやることに決めた。つーか腰下やるくらいなら、エンジン買った方が早いんじゃねーか?

幸いと言うか明日、火曜日の夜、首都高に誘われてるので、そこでぶん回してみて、オイルの具合とかチェックしてやろう。場所が場所だけに、気をつけないとエンジン逝くより俺が逝く方が早かったりして。や、シャレになってねーから、くだらないこと言うのはやめとこう。

 

てなわけで、明日は首都高。

明後日、明々後日は泊まりでケモ道。

税金も終わったし、遊ぶぞーっ!

 

2008.03.18 お化粧直し

こないだキャリパーを交換したときに、ぶっこぼしたフルードでハゲた塗装。

アレが、さすがに貧乏臭さも極まる状態だったので、昼休みにピンポイント修正をした。

乾いてマスキング剥がしたら、むしろマスキングしない方が良かったんじゃないのって状態になってた。わりとハデに養生して塗ったわりには、塗り忘れとかたくさんあったので、最終的にはウエスにスプレー吹いて、ハケ塗りみたくして塗ったった。

マスキングとか塗装のように繊細さや慎重さを必要とし、かつ、忍耐も必要な作業ってのは、遺伝子レヴェルで俺に向いてないことを確認できたね。

んで、帰り際に洗車。

足回りばっかり重点的にやってたら、肝心のカウルを洗うの忘れてた。

 

とりあえず、フェンダーがきれいになったのは気持ちいい。

 

明日は、午後からトモ君の家に行って宴会。あさってはケモ走ってくる。書類が終わったからって、何もこんなにムキになって遊ぶこたぁないとは自分でも思うが、まぁ、楽しい予定ってのはナンボあってもいいもんだよね。なんかエンジンかかってきたなぁ。

つわけで、ちょっくら走ってくるわ。

 

2008.03.18 でっかいもん倶楽部 (同日追記)

つわけで、ちょっくら走ってきた

ちっとくれぇは、速くなったのかな?

ま、とにかく楽しかったことだけは間違いない。

 

2008.03.19-20 新車とケモ

19日の昼ごろ、ショーファーさんがやってきた。

納車された1400GTRのお披露目に来てくれたのだ。

でかい。

 

コイツもやっぱり、ここからのスタイルはかっこいい。

一時間ほどか、はいつくばってサスを見たり、細かいところをイロイロと見せてもらったが、驚くほど出来がいい。パニアとか、いろんなギミックとか、光軸調整のしやすさとか、カワサキらしからぬ細かい配慮には驚いた。俺の中で、ハヤブサと最後まで候補を競り合っただけに気になってのだが。

予想以上の出来だった。

つーかモザイクの下、憎たらしいくらい嬉しそうな笑顔だったよ。

あと、前から見るとオマワリにしか見えない。

 

んで、ショーファーさんが帰ったあと、いったん自宅に戻ってから。

ケモ道、走ってきた。

初めてのコースだったのに雨だった。けど、楽しかった。

 

つーか疲れて帰ってきて、なんで朝の6時まで動画編集とかレポ書きとかやってるんだ、俺。

 

2008.03.23 でっかいもん倶楽部

R君と伊豆・箱根を走ってきた。

俺、ちょっとづつだけど、速くなってるっぽいかも。

俄然、楽しくなってきた。

あと、昨日、日記書いてないから、ごめん、レポがムダに長くなった。

 

2008.03.24 タイアとオイルと宴会と

朝起きるなり、さぁーっと言う嫌な音が聞こえてくる。

雨だ。

ま、お天道様を呪っても仕方ないので、シンプソンのジャケットとジーンズにカッパ、こないだオークションで買った2000円のブーツカバーをつけて、さて、仕事に行くかってところで危うく気づいた。今日、ランツァで行っちゃダメじゃん。タイア交換とオイル交換するんだったよ。

よく気づいたな、偉いぞ俺。

メットをロード用のフルフェイスにかぶりなおし、雨の中ハヤブサを跨いで仕事へ。昼休みになるなり、さらにクソ雨の強くなってきた中をライコへ出かける。別に明日の昼にしたっていいんだけど、今日は整骨院が雨で暇だったので、余力があったのだ。

 

ライコへついてワコーズの4CT-S(エンジンオイル)と、ミシュランのパイロットパワー(タイア)を購入し、まとめて交換をしてもらう。4CTは10W-50を選んだ。パイロットパワーは分割コンパウンドの2CTじゃなくて普通のヤツだ。R君とかマルが履いてるヤツね。

ライコのポイント還元(105円で4pt:2000ptで2000円分の商品券)に、『また、そんなに使ったか』と軽く反省。もちろん、してみただけってヤツ。反省はしても後悔はしないのだ。

んで、普段なら待ってる間に近くのマンガ喫茶行っちゃうんだけど、今日はクソ雨で店外に出たくないので、アパレルコーナーでレインウエアーなんかを見てすごす。しっかりしたカッパが欲しかったんだけど、なかなか気に入ったオトコマエ商品がないので、コレはネット購入に決定。

 

「待ってる間ヒマだから、今日の更新内容でも考えようかな」

と思いつつ足元を見るとブーツカバーが目に入った。

「つーかこのブーツカバー、値段に比してすごくいい出来だから、ひとつインプレでも書くか」

と、ここで、愕然とするかみ38歳。

ケモノ道は別枠として、俺の周りでは雨の日に乗る人間が皆無に等しい=レイングッズなんぞ誰の興味も誘わない情報つーことで、気づいたとたん、わりとどうでもよくなった。雨の日も単車なぞに乗ってる通勤ライダーなんて、俺かよしなしくらいのものだからね。

それ以前に俺のインプレ自体が主観と偏見に満ちてるので、情報源としては役に立たないか。書いてる方も情報源というよりネタ話として書いてるから、今後も姿勢は同じだけど。むしろインプレッションをエンターテインとして成立させるために、多少の誇張は推奨の方向で。

 

さて、二時半過ぎくらいに、ようやくハヤブサが帰ってくる。

コレで次回のタイア交換は、も少し長いインターバルでやれそうだ。

新品ワックス+ハードウエット路面のコンボに軽くヤられながら整骨院へ帰る。仕事して帰りには路面もほぼ乾いてたのだが、たまにある濡れた場所が逆に怖いので、おとなしく走ってきた。なのでエンターテインプレは、明日かアサッテあたりにでも。

 

今日はこれから、レッドバロンのスタッフH君と、その彼女のSちゃんが遊びに来るので、週のはじめからプチ宴会。水曜日は整骨院の若い衆と柔道をやるので、走りには行かないと思う。それこそ、ネットに張り付いてカッパでも買おうかね。でも晴れてたら近所走るかもね。

あと、首都高に関してたけど、アクセス解析を見てみると、それなりにROMってる人もいるようなので、メンドウなことにならないよう、上がるお知らせはココでは一切しないコトにした。走りたいヒトは、メールで連絡くれれば走るよ。

 

んじゃ、ちと宴会してくる。

 

2008.03.25 徒然なるままに

昨日はあのあと、ガッチリ宴会をやった。

んで、遊びに来た若いふたりはお休みだが、俺は仕事。朝イチ、準備をしてオモテに出ると、ありゃ、なんだか寒いね。息が白いなんて、冬に逆戻りかい? タイア新品だから気をつけて走らないとなぁ。ぶつぶつ言いながらエンジンをかけると、なにやら煙がモックモク

や、まぁ寒いからなんだけど、こないだ白煙騒ぎがあったから、ちょっとビビッた。

あと新品タイアだから、まだ全然攻めれてないのが、軽くストレス。

早いトコ、皮むき終わらせないとなぁ。

 

昨日遊び(宴会)に来たH君は、ビモータ乗り。

イケてるねぇ。速そうだ。こんど、機会があったら乗らせてもらおう。

 

冬ケモ用のグローブを干しておいたら、すげぇお下品な乾き方しやがった。

まぁ、ケモノ道でドロだらけのボロボロにしちゃってるからね。

こいつの気持ちもわからなくはない。

 

そんなかみさんの、平穏な一日。(@よしなし

 

2008.03.25 でっかいもん倶楽部(同日追記)

つわけで、タイアの皮むきしてきた

楽しかったー♪

 

2008.03.27 リア・サスペンション

火曜の首都高で、ヨッ太さんや若さんのマシンを跨がせてもらった。

そのときに他の人も俺の隼をまたがったのだが、みなが口をそろえて言うのが『リアが硬い』だった。俺の隼はリンク比を変更して車高を15mmほど下げてあるから、バネ自体はむしろノーマルより柔らかく感じるはずだ。ということはcomp側のダンパーが強いのだろう。

と見当つけてたのだが、よく考えたら、今はむしろノーマルよりcomp側のダンパーを抜いてる状態のはずだ。ノーマルが22段階中8クリック戻しのところを、12クリック戻しにしてる。だが、rakを含め三人が三人とも硬いという評価なものだから、なにやら気になってきた。

 

なのでリアサスをcomp、reboともにーマルセッティングへ戻し、そこからcompだけ16クリック戻しまで弱めてみる。だが、乗車してゆすった程度では、それほど変わったとは思えない。

「う〜む。もしかしたら前のオーナーが、リアのプリロードをいじったのか?」

てな疑惑がよぎるが、冷静に考えてこれはまずありえないだろう。いや、まったくありえない話ではないだろうが、俺のところに来たとき走行2000キロ、テールランプのレンズ以外、ほぼフルノーマルの状態で、パッドやタイアさえ新車時のものだった(バロン申告)。

フロントのプリロードから両ダンピング、リアの両ダンピングともフルノーマルセッティングだった(自分で確認済み)のに、基本的にノータッチのはずのリアのプリロードだけいじるというのも考えづらい。

 

隼のメンテナンスとカスタムでよく、参考にさせてもらってるがれーじAk!rAさんに、

(以下引用)

巷の噂では、隼は年式によってノーマルサスペンションのセッティングが大分変っているという。うちの初期型'99式は、とにかく固いので有名だった。「300km/h走行に負けないように」と気合が入ったせいなのかどうか、並みの日本人の体格(体重)では跳ねて仕方がないといわれたものだ。'99→'00→'01と年式が進むうちに次第に柔らかくなったと称される純正リアサスペンション。

(以上引用;太字部分は、かみ編集)

という記述があるから、もしかしたら05は、流れをぶった切って固めのセッティングになってる……つーのもまぁ考えづらいよなぁ。

あと考えられるのは、サスペンションそのものではなく、マウントのどこかで動きが阻害されている可能性。一番怪しいのは、本来なら交換したリンクの部分のはずなのだが、ココはノーマルがタダの鉄板なのに対して、可変リンク長という宿命から、ピロボールマウントになっている。

つまり、純正より動きやすくなってることはあっても、固まってる可能性は皆無と言っていいだろう。大体、走ってて不具合があったことはないどころか、俺自身はよく動くサスだなぁとさえ思っていたくらいなのだ。固着ってこともまずなさそうだ。

 

ま、とりあえず乗ってみるのが一番だろうつーわけで。

昼休みにテストラン。

首都高ほどの高荷重をかけた走りが出来るわけじゃないから、変化を体感できるかは疑問だなぁと思いつつ、白井のツイストへ。慣らしに一往復してから、まずは16クリック戻しの、弱ダンパーセッティングで二本。それからノーマル。

最後に今までのセッティングである、ノーマルよりちょっと抜いた12クリック戻し。

それぞれ二本ずつ走ってみる。

なるべく高荷重をかけるように、ちょっとコーナリングスピードを速めにして走ってみたのだが、16クリック戻しにしたからといって、それほど積極的に動いてる感じは薄かった。むしろ、高めの速度で進入して、アクセルオンで向きが変わり始めるときに、腰砕け感と言うか、ちょっと気持ち悪かった。

ダンピング変更のために持ってった、長ドライバ。

 

さきっちょをダンパーの調整ネジの部分に合うように、グラインダで削った逸品。

 

12戻しと8戻しでは、劇的な違いや不満は感じなかった。12戻しの方が、心もち向きの変わる感じが俺好みで、ノーマルの方が荷重をかけないで曲がるときは曲がりやすいかな。極端にしてみようと22クリック戻し(最弱)と0戻し(最強)もやってみたが、これはさすがに走りづらい。

硬い方は明らかに曲がってくれないし、弱い方も動くというよりは踏ん張らないかんじ。

バネじゃないから踏ん張りはそんなに関係ないのかもしれないし、最弱だからって思い込んでるから余計そんな気がするのかもしれないけど、少なくとも俺の好みじゃない。とりあえず、よくわからないので12クリック戻しにしておいた。

隼のサスがどうのこうのの前に、ランツァあたりでもっとサスの動きを感じる練習した方がいいかな。

 

それよりなにより、困ったことにパイロットパワーがいい。や、ちっとも困ることじゃないんだけど。

まず倒しこみが格段に軽くなった。新品だからってんじゃなくて、最初は怖いくらいにすすすっと寝てくれる。でも、接地感が薄いということもないし、むしろ、街乗り程度の荷重のかかってないようなときでもしっかりグリップしてくれる。

アクセルオンで曲がりだしのときにラフに開けても、滑ったり腰砕けになったりしないのが、すんごく気持ちいい。rakの話では滑り出してからもコントロールしやすいということなのだが、ま、とりあえず今のところ、俺にはあんま関係ない。コレで滑り出すほど攻めるのは、もう少し練習しないとね。

今のところ評価は満点だから、あとは早いトコ俺が一番わかるところ、筑波を走ってみたい。

 

ガラにもなく、記録。

走行距離10900で、タイア(パイロットパワー)、オイル(4CT)交換。

 

2008.03.28 危険考

超久しぶりに、エッセイ更新。

危険考

ま、酔っ払いの戯れ言と、聞き流してくれていいよ。

 

2008.03.29 タンデム検証

ゴールデンウイークは能登へ。

そう宣言すると、Nのヤツが言うにこと欠いてタンデムで行くと言い出した。でもまぁ、ココで貸しを作っておけば、あとあと色々勝手がいいことも間違いない。なので、わりと気軽に引き受けたのだが、決まってからちと、不安になってきた。

いくらハヤブサがオールラウンダーだつっても、さすがにタンデムツーリングはキツいんじゃなかろうか? 前にハヤブサ乗ってたrakに聞くと、『全然楽勝』言うのだが、よく考えたらrakは一般人ではないので、サスペンションや走りのことならともかく、ヤツの意見は参考にならない可能性がある。

マルの『あぁ、なんとかなるよ』とか、moto君の『全然平気ですよ』と同レヴェルでアテにならない

なので、検証してきた。

新たな発見があって、思ったより面白かった……かな?

 

2008.03.30 楽しさ、心地よさ

昨日、つーか今朝までかかって、飛んだHDDに入ってた写真データをサルベージした。

んで、そのまま寝込んで、起きたらもういい時間。ちっとだらっとしたらすぐ雨が降ってきたので、結局、家でおとなしくしてたのだが、さすがに寝るだけ寝たので眠くない。んじゃビデオでも見るかと『頭文字D』のアニメなんか見ながら一杯やってるわけだが。

だめだ、これ。もんすげ走りにいきたくなる。

キリンとか湾岸ミッドナイトは観念的な話が結構あって、『う〜む』ってうなりながら読んだりするんだけど、さすがにバリ伝の作者だけあって、しげの作品はイキオイとノリがいい。シラフだとツッコミ満載なのに、ちょっと酒入るとビリビリくるね。他のに比べて、しげの作品は単純だけど熱い

バカ好みなんだろう。

劇場版3rd Stageの最後の方で、拓海が高橋涼介ともう一回走るシーン。真剣に走ってないわけじゃないけど、殺伐とした感じのまったくない、走りでコミュニケーションするみたいなところが、見ててすげぇ気持ちいいつーかうらやましい。誰かとあんなふうに走れたら、最高だろうね。

 

昨日みたいに天気のいい中、のんびり走るのも楽しい。

夜の首都高や昼の峠で、キリキリと走るのも楽しい。

山の中でガケに恐怖しながら、イッパツ決めるのも楽しい。

そしてきっと、俺のまだ知らない楽しいが、単車にはきっとある。

 

俺はそれが楽しみでしょうがない。

 

2008.03.31 お知らせいくつか

なにやらタイミングってのはあるようで。

雨が降って患者さんが少なくて暇なトコに持ってきて、今日はmoto君やrak、それに普段はメールなんか返しゃしないマルとまで、わりと密に連絡が取れた。んで、moto君は残念ながらムリっぽいのだが、マル、rakと一緒に、4月20日に走る事が決定。

普段だと、『誰でも来いよ待ってるぜ』てなスタンスなんだが、今回はわりと混みやすい日曜の箱根なのと、ちょっとアレなヤツのそろう走りなので、一応、参加条件みたいの設けてみた。せっかく走るのに、楽しめないヤツが出るんじゃつまんないから。

1)高速を普通に200オーバーで行けて、赤灯回ってもかまわない。

2)すり抜けやワインディングで、自分の限界を超えない。

3)事故ろうが捕まろうが、自己責任で文句言わない。

以上三点について異存がないなら、誰でも参加OKだ。

表明は掲示板にでもヨロシク。

 

あと、明日は夜8:00ころから、よしなしが遊びに来るので宴会。

こっちはもちろん、参加資格はココ見てることくらいだ。

初見の人なら上の『web master かみ』のフォームからメールくれるか、掲示板にでも捨てアドくれれば、俺の携帯教えるので、柏駅周辺でサクっと連絡くれればOK。知り合いなら、めんどくさいから夜8:00前後に勝手に俺の家に来ればいい。連絡は要らない。

強いて言えば、晩飯のリクエストがあるヤツだけ、午前中のうちに連絡よこせ。

てな感じで。

 

呑んで、走って、楽しくやろうぜ。

 

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